表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スターダストフェアリー  作者: 愉魅夢
11/19

自宅⇒襲撃

『トク様は時間が巻き戻る感覚に会ったのではないですか?』

「2度ほど…あったな。」

『それは王族のみ使用できる能力[時間遡行]です。魂を過去へ飛ばし危機を回避する力です。

過去の王は、この御力で何度も王国を危機からお救いになられました。

この能力。短期遡行ならば問題はありませんが、限界を超えて使用すると能力の喪失。最悪、命を落とす事になります。』

「なんて物騒な能力だ。でもそれをなんで俺が使えたんだ?」

『お気づきになられませんか?』

-----

『何、俺は死なんサ。王族の能力、知っているだろ。フェアがいないから多分、この星の住人に生まれ変わっていると思う。』

   +

[時間遡行]

-----

「つまり俺はマスターの生まれ変わりって事。」

『そうです。[時間遡行]は制御が難しく単独で実行すると、別の生命体へ魂が飛んでしまいます。またそうなった場合記憶が封印される事があるのです。』


だんだん記憶がほぐれていく。

そうだ。

俺は、再びフェアに出会える道を何とか手繰り寄せ、トクヤに転生したんだ。


2度の[時間遡行]で、自分に戻れたのは、傍にフェアが居たからだ。

王族の[時間遡行]を制御する能力を持つ者に現れる『妃の印』

『妃の印』を持つフェアによって、力が制御されていたのだ。


それよりも

「エレムがいれば、フェアの生体波長は相殺できるのだろう。ここは安全か?」

『いえ、それは無駄な様です。2度ほどの能力の使用でトク様からマスターの生体波長が強力に出ております。これは私でも相殺できません。』


ドドド

家に乗り込んでくるM.I.B達

おいおい!こいつら不法侵入してきたぞ。


「フェアリス妃殿下と、ん?トクヤーナ殿下?姿は違うが明らかにトクヤーナ殿下ですね。もう逃げられませんよ。任務遂行のため死んでいただきます。」


問答無用だな。

いきなり銃を向けられて…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ