20話
自分でもすぐ飽きると思ってたのにこんなに続くとはびっくりした(´∀`)
「僕のところ来ないって言うけど正確には僕の経営しているクランに入らないかって話だよ。」
クラン?
聞いたことがない。
「まさかクランって何か知らない?じゃあ説明するよ。クランは簡単に言えばパーティーの集まりだよ。例えばさっき君が倒した男3人あいつらはアイアンラビットってパーティー名でクランはアイアンズに入っているよ。更にクランをまとめるのがギルドだよ。でもこれ、普通はギルドに入る時に聞かされるものだけどね。」
あの猫、ちゃんと仕事しろよ。
そんな話し初めて聞いたわ。
「うん。やめとく。」
とりあえず断わった。
何しろジンとシュバルツに何の了承も無しにそんなことは言えない。
「へぇー、理由は。」
何て言い訳すればいいのだろう。
ついさっきジンとシュバルツの事はふせて話したから今更言ってもダメだろう。
「理由は特に無いけれども嫌だ。」
俺は単刀直入に言い放った。
これで引いてくれれば嬉しいんだが。
「ここにいたんですかリヒトさん。」
声が聞こえた方を見るとジンとシュバルツが居た。
そう言えば早く帰るつもりだったから何も言わずに来ていた。
「どこかに出掛けるなら書置きの一つや二つ書いといて下さい。」
「あっ、すまんかった。以後努力する。」
「それはやらない人のセリフですよ。ところでこちらの方はどちら様でしょうか?」
ジンがヴァンに気づいて俺に聞いてくる。
しかし誰と言われても俺自体知り合ったのが少し前なだけだし説明のしようが無い。
「初めまして僕の名前はヴァン・ザッシュ・アルフォース。貴族で伯爵の位を持ってるよ。お2人は?」
「僕の名前はジン・ガードナーです。僕は男です。」
「シュバルツでございます。」
「おっと、ちょっと失礼。えぇとリヒト、君ってショタコンだったのかい?」
小声で聞いてきたヴァンの質問に俺は全否定した。
当たり前だ。
変な誤解はいい事は無い。
絶対にな。
「なら安心した。さすがにそんな性癖を持ってる人とは関わりたくないよね。じゃあジンとシュバルツ単刀直入に聞かしてね。君、人じゃないでしょ。」
本当に単刀直入だな。
チラリとジンが俺の方を視線を向けて来たので言ってもいいと言う意味で頷く。
「何言ってるんですか!僕達は人ですよ。」
しかし違う意味に取られた。
「ジン、ヴァンは俺が人じゃないってこと伝えてあるから。」
その事を伝えるとジンは一瞬顔を赤らめさせたが直ぐに通常に戻り話をする。
「失礼しました。僕は上位水龍です。シュバルツは悪魔です。」
そんな簡単に話していいのかと思ったが俺が話していたから話してくれたと思えば信用してくれると思える気がしてきた。
「僕も人じゃなくてヴァンパイアだよ。ところで君達、3人はパーティー組んでるんだよね。」
ヴァンは俺が隠していた事に気付いたみたいだ。
相当察しがいいな。
「わざわざ隠してたのにこんな感じでバレるとは思ってなかった。そうだよ俺達は一緒に冒険者やってるよ。」
悪態を放つように俺はそういう。




