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混沌の邪神のしもべ2  天秤の都市  作者: かつエッグ


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エピローグ 塩の柱

 神々の遺物とされる巨大な天秤で、その名を知られた、港町ヴィスィエー。

 かつていちど滅んだその町は、長い歳月のあと、人族と獣人族が共存する平和な町としてよみがえり、栄えている。

 海からも、町からも、黒光りしてそびえたつ、見上げるばかりの神の天秤が見える。

 天秤は、海から見れば右、陸から見れば左に大きく傾いている。

 以前は、これが逆であったのだが、一夜にしてその傾きがこのように変わったのだという。


 それが何を意味するのか。

 いつかまた天秤の傾きは変わるのか。

 だれも知らない。


 町の中央広場に並んで建つ、二人の女性の像。

 ひとりは獣人で、ひとりは人族だ。

 それは、いちど滅んだ町を復興させるために力を尽くした、偉大な二人の女性市長、イリーナとフィアルキの像である。

 像はお互いに視線を向けて、微笑んでいる。


 中央広場の外れには、風化した塩の柱が一つ建っている。

 よく見ると、祈りをささげている人のようにも見える。

 この柱の由来はわからない。



「混沌の邪神のしもべ2 天秤の都市」完

ご愛読ありがとうございました。これにて「混沌の邪神のしもべ2」完結です。楽しんでいただけたでしょうか。


お分かりのように、ネクトーの過去は何もまだ明らかになってはおらず、神々の意図もしめされず、つまりまだまだ可哀そうなネクトーの彷徨は続くのであります。


「混沌の邪神のしもべ3」をお楽しみに!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 一作目からスケールが格段にアップした「混沌のしもべ」二作目。とても面白かったです。 ルキウスの博愛精神があまりに現代人に寄りすぎてしまうと、興ざめしてしまうところなのですが、そこが絶妙のさ…
[良い点] 傾いた天秤、獣人族と人族の二人の女性市長の像、広場のはずれに祈りをささげている人のように見える塩柱・・・。今のヴィスィエーの町が想像できそうです。 あの小さかったイリーナとフィアルキが女性…
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