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鬼蜘蛛は今日も行く  作者: 叢舎 翰哉
街に行こう
12/30

12話

ネタとかいれるのマジムズいっすね

  ジンの背中に乗って街に行く途中に俺は自分のステータスを見てみる。

 

 名前 リヒト 

 レベル20

 種族 オニグモ 

 スキル【自動翻訳】【操糸】【斬糸】【粘糸】【硬糸】【怪力】【検索】【鑑定】【威圧】【探知】【剣術】【炎魔法】【脅迫】【人化】

 称号《転生者》《無情者》

  

 表れたステータスを見て俺は【成長補正】が消えていることに気がついた。

 恐らくだか俺が一番闘いやすい体に成長し終えたからだろう。

 しかし何時の間に【剣術】

をてにいれたのか。

 まぁどうせ神様の仕業だろうけれども。

 

 「見えましたよ。ここからは歩いて行きます。」

 

 ジンがそう言いながら降下していく。

 そして地面まで降りて街の方向に歩いて行く。

 

 「街に入るのにお金とかいるのか?」

 

 俺はふと疑問に思ったことをジンに聞く。

 

 「知りません。実は僕も街に入るのは初めてなので。」

 

 大丈夫なのか?

 まぁなんとかなるでしょと思いつつも歩いて行く。

 やがて俺達3人は街の入口、高さ五メートルくらいの門の前に着いた。

 

 「えぇーと、街の中に入りたいんですがどうすれば入れますか?」

 

 俺がどうすれば入れるか考えているとジンが門番に聞いてくれた。

  

 「あぁ、それなら許可証があれば通れるけど、わざわざ聞いてくるんだから無いでしょ。ない場合は1人銀貨1枚だよ。それで仮だけど許可証が発行できて中で冒険者ギルドに登録すればそこでギルドカードがもらえてそれが許可証になるから。」

  

 金かぁー。

 もしかするとバックの中に入ってるかも。

 探して見ると中には銀色の少し厚めのコインがが30枚くらい入っている袋を見つけた。

 

 「これでいいか?」

 

 俺は銀貨3枚を門番に手渡す。

 

 「はい‼ぴったりですね。ではグリガァーンへようこそ‼」

 

 ここがガルド達が来た街なのか。

 どうする?

 今の俺の装備はガルドが使っていたものだ。

 もしガルド達の知り合いにでも会ってこの装備について聞かれたら答えようがない。

 そうだ‼

 【人化】の応用で魔力を炎の魔力を薄く装備に纏わせる。

 うーんちょっとムズいな。

 よし出来た‼

 元々茶色っぽい革の装備だったが今は赤黒い色に変わっている。

 心なしか最初より堅さが上がっている気がする。

 

 「行きますよ。リヒトさん。」

 

 ジンの声で気を取り戻し門をくぐっていく。

 門を通って一番に目にはいったのは広い広場だ。

 広場はかなり賑わっていて冒険者風の人や商人風の人、街人風の人達が物を売り買いしていた。

 

 「人がゴミのようでございますね。」

 

 シュバルツ、その台詞はダメだ。

 しかもそれは大人数を高い場所から見下ろした時に言う台詞だろ。

 

 「シュバルツさん今の台詞を人の目の前で言ってはいけませんよ。後、リヒトさんもです。」

 

 あれ?

 考えてたこと声にでてたか?

 

 「取り合えず冒険者ギルドに行こう。多分あそこのデカイ建物だろ。」

 

 「そうですね。行きましょう。」

 

 そうして俺達3人は冒険者ギルドに入っていった。

 中には多くの人が酒を飲んだり紙のはられたデカイ板の前で話し合ったりと様々だった。

 その中には男が多かったが少なからず女もいたし獣人もいた。

 俺達は恐らくギルドの職員だと思われる猫耳の女に話しかける。

 

 「えぇーと、冒険者になりたいんだかどこで登録出来る?」

 

 多分今はなしてるこの場所でできるのだろうけども一応聞いておく。

 

 「それならここでできますにゃ。登録するには1人大銅貨5枚でできるにゃよ。」

 

 猫の尻尾と耳を生やした茶髪の女がそう答える。

 それなら話が早い。

 登録して今日にでも簡単なクエストでも受けてみよう。

 

 「じゃあ3人登録したいんだけど銀貨2枚で足りるか?」

 

 「足りますにゃ。でもそこのお嬢さんは年齢が少し怪しいにゃ。でもある程度の強さがあるにゃら別なのにゃ」

 

 年齢が怪しいと言われて少しドキッとしたが強ければ問題ないならいい。

 なんたってジンは上位水龍だからにゃ。

 おっと、ヤバイ少しこの女の喋り方がうつった。

 

 「大丈夫です。腕には少し自信があります。それと僕は男です。」

 

 女と勘違いされてる。

 でも見た目は本当に美少女だし勘違いしてもしょうがない気がする。

 

 「それはすまにゃい。じゃあ先にお二人さんはこの紙に名前と闘い方を簡単に書くのにゃ。」

 

 そう言って俺とシュバルツに紙を渡して来る。

 

 「で、君にはこれにゃ。これに手をかざせば大体の強さがわかるにゃ。黒色が濃ければ濃いほど強い証にゃ。」

 

 だされた水晶みたいなものにジンは手をかざすと透明だったのが一瞬で濃い黒色に変わる。

 

 「余裕で合格にゃ。ギルドは常に強い冒険者を求めてるからにゃ。君みたいのは大歓迎にゃ。じゃあこれに書くにゃ。」

 

 さっき俺とシュバルツに渡したのと同じ紙をジンにも渡す。

 俺とシュバルツは紙に名前と簡単に闘い方を書いて受付にだす。

 少し遅れてジンもだす。

 

 「リヒト君とシュバルツ君そしてジン君もこれからよろしくにゃ。最初はE-からだけど頑張るにゃ。これがカードにゃ。このカードの悪用はオススメしにゃいにゃ。無くしたら再発行に少しお金がかかるからにゃ。ついでに私の名前はタマにゃ。基本はここにいるからこれからよろしくにゃ。」

 

 「あぁよろしく。」

 

 「よろしくお願いします。」

 

 「よろしくお願いいたします。」

 

 名前とE-と書かれた薄いカードを3枚受けとる。

 俺達は簡単に挨拶をし、軽く質問する。

 

 「どうすればクエストとか受けられる?」

 

 「それにゃらあそこのクエストボードに貼ってある紙を外してここに持ってくるにゃ。それでクエストが受けられるにゃ。クエストでゲットした素材とはギルドで買取りしてるにゃ。でも別にギルドで売らにゃくて商業ギルドでも売れるにゃ。ただし下手にやると安く買い叩かれるから気をつけるにゃ。」

 

 聞いたことに対して余分に教えてくれたので無駄に聞く手間が減った。

 

 「じゃあ軽くみんなでクエスト受けるか?」

 

 「構いませんよ。」

 

 「いいでございます。あっ、でも少しタマさんにお聞きしたいことがあるのですがよろしいですか?」

 

 「どうぞにゃ」


 「どうすればランクが上がるのでございますか?」

 

 「にゃ~説明し忘れてたにゃ。ランクをあげるには2つやり方があるにゃ。1つはクエストをクリアしてポイントを貯めるのにゃ。もう1つは月1である昇格試験に受かるかにゃ。これは明後日試験はあるにゃよ。試験内容はランクにおおじた敵を倒すだけにゃ。」

 

 「ありがとうございます。」

 

 そう言い残し俺達はクエストボードの方に向かって行く。

 クエストの中には薬草集めやモンスターの討伐やらあったがどれにもC以上とか対象のランクが書かれていた。

 その中でE-がやれるクエストはヒトデナヒシ草と言う薬草集めかゴブリンの討伐依頼だった。

 採取系はこのメンバーにあってなさそうだし、特にシュバルツとかはあってなさそうだ。

 そうなるとゴブリンの討伐だ。

 その紙の内容はゴブリン10体につき鉄貨10枚だそうだ。

 まぁ最初のクエストはこれでいいや。

 紙をはがしてタマの方へ渡す。

 

 「早速受けるのにゃ。このクエストの期限は2日にゃ。それを過ぎると罰金ににゃるからにゃ。ゴブリンは魔の森の浅いところにいるからにゃ。後、魔物を倒せば自動でカードに記録されるからにゃ。」

 

 あのカード本当はとても便利なんだ。

 

 「よし、じゃあ行こう‼」

 

 張り切って俺達はギルドを出た。

 するとタマが

 

 「ちょっと待つにゃ。大銅貨5枚渡すの忘れてたにゃぁぁぁ。」

 

 と大声が外まで聞こえて来た。

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