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ああああ、ゲームしたい  作者: Ryoですけど
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プロローグ

どうも、俺の名前は信田亮太。

スペックは高いと自負してるオタクだ。

特にゲームが大好きだ‼︎

これからはオタクガチ勢でいくから

以後よろしく!


「いや、ちょっと待って!」


俺は隣でぼうっとしている幼馴染の鹿田友美の方を向いた。


「ん?どうしたの?」


「え?いやなに今の宣言。」


「え?大学でやろうと思ってる

自己紹介だけど?なんか変か?」


友美は、素晴らしく快活な笑顔で


「そうだねー、すっごいクソだね♩」


て言った。

……まあいいんだけどね。なんか変?とは

言ってけど自分でもちょっと変かもって

思ってたし。

まあ、今は大学デビューのための最初の

一言なんてどうでもいいんですよ。


「……急にニヤニヤし出してどうしたの?

気持ち悪いんですけど……。」


「いやいや、これが笑わずにいられねえよ。あと3日、あと3日だぜ?」


そう、俺はあと3日でやっと…やっと‼︎

ゲームが解禁されるんだ……‼︎


「あーはいはい、スゴイデスネー。」


「おい、お前ももっと一緒に

喜んでくれよ!」


「いや、無理だから。」


「あー、冷めてるわー。友美さんまじ

冷めてる自分かっけーとか思ってる系女子

だわー」


「は?いや別にそういうつもりじゃないし。別にわたしそこまでゲームしてないもの。」


「バッカ。友美さんまじKYだわー。

お前12年もゲームできなかった俺の気持ち

わかってないわー。」


「あーはいはい。

わたしが悪うござんした。」



俺は一応いわゆるいいとこのお坊ちゃんって

やつだ。だから幼稚園の頃ゲームにはまりまくってたら、大目玉食らってそこから

ずーっと自己強化に励まされていたのだ。


おかげで、優秀になってちやほやされてたが全然楽しくないっていう謎現象が起きてしまった……。


あ、ちなみにライトノベルは中学生の頃から隠れて読んでました。


「ふー、じゃあ喜びを分かち合ったところで今日はもう帰るか。」


「わ、私今日結局何しに来たんだろう…。」


ふと、時計を見るともう夕方だった。

この日俺は友美と公園に来ていた。

べ、別にデートじゃないんだからね‼︎

……はい。

俺と友美は公園を出て歩道に出た。

しかし、俺の意識はここでプツッと切れた。

次に意識が覚醒した時は、白い部屋の中だった。








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