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オミナス・ワールド  作者: ひとやま あてる
第3章 第3幕 Apostles in Corruption
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第83話 魔物使い

「……モノ、時間を稼げ。 その間に魔法を完成させる」


 ユハンの言葉を受け、モノは一瞬だけ動きを躊躇して見せた。 その間に無数に可能性を巡らせ、すぐに正答を導き出す。


「や、やはりいけません! 奴からは邪悪な臭いが立ち込めています! いくらユハン様といえど、そのお身体では厳しいと言わざるを得ません。 ですので──」

「っぐ!? な、何を……!」


 モノは敵の攻撃の合間、隙をついてユハンを勢いよく担ぎ上げた。 そのまま脱兎の如く敵集団を縫って逃げ出す。


「離せモノ! お前と私が強力すれば……!」

「ご容赦ください! 奴は恐らく魔人とは隔絶した高みの存在です。 遠距離攻撃に興じている間こそ、脱出の好機ですので!」

「私を降ろせ! 恐ろしいのならお前だけでも逃げていろ! あれなど所詮、遠距離に特化した固定砲台に過ぎ──」


 ユハンが敵を軽んじた直後、敵の動きに変化が見えた。 首を真上に向け、光線が上空に向けて吐き出されている。


「光線を降らせるつもりでしょうか……?」

「──分からん、が……対応を変えたのは確実だ、な……」

「ユハン様、まだお身体が……」


 敵の行動の変化に、ユハンも一抹の不安を拭いきれない。


 光線は徐々に細く集束し始めている。


「……ん?」


 ここで敵が更におかしな行動に出た。 これまで頑なに頭部から外そうとしなかった両手を外して見せたのだ。 両手はゆっくりと光線に添えられ、その様は喉から剣を抜き出すマジックのよう。


 光線が勢いを勢いよく両手が引き抜かれた。 それぞれの手には光の刃が握られ、傾いた頭部はやはりユハンとモノから外されていない。


 モノが不気味さを感じていると、敵は徐に身を屈めた。


 「一体何を──」


 次の瞬間、高い位置に陣取っていた敵の姿が消えた。 敵の足元の建物が派手に砕け散っている。 跳躍の膂力で建物は耐えきれなかったらしい。


「モノ、前に跳べ……!」


 先に気がついたのはユハン。 凄まじい勢いで飛来してくる敵を、なんとか捕捉していた。


 焦りを含んだユハンの声に、モノは最大限の力で地面を蹴る。


 直後、空を斬る二つの激しい音が聞こえた。


 ユハンの髪先と外套の端が切り裂かれ、同時に落下の衝撃波が周辺の化け物連中を巻き込んでいる。 更には放り乱された光刃がそれらを豆腐のように切断し、バラバラになった肉片は等しく邪悪な塊へと姿を変える。


 敵は異常な身体のくねらせ方をしながら両腕を振り回しているというのに、頭部だけは視線をズラさない。


「……っ! ユハン様……!」


 衝撃で飛散した石片がモノの脚を叩き、足がもつれる。 モノは支えきれなくなり、ユハンを投げ出してしまう。


「が、ぁ……」


 地面を転がったユハンのすぐ後ろで、敵が次の攻撃に移っていた。 両手を左から右に、二本の刃でモノの脇腹へ。 刃はモノの鎧をいとも簡単に通過し、その身に衝撃を叩き込む。


 モノの腰が90度に折れ曲がった。 魔法無効化が刃とせめぎ合った結果、付加効果以外の攻撃力が彼女に伝達された形だ。


 モノは猛獣の横殴りの突進にでも遭ったような勢いで、激しく敵の側方へ弾き飛ばされた。


 体勢を崩しながらも、敵はユハンもこの機に排除しようと刃を斜めに振り上げている。 確実に彼を屠る刃の軌道に、ユハンの魔法がギリギリで間に合う。


「……《掌握弾バレット》!」


 ユハンは倒れ込んだ体勢のまま、魔導書ごと腕を振るって魔弾を最高速で射出。 敵を双刃を振りかぶった状態で停止させることに成功した。


 《掌握弾》は単発に限り有効な魔弾で、効果時間中は発動が不可能。 効果としては相手の身体機能を一部操作することだが、今回においてそれは叶わなかった。


「チッ……」


 敵の身体がユハンの魔法に耐えるように痙攣している。 しかしそれも一瞬。 ユハンが身体を翻した直後、停止の解かれた刃が地面に二本の深い傷を刻んでいる。 間一髪、首スレスレを刃が通り過ぎていた。


 それでも攻撃は終わらない。


 敵は武器を逆手に持ち替え、地面ごと抉り取るような形で振り上げた。


 ユハンは回避を優先して魔導書を放棄。 残った右腕で無理矢理に地面を叩くと、腕の力で身体を横へ。


 刃が再びユハンの髪を切断する。


 振り上げが来たのなら、次は振り下ろし。 そう予測していたユハンの思考が敵の動きで濁った。


 今度は振り上げた姿勢のまま頭部をカクカクと揺らし、顔の正面に光を集めている。 両手で支えていないためか頭部は非常に不安定で、どの方向に光線が射出されるか分からないという恐怖がユハンを襲う。


 立ち上がったユハンが魔導書を抱えた直後、ユハンの予想を超える速さで攻撃が完成。


「マ、ズ……」


 ギュッと凝縮された光がユハンの視界を覆い尽くす。


「──んぎッ……!」


 そこへ間一髪、モノが割り込んだ。 吹き飛ばされた場所から一歩で駆け寄り、勢いのまま敵の顎を大剣で跳ね上げていた。


 光線はベクトルを上方へズラされ、あらぬ方向へ。 光線は町を覆う根まで到達すると、その一本を激しく損壊させた。 根は被弾部位から黒変し、悍ましい腫瘍に成り果てる。


 ギロリ。 仰け反った敵の頭部が一瞬でユハンに固定され、何度目かの光線準備状態に入る。


「《掌握弾》……!」


 敵は微動だにしない。


「……くそ、耐性を得られたか」


 モノは敵の攻撃を逸らせはしたが、時間稼ぎにもなっていない。 勢いを殺せないまま敵の前を通り過ぎて地面を転がるモノが次の攻撃を止めるには、時間が足りない。


「ユハン様……!」


 攻撃はこれまで以上に光を湛え、絶望の範囲で解き放たれた。



          ▽



 ハジメの腕の中で肌を青白くして項垂れるエマ。


「ハジメ、さん゛っ……」

「おい、しっかりしろ! 」


 痛みと出血性ショックによりエマの意識は朦朧としてしまっている。 視界は霞み、四肢の末端から急速に熱が失われてゆく。


 《歪虚》空間は化け物連中の遠隔攻撃を受け続けて縮小傾向で、周囲に生い茂る根が壁の役割をしてしまっているためハジメ側からの攻撃も難しい。


「くっそ……! なんでこうも!」


 ハジメは空間維持にマナを注いでいるため、その他の魔法へ回すリソースを許容できない。 空間が解除されれば再展開し、次のタイミングまでに必死に思考を回す。


 エマにはなけなしのポーションを飲ませたが、それでも傷口を完全に閉じるまでにはいかないため、彼女はゆっくりと衰弱している。


 様々な事象がハジメの思考を奪い、理性的な判断ができなくなりつつある。


「……そ、そうだ! ナール様、ナール様に──」


 ハジメはふと思い出し、左目にマナを注いだ。 本来ならこれで接続リンクが形成されてツォヴィナールの声が聞こえるはずだ。


「──ああ、くそ! なんで聞こえないんだよッ……!」


 しかし今回に限ってツォヴィナールと繋がる気が全くしなかった。


 ハジメは焦る。


 やるべきことは無数にある。 冷静に空間を維持しながら次の手を模索するだけだ。


「治癒ポーションはもう無い……。 マナポーションは二本残ってるけど、同じペースで攻撃が続くとは限らないから万全とは言えない……。 今はまずここから逃げ出して、誰か助けてくれる人を探して、エマを安全な場所に置いて……」


 声に出してみて、ハジメは現状が絶望的なことがありありと分かる。 逃げること自体がそもそも困難だし、助けなど期待できる状況ではない。 エマの安全を保証するためには、ハジメがまず生き残らなければならない。


「でも、俺だけなら……──」


 そう口にして、ハジメはハッとした。 その考えが無いわけではなかった。 それでも考えたくはなかったものだ。


(俺だけであれば、エマを荷物として捨ておけば生存確率は上がるかもしれない。 だけど、今まで助けられてばっかりだった俺がそれをするなんて、俺はできないし、したくない……)


「現状この空間は有効……。 だから、空間が切れるタイミングで次を遠隔地に展開してそこに逃げ込む。 これを繰り返せば理論上逃げられる……。 問題はどこへ逃げるかってことだけど」


 視界はほぼ全て木の根に遮られている。 その間から垣間見える景色も化け物しか見えず、尚且つ町の風景は派手に壊されて様変わりしてしまっているため、逃げるべき先が定まらない。


「とにかく動くしかねぇ……。 今この瞬間にも敵連中が対策を打ってくるかもしれないしな。 エマ、すまん。 しばらくの辛抱だからな……」


 ハジメは病的なまでに肌を白くして失血しているエマを見て、レスカの最期が重なった。


「ッ……」


(くそ……! なんで今それが浮かんで来るんだよ……)


「……マイナスな思考は無しだ」


 ハジメはエマを肩に背負った。 右手には魔導書を開いた状態でエマを抱え、左手をフリーにしておく。


「まずは、《過重弾バレット》……やっぱり、いけるのか」


 ハジメが感心したのは、魔法が思い通りの変化を示したから。 ここまで散々使用してきた魔弾だが、つい先ほどは《拡散ブラスト》の指向性を獲得している。 そして今回、魔弾はハジメの左手の中で射出されることなく維持されている。


(未だ声は聞こえないけど、ナール様には感謝だな。 これを使って切り抜けてやる)


「《過重弾》、《過重弾》、《過──ッ!?」


 四つ目の魔弾を保持しようとしたタイミングで、一番最初に生成した魔弾が弾けた。


「ああ、クソ……三つが精一杯か。 だけど、手札が多いだけマシだな」


 歪虚空間が安定性を失い始めた。


「そろそろか……《拡散》」


 ハジメはまず、一発目の魔弾を解放・拡散。 目の前の根が増大した自重で崩壊し、視界がクリアになる。


「《過重弾》」


 三つの魔弾が再び維持され、それと同時に維持していた空間が壊れた。


 待ってましたとばかりに動き出した化け物たち。


「相変わらず人気者だな……クソったれ」


 走り出したハジメ。 魔導書は《歪虚アンチゴドゥリン》のページで開かれている。


 ハジメの進行方向に予備動作なく魔弾が射出され、これは回避されることなく敵に命中。


「《拡散》!」


 魔弾は着弾地点で周辺数体を巻き込む形で爆ぜた。


 そのまま残り二発の魔弾を使い切る形で走り抜け、これ以上は難しいというタイミングで魔法を展開。


「《歪虚》……! はぁ、はぁ、はぁッ……」


 ハジメは地面に身を投げ出し、荒い息を繰り返す。


 一連の動きで進めたのは100メートルにも満たないだろう。 これではマナがどれだけあっても足りない。


「エマ、大丈夫だからな……待ってろ」


 レスカの悲劇を繰り返さないため、ハジメは次の空間解除までに思考を巡らせる。



          ▽



「──《転換シフト》」


 ユハンとモノに少女の声が届いた。


「なっ……!?」


 二人の視界が突如明転し、景色は知らない場所へ。


「ヘイト管理ご苦労様なの」


 ユハンは周囲を見渡し、即座に状況を理解した。 そして憎々しげに言葉を発する。


「貴様か。 感謝はせんぞ……」

「こっちがギリギリまで泳がせてたから、感謝は不要なの」

「ユハン様、この娘は……?」

「ゼラの手勢だ。 意図は、聞いた通りだろう」


 二人の前には、魔物の背へ偉そうに座り込むメイの姿がある。


「面白い話が聞こえたの。 ロドリゲスの居場所を知ってるなら教えるの」

「それは私も探しているところだ。 逃げ込む場所としては一つ心当たりはあるが、敵が犇いていることに加えて負傷が激しい以上捜索は難しいだろうな」

「弱気なの。 そんなやつにはコレをやるから元気出すの」


 メイは麻袋に手を突っ込むと、そこからユハンに何かを投げて寄越した。


「……治癒ポーションか」


 ユハンは黙ってポーションを呷り、効能を全身で体感している。


「高級品だな。 どこで手に入れた?」

「騒ぎに乗じて回収したの」

「盗人め」

「喪失前に保全しただけなの。 欲しいなら必要なだけくれてやるの。 そこの鎧女も飲むといいの」


 モノもポーションを受け取り、傷を癒す。


「これで貸し一つずつなの。 言うこと聞けなの」

「……いいだろう」

「ユハン様!? いけません、このような者の戯言に耳を傾けるなどっ!」

「どうせ私たちだけでは手をこまねくだけだった。 治療の代償としては悪くない」

「分かりました……」


 モノは渋々といった様子で言葉を鎮めた。


 ユハンは次を促す。


「それで、どうすればいい?」

「ロドリゲスを殺すの」

「……無理だな」

「無理? どうしてなの?」

「家族を殺すことはできん。 それ以前に、私が父上を圧倒することなど不可能だからな」

「ロドリゲスを生かせば、生涯そいつの汚辱を雪ぐことになるの」

「何を言っている?」

「はぁ〜、なの」


 メイはやれやれといった様子で肩を落とした。 そして徐に魔導書を出現させた。


「何をするつもりだ?」

「説明面倒だから、その耳で聞いてくるといいの。 《転換》」

「待て──」


 メイの目の前からユハンとモノの二人が掻き消えた。 代わりに二体の魔物が姿を現している。


「んー」


 なぜか渋面を作るメイ。


「雑に飛ばしたけど、多分ー……大丈夫なの」


 しかしすぐに考えることやめて表情を崩した。 不確定要素をあれこれ考えても無駄だと言うことを分かっているからだ。


「次は誰にするかなの」


 メイは目を閉じて意識を外側に集中した。


 現在、メイは平民区画と商業区画を隔てる壁面に開いた穴の中で活動している。 これは戦闘行為に関連して偶発的に形成されたもの。 そこから内側の未確認空間に彼女は居た。


 モルテヴァは下水や汚物処理場、その他様々な施設を人目に付かない場所に格納している。 その場所とはつまり、住民たちの足元だ。


 モルテヴァに高低差が存在するのはなにも、各区画の出入りを難しくするためだけではない。 無駄な施設を外界には置かず、空いたスペースになるべく多くの住民を収納するのが主な目的だった。 それこそがモルテヴァ構想時点での理念であり、実際それはうまくいっていて、当初想定されていた以上の人員を町中に誘導することができた。 但しそれは表向きの話。


 先代当主ヒューサブ=ヒースコートは、モルテヴァを大規模な実験場として運用することを目指していた。 彼の根幹にあったのは魔法を極めようとする知識欲で、そこを国王に刺激された形だ。 そうしてモルテヴァは様々な思惑を乗せたまま建設を開始し、現在に至るというわけだ。


「あー! いいもの見つけちゃったの!」


 メイは平民区画の監視に加えて、壁内施設の調査も並行して行なっていた。 それは全て魔物の視界を借りて実施されるものであり、遠隔操作と視界共有だけでも彼女の調査能力の高さが垣間見える。


「やった、やった!」


 外の状況は忘れてメイは小躍りしている。 それもそのはず、メイとゼラのメインターゲットを発見してしまったからだ。


 魔物を介したメイの視界には、直径一メートルにも達する巨大な魔石。 それは、モルテヴァを建設する際に置かれた魔法的根幹。 このような超常の産物が存在しているからこそ、モルテヴァでは高度な魔法を張り巡らせることが可能となっている。


「あれを壊せば終わりなの! さっそく混ぜ混ぜするのー……って、あ!」


 メイは致命的なミスに気づき、固まってしまった。 両手で頭を抱えて悶絶し始めている。


「こ、攻撃力が……」


 メイの魔法に攻撃性はほぼ皆無と言って良い。 サポート性能の代わりに攻撃性を失った形だ。 とは言っても、攻撃魔法を持ち合わせていないわけではない。 デミタス戦で用いた《悪食ビザー・イート》を用いれば敵の魔法を取り込んだ魔物を生成することができるし、強度ではなく規模という面での攻撃力はそれほど低くはない。


 発見した魔石に関して、これは町の核だけあって、相当数の魔法陣が周囲に展開されて厳重に保護されている。 つまり、単なる攻撃魔法程度で壊せる代物ではないということだ。


 重要施設を魔法的に保護する際の触媒として魔石が用いられるのはよくある話。


 直径1メートルにも及ぶ魔石は世界中探してもほとんど出土がないレベルの代物ということもあって、本来なら国の首都などに置かれるのが一般的だが、モルテヴァは特別にその貸与を受けている。 しかしあくまで貸与でしかなく、役目を終えれば回収される手筈になっている。 それほどまでに貴重なものを、メイは偶然にも発見してしまった。


「ユハンは飛んでったから、ダメー。 毒の姉妹も付加効果にリソースが振られてるから、びみょー。 走り回ってる一般人は、ザコザコー」


 メイは町中に解き放っている魔物の視界を次々に移り変えながら目的の人物を探す。


「あー、エスナあんなとこで休んでるの! 大事な時に使えないの」


 ほっぺたを膨らませながら、メイは渋々と次をあたる。


「木を操るおじさんは使えなさそうー」


 視界は移り変わる。


「雑魚狩りしかしてない魔法使いも、いらないー」


 作業は続く。


「ゼラも負力ないからスッカスカー」


 そして、見つける。


「……あ、重力魔法! こいつがいいの。 こいつに決めたの!」


 メイの視界には、エマを連れて走り回るハジメの姿があった。

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作者の執筆力に繋がりますので、ギモン・シツモン・イチャモンなど、良いものも悪いものもどうかご意見よろしくお願いします。

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