表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/64

〈7〉

 「今糖質制限してるから何に納豆かけていいのかわからないんだよね」と舞香…

 こいつやせる気なのか?美樹が一緒に昼食をとり始めてから舞香が美を意識し始めている。

「やせるの?」と聞くと

「太るのに飽きた」と返ってきた。

 しかし美樹は美人が上手い。男女問わず誰とでも平等に接する。

 美樹が加わって最初緊張していた舞香と絵美里にも、決して見下した様な態度はとらずかと言って慣れ慣れしくもせず相手がとって欲しい距離にちゃんといて、だから舞香も美を意識して美樹に寄ろうとしているし、絵美里も好きなライトノベルの話しを美樹にするようになっていた。

 取り巻きたちに囲まれていた時も全員に平等に接していた。もし少しでも対応に不均衡なところがあれば、すぐにあらぬ勘違い、または嫉妬や妬みを生みかねない。

 これも小さい時からの経験から体得したものだろうと思われるが、実際にバランスが取れるのは見事でその一挙手一投足に美人がうまいなあと私は感心してしまっていた。


 



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ