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〈21〉

 私が話し終わると「何で急に中沢かなえが?」と森本君が言った。

 「いやだから、要は新藤シュンがマリアとかなえの二股をかけていたからマリアの魔法にかかってないってわかったんでしょ」と金井君が説明した。

 「あーなるほど心を操られていたら二股なんてかけれないもんな」と森本君は納得した。

 現代文の成績2が成績5に説明をしている。しかしなんでこれがわかるのに成績が2でこれがわからないのに成績が5 なのか謎だが、現実とはそう言うものらしい。

 「つまり、人間の方が恐ろしいってことさ」

 そうだ!それだ金井!と私は自分が書いた以上の解釈をした金井君に心の中で喝采を送る。しかし表情においては、よくそこまで読み取れたえらいぞ金井と言わんばかりの深いうなずきを無言でして見せていた。

 とそこで、チャイムが鳴り3時限目が終わった。美樹は目を開けて(本当に眠っていたわけでは無いだろうが)立ち上がった。

 「私も読もうかな金閣寺」と美樹は言った。

 そう言っていたが、多分読まないだろうと私は思った。

 

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