そあら(二十歳(人間換算で幼女))(妄想)
一歩遅かった。
奴は前触れなく跳躍したかと思うとあっという間に間あいを詰め、ソアラを地面へ押し倒す。
あうっ、とソアラが短い悲鳴を、オーディエンスがどよめきの声を漏らす。ゴツい体つきで戦士系特有の鈍さかと思いきや、異常にすばやい。
ボスはなだれ込むように馬乗りになり、露出する肩を乱暴に押さえつける。痛みにソアラがうめいた。やばい。リアルオークよりもオークしてるガタイにがっちり乗しかかられたんじゃ逃げようがない。
「へへへ……、公開処刑で嬢ちゃんを女にしてやりてえとこだが、初ものは特に高値がつくからな」
いや、悪いけどそいつ、初ものじゃないと思う……。この前の夜、まあまあの勢いで肉食系だったし。かわいい童顔とは裏腹にビッチだぞ。
俺の内心のツッコミなんか知るよしもなく、オーキンはソアラが純心無垢なエルフ娘、たとえば「赤ちゃんがどこからやってくるか、ソアラ、知ってるもん。赤ちゃんはね、コウノトリさんが飛んで運んできてくれるのよ。えっ、違うの? じゃあどうやって……ウソぉ! やだっ、アルくんのエッチ! もうっ、知らないっ。ぷんぷん」みたいに思い込んでるようで大喜びだ。なんかちょっぴり申しわけない気がしないでもない。
「代わりに、ひんむいてこのデカパイを拝ませてもらおうか」
なんだと! ハーレムの主の俺だってまだ見てないのに!
オーキンの腕毛ジャングルな剛腕が、黄緑の胸もとへ伸びる。




