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3 3人の神様

転生します。

感想お願いします。

どういうことだ? 俺は死んだはずだぞ?

3人の1人、とても綺麗で、いかにも「ザ・オトナの女性!」っていう感じの、髪が人が一歩前に出る。


「あなたは、死にました」


「直球だな?!」


知ってるけれど、それはあまりにも酷いと思う。

あれか、天国的なあれか。

天国って本当にあったんだなー。

と 俺が自己完結していると、


「ちょっとちょっと、勝手に自己完結しないでよ!」


3人のうち、こちらも綺麗、って言うより可愛いの方がしっくりくるショートヘアーで、髪が水色の女の子が出てきた。


すわっ! 心が読まれているだと?!

というかその声は!


「お前、謎の声か?!」


「うん、お察しの通り、ボクが、謎の声ちゃんでーす!」


「ホッホッホ、皆元気じゃの。 ここまでテンションの高いこやつらをわしは久しぶりに見たぞ。そうじゃのーざっと五千ね……」


ドカッ!


最後に出てきた、ぱっと見70代ぐらいのおじさんが、2人の美女、美少女にぶっ叩かれた。


良いのか? あれ、危険な映像にしか見えないんだが。


「最っ低! 乙女の年齢を人前で言うなんて!」


「本当にゴミクズ野郎ですね。」


「ザ・オトナの女性」、毒舌でした。

というか今、五千年ってことは、この人たちもう乙女じゃなくて、バb……


ドカッ!


水色の髪の女の子が叩いてきた。


「すみませんでした」


どうやらまた、心を読まれたようだ。

この人には勝てそうにない。


「おい、そろそろ真面目な話をしようぜ」


この会話全てが漫才みたいな人たちとの会話も良いが、やはり、知りたいことは沢山ある。


「おお、そうじゃの、まずは、自己紹介からじゃな、ワシは、ザイン、罪を司る神じゃ」


「ボクは、言葉を司る神、イグリだよ」


「私は、ライナーラです。生命を司っております。」


皆、聞いたことのない神だ。


「俺は彼方、相沢彼方だ。 何故、俺をこんなところに?」


「それは、ワシから説明しよう。 さっきも言った通りお主は、罪を犯した。 そして死んだ。」


「罪?」


「そうじゃお主は、力を使って、人をいたぶり、殺した。 そして、それを楽しんだ。 終いには、暴走し、助けようとした妹まで殺しかけた。」


俺は絶句した。

俺が京華を?!

暴走して、親父に刀で殺されたのは、なんとなく理解していたが……


「それがお主の[罪]じゃ」


「じゃが、最後に止めるのは神の仕事なのじゃが、イグリが止め損ねたのも事実」


イグリが、申し訳なさそうに言う。


「ごめんね」


「そこで、ワシらはお主に詫びを兼ねてもう一度人生をプレゼントしようということじゃ」


転生ってやつか……


「じゃが1つだけ条件がある。」


俺は、ゴクリと唾を飲み込む。


「それは、お主が自分の罪を認め、向こうの世界で背負うことじゃことじゃ」


「大丈夫だ、それはもうこの數十分で嫌と言うほどした、これは俺の罪だ」


「よかろう! お主の罪、どう使うかお主の自由じゃ!」


そして、ライナーラが出てきた。


「では、私たちの加護を、授けましょう。」


そう言うと、俺の体が少し光、静まった。


ザインが指をパチンと鳴らす。

すると、俺の立っている場所に大きな魔法陣のよう

ものが青白い光を出しながら浮かび上がる。


「最後に問う、お主は今、何色になりたい?」


俺は、よくわからなかったが、思ったことをそのまま言った。


「そうだな……何色にも変わる白かな」


「白は危険じゃぞ、簡単に黒に染まってしまう」


「大丈夫だよ。俺は、例え、黒でも正しく生きる」


「そうか……今度は道を踏み外してはダメじゃぞ」


「分かってるよ」


「じゃあねー。頑張ってねー」


「さようなら。私達は、ここで観てますから」


3人は手を振って見送ってくれている。

やり直そう、新しい世界で!

そして、視界は、真っ黒に染まった。

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