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スターダストフェアリー  作者: 愉魅夢
10/19

裏口⇒自宅

フェアをおんぶして山道を駆ける。

次の木の根を蹴る。

次の岩に足を掛ける。

この次の出っ張りにっ、しくった、転ぶ…




次の木の根を蹴る。

次の岩に足を掛ける。

この次の出っ張りを踏み外して転ぶので、ちょっと停止だ。

まただ。

あの時間が時間が巻き戻ったような感覚。

検証はとりあえず後だ。



急いで下宿に戻るとエレムがいた。

『お帰りなさいませ。トク様』

「フェアがあいつらに見つかった。なんでフェアを外に出した?」

『お目覚めになられてすぐ、マスターの生体波長を感知され、制止も聞かずに飛び出されてしまわれたのです。』


あれ?マスターが生きてる?

でもフェアは会った事もない俺の元へ来たよな?

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