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さぃょゎゅぅしゃ  作者: みさわみかさ
【吉報】勇者の第2使徒・ソアラはマジ天使というか妖精
108/148

ロリは食いたし(社会的生)命は惜しし

 実年齢はともかく、現代社会でいえば実質、中学生ぐらいか。

 リアルJCのなかには取って食われそうな危険なタイプもいて、うっかりするとトラウマがよみがえる。ロリコンの俺としては、ロリは食いたし命は惜しし。囚人のジレンマ的存在なのだ。


 その点、ソアラは日本(あっち)のJCのような物騒さがちっともない。

 バトルではみごとな剣さばきとすばやい動きでモンスターを圧倒しつつ、緊張がとけるとほんわかした素に戻る。

 なごみ系というのか、見た目どおり子供っぽい一面と、真逆のおねーさんみたいな包容力。年下なのか上なのかよくわからなくなる不思議キャラ。コミュ障の俺でも安心して接することができる。

 そう、フグは食いたしから毒の心配を取り除いたような理想的な子と言えよう。


 そして胸もとに飼っている二匹の丸々とふくれあがるフグよ。ロリロリした顔に不釣りあいなけしからんトラフグだ。しかも無毒で当たる心配なし。真夜中のロビーに人気はなく、これはもう常識的に考えておいしくいただくしかないシチュエーションといえよう。(※非モテの発想です)

 しかしっ。悲しいかな、俺はDT! 

 しかも引きこもりっ、加えて無職! 

 男子として、押し倒す以外の選択肢などありえない状況下(※童貞の発想です)にありながら、行動を起こす勇気も、アンアン言わせる知識もない。

 くそっ、もっとエロゲーをプレイして理論武装とシミュレーションをしておくんだった!(※まったく役にたちません)


「どうしたの、アルくん、ヘンな顔して」


 小首をかしげてソアラが覗き込む。くりくりとしたつぶらな瞳に、俺は「いや、なんでも」とあわあわした。

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