表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/64

〈19〉君の彼女は魔女なんだ (1)

   君の彼女は魔女なんだ 鍋島葵


 「え~今から転校生を紹介しま~す」

 担任の声にクラスは鎮まる。

 入ってきた生徒は超絶×100のイケメンだった。クラスがどよめく。女子生徒はそのイケメンさに誰かが叫べばそれにつられて全員叫び声を上げそうな爆発寸前の状態だった。ただ1人、渡辺マリアを除けば。

 「初めまして京極成政と申します」

 京極のあいさつに新藤シュンはすごいイケメンているもんなんだな~となぜかしみじみ感慨にふける。

 

休み時間、すぐに女子生徒に囲まれる京極。恥も外聞も投げ捨てたように女子が群がる。そこで質問攻めをしてるのは中沢かなえだった。シュンはマリアをちらっと見る。マリアは静かに読書をしていた。

 

  「新藤くん!」

 下校するシュンが振り返るとどうやって女子をふりきったのか京極が1人でいる。京極が話しがあると言うので2人で近くの公園に行くことにした。

夕暮れ時に、シュンと京極は公園のブランコに座る。公園には2人以外誰もいない。

 「突然だけど僕は悪魔だ」京極は満面の笑みで言った。

 「はあ?」シュンは何の話かわからない。とその時シュンの視界は全てが逆さになっていた。

 「うわー!何?何?」シュンは叫ぶ。シュンの視界がぐるぐる回りようやくブランコごと自分が体操の大車輪のように回っていることに気づく。

 「信じてくれたかい?」京極は笑いながらシュンを見ている。

 「信じる!信じるから止めてー!」

 ピタっとブランコは止まり、シュンは三半規管の乱れとそれによるめまいと吐き気でぐったりしているとまた京極が話し始めた。

 「うちのクラスに渡辺マリアっているだろう?」

 「お、おう…彼女がどうかした?」シュンは辛うじて答える。

 「君と付き合ってるよね?」

 「ま、まあ」

 「実はねえ、君の彼女は魔女なんだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] おぉ! ファンタジー! 悪魔=超絶イケメン ってイメージは確かにありますね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ