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僕の日常
僕はいつも
馬鹿みたいに、朝が来れば起きて
夜になれば寝る。
そして、また朝が来れば起きて
夜になれば寝る。
僕の人生はとてもつまらなかった。
今日もまた、僕の普通の日常1日が始まる。
僕は、決まって朝の6時に起きて制服のネクタイを絞めて朝食を食べる。
朝食を食べ終えたら、靴を履いて外にでる。
今日も不快なほどの綺麗な空だった。
僕は学校には徒歩でいく…
「おはよう奏多!」
後ろから話しかけられた。
「お、おはよう…」
ぎこちなく返してしまった。
「なんだよ、朝から元気ねぇなぁ!もっとシャキッとしようぜ⁉シャキッと‼」
彼は、僕の数少ない友人の1人である。
名前は、山田 勇気。
彼らしい名前だ。
「朝だから元気ないんだよ馬鹿じゃないの?」
ちょっと毒舌で言ってもこいつは動じない。
こんなの日常茶飯事だからね。