日本人消滅!?
んぁ~よく寝た。
んー、夏休みって学校もないしずっと休みだからうれしいんだけど
これだけ毎日何にも起きなかったら、さすがにひま過ぎて死んじゃうよ~
遊ぶとこもないし本当につまんない。
今の日本は少子化問題で騒いでいる。
日本の人口およそ3000。
いつ消滅してもおかしくないそうだ。
私の家の周りには何もない。
他の国が「日本はいつか世界から消える。日本のすべてのものは我等のものとなるのだ。」と言って
ほとんどの建物が壊され、金属などを奪って行った。
はぁ~、ずっと家にいたら頭おかしくなっちゃいそう。
ちょっとだけ散歩でもしてこよかな。
「ちょっと、ゆな?どこいくの」
「お母さん、散歩してくるだけだよ。」
「何考えてるの?外は危険なのよ。いつ拉致されるかも」
「わかってる。すぐ帰ってくるから。」
ほんっとに窮屈。
アレはしちゃだめ。これもしちゃだめ。
自由が欲しい。
いっそタイムスリップしてどこかの知らない自由なとこに行けたら良いのに。
「お…」
「おい…その…神……取っ…く…!」
え?何?むこうで誰がなんか言ってる?
「おい!その神玉取ってくれ!」
ふぇ?
「おい!お前だよ!」
え!?私?
コロコロ…
あ!これを取れってこと!?
ちょっとまって~
コロコロ…
まってってば!!
コロコ…
やった!
「取りましたよ~。これ、ですよね?」
「はぁ、はぁ、」
「あぁ…それだ。」
わっ。この人カッコイイ。黒いスーツをきてネクタイ…
そしてオレンジの瞳。
まるでどこかの国の執事さんみたい。
ホワーンホワーン
「へ?なっ何!?この玉光ってますよ!?だ、大丈夫なんですか!」
「な、なんだと。神玉が反応してる…この女に。」
「は、反応?」
「よこせ!」
「な、何よ!せっかくこの…この…何だっけ?
えーと、玉!取ったのに」
「黙れ。静かにしろ」
な、ななな、なんなのよ。こいつ!
「おい、お前。名は何という」
「平田ゆなですけど…」
「何人だ」
日本にいるのに何人かって…
「日本人です」
「はっ。日本人だと?まだ日本人がいたのか」
まるで私を見下してように呆れた顔
ひどい。
「日本人じゃ、悪いんですか?」
「日本人は来年消滅するのだ」
ほぇ…?
「あの…」
「だから来年消えるのだ。この世界からな」




