設定資料:魔法編
・魔法使い
魔法は遺伝的にその才が伝えられるが、一部突然変異的な出現もあり。
人口は全世界の1%未満で、特に貴族に多い。
その出生から死亡までが厳密に国に把握され、国からの要請を基本的に断れない。
・魔導印
魔法使いの魔法使いたる証であり、身体のどこかに出現する。
魔導印発現とともに魔法使用が可能となり、ここへマナを込めると魔道書が具現する。
一部、魔導印を肉体に刻印することで使用可能になる魔法も存在する。
・魔導書
魔法発動に必須の超常の書物。
使用者の成長に伴ってページと内容が増加する。
使用したい魔法の記載されたページを開き、魔法名もしくは呪文を詠唱することで発動が可能になる。
条件によっては魔法の詠唱短縮もしくは破棄が可能。
・魔法陣
魔法発動時、使用者の足元に出現している。
熟練された魔法使いは敵の魔法陣から特性を読み取り、対応すら可能。
魔道書から読み出す魔法をコールマジックと言い、魔道書を用いずに直接魔法陣を描いて発動する魔法をセットマジックと言う。
セットマジックは描く大きさによって魔法の可能性をより大きくすることに長けているが、そのぶんマナ消費も激増する。一方で、複数の魔法使いによってマナ注入が可能なため、儀式関連の大魔法などにはこれが用いられることが多い。
・属性
大きな括りで、属性は計7種。
基本の下位属性として火、水、風、土の4種があり、火は水に弱く、水は風に弱く、風は土に弱く、土は火に弱い。
中位属性には、互いに特攻の光と闇の2属性があり、上位属性としては空間の1属性がある。
その他、各属性ごとに派生する属性が無数に存在している。
基本的には中位属性の威力は下位属性のそれを上回り、また優位属性は不利属性を上回るが、魔法使いの位階や様々な要因によっても変化するため一概にどれが最強ということはない。
・位階
魔法使いそれぞれの階級を意味する。
成長に伴って下級から中級、そして上級へと上昇する。
下級では魔法の読み出しと放出のみが可能。
中級では指向性の付与が可能となる。
上級では──が可能となる。