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さぃょゎゅぅしゃ  作者: みさわみかさ
【快報】第3使徒・プレアはついに悟リの領域に
134/148

なんか既視感のある三人組

 仲間を何人も手負いにされ、熟練の戦士の風格漂うソアラの牽制に、オークもどきはうかつに手出しできずにいる。頼もしくもある一方でそら恐ろしくもなる。

 亜人種(エルフ)ったって中身は人間と大差ないはずで、これは人対人の戦いだ。人間を相手にモンスター同様、迷いなく突き刺し、剣や斧、ハンマーといった殺傷力の高い武器による攻撃にもひるまない。街の外、モンスター狩りでしか見せない真剣な面持ち。普段はほんわかしてるぶん、ギャップの大きさがきわだつ。得体のしれない怖さが湧く。


 今度は三人がかりだ。サル顔、さっきとは別の落ち武者系HG、そして八戒(ブタ)というどっかで見たようなとりあわせの三匹、失敬、三人の妖怪トリオが三方から同時に襲いかかった。

 それぞれ棍棒や槍などリーチのある得物で遠巻きに突こうとするも、長いぶん、取りまわしに難があるようで、ソアラは的確に払い受け流す。囲まれてるにもかかわらず防戦どころか反撃に出ているぐらいだ。

 カッパと八戒、悟空に「元気◯はまだか」「気が足りねえ。地球のみんな、オラにちょっとず(略)」と適当なアテレコを脳内でやる余裕が出てくる程度には優勢だ。


 ――ソアラ(こいつ)がもし裏切ったら。

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