第123話 幕間
(気持ち悪い……)
「こうやって視界が急に赤くなるのは慣れないんすよね。 その直後は決まって倦怠感で動けなくなるし、ハジメさんの迷惑にもなるので勘弁して欲しいっすね」
エマは木陰で横になりながら、疲れた様子で話す。
「その魔法を鍛えれば自動発動の頻度も上がるし、消費マナも抑えられる。 シノンちゃんも言ってたろ? 耐えるしかない」
(気持ち悪い。 俺はなんで平然と話せる?)
「今のところ問題は全部ハジメさんが処理できているし、無くても問題ないかも……」
「そう言うなよ。 これまでエマには何度も助けてもらってる。 これからも助けてくれ」
「そう言われたら……頑張れるっす!」
(自分で一回殺した人間を側に置いて、俺は何をしたい? 守ってるつもりか? 責任を取ってるとでも思い上がってるのか?)
ハジメは自分自身が分からない。
(俺はどうしてしまったんだ……? あいつらを壊してる時もそれ以降も、変わらず俺だ。 だけど、この身体が馴染まない)
街道での騒動を経験して、ハジメは複数の自分を見た。 まずは元々の自分がいて、エマの姿を見て次の自分が生まれた。 それが、ヴィシャ兄弟を拷問していた存在だ。 その後もう一度変化を経て、現在のハジメになった。
ハジメは殺意から兄弟を拷問した。 しかしながら彼自身がシノンに言った通り、途中で彼らに対する殺意は失われた。 いや、殺意に飽きたのだ。 以降、ハジメは目的を変えた。
魔法を鍛えるためには、純粋に魔法使用頻度を上げる必要がある。 ハジメは人間に恵まれたが、機会には恵まれなかった。 適切なレベルの敵が毎度現れるわけもなく、到底抱えきれない問題ばかりに苛まれた。 結果、強力な魔法を得たとしても使いこなせるまでには至らなかった。
(殺意があるうちは、俺はまだ人間だったように思う。 あいつらを魔法の実験台として扱い始めた時点で俺は終わった……)
生きた人間での実験は、ハジメの魔法技能を大いに昇華させた。 ポーションを絡めて兄弟を死亡させないことで、殴り続けられるサンドバッグを得たわけだ。 成果はそれだけではない。 《改定》は魔法的な現象に触れることができる魔法で、これによって魔法に対する理解も進めることができた。
ハジメは簡易魔導書の作成方法をシノンから伝えられた。 具現化維持された魔導書に心臓を植え込むことで出来上がるそれを、ハジメは何とか紐解いた。
“魔法技能の核は、心臓に宿る”──ハジメが導いた仮説は、兄弟での実験から正しいと証明された。 簡易魔導書はそれ自体が心臓でもあるため、それを持つものは誰でも魔法使用が可能となる。
面白いことに、簡易魔導書に触れた者は一時的に魔法技能の核を体内に保有していた。 核は魔導書にありながらも肉体が核を共有している状態となったことで、魔導書操作の権限を得ることに繋がった。
ハジメは魔法技能の根幹である核に、勝手な名付けを行った。 技能を意味するアートと魔素を意味するマナを合わせて、“アートマ”。 アートマは魔法使いに宿り、その肉体を魔法使用に耐えられるものに変容させる。
非魔法使いが簡易魔導書を得た場合は、アートマを借りているだけの状態。 魔法使いのような肉体改変までは起こらない。 リミット破壊により魔導書が消耗品と化すことで、肉体改変の代償とする。
ヴィシャ兄弟を拷問して得られた情報も併せて、ハジメは上記の結論へ至った。
そしてもう一つ。 簡易魔導書は、使用者の意思で権限を放棄できるようだ。 権限を借りている状態では、簡易魔導書は仮の主人へと還る。 権限放棄されたものは、再び誰でも使用できる物資として扱われる。
(街道にはジギスとニナが情報をもたらしたという話らしいし、あいつら以外にも製法を知る人間は多いはずだ。 俺はラウンジの連中と兄弟を殺したけど、全部ではない。 簡易魔導書の製法はラウンジの残党によって今も各地に広がっているだろう。 いずれにしても、この流れを止める手立てはない。 だからこそ、兄弟を使ってでも対応策を寝る必要があった)
ハジメは興味から兄弟に宿るアートマを探ってみた。 《改定》で触れたそれはやはり、心臓に根を張るような様子でがっちりと食い込んでいた。 そのまま無理矢理に体外へ引き摺り出すと、魔導書は具現化して地面に落ちた。 以降、兄弟によって簡易魔導書が扱われることはなかった。 ここから導き出された結論は、《改定》は魔法使いに致命的な損傷を負わせることが可能ということ。
ハジメは最後の三日間まで実験を続け、兄弟の命を断つことで騒動の終止符とした。
(あれが終わった瞬間、俺の精神が分離したような状態になったんだよな)
拷問を終えたハジメは元に戻ったかのように感じていた。 しかし終わってみれば、人間を拷問可能な二面性備えた人間が出来上がっていた。 それは到底元通りとは言えない。 殺人を許容して、尚且つ非道な行為すら進んで行うことができるのだから。
(俺はいつでもあの時の俺を呼び出せる気がするし、精神が分離していないところをみると解離性障害というわけでもない。 これはもはや、人が変わってしまっている。 それなのに、元の自分にしがみつこうとしてる俺自身が本当に気持ちが悪い)
「……ハジメさん?」
「ん、ああ……。 なんだって?」
ハジメの目の前にエマの顔があった。 覗き込まれるまで気が付かないとは、本当にどうかしてしまっている。 今なら大概の奇襲でやられてしまう気がする。
「あ、いえ、ぼーっとしてたので。 大丈夫っすか……?」
「すまん、考え事してた。 エマこそ大丈夫なのか?」
「あ、はい! ひとまず動けるっす! ハジメさんが荷物を軽くしてくれてるおかげで移動も楽チンだから、動けるうちに動きたいっすね」
「そりゃあ良かった」
ハジメも腰を上げ、地図に目を通す。 街道を出てから丸一日経過したが、目的地は遥か先だ。
「まだまだ遠いんすか?」
「ひたすらこの道に沿って歩けば、目的のティリップス村に到着できるようになってる。 安心してくれ」
「でも、この道を使う人は皆無なんすよね?」
「村の人が街道に買い込みに来る以外、この道を使う人は居ないってだけだ。 この道は機能してるし、そこの村人が利用できるんだから危険性は低いはずだ」
「結構な数の魔物に遭遇したっすけどねぇ……」
「俺が対処できる程度だし、村人でも対応できるなら大した強さの魔物は出ないって」
「ハジメさんは自分を過小評価してるっすけど、あたしなら街道を出て数時間で死んでるっすよ?」
「だから鍛えるにはもってこいだろ?」
「シノン姉さんとトナライさんには前衛向きだって言われたっすけど、戦闘の心得とか無いっすから!」
エマの声が山間部に寂しく響き渡った。
道はひたすらに続いている。 それが山間を走っており、景色が一切変わらない以外はそこまで退屈ではない。 なにせ、魔法を実験するための魔物という対象が頻繁に湧いてくるからだ。
「俺の身体強化魔法もあるし、鍛えるなら今だな」
「どうやるんすか……?」
「俺が魔法で魔物、を……」
ハジメは《乱律》を使おうと思って、突如街道の騒動が脳裏に蘇った。
火の手が上がる街並み。 あの時に見えなかった映像が今になって浮かび上がってきた。 怪我をして動けずに助けを呼ぶ若者や、目の前で母親を魔物に喰われながら自身も喰われる女性、倒壊した家屋に潰される老夫婦、子供の亡骸を抱えて逃げる父親。 すべて、ハジメによって引き起こされた人災だ。
「……うっ、げェっ……!?」
「ハジメさん!?」
ばしゃり。 異内容が溢れ出す。
(俺が殺したと思ってたのは、ラウンジの連中だけじゃなかった……っ! 俺が見てないところで、無関係な人が無数に死んでいたんだ! それなのに──)
何度も嘔吐し、吐き出すものがなくなっても空吐きは止まらない。
「ど、どうしたら……! そ、そうだ、水っ!」
慌てるエマの姿が朧げになりながら、ハジメは地面に倒れ込んだ。
(狂ってる時の方が楽だった。 あの時の俺が、本当の俺なのかもしれない。 むしろ今の方が、自分を偽っているようにも思える。 だからといって、あの時の俺を本物にはしたくない……)
ハジメはそれ以上考えるのが嫌になり、自ら意識を手放した。
▽
「エマちゃん、大丈夫?」
「えっ……」
エマが目を覚ました場所は、いつも見ていた景色ではなかった。
「疲れてるでしょ? 痛いところは?」
「ここ、は……? あ、あなたは誰……っすか──痛っ!?」
倦怠感と全身の痛みが、思い出したように頭をもたげてエマを苛む。
「寝ぼけてる?」
「寝ぼけてなんか……。 いや、寝ぼけてるかもだけど、本当にあなたが誰だか、分かんない……」
「……え」
目の前の女性の落胆して絶望した顔に、エマはひどく当惑した。
「ほんと申し訳ないっす……! でも……」
「私はシノン。 エマちゃんはシノン姉さんって呼んでくれてたよ」
「無理矢理呼ばせたのだろう。 嘘を教えるでないわ」
そう言いながら扉を開けて入ってきたのは、またもやエマの知らない男性。
「お父さん、邪魔しないでよ」
「病み上がりの人間にいきなり迫ってやるな。 とりあえず、ほれ。 食事を持ってきたぞ。 エマ、おぬしはあまり食べとらんかったから黙って食べろ」
「え、あ、はい……」
エマは言われるままに与えられた粥を胃に流し込んだ。 すると、途端に飢餓感が湧き上がってきた。 身体は栄養を欲しているようだった。
「エマちゃん、記憶が無いんだって。 よく分かんないんだけど」
「おいのことも覚えておらんのか?」
「ははは……」
エマは乾いた笑いを漏らすしかなかった。 人間、家屋、全てが未知で思考が追いつかない。
「もう一度最初から話すね。 私はシノンで、隣が私のお父さんのトナライ」
「は、初めまして……」
「あらま。 まぁそれはいいや。 エマちゃんは、エマちゃんってことを覚えてる?」
「それは、まぁ……あたしはエマっすけど」
「それは覚えてるのか。 エマちゃんはヒースコート領のモルテヴァってところに住んでて、鍛冶屋か何かの天井裏で生活してた。 合ってる?」
「合ってる、っすね……」
「エマちゃん、今は何歳?」
「16歳っす」
「ほんとに?」
「は、はい……」
顔を見合わせて頭を抱えるシノンとトナライ。 何か悪いことを言ったのだろうかと、エマは心配になる。
「エマちゃんは18歳だよ?」
「? あたしは16歳っす」
「多分本当に記憶を失ってるみたいだから教えるけど、エマちゃんは間違いなく18歳。 ここはヒースコート領の北西にあるブルーム領をさらに北に超えた、ディアス領のロヒル街道ってところ」
「何を、言ってるんすか……?」
「少し前にモルテヴァは災害に巻き込まれて消滅したけど、エマちゃんはハジメちゃんっていう男の人と一緒にいたおかげで助かったわけ。 そこで私たちと出会って、ここまで旅をしてきた。 覚えてないかもしれないけど、これが事実ね」
「いや、だってあたし──」
何も変わってないと言いかけてエマが自身の身体を見た時、違和感に気が付いた。
「二年も記憶に乖離があったら、何か違いとかあるんじゃない?」
「これ……」
「ああ、それね。 エマちゃんはモルテヴァの騒動の時に魔法使いとして目覚めたみたいだよ。 体現型魔法使いって言って少々特殊だけど、それは間違いないね」
「そんなはず……」
「私はエマちゃんを騙そうとして身体に魔導印を書き込んだりしてないよ。 そんなに擦っても消えないから」
エマはシノンの話す内容が一切理解できないが、一つ確実に違っているものがあった。
「え、こんなに大きくなかった……よね? シノンさんが魔法とか何かで?」
「おっぱいを大きくする魔法があるなら私にくれ。 普通に二年で成長したんでしょ」
「そんなこと、って……」
「ま、いずれ思い出すでしょ。 高熱でうなされてたし、意識が混濁しててもおかしくはないかな」
「あたし、病気でもしたんすか……?」
「そ。 少し前ここにも魔物がいっぱい襲ってきて、壊滅的な被害を受けたんだよ。 エマちゃんはその中で大怪我をしたあと、ずっと体調を崩してたんだよね。 そこを私とお父さん、あとハジメちゃんが看病してたんだ。 感謝しなよ?」
「え、あ、それは大変な迷惑をかけてしまったっす……!」
「一緒に旅してきた仲でしょ、気にしなくていいよ。 あと、呼ぶときはシノン姉さんだから」
「あ、はい! シノン姉さん、ありがとうございました。 トナライさんもありがとうございます」
エマは気付かない。 シノンがこうやって信用させようとしていることに。 しかしエマとハジメを無事引き合わせるためには、これも仕方の無いことだった。
三日後──。
「ハジメちゃん、おはよう。 顔色最悪だけど」
「そんなにすぐには良くならないかもな……」
「あ、そうそう。 とりあえずエマちゃんが目覚めたんだけどさぁ」
「……何かあったのか?」
ハジメの登場に緊張の面持ちのエマ。
「あ、あの……ハジメさん、っすよね?」
「なんか余所余所しいな。 とりあえず顔色が良くないし、もう少し休んだ方がいいと思うぞ?」
「ハジメさんの方が……って、あの、あたし記憶喪失で、そのぉ……」
「二年くらい前が最後の記憶だってさ」
「……ッ!」
声を出さずに息を呑んで目を見開くハジメ。 あまりの驚きように、むしろエマの方がびっくりさせられた。
シノンはエマがどれだけの期間記憶を失ったかは伝えていなかった。 それを今、ハジメは知ることとなった。
「あの、あたしは大丈夫なんで……えへへ」
「大変なのに笑ってんじゃねぇよ……!」
「えッ……あ、すいません……」
エマのハジメに対する第一印象は最悪だった。
「……悪い」
「うん、ハジメちゃんが悪い」
「エマ、ごめん……」
「いえ、あたしもごめんなさい……」
シノンはやれやれといった様子で、ハジメに目配せしてから続ける。
「私たちはエマちゃんのこと知ってるつもりだけど、記憶喪失じゃお互い初対面みたいなものだからさ。 エマちゃんとずっと一緒にいたのはハジメちゃんだし、知ってること教えてあげなよ」
「ああ、そうするよ」
「その間に私たちは物資揃えてくるから。 必要なもの教えて」
ハジメとエマは取り残され、気まずい時間が続く。
「……俺がモルテヴァに到着した時」
「?」
「大きな荷物を持ったエマが急に出てきて俺は転んだんだ。 それが最初の出会だったな」
「あたしならやりそう、っすね……」
「その時エマはすでに被虐民って立場で、真っ当な生活は送れてなかったんだよな。 二年前も、そうだったのか?」
「そうっすね……」
「そうか……。 俺はモルテヴァで生活を始めたんだけど、結構過酷でな。 その中でエマと会う機会が何度かあって、エマは俺より過酷な環境で不満も言わずに生きててすげぇと思ったよ」
「……」
「エマは会うたびに違うところを怪我してて、俺が傷を治せってポーションを渡そうとしても受け取らない。 何でなのかって聞くと、俺に迷惑が掛かるからって言うんだよ。 自分が大変な状況なのに他人を気遣えるんだから、圧倒されたよな。 そんで色々あってモルテヴァが災害に見舞われて、俺とエマはなんとか町を逃げ出した。 その後も色々あったけど、エマの魔法もあってここまで無事にやってこれてる。 ざっくりと、俺とエマの関わりはそんな感じ……だったな」
ハジメはどこか懐かしさを覚える表情で話していた。
「あたし、すごい経験をしてたんすね」
「すごいなんてもんじゃねぇよ。 俺たち何度も死にかけてるし、未開域の魔竜って化け物からも無事生還してるんだぜ」
「ほえー。 やるなぁ、あたし」
「それがエマだ。 覚えておけよ」
「根性はあるんすね。 じゃあ今度は、ハジメさんのことを教えて欲しいっす。 シノン姉さんはハジメさんに直接聞けって教えてくれなかったんで」
「俺のことが聞きたいのか……?」
「はいっす!」
エマは興味深くハジメを見つめている。
ハジメは仕方なく話し出した。
「俺はいつも失敗してばっかりだ。 今回だって、エマを守り切れなかったからな……」
「? あたしは平気っすけど」
ヴィシャ兄弟によって、エマはひどく壊された。 壊れたということで、ポーションによる治癒が奏功した。 流石に心までは癒せなかったが、肉体的には何も問題無い程度には回復することができていた。 そして壊れた心を消し去ることで、ハジメは問題から目を逸らした。
「ごめん……」
「いや、そんな頭下げなくても」
「本当に、ごめんな……」
「どうしたっすか……? ハジメさんたちのおかげで、こうやって生きてるだけで十分に幸せなんで、ってあれ!? 泣いてる……?」
「ぐっ……うっ……ぐずっ……ごめん……」
「あ、えっと……その……こういう場合は──」
ぐずり泣くハジメは、子供にしか見えない。
「……えっ、エマ……?」
気づけばエマはハジメを抱きしめていた。
「仕方ないっすねぇ。 あたしができるのはこれくらいっすけど、役割が一つ見つかったみたいっす! いやらしいことじゃないなら、いつでも頼ってくださいっす」
「ぅぐっ……しねぇよ、いやらしいことなんて……」
エマはハジメが落ち着くまで、暫くの間そうしていた。
人の気配がして、エマは何気なく扉側を見た。 目が合ったシノンがようやく口を開く。
「ありゃ、お取り込み中だったかなー?」
「わっ!?」
「ぐぇッ……!」
「ああっ、ハジメさんごめんなさいっす……!」
あまりの驚きにハジメを放り投げるエマ。
「ちなみに君たち、そういう関係じゃなかったよ。 ま、仲が良いのは悪くないね」
「あ、いや……えへへ……」
「当面の物資を入手してきたから、明日以降の話をしようか」
そうして様々な話が行われた。
「ほんとにそれでいいんだ?」
「ああ。 そちらの仕事も手伝えるし、俺の目的にも合ってるからな」
「ん。 エマちゃんはどうする?」
「ハジメさんに付いていくっす!」
「じゃあ方向性は定まったね。 じゃあハジメちゃんには、お母さんの仕事に関わってもらおうかな」
四人の関係は、途切れずに続く。
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