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PET  作者: 古屋 零
40/41

040:見えなかった真実

『ようやくココまでたどり着いたか…』

この声…

今まで頭の中に聞こえてきた声…

今度はちゃんとした言葉で聞こえてくる…

白衣の男は立ったままだった。

『記憶はどうだ?』

記憶…?

俺があの町にいる前の記憶のことか…?

『そうだ…取り戻したか?』

いや…それより…

『その前に一ついいことを教えてあげよう』

いいこと?

『そうだ…今までお前を観察していたらどうやら気づいてないらしかったからな…』

男はどこかを指さした。

『あれを見てみろ…彼女だ…』

彼女…?…マイ!!

『そう、彼女はずっとお前の側にいた…しかし何故ココで死んでいるのか…』

マイ…マイ…

「ヴッ!グァアァァアア!」

頭が割れるようにいたい。

少しずつ頭の中にいろんな映像が映し出される。

見たことのないヒト、光景。

「ッガ!!」

思い出した…全て思い出した。

「何故彼女は死んでいる?」

『人間だ…地球という星の人間が殺したのだよ…残念なことだ…』

人間…

『しかし君も君だ…今まで近くにいた彼女に気づいてやらないなんて…』

本当にそうだ…俺がちゃんとマイのこと見えてれば…こんなことには…

『さぁ、記憶はそろそろ戻ったか?』

あぁ、ほとんど思い出した。

『さて、それは本当の記憶かな?』

あぁ俺は昔、シグマという名の男だった…


俺は約束の地の主人公そのものだった…

そして、マイ…いや、恋人のハルカ…

俺たちは約束の地を目指し旅立った。

旅の途中幾つもの困難が立ちふさがった。

でも俺たちは二人で全てをこなしていた。

そして、ココ約束の地に着いたとき。

俺たちは望んだ。

平穏な暮らしをと…

しかしそれと引き換えに、それまでの記憶と名前を奪われたのだ。

だから、俺たちはあそこを出なくてよかった!

だけどあそこを出たばっかりに…


『違う…それは偽りの記憶…』

なに?

『あの町は実験観察室…我ら上級生物のな…』

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