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PET  作者: 古屋 零
9/41

009:監獄

ーマイの家ー


「今日は楽しかったな〜…」

マイはベットでごろごろしていた。

「また…誘ってくれるかな…そうだといいな」

一人で独り言を言っていた。

「でも…私から誘ってもいいんだよね…?」

既にマイはまぶたが重たくなっていた。

「…ヒトって暖かいんだね……」

マイはそれを最後に眠りに付いた。


◆◇◆◇◆◇◆


翌日…


◆◇◆◇◆◇◆


ーソラの家ー


「はぁ〜、また今日が始まった…」

いつものように朝食を食べた。

俺はこの町の外に出たことはない…

町の周りには大きな壁が立ってるせいで外にはいけないから…

行くにはパスが必要になる。

しかしそんなパスは持ってない。

昔壁をよじ登ろうとしたけど、手が滑って、頭打って、気絶して…

その後はいつの間にかに家のベットで寝ていた…

まるでこの町は鳥かごの中…

いや…監獄だ。

きっと外はこの町よりもいいとこで、緑も生い茂っていて、きっとどこかに約束の地がある…

そんな気がする………


◆◇◆◇◆◇◆


ー公園ー


公園に来ると、マイを探していた。

でもいなかった。


◆◇◆◇◆◇◆


ー町ー


町にいってみたけどここにもいなかった。


◆◇◆◇◆◇◆


ー遊園地前ー


中に入れないけど、誰かがいる気配はなかった。


◆◇◆◇◆◇◆


ーレストランー


ガラス越しに見ても誰もいなかった。


◆◇◆◇◆◇◆


ー山ー


ここにもいなかった。


◆◇◆◇◆◇◆


ー町ー


俺はとぼとぼと、家に向かった。


◆◇◆◇◆◇◆


ーソラの家ー


家の前にバイクが一台あった。

見覚えのあるバイクが…

玄関間で全速力で走った。

するとそこにはチャイムを押しているマイがいた。

「あっ!ソラ!チャイム押しても出ないからどうしたのかな?って思ってた所だよ。」

「そう…」

「…?」

マイは俺の反応にキョトンとしていた。

「どうかした?」

「うんん、それより中に入ろう。ここじゃ何だし。」

「…うん」

俺たちは家の中に入っていった。

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