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新編 レクイエム・オブ・ギアーズ  作者: 舞原涼、へーがたくちくかん
第二章 Spreading and Spreading
14/30

ハデスの奮戦

忙しすぎて投稿が遅れました。感想が届いていたのに感動。

なんだかなあ、もう少しストーリーを考えた方がいい気がする。

数学に時間を取られすぎて、よく日付が変わってから寝てます。

あれ、数学以外、あまりできていない気が……? 気にしたら負けだ(何が?)。

英語とかやらないとなあw

さすがに数が多すぎる。五十パーセントを切ったらさすがにパーソナリティは解除するつもりだが、果たしてどうなるか。

「スコーピオン、固まれ!」

俺の周囲にスコーピオンを固めて配置し、子機を展開させる。

今周囲にいるスコーピオン四機以外は制御できる気がしない。システムを動かす頭部の部品がオーバーヒートしかけている。

ギリギリか。

ドローンはもう全機撃墜されたらしい。さすがにパンドラとギアの戦闘に旧世代の兵器が介入できるはずもない。タウロスのクローに合わせてアックスを振る。

ギイン! 鈍い音がし、火花が散る。体重の差か、少し押されている気がする。だが、

「甘いな」

一瞬力を抜き、体勢を崩したところにレイピアを突き刺す。パーソナリティを展開。

「hades system auto personality open」

タウロスからナノマシンを奪い、少しだけ回復させる。《ハデス》は基本となる十二機のパンドラを展開するパーソナリティを持つが故、その十二機のパンドラのナノマシンを《ハデス》のものに変えることができる。が、タウロス、カプリコーネ等、性能が似ていないものではあまり回復しない。

サジタリウスとは相性がいいんだがな。贅沢言ってる場合じゃない。

まだまだ数は残っている。

しかも俺は徐々に下がりながら戦っている。あと何機減らせるのか?

できる限りはやるつもりだ。




その頃九州では。

「《ヴァルゴ》は撃破した。今から救援に向かう」

「了解」

《アクエリアス》の装甲は削り切れてなかったらしい。まあそりゃそうだ。あいつのナノマシンが切れない限りは展開され続けるんだからな。

しかし、どう戦う? 装甲がだめなら武装を狙うか? 一応解析は進めてはいるものの、少しづつ性能が変わっていくあれに対応はできない。

じゃあ、やりたくなかったが、やるしかねえか。

「《ヴァイアラン》、すまない」

「どうした? ってアヴァランチ、お前!」

ヴァイアランの左腕を切り飛ばし、それを《アクエリアス》のナノマシン吸収口にねじ込む。

ヴァイアラン――サジタリウスのパーソナリティは、「ナノマシンの生産能力を向上させる」だ。

ただそれは、自分と同じものに限る。

つまり、このパーソナリティを発動させてしまえば、あいつの《ヴァルゴ》と《ピスケス》のナノマシンの量は減る。

そうすれば、装甲が解除されるはずだ。

「そういうことか。なるほどな――援護する、行け!」

言われる前から動いていた俺はアンカーを巻き取り、一気に加速。

アクエリアスに向かってロングソードを振るう。

弾かれ、マシンガンを撃たれる。

ヴァイアランのフィシアが盾代わりになり、弾幕を防ぎ、ディーヴァが銃口を破壊する。

カストルとポルックスが脚部を狙い、動きを止める。

そして、アクエリアスのパーソナリティが発動した。

これで、装甲が解除されるはずだ。

「これで、終わりだっ!」

俺はロングソードを振り下ろした。

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