25話
俺が次に見つけたのは宗教関連の本だった。
読んで見ると一つのおとぎ話と言うか伝説なのかわからない話が絵本で書かれていた。
その内容を簡単にまとめるとルミナスと言う女神が創造神から生まれてこの世界を作るといった内容だった。
このルミナスは末っ子で銀髪の神らしい。
そのルミナスを祀っている宗教がジンシン教でこの世界の宗教はこれ一つしかないが宗派が違う場所もあるらしい。
ついでに人と神でジンシンらしい。
その後も色々と本を探したがめぼしいものは無かった。
そして気付いたらもう夕方になっていた。
そろそろ帰るかと思い出口に向かう。
すると今日何回も聞いた声が聞こえてきた。
「アナタ、お父様に何かしたの!」
だから何もしてないって。
そう伝えてもこっちの話を全く聞かなかったのでさっさと逃げていった。
俺は今泊まっている宿に戻る。
俺の宿に入るとシュバルツとジンが待っていた。
ジンは戻って来ていた。
良かった。
俺を騙して逃げるつもりじゃないかと少し不安になったが居てくれて良かった。
「ジン、何で金貨1枚ってそんな大金が必要になったんだ?」
「あぁ、実は久々にやりたくなっちゃってすいません。」
そう言いつつマジックボックスを出してその中から一つの大きな袋を取り出した。
中には金貨がたくさん入っていた。
「楽しかったですよギャンブル。」
ジンはギャンブルでひと稼ぎしてきたみたいだ。
出来れば最初からそういう事は言って欲しかった。
そう思いつつもシュバルツに今日は何をしたかを聞いた。
「少し武器を見に行ってきたのでございます。」
武器?
シュバルツは拳で戦うのに武器が必要なのか?
あぁ小手か。
確認のために聞いてみる。
「何買ってきたんだ?」
「これでございます。」
そう言い漆黒の小手を小袋から出してきた。
光を反射しないほどの黒色。
俺は気になり目に魔力をこめて鑑定する。
種類 小手
名前 呪殺の小手
素材 呪殺の石
スキル【破壊力アップ】【変形】
説明 呪殺の石を使って出来た呪いの装備。1度装備するとはずれない。
凄い。
この小手も凄いが【鑑定】。
武器のスキルや説明も表示された。
たった魔力を少し使うだけでこんなに違うとは。
今日、図書館に行って正解だった。
「凄い性能だな。でもこれ呪われてるぞ。」
「当たり前でございます。呪殺の小手でごさいますよ。」
そうおもむろにいいながら小手を自分の腕に装備する。
すると黒い煙見たいの物が現れシュバルツの腕にまとわりつく。
そして煙が無くなるとシュバルツの腕には蛇の鱗みたいな黒い跡が両腕に現れた。
「これ。外せないんだろ。どうするんだよ。」
「どうもこうもこうするのです。」
すると小手は薄くなりやがて手袋見たいに、なった。
なるほど【変形】はこういうスキルなのか。
便利だな。
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