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第三話「僕とタッチャンと学校へ行こう」

ごめんなさい!私生活がだらしなくてまともな更新してませんでした!!

 走っている僕にタッチャンの叫びがぶつかってくる。

 タッチャンが喋り方とかを変えたのは中二の時だ。

 もう二年経つのに未だに慣れない。

 だからという気はないけど、僕も喋り方を変えた。

 せめてタッチャンの柔らかい物腰が際立つように。

 タッチャンには違う事を言ったけど。

 別に寛大な僕としてはナメられようが馴々しかろうがどうでもいい。

 でもタッチャンが傷付くのは我慢出来ない。

 自分の事を友バカ(親バカ?)と思うけど変える気はサラサラない。

 だって親友を大事に思うのは当然でしょ?

 そんな事を考えてたらタッチャンが僕に追い付いた。

 全力疾走してる僕に追い付いたにも拘らず、息を軽く弾ませながら話しかけてくる。

「最後までちゃんと聞いてよ!何で先に走り出しちゃうかな!イヤ時間がヤバいのは分かってるけど、ゆとりを持とうよ!」 僕が返すゆとりも無いのに、こうして普通に喋れる所も化け物って言われる所以なんだろうな、とか考えてるとタッチャンが時計を見た後呟いた。

「ホントにヤバそうだね…………走ってるとこ悪いけど、担ぐよ?」

返事を返す間も無く、タッチャンに担がれた。

 50Kgある僕を担いでるのに更にスピードを上げるタッチャン。

 ねぇ、たまに不安になるんだけどタッチャンてホントに人類?

 そう思ってしまったのは仕方ないと思う。

 だって、歩道橋の階段を4段飛ばしだよ?

 5Mの幅をジャンプで飛び越えたんだよ?

 トラックの運ちゃん、追い抜かれて唖然としちゃったよ?

 倉皇している内に学校に着いた。

 歩いて20分の距離を50Kgの重荷担いで5分で走破するってどういう事?

 流石に疲れたのか、肩で息をしながら言う。

「アジ〜、鍛練が足りないのかな?もうバテちゃった」

 苦笑いをするタッチャン。

 ウウン、そこは人類として正解だと思うよ?

 贅沢を言えば着くと同時に倒れ込む位が望ましいけど。

 あれでバテなかったらNASAかどっかの研究所に収容されてバラバラ決定だよ?

「8時15分。何とか間に合ったね。………この後クラス分けを見て、クラスに行って、8時45分体育館で入学式」

 タッチャンが行程を言った。

 タッチャン、君しおり暗記してる?

「ヨシ!じゃ、サッサと組分け見に行くか」

 ワザワザ突っ込んだりしないのが大人の対応ってやつでしょ。




 さてと、僕とタッチャンのクラスは……………

「アッ、僕二組だ」

 タッチャンは二組か。

 ……………エッ!?

 僕とタッチャン、クラス別!?

 何度見ても二組に僕の名前は無かった。

「喜一は……………四組なんだね」

 因みに僕は後ろから、タッチャンは前からクラス表を見ていた。 大丈夫かな…………タッチャン。

 一人で友達作ったり出来るのかな。

 心なしか、タッチャンの表情が硬い。

 スポーツ特待生同士、同じクラスになると思うよねぇ、そりゃ。

 逆イジメになんなきゃ良いけど(クラスで凄く高待遇される事。飛び出る絵本より浮く)。

 空手のスポーツ特待生で強面…………ダメだ、クラスで浮いて無いタッチャンを想像出来ない!!!

 僕がいない事によって、丁寧な口調が逆に怖がられる要因になるかも!!

 あんなのが優しく話しかけてきたら、ヤバい事件に巻き込まれる!って考えちゃうよ全員!

 うわぁ、ここだけは外しちゃいけないとこだったのに!

 未だ間に合う!速く先生いや、校長に直談判しなきゃ!!

「ヨシ、善は急がなきゃ!」

 僕の決意表明を聞いたタッチャンが一言、

「地に戻ってるよ、喜一」と言った。

さ〜て、来週のモンバトルは?



 龍輝です。

 最近グングン熱くなってきましたね。

 熱いからといって油断してたら夏風邪を引きますよ?

 さて、次回は龍輝悲鳴を上げる、龍輝いじられる、龍輝涙目の三本です。

 って、オイゴラ喜一。

 この悪意に充ち満ちたカンペは何だ?

 あ、逃げんじゃねぇ!喜一!!


 待て、待ちやがれ喜一!

 おっと、忘れてた!

 今度もまた読んでくれよな?ジャンケンッポン!!



 待ってつってんだろうが!


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