038:上級生物光臨
ー城前ー
「ヒャーッハッハッハ!お前らの力はこんなものかぁ?もっとかかって来いよ!!」
外級生物の強さは半端ではなかった。
<コウナレバ…全軍突撃ノ用意!!>
警備ロボの隊長が言い張ると、後ろに待機していた警備ロボの目に光が宿った。
「やっと本気になりやがった」
「全部俺の獲物だ!!」
警備ロボのある班が大きな大砲のような銃を持ち出した。
一瞬の迷いなく、トリガーを引いた。
<ドーーーン!!!!>
勢いよく弾が放たれた。
周囲の風を巻き込みつつ、外級生物めがけて弾は速度を上げていく。
そのときだった。
『c\c\60op94…』
全ての外級生物と警備ロボに声が届いた。
「この声は…」
<我ラノ勝チハ決マッタ…>
警備ロボ達は勝ちを確信した。
その時だ、ある警備ロボは後ろを振り向いた。
そこにはゴーストタウンを壊滅状態にした魔将が…
魔将は大きくうなり声を上げた。
すると空から一筋の光が降りそそいだ。
突如その光の中から一人の白衣の男が。
ローブで顔は隠れている。
<アァ、上級生物様ノ力ヲ貸シテモラエル…>
警備ロボたちはその場にひれ伏した。
しかし、その期待はすぐに打ち破られた。
『d@7jq@』
上級生物の男はそういうと、ゴーストタウンを壊滅状態にした魔将を武器に変えてしまった。
それは漆黒を漂わせるような大鎌…
警備ロボたちは歓声の声を上げた。
しかし、上級生物はその声をすぐさま断ち切った。
大鎌をつかい警備ロボの大群を粉々に粉砕していく。
「やっぱりあの方だ…獲物を総取りされたな」
警備ロボたちの目の光が消えかけていた。
<何故ダ…何故ナノデス?>
そして全ての警備ロボは破壊された…
◆◇◆◇◆◇◆
ー城地下ー
やっと出口に近づいてきた。
光だ…
「ココは…」
ありえない光景が広がっていた。
後ろには先ほどまでいた城がある。
入り口とは反対側のほうに今いるんだけど、ゴーストタウン上空は暗雲で広がっていた。
しかしこちら側のほうは晴快。
奇妙な光景で驚くほかなかった。