生きていくのには辛すぎた
ニュースをお伝えします。
T県〇〇村では現在―――
今の所――者は――――
4日目
トントンッ
軽く戸を叩く音が響く。
「アビリタ、朝よ」
母さんの呼ぶ声が聞こえる。
起き上がり、白いシャツワンピースに着替えて
母さんの居るリビングへ足を運んだ。
「おはよう。アビリタ」
母さんがテーブルに朝食のトーストと
ミルクを並べながら言う。
「おはよう。母さん」
椅子に座り、頂きますと言って
トーストを齧る。
「今日、川の方に遊びに行ってくるね」
「わかった。暗くなる前に帰ってくるのよ」
朝食を食べた後、自分の両手ぐらいの大きさの
小さなポーチを下げて、家の戸を開けた。
家の外に出て、川の方に向かって歩いている時に
ベンチに座っている女の子が「今日も
何かを探してるね」
「…」
探している…か。
✱
川の方に歩いているが、薬局の方へと
足を運んだ。
〈薬局〉
「いらっしゃい」
薬局のお兄さんが少し微笑む。
どうも店員はお兄さんだけらしい。
「よく眠れる薬をください」
「最近、よく眠れないのかい?」
小さく頷く。
「はい。9Gね」
薬を受け取り、ゴールドを支払う。
店を出て、家に向かった。
……道草、にはならないかな。
✱
3日目
朝、何時も通り母さんが私を起こす。
今日も何時も通りの朝食。
トーストを食べながら、
今日は村の中を散歩すると母さんに伝えた。
村を歩いていると5歳ぐらいの男の子が
「何で何時もぼーっとしたり、目を閉じてるの?」
「……」
「ねぇ、何で?」
「……」
今日も…見つからなかった。
2日目
朝、天井、壁に赤いものがベットリついている。
「アビリタ、あサよ」
……
「今日は、ちょっと庭の手入れ…するね」
「えエ、わカったワ」
…母さん……
✱
――――T県〇〇村に人工衛星――が
落下し、被害は――
✱
1譌・逶ョ
……いっぱい、赤いものが。
「アビリタ、譛昴#縺ッ繧灘?譚・縺溘o繧」
母さん?に赤いものがいっぱい
鉄クサイ…
✱
妄想性障害…
妄想が長く続いてしまう。
目の前を遮断することで幻覚も…
5日目
……朝…のようだ。
戸を開け、リビングに。
…母さん。居ない。
外に出る。――居ない
…凄く、静かだ。
…薬局に行ってみた。
薬局のお兄さんも居ない――。
今なら、行ける――
〈奥の薬棚に入る〉
熱冷まし…頭痛薬…
―――あった。
『楽に死ねる薬』が。
9錠、一気に飲む。
母さん…皆……今…行…く…。
✱
T県〇〇村に人工衛星が落下――
付着していたウイルスは
人を肉塊にして死亡して――
村人ほぼ全員が感染し――
中にはウイルスが効かない
特異体質の――
捜索隊によると現在特異体質の人は―――
やぁ、今回は人工衛星に纏わる話だ。
ウイルスに感染しなかったアビリタは
妄想と感覚で生活していたんだね。
昔、彼女も現実世界が汚くて汚くて
兎に角見たくなくて、目を半分以上閉じたまま
生活していたんだ。
ま、今はもう大丈夫だがね。
…どうやら、今は凄いウイルスが
増えているようだね。
何人も死者を出しているとか…
1日でも早く終息するように願うよ。
そろそろお別れだ。
では、また会おう。
最近、筆の調子がとても良いです。
此の調子で沢山書いていきます!




