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PET  作者: 古屋 零
23/41

023:復讐

ーボートー


一応すぐにでも戦闘準備に入れるようにしていた。

マイには水面を見ていてもらい、いつでも対応できるようにしてもらった。

俺は運転だけだけど。

「ソラ、陸は見えた?」

「いや…陸は見えない…けどなんか…町がある。」

「どういう意味?」

「見てみればわかるって」

俺たちの進んでる先には湖の上に立つ家々が見えていた。

「本当だ!あれ町だよ!でもこれどうやって止めるかわかるの?」

「さぁ……」

「頑張ってね、私はこっちを頑張るから…」

マイはまた水面を見始めた。

「なんか気持ち悪くなってきた…!!ソラ!また影が!」

「よし!マイちょっと運転変わってくれ!次は俺がやる!」

俺はマイに運転を変わると長刀を構えた。

そしてチューブは水面上に出てきた。

「くらえ!」

俺はそういうと光を放った。

チューブは水面に出てきたばかりで、すぐに動くことができず、

見事命中した。

「よっしゃ!」

そう思った瞬間だった。

新たなチューブが出てきた。

5体はいる。

「マジかよ…」

俺はまた光を放った。

でもマイの時のように避けられる。

もぉさっきの手は通用しないらしい。

俺が光を放って諦めて長刀を下ろした時だった。

光の刃も同時に沈んだのだ。

それがチューブの体の中で起こったので、チューブは苦しみもだえながら湖の奥底に消えていった。

「そうか…これはコントロールできるのか…勝てる!」

後3対にも同じように倒していった。

残り1匹と思った瞬間、ボートがカーブを描き進行方向を変えた。

「どうしたマイ?!」

「家にぶつかりそうだったの!」

またマイは進行方向を変え同じ方向に進んでいった。

「もぉやばいよ!だから家の所を通り過ぎそうになったら家に飛び移ろうよ!」

「でも倒せるって!」

そういってチューブの方を見るとチューブの姿は見えなかった。

「逃げたか…よし、とにかく飛び移ろう!」

そういって飛び移ろうとした瞬間、下からチューブは襲いかかって来て船を丸呑みにした。

俺は全てが終わったと思った。

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