033:廃墟と化した町
ー町ー
いつの間にかに砂漠を抜け、新たな町についていた。
しかし、あたりは暗く、どう見てもヒトの気配はない。
ただ荒れ果てている町…
多くの高層ビルが立ち並び、ココにヒトがいたら俺のいた町より栄えていたに違いない。
「オヨヨ?久しぶりのヒトだぞ…ファー」
「ヒョントダ!ヒトダヒト!」
どこからか声が聞こえる。
「声が大きいぞ!ファー!!ヒトにばれるではないか」
「ギョメンギョメン…パプー」
「…?」
すぐそこの路地裏に何かがいる…
声もそこから聞こえる。
恐る恐る近づいてみた。
「しっかしこれは、我らは大手柄を立てたようだな?危険を承知でココまで来て…」
「パプー…ウシロウシロ!」
長刀で振りかぶったが2体とも避けられた。
「まっ、まっ、待つでヤンス!怪しいものではないでヤンス!!」
いつ襲われてもいいよう長刀を構えながら話を聞いた。
「何故お前らは喋れる?」
「オヨヨ?そんなこと言われても…お前らだって喋れる理由を言えるか?」
「イエルカイエルカ?」
なんかウザイから長刀を再び振り下ろした。
しかし、また見事に避けられた。
「ちょっと黙れ、ファー!」
「………」
「ココのヒト達はどうした?お前らが…殺したのか?」
「ちッ違うでヤンス!!俺ッち達全員がヒトを殺すとか思われてたらきりがないでヤンス!!それに俺たちはヒトの味方でヤンス!!信じてでくれでヤンス!」
とにかくこいつらは弱い。
後で簡単にやれる…
なら聞けることは全て聞いておこう…
「よし、お前らを信じる、だから俺の知らないことを教えてくれないか?」
「それぐらお安い御用ででヤンス!」
「………」