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スターダストフェアリー  作者: 愉魅夢
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遭遇⇒保護

彼らの気配がなくなってから

「あいつら、なんだったんだ?」

ただならぬ雰囲気だったので、何のアクションも起こさずにじっとしていたのだが。

「もしかしてこの娘を探していたのか?」


何かよくわからんが、とりあえずこの娘を保護しよう。

彼女を抱き上げると、

『対象の脱出を確認。なおこのポッドは自動的に消滅します。』

えっ?なんちゃら大作戦みたいに、燃えたり、爆発したりするの? と慌てていたら、[シュン]と音がして普通に消えた。

と同時に、周囲の雰囲気も変わった。

「なるほど、認識阻害結界が張ってあったのか。それで奴らはこっちに気が付かなかったんだな」

あれ?

俺なに喋ってんだろ?

[周囲の雰囲気も変わった]としか感じてなかったのにそれを[認識阻害結界]として認識している?

俺の中に俺の認識していない記憶がある?


とまどっていると、足に[ポフポフ]と肉球の感触が。

『匿ってくれぬだろうか?』と黒猫

そーだな、ここにこのまま居ても何の解決にもならんし、一度家に戻るか。


「ポチ。今日の散歩は中止だ。ごめんな」

『仕方ないね。代わりに帰ったらハムいっぽんちょうだい。』

「……解った…」

なんでこいつ知ってんだ? 昨日、田舎からハムの詰め合わせ届いた事を。

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