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詩全集

死について

作者: 那須茄子

これほど簡単なことはない


人はいつでも死ねる


それは有り難い


人は脆いから


すぐ死ねる


すぐ死ねる


もっと死にたいと思うようになる


幾つもの死体を重ねて複雑にしたくなる


死というものを肯定したくて崇拝したくて


死神たちはケラケラ言いながら


死を生物の終わりとした


死に縛られ


死ぬことを恐怖する


これは人の勘違い


死は恐怖するものではなかった


強いていうなら畏怖するもの


そう崇める


神は死


無意識に


私たちは日々死に祈り捧げる


これほど簡単なことはない


人はすぐ死ねる


私たちは死を神としているから


死は優しく殺しの手を繋いでくれるだろう




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― 新着の感想 ―
[良い点] 難解 [気になる点] 作者は死にたいとか考えたことあるのかな? [一言] どういう時に死にたいと思うのかだろう。
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