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詩の箱

恫喝の人

作者: 眞木 雅

熱くて悲しくて

ますます今夜声小さくて

悪意にぶつかって

ますます明日の光遠のいて


ゆるやかな諦めの糸で

きつく織った布

背負いきれない重さの

それについた名前は絶望


「お前今何言ったお前今何言った

お前何してたなんで生きてる」


そんなのあなたに答える意味ない

それなのにそれなのに

悔しくて涙も出ない

恐ろしくて声にならない


ただ水を買うぐらい

普通に出来なきゃ

やめてまえ

ただ水を買うだけで

人を傷つけるのか

ろくでなし


あなたところで何様

黙ってその安売りの水買え

買ったらさっさと帰れ

せいぜいそれで生き延びて

また誰かに恨まれて

それでも毒吐け


あなたところで何様

黙ってその安売りの水飲め

飲んだらさっさと出せ

せいぜいそれで死にさらせ

なお誰かに恨まれて

それでも水飲め


またのご来店を

来たらすぐ帰れ


あなたところで何様

何食って生きてる

何様貴様

黙って水買え

有るだけ売るから

黙って水買え

恫喝の人

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