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プレゼント騒動


 連日、第二体育館での出張練習は続いている。


 木曜日になると習った返し技の種類も増え、一年生達の形式練習にも更に熱が入っていった。


 康平もいつになく充実した感じで練習をしていたが、好事魔多し。……金曜日に風邪を引いてしまった。


 前日の夜が肌寒かったからであろうか、熱こそ出ていないが、咳は止まらないのでマスクをして登校した。



 彼が校門を通った時、そこに梅田が立っていた。


 永山高校では、遅刻した生徒を叱る為に必ず恐い先生が一人校門に立っているのだが、今日は梅田の番らしい。


 康平が挨拶をして通り過ぎようとしたところ、梅田に呼び止められた。


「高田、お前風邪か?」


「あ、はい」


「だったらお前、今日と明日は練習を休め」


「え、でも軽くだったら練習出来るので心配いらないですよ」


 康平はここ数日間、いつになく早いペースで返し技を習っていた。彼は練習を休みたくないようだ。


 他の三人に遅れをとりたくない気持ちがあったかも知れない。



「お前の心配なんかじゃねぇんだよ! 他の選手に風邪が移るか心配なんだ」


 康平は、まるで遅刻した生徒のように下を向いている。


 梅田は話を続けた。


「お前、選手としてやる気があるんだったらせめて朝晩のウガイ位しとけ! 試合前に風邪を引いたらシャレにならんからな」



 朝から怒られた康平は、咳込みながら教室へ歩いていった。



「康平どうしたの、風邪?」


 教室に入った康平に亜樹が訊いた。



「心配ないよ。日曜日までには治すからさ」


「康平の心配はしていないんだけど、私や綾香に移さないでよね! それと風邪予防に朝晩のウガイは大切だよ。もし受験生だったら、試験の直前に風邪を引くとシャレにならないからね」


 続けて二度も同じ話を聞かされた康平は、咳が激しくなったようである。



 授業が終わってすぐに帰った康平は、翌日の土曜日も部活を休む。


 そのおかげで、日曜日の朝には康平の風邪も完全に治っていた。



 午前十時、康平と健太は、亜樹達と待ち合わせている自宅近くの駅(下田駅)に立っていた。


 健太は待っているのが退屈なようで、康平に話し掛けた。


「昨日さぁ、姉ちゃんに言われて亜樹のプレゼントを買いに行ったんだよ」


「え、健太は買う必要ねぇんじゃねぇの?」


「そう思うだろ? ……だが姉ちゃんに言わせっと違うんだよなぁ」


 健太は話を続けた。


「考えてもみろよ。今日四人集まって、その内二人が亜樹にプレゼントを渡すんだぜ。そうすっと、何も渡さない俺が薄情じゃねぇか?」


「確かにな」康平も納得した。



「だから昨日姉ちゃんにプレゼントを選んで貰ったんだよ。本当は康平と行くつもりだったけど、お前休みだったしさ。でも、こういう時の姉ちゃんの勘て凄まじいんだよな。これで綾香への印象もアップするわけだ。二千四百八十円は痛ぇけど仕方ねぇよな」



「ん、二千四百八十円? ……それって置き時計か?」


 康平は嫌な予感がして健太に訊いた。



「あぁ、猫がジャレあっている可愛い置き時計だぜ」


 健太は何食わぬ顔をして答える。更に康平が訊いた。


「時計はアナログだろ?」



 さすがに健太も気付いたようで、ダメ押しの確認をする。


「それで、全体がグレーで白い仔猫が二匹ってわけだ。……姉ちゃんの勘もここまでくっと、弟の俺でも怖ぇぜ全く!」



 同じプレゼントを買ってしまった二人は、苦笑した後無言になった。



 亜樹達の乗った電車が来るまであと五分という時、健太が口を開く。


「俺さぁ、急に有馬達とゲームしたくなったんだよなぁ……」


「いきなり何言い出すんだよ! お前だって高い金だしてプレゼント買ったんじゃねぇか?」



「お前と綾香は亜樹の為に買ったんだろ? 俺は綾香の気を引く為に買ったんだから、亜樹に渡すわけにはいかねぇんだよ。……それと、今日はマジでゲームしたくなったんだぜ」


 そう言って健太は改札を抜け、発車する直前の上り電車に乗ってしまった。



 その二分後、亜樹と綾香が乗った下り電車が駅に停まった。



 電車から降りて改札を抜けてきた二人だが、辺りを見回しながら綾香が言った。


「あれ、康平だけなの? 健太もいるんじゃなかったっけ」



「健太は、……う、うちの仕事が忙しくて今日来れねぇってさ。アイツも楽しみにしてたみてぇだけどな」


 康平は苦し紛れに嘘をつく。


「そう、……とりあえず図書館に行こうよ」


 亜樹に言われて康平は二人を図書館に連れて行った。


 三人が図書館で空いている席を探している時、康平達を見る二人組がいた。


 坂田裕也と鳴海那奈だった。那奈は小さく手を振っている。



 幸い彼らの座っているテーブルは六人用の大きなものだったので、三人はそこに向かって歩いていった。



「康平、久し振りだよな。図書館行く度に、お前と健太がいるか楽しみにしてんだけどよ。図書館で会うのは四ヶ月ぶりじゃねぇか?」


 康平に話す裕也の袖を那奈が引っ張る。


「その前に自己紹介じゃない? 私は鳴海那奈なるみなな。名字から発音すると言いにくいでしょ! 那奈でいいからね。隣は一応彼氏の坂田裕也。私達、康平とは同じ中学だったんだ。……康平、そちらの綺麗な二人を紹介してよ! あんたのドモリ口調を、久し振りに聞きたくなったからさ。……康平は口下手だから、間違っていたら訂正して下さいね!」


「ウ、ウルセェよ。俺の右にいる背の高い人が山口亜樹さんで、その向こう側にいる色の白い人が内海綾香さんだ。二人共、俺と健太の友達……でいいんだよね。ド、ドモッてはいねぇからな」



 裕也が呆れ顔で言った。


「おいおい康平、女の子を背が高いとか色が白いとかで表現しちゃ失礼だろ! 少し訂正しろよ」



 亜樹が作り笑顔で話す。


「いいえー! 訂正するのは友達って部分だけかしら。たった今友達辞めようと思ったから……。冗談はその位にして私の事は亜樹って呼んでね」


「私、康平の口下手なところは割と嫌いじゃないんだけど。……私も綾香って呼んでいいからね」



 那奈が康平に訊いた。


「それはそうと、健太はどうしたのよ? いつも一緒なのに珍しいわね」


「け、健太は今日都合が悪くなって来れなくなったんだよ」


「そう……それにしても、あんたと健太にこんな美人な友達ができるなんてね。私にとっては凄くショッキングな事件だわ」


 裕也が否定する。


「そんな事はねぇよ。康平と健太の良さは、誰かきっと分かってくれると思ってたぜ。那奈はまだ二人の事を分かってないんだよ」



「あのう……私、康平達のいいところは、那奈さんよりも分かっていないと思うんですけど……」


 亜樹が言うと裕也は苦笑した。


「そうか! 康平達との付き合いだったら、俺や那奈の方が長いからね。でも保証するよ。二人は最高にいい奴だからさ。……話は変わるけど、那奈はヒドイよなぁ。彼氏を紹介すんのに『一応』なんて付けないぜ」



 那奈が肩をすくめて話す。


「今その話? ……さては根に持ってんのねぇ。裕也はご覧の通りイケメンなんだけど、真っ直ぐ過ぎて融通効かない所があるのよ。皆さん疲れないようにね! ところで康平はともかく、亜樹さんと綾香さんは何でここに来たのかしら?」



 康平は誕生日プレゼントの事を話していいか迷い、咄嗟に誤魔化そうとした。


「……俺が勉強を教わる為に来てくれたんだよ」



「何か変な日本語だな」


 裕也は怪訝な顔をした。



「君は変に誤魔化そうとしない方がいいわ! 私達の語学力も疑われそうだからね」


 亜樹に続いて綾香も言った。


「康平は不器用なんだから正直に話した方がいいのよ」



「よかったわね康平! 今日は私も含めて三人の美女から突っ込まれて。……綾香さんや亜樹さんとは何だか気が合いそうだわ」


 那奈は冗談のように話すが彼女もかなりの美女である。綾香程ではないが色は白く和風美人といった感じだ。今は裕也のいるボクシング部のマネージャーが大変なのか、長かった髪をバッサリ切っている。女性的な顔立ちのせいか不思議とボーイッシュなイメージはない。



 その那奈が再び口を開く。


「ところで、綾香さんが『正直に』って言ってたけど、本当のところはどうなのよ?」



 康平は亜樹と綾香を一瞬見た後に口を開く。


「……実は亜樹の誕生日プレゼントを渡したくて、ここに来て貰ったんだ。いつも行ってる図書館が休みなのもあったんだよな。なんだかんだで世話になってるからさ」


「プレゼントは分かるけど何でここなんだよ?」


 裕也に訊かれた康平は慌てながら答える。


「だ、だから、いつも行ってる図書館が……」


「イヤそうじゃなくて、俺が言いたいのは何で学校で渡さねぇのかって訊いてんの!」


 裕也は、康平の説明を遮りながらもう一度質問をした。



「……それは学校だと何て言うか……」



「はい、ストーップ!」


 今度は那奈が康平の話を遮断する。そして彼女は言った。


「康平は裕也の三倍シャイなんだから、少しは理解してあげようよ。ところで、あんたが女の子にプレゼントなんて凄い進歩だよね! 私は今猛烈に感動してるんだよ」


「俺は康平がシャイなのを知っててハッパかけてんの! ところでお前、亜樹さんと付き合ってんのか?」


「い、いや、そういうんじゃなくて、夏休みに勉強を教えて貰ったお礼だよ」


 赤い顔の康平に那奈が訊いた。


「……そう言う事にしてあげてもいいんだけど、勉強教えて貰ったのは康平だけなの?」



 綾香が笑って答える。


「健太も夏休みの後半から来たのよね! それまで宿題を全然やってなくて大変そうだったけど」


「健太は相変わらず進歩がないなぁ。……でもお礼のプレゼントだったら健太もする筈だよね。中学の時はもっと義理堅い感じだったのよ。高校生になって薄情になったのかな?」


「健太はそんな奴じゃねぇよ!」


 珍しく康平が強い口調だったので四人が注目する。


「ゴメン……別に怒ったわけじゃないからさ」


 小さくなって謝る康平の横から亜樹がさりげなく言った。


「確か、健太は家の仕事で来れなかったのよね」


 康平は、空気を変えてくれた亜樹に心の中で感謝した。



「健太んちって定食屋なんだ。お昼になったらみんなで行こうよ」


 そう言った那奈に裕也が訊いた。


「ふつう、高校生だけで定食屋は行かねぇんじゃねぇの?」


「分かってないなぁ。健太んちのお店は、隠れた逸品があるのよ。フルーツアンミツが結構な量でしかも二百円! 美味しいから行ってみようよ」


 那奈の誘いに亜樹と綾香は乗り気のようだ。



 健太は今頃、有馬達のいるゲーセンに向かっている途中である。


 定食屋に行けば、咄嗟についた嘘がバレるので康平は憂鬱な気持ちになってしまった。




 勉強を始めて二時間半が経った。



「お腹空いたね」


 那奈が午後一時を指している時計を見ながらポツリと言った。


「今から健太んちでフルーツアンミツ食べようぜ! 久々に健太にも会いたいしな」


 さすがに裕也も空腹だったのか、誰かが言い出すのを待っていたようである。


 亜樹と綾香も勉強道具をしまい始めた。



 康平は嘘の言い訳をどうしようか迷ってしまった。



「あ、いたいた! もういないかと思って諦めていたんだけどね」


 一人の女性が五人の方へ近付いていく。


 健太の姉の真由である。


「康平、健太のバカが約束スッポカシちゃってゴメンね。あらあら、裕也に那奈ちゃんまで一緒なの?」


「真由さんお久しぶりです!」


 那奈がそう言うと裕也も一緒に頭を下げた。



 真由は亜樹と綾香を見て笑顔でオジギをした。


「はじめまして! 私、健太の姉で真由って言います。こんな綺麗なコ達と友達なんて、スンゴイ奇蹟だね。康平、紹介してよ。……あ、駄目だわ。……健太もそうだけど、康平に紹介させるとロクな事にならないから私が当ててみせるよ」


 康平を除く四人は顔を見合わせて笑った。



「えっと、背の高いコが亜樹さんで色の白いコが綾香さんでしょ? あ、二人の名前は健太から聞いているんだから、不思議に思わないでね!」


 真由の表現が康平と全く同じだったせいか、五人とも沈黙している。



「ん、どうしたの? さてはビンゴだったから驚いてんのかな」


 康平が言った。


「ビンゴだけど多分違うと思うよ。……ところで今、フルーツアンミツ食べに行くんだけど……」


「ワォ、うちに来てくれるんだ! 健太もいるからユックリしていきなよ」


 健太は有馬達のいるゲームセンターにいる筈である。だが真由は、健太が店にいると言っている。


 黙っている康平に裕也が言った。


「康平、何不思議そうな顔してんだよ。健太は店の手伝いなんだろ?」


「あ、あぁ、そうだけど。……と、とりあえず行こうぜ。俺もあそこのアンミツ好きだからさ」


 康平はそう言いながらながら、図書館の入り口へ歩いていった。


 康平の隣で真由が小声で話した。


「事情は健太から訊きなよ」




 健太の家である定食屋『片やん』に着いた五人は、一緒に座れる場所を探す。


 尚、定食屋『片やん』の名称は、片桐家の片からとっていた。


 時計は午後一時二十分を回っていた為か、客もマバラになってきたので、五分程待って無事に座ることができた。


 フルーツアンミツ五人分を頼んだ時、健太の母親が康平に言った。


「健太ならもうすぐ出前から帰ってくるからね。今日はユックリしていくんだよ」




「いらっしゃい! おっ、那奈と裕也もいるんじゃん」


 フルーツアンミツを食べている五人に、出前から帰った健太が声を掛けた。


「……康平、チョット来いよ」


 小声で康平に言って手招きをした健太だったが、康平自身も彼に訊きたい事があったので黙ってついていく。



 他の四人から見えない居間に入った時、健太が口を開いた。


「お前、俺がゲーセンに向かった事はアイツらに言ってねぇよなぁ?」


「まだ言ってねぇけど。……なんで健太がここにいんのさ?」


「あのゲーセンさぁ、駅からかなり入り組んでいて結局行けなかったんだよ。……ホントにゲーセンの事は言ってねぇんだな?」


 再び念を押す健太に康平は半ば呆れ顔で答える。


「何度も言わせんなよ。お前は、店の手伝いで来れないって話になっちまってるんだよ」



「よぉーし康平、今からプレゼントを渡すぞ」


 健太の一言に康平は意外な顔をした。


「お前、俺と同じプレゼントなんだろ? いいのかよ」


「ゲーセンに行けなくて家に帰ったらさぁ、姉ちゃんが事情を聞いてプレゼントを取り替えに行ってくれたんだよ。俺は見てねぇけど猫の貯金箱みてぇだぜ。……心配すんなよ。康平君のより安い物らしいからさ」


「誰が心配するかよ! ところで、プレゼントはあるのに何で店の手伝いしてんだ?」


「姉ちゃんの替わりにアルバイトなんだよ。今日の埋め合わせで、俺が働いた分は、みぃーんな姉ちゃんの財布に入っちゃうんだよなぁ。……それはそうと、康平がゲーセンの事を話さなくてホント良かったよ。それを言ったら話がややこしくなってたからな。おっと、早くプレゼントを渡しに行こうぜ!」




 四人の所へ戻った康平と健太は、周りの客が減ったのを見て亜樹にプレゼントを渡した。


 綾香も待ってましたとばかりに、バッグからプレゼントを取り出す。


「チョット早いけど、誕生日おめでとう!」



「有難う! 大事にするね」


 亜樹は素直に喜んでいた。


 康平と健太の様子を見ていた那奈が、席を立ちながらポツリと言った。


「康平と健太が高校でも楽しくやってそうで安心したよ。私達、今から図書館に戻るからさ」



 裕也も立ち上がりながら健太と康平に訊いた。


「お前ら今体重何キロあんの?」


 康平が六十二キロ、健太が六十一キロとそれぞれ答えたのを聞いて、裕也は残念な顔をしながら話す。


「やっぱ俺とあんま変わんねぇんだな。……新人戦はライトウェルター級(六十四キロ以下)で出っからさ。今回、減量してくれた先輩の為に絶対優勝するつもりだからな!」


 不思議と最後の言葉には力が込もっていた。




 この日の夜、亜樹が康平の家に電話をした。



【プレゼントありがとね! この時計前から欲しかったんだ】


【いいよ。……亜樹には世話になったからさ】


【そう言えば、試合するかもしれない友達って裕也君だったの?】


【あぁ、アイツはいい奴だし試合なんてしたくないんだよな】


【彼はカッコイイいいから、女の子にモテるんだろうね】


【何が言いたいんだよ、何が?】


 亜樹は康平のツッコミに構わず話を続ける。


【でも同性からは妬まれるタイプかもね。……私が康平をイジるようになった理由を教えてあげようか?】


【え? あぁ】


 康平は不意を突かれて、曖昧に返事をした。



【入学したての頃さぁ。康平と同じ中学だった男友達が、君の席に集まったのを憶えてる?】


【ゴメン。あの頃ってアイツらよく俺の席に来てたから、どの時の事か憶えてないんだよ】


【アハハ、君って男子には人気があるからね。……私はハッキリ憶えてるんだけど。その時、裕也君の悪口で盛り上がっていたのよね。本人が別の高校なのもあって言いたい放題だったみたい】


【…………】


【でも君は、ひたすら裕也君をカバっていたんだ】


【何となく思い出したけど、何で今話す気になったんだよ?】


【今日康平が、健太をカバってたのを見たからかな?】


【あの時は亜樹の一言で助かったよ。ところで俺をイジる……じゃなくて、俺にチョッカイかける理由って何なんだよ?】


【やっぱり教えてあげない! 女の子は少し謎があった方がいいでしょ】


【ヒッデェなぁ! 期待して損したよ】


【アハハ、康平はツッコミどころ満載なんだから私よりも君に原因があるのよきっと! それと、重ねて言うけど今日はアリガトね】


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