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World is Mine  作者: 大魔王ユッキー
序章
1/2

はじまりの世界

13億人の君へ。

君への変わらぬ愛が、今も私を苦しめている。おそらく伝わることはないだろう。それでも、私は言い続ける。

"愛している"、と。

 どうして。


 それだけが頭の中を巡り続ける。君を失ったこの世界は私にはもう耐えられない。失うまで気付けない自分がひどく情けなくて、また嗚咽に沈んでいく。

 満ち足りた穏やかな日常……そのはずだった。あれが起こるまでは。

 私は戦士ではなかった。だから守れなかった。蹂躙された。全て奪われた。

 もし叶うなら、あの日々を取り戻し、守り抜いて―――


 ……………


 もし神がいるのなら、どれほど呪ったことだろう。しかし、同時に感謝の気持ちで溢れている。

 心に希望が宿ったのはいつ以来だろうか。あまりに都合が良すぎるが、使わずにはいられない。使わなければ。君を取り戻すことは出来ないのだから。

 たとえ世界の敵になろうと、君に届くために、何度でも―――


愚かなる欲望の鍵(■■■■■■■■■)

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