みゅぅ~爺ぃ~さん
・・・
ある日の朝 ふと 見かけた光景
若いにぃちゃん 「おはよ~ じぃ~さん!」
みゅう爺さん 「おぉ。 おはよう。」
若いにぃちゃん 「じぃさん・・・今日も ロック してきたかぃ?」
みゅう爺さん 「おぅおぅ。 大丈夫じゃ! ちゃんと ロックしてきたぞい!」
若いにぃちゃん 「そりゃあ よかった!」
みゅう爺さん 「おぅ。 まだまだ 若いもんの 世話には ならん!」
ロックんろーる爺さん?
・・・ 私は、カッコイイなぁ ・・・ と思った。
・・・
数日後
・・・
若いにぃちゃん 「うぃ~~~っす。爺さん、今日も元気か~?」
みゅう爺さん 「おぅ。今日も、バリバリじゃ!まかしとけぃ!」
若いにぃちゃん 「そんじゃぁ、今日も、ちゃんと ロックしてきたかい!?」
みゅう爺さん 「 ・・・ 」
若いにぃちゃん 「? ん ? ひょっとして、ロックしてないのか?」
みゅう爺さん 「ワシとしたことが、ぬかったわい! ロック 忘れとった!!!」
若いにぃちゃん 「そりゃ大変だ。」
みゅう爺さん 「急いで、帰って、ロック してくるぞぃ!」
若いにぃちゃん 「うぃ。 急ぎすぎて 転ばないようになぁ~~~」
!!! お、チャンスだ! ・・・ と私は 思った。
爺さんロックを この目で見、この耳で聴いてやろうと、後を追った。
さすが、ロックんろーる爺さん なだけあって、 走るのも速い、はやい!
・・・
数分後 ・・・ 爺さん宅 前
どきどき しながら 私が 爺さんの 家の前で 様子を窺っていると
爺さんは おもむろに ポケットから 鍵を 取り出し
玄関の 鍵を ロックした
・・・ 家~~~~ぃ
ちゃん ちゃん
ぱふぅっ・・・