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Title.2 詩  作者: s
1/1

混ぜること

ぼくは黒を知っている

ぼくは白を知っている

どちらが好きかを考える

きみも黒を知っている

きみも白を知っている

きみもどちらが好きかを考える


ぼくは男を知っている

ぼくは女を知っている

どちらが好きかを知っている

きみも男を知っている

きみも女を知っている

きみもどちらが好きかを知っている


最近は黒と白を混ぜたりする

そんなことしたら…

突然何色か分からなくなる

だから灰にしてやった


男と女を混ぜたりする

そんなことしたら…

無意識に嫌悪感を抱く

だから機械にしてやった


灰の色を塗った

黒と白が欲しくなる

混ぜたときがうれしい

灰の色のくせに


機械は?好き?

どうだろう...

きみは?好き?

...機械だからね

きみは機械なの?

...きみもだよ

そうか、ぼくもか

じゃあぼくは機械が好きだな

きみを恨んでいたあいつも?

...そうだね

きみはぼくを恨んでいるだろう?

...恨めないんだ、機械だから

そうか、今ぼくは機械にもなったよ

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