第98話「目録の確認・100ポイントで選ぶなら」
ドキッ。入浴回です(^^)
我が家転生…「我は無限の竜脈使い？」…が眷属 …育成計画中なのですw
第98話「目録の確認・100ポイントで選ぶなら」
竜脈生活66日目。
神様の世界も世知辛い。神様もちゃんと仕事をしているし、生活があるのだろう。
最近は神様を見直している自分がいる。
その証拠として、俺の手元には分厚いファイルブックが存在していた。
「ああ、怖い。中を見るのが怖い。」
昨日、美香さんと言うよりも、八幡様から頂いた「損害賠償目録」である。
すぐさまに宝物庫〈Ω〉に突っ込んでおいたものだが、やはり確認せずにはおられまい。
俺は朝から1人になれる場所を探した。トイレ？そう言えば、我が家でトイレを使用するのは俺だけか？
樹霊達は食べたものは全て霊子変換するらしい。いいなぁ。いかに人間の身体が不効率かと言う証明だ。
「でもトイレに閉じこもるとか嫌だなぁ。臭いし。」
下水道は現実世界に繋がっていますけどね。
となれば、迂闊な邪魔が入らない2階の…更には浴槽が良いとのことで、俺は珍しくも朝からの入浴タイムとなったのである。
「今日はチェリーブロッサムのバスソルトにしよう。優雅な気分だなぁ。」
なぜも、こうして朝からの入浴すると、優雅な気分に浸れるのだろう？肩まで湯に浸かっていると、程よい眠気が俺を襲う。
『チュウ？』
あれ？この声は…磨りガラスの扉越しにチョメ君の姿が見える。
「やあ、チョメ君。一緒にお風呂に入るかい？」
扉の隙間から、土霊族のチョメ君の顔がピョコと飛び出した。無論、そこは脱衣室兼チョメ君の檻置き場であるからして。
しかし、この時間はいつもチョメ君は嫁さんのユズリハのところに行っている事が多いし、俺も予定外の入浴なので、お互いにビックリした感じである。
『チュ〜！』
おっと。予定外の入浴となったが、男同士の裸の付き合いである。
たまに、こうしてチョメ君と一緒に入浴しているのだ。とは言っても、プラスチック製の桶にお湯を入れて、隣で見守るだけなのだが。
「良い湯だなぁ、チョメ君。このさくらんぼの香りが堪らないなぁ。」
『チュウ♪』
元々はシャンガリアンハムスターのチョメ君だが、今では銀色の毛並みに、ふっくらと巨大化した全身に相まって、ちょっと毛色の違うピ◯チュウそのもの。桶も小さくなってきた。
「ところでチョメ君、土霊族になって、何か変わった感じはあるの？」
『チュ…？』
そりゃそうだな。俺だって、自分が変わったの？と言われたら、なんの感慨も無いし、変わったって実感はない。
『〜〜♪』
お湯を足してやったら、チョメ君は鼻唄を歌い始めた。
「ユズリハはお風呂にに入りたがらないけど、産まれた子供はたまには連れて来てお風呂タイムってのもイイんじゃない？」
『チュ♪』
まだ産まれてもいないのに気が早いか。でもチョメ君は乗り気のようだ。
そこはやはり、野良ネズミ出身のユズリハとシャンガリアンハムスターの出自の違いだと実感する。
「…ところでチョメ君、八幡様からギフト券？的な物を貰ったんだけど、何か欲しいものはあるかい？」
『チュ〜？』
懐疑的なチョメ君の声。まあ、俺も初めはそうでした。しかし、とりあえずは見て欲しいとファイルブックを広げる。
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《田崎 蓮人様への損害賠償について》
この度は、我が八幡宮統括本部の総意を以って、田崎 蓮人様に感謝の意を捧げます。
以下、対象邪神の封印に関しては、口外の箝口を徹底して頂ける事を前提に、損害賠償への対応として、等価値に当たる贈呈品を2P〜7P内から選択して申請をして下さい。
速やかな発送を以って誠意と変えさせて頂きます。
また、使用上の注意は本書8Pを御参照下さい。
現在の損害賠償の残りポイントは【100】です。
八幡宮統括本部
本部長 鳩山 巴
〈1〉
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1ページ目からインパクトがデカい。
そしてギフトはポイント制らしい。今風すぎる。
次のページからは商品説明になるようだ。
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★★想像原典50ポイント
あなただけの、あなたを崇拝する経典を作りましょう。
あなたの言葉が力になります。
あなたを崇拝する者が増えるたびに、あなたの神力と神格を高めます。
原典から複製可能。
★神のコテージ20ポイント
あなたもコテージで優雅なひと時を過ごしてみませんか？
必要なときにはいつでも出せます。
内部環境設定自由。追加装飾要素あり。
外部結界機能付きと至れり尽くせりの最高級品です。
★鳥居セット〈甲乙〉20ポイント
双方向からの移動可能な亜空間出入り口。
いつでもどこでも移動可能。
破壊不可（経年劣化有り）。
所有者のみ使用許可の可否設定可能。
〈2〉
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「…俺を敬えとか、そんな新興宗教の教祖になるつもりはありません。」
その次のコテージはいいなぁ。だが、どこに設置しろと言うのか？持ち運び自由のようなので、宝物庫〈Ω〉の中に入れておいても良いが、これもタンスの肥やしになりそうだな。
鳥居と書いてゲートか。まんまだが、興味深い。
しかし、これも何処に設置するのか？出来れば日本の実家跡地にって思いもするが、現実的じゃないな。正直、そんな事したらヤバいだけだ。
『チュウ？』
え？裏山とか、人目に付かない場所にすれば？って。なるほど。
その手もあるかぁ。
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★★神の右手60ポイント
あなたの右手に奇跡を宿します。
その名も「神威」。
今からあなたの右手は意思を持ち、あなたの分身としてその意思を代行します。
あなたの剣であり盾となり、常にあなたを守護する存在となるでしょう。
「神威」の生命はあなたと繋がっています。
あなたが在る限り、永遠に付き従うことでしょう。
★★御進物作製50ポイント
欲しい能力はありませんか？
あなたの固有能力に能力作成能力を追加。
更に、その作成した能力を他者に贈呈することができる力です。
あなたの期待する人物に能力や加護を与える事ができます。
その力で信者を増やしましょう。
★クリスマスの聖者20ポイント
今年も1年、良い神でいましたか？
毎年、12月25日に聖者があなたの元を訪れ、その年の成果に応じてプレゼントを進呈します。
プレゼントの受け取り拒否は認められません。
何が当たるのかも分かりません。
〈3〉
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俺の右手が真っ赤に燃える的な？しかし、これは抽象的な意味であり、より俺に密接的な眷属を誕生させるって感じかな？
「…なんだろう。普通の眷属じゃダメなのか？」
『チュチュ〜？』
うん。精霊や眷属にも寿命があるってチョメ君は言うけれど、それは俺だって同じだろう。
俺はあと何年生きるか分からないけれど、天使の2L （トゥエル）の方が間違いなく長生きするでしょ？そして2L （トゥエル）には悪いが、俺が寿命を迎えたと同時に眷属は共に消滅する定め。
ならばこそ、別にコレは要らないな。
次の能力を云々という奴だが、まあ、俺も神様から加護を色々貰ってるから悪いことは言えない。
「でも、自分が誰かに加護を与えるとか、そんな神様みたいな事はしたくない。俺は人間だからね。」
『チュウ！』
チョメ君も頷く。可愛いので足し湯をした。ほのぼのするな。
「…コレはそのまんまサンタクロースだな？しかも20ポイントだと？」
ポイントが高い。いや、だが1年に1回、毎年プレゼントをくれるとなれば、その積み重ねは大きいと言えるのか？
とは言え、何をくれるのかは書いてないんです。ほぼギャンブルだぞ、これは。
ともかく保留だ。速やかに4ページ目に移る。
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★★★我道神話体系100ポイント
取得することで、あなただけの神話が開始されます。
各種神話体系には課題が設けられており、課題をクリアすることで神力及び、神格などの向上が加算されていきます。
あなただけの道。そしてあなたに従う者達の道。全ては１つの道へ通ずる。
即ち、それは運命という試練。
試練を乗り越えた先に、真の神への扉が待ち受けているのかは…それは神のみぞ知る。
★源泉の核10ポイント
温泉に入りたい。いや、むしろ温泉を作りたい。
そんな時にはコレの出番です。
泉の中心に投じれば、あら不思議、神界温泉の出来上がりです。
間違っても飲食使用禁止。正しく適正に御使用下さい。
★★蠱毒の壺40ポイント
あなた好みの使役獣を作ってみませんか？
はじめは小さな昆虫でも、この壺の中の階層ダンジョンで鍛え上げられ、あっという間に巨大昆虫に進化。
使役獣サポートシステム完備。ダンジョン操作。知性補助。命名権による主従管理付き。
〈4〉
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★3が出ました。ポイントも100と全振り。
しかし、その内容と言えば、課題と言うより試練であると、もう自分で言っちゃってます。
「何が悲しくて、そんな試練を受けなきゃならんのだ？」
『チュ〜。』
確かに男たるもの、強くなったその先に何があるものかと…そう思わない事もない。
「最近は女の方が強いけどね…。」
『…チュ。』
チョメ君は俯いた。事実、夫婦喧嘩でチョメ君は嫁に勝ったことがない。勝負にすらならない。何故なら、相手は「哺乳類最強女子」だからっ！！
かく言う俺も、昨日は乙女ちゃんに平謝りだった。
その次のアイテムは…これは温泉の元かな？
確かに温泉もいいけど、俺は我が家の浴槽でバスソルトを入れてゆったりする方が好きだ。
人に気を遣わなくても良いし。
「誰が間違って食べるんだ？」
いや、食べますね。うちはフードファイター達なら喰らいつく可能性は高い。ヤバいヤバい。
そして…蠱毒の壺。名前が嫌だ。しかし、壺の中はダンジョンであるらしい。
使役獣ってことは、昆虫だけでは無いと言うことだろうか？
「しかし、現状は要らないし、必要になるとも思えない。」
そもそも、使役獣とか要らないです。我が家の家族だけで十分です。
『チュ！チュ！！』
「やめときなさい。そもそも、そんな鍛錬設備、ユズリハも強くなるだけだぞ？」
『…チュウ。』
挫折したチョメ君。は、ほっといて、次のページをめくる。
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★★★天地開闢100ポイント
新たな世界を作りたい。新たな世界の神になりたい。
そんなあなたにオススメです。
これはあなたの亜空間を核として、新たな星を創り出します。
その星に命が生まれるのか？それとも死の星となるのか？それはあなたの腕次第。
さあ、新たな世界があなたを待っています。
★★神仙界豪華ホテル露天風呂巡り30ポイント
仙人の住まう神仙界。
霞を食べる仙人達は、ほぼ永遠の命を持っています。
そしてその秘密は神仙界の温泉にあり。
この露天風呂巡りのツアーは、豪華三つ星ホテルを5箇所宿泊します。
更に豪華な食事と天女の踊りなど、遊戯施設も充実。
あなたも500歳、若返ってみませんか？
★★軌道修正50ポイント
後悔した事はありませんか？
あの時、こうしておけば。あの時、なぜ手を出してしまったのか、と。
しかし、これさえあれば、やり直すことが出来ます。
過去の事象に遡り、その事実を無かったことにし、より良い現実へと回帰する事が可能な固有能力です。
ただし、過去の事象を取り消すことで、その影響が現代で多大な影響をもたらす事があることも、御了承下さい。
〈5〉
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え〜と。もはや天地開闢とか、創造神の世界ですけど？
そもそも星を生み出すとか、どこに作るのよ？
「…これって、もし俺が作ったら、多分、異世界とかになるんだろうなぁ。」
もし、本当にあったら「驚異！？まじモノ異世界転移〇〇家？」のスレ住人たちは、みんな、大喜びして移住とかするんじゃないかな？
『チュ〜？』
え？本当に異世界があるのかって？
「う〜ん。分からないけど、あるんじゃないのかな？だって、チョメ君だって土霊族でしょ？異世界っぽいし。」
そして、美香さんオススメ？の露天風呂巡りである。
「300歳どころじゃねぇ。500歳も若返ったら無だな。虚無だよ。」
そしてコレはもう完全に却下である。まあ、G3（ジザ）さん辺りは里帰りだって言いそうだけどね。一応、仙人だし。
「しかし、極めて危険だな。この軌道修正ってやつは。」
『チュ？』
「ああ、過去を修正するとか、現在にまで影響を及ぼすってことだ。最悪、無限ループに陥りかねないだろ、コレは…。」
正直、触らぬ神に祟りなしだ。こんなものに無暗に手を出したら、歴史が変わってしまう可能性が多々ある。小説でも良くある話しだよ。
ぶっちゃけて言えば、ただただ面倒なだけだ。
ここまで見てきたが、あまりピンと来るものがない。
引き算して、神のコテージくらいだな。
さて、次のページをめくる。
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★★能力創造60ポイント
能力の限界を感じていませんか？
この力は、そんなあなたの潜在能力、能力制限の楔を解き放ちます。
それにより、あなたの能力は進化を繰り返し、究極の能力へと至るのです。
そしてまた、あなたの一足一挙動から能力が誕生するでしょう。
それらは進化・統合・融合・創造と言うカテゴリーによって、あなたの意のままに生まれ変わるのです。
★神酒1年分10ポイント
神酒の神・ハオマー様の作り上げた限定品「月の雫」の1年分セット。
芳醇な甘さと樹液の苦さの程よいバランスが好評価となっている作品。
一口飲めば分かる。
是非、あなたも1度御賞味あれ。
★★箱庭システム60ポイント
庭が欲しい。しかし庭が無い。
そんなあなたには、特殊限定亜空間と言うコンパクト空間に収納された箱庭はいかがでしょうか？
あなたの意思で自由に改造、四季設定や地形変化なども操作可能です。
動力源には使用者の霊子供給が必要になります。御注意下さい。
内部空間は100km×100km四方の大きさとなります。
〈6〉
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「この能力云々っていうのは、先のギフト何ちゃらと何が違うんだ？」
まあ、ギフトってのは他者に能力を贈呈するってヤツで、こちらは自分の能力を強化し続ける事を重視しているのかも知れない。
そんなに強化し続けて意味があるのか分からないけれども。
『チュウ？』
ふむ。両方を取得すれば良いんじゃない？って、チョメ君、天才か？
「しかし、50ポイントと60ポイントでオーバーポイントです。残念っ！！」
『チュウ…。』
いや、そんなに落ち込まなくていいよ。そもそも、コレを選択する気はないからね。
「勿論、お酒は要らない。却下で。」
だって俺はお酒は飲まないから。飲んでもカクテルぐらいだし。
あっても良いけど、とりあえずは保留対象だ。
そして、ここで興味が湧く商品が出て来たぞ。
「箱庭…システム？コレは、ちょっと欲しいなぁ。」
さっきの天地開闢とか大袈裟すぎるけど、コレぐらいなら管理できそうだ。
それでも大きさは100km×100km四方とか、東京23区がスッポリ入りそうな規模である。
『チュ！』
「え、海水浴したいって？」
驚いたな。まさか、チョメ君の口からそんな言葉が飛び出すとは。
「そうだなぁ。陸地と地続きにしても不自然に途切れるなら、いっそのこと島の方が良いかもね？」
何だか、ワクワクしてきたぞ。想像が止まらないとはこの事だ。
ともあれ、この箱庭システムを第一候補に入れておこう。
次で最後のページかな？
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★★仏具創造50ポイント
神の力を高める仏具は非常に高価です。
ならば、自分で仏具を作ってみてはいかがでしょう？
そして、それを販売することで名声を高めていきましょう。
仏具は如来系や天部の神々に大人気です。あなたのセンスが問われます。
★★★神玉80ポイント
神の要の鎮座石。
これをあなたの所有する亜空間の中心に置くだけで、あら不思議。亜空間は神域と化し、誰も無暗に侵入する事は出来なくなります。
更に、神力の循環、補助を効率化し、神域内の増改築、輪廻転成システムを構築します。
また、余剰神力を特殊鉱物や食糧品などへ変換、生産が可能という、オールマイティな機能を完備。
有効に御活用下さい。
★★迷宮創造60ポイント
あなたの、あなたによる、あなただけのダンジョンを作りましょう。
設置場所は自由。形状も自由。
侵入してきた敵に対し、迷宮ポイントを駆使して撃退しましょう。
〈7〉
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仏具を自分で作れと言う無茶振りである。
趣味としては有りだが、暗に商売を推奨しているところがあざとい。
「特に武器は必要としていないぞ。と言うか、武器作成オタクはDSさんだけで間に合っているから。」
『チュ〜ウ？』
「なになに？菅原くんは天部系でしょ〜？だって？」
グハッ！？そうだった…。忘れていた…。
「た、確かにそうだけど、今は保留にさせてくれ…。」
そして、次の商品だが、この神玉というのはよく分からないな。
恐らく、亜空間自体を強化するものと思う。
「なんというか、亜空間自体をダンジョン化させると言った方が近そうだな。」
『チュ？』
「うん。そうなると、確かに亜空間内部の安全性はUPするけど、俺たちの生活の場は、あくまでもこの我が家だからね。ちょっと防犯の面では微妙かな？」
チョメ君の言うことももっともだ。魅力的な物件ではあるが、そもそも俺には神力なんて無いから宝の持ち腐れだね。やれやれ。
って言いながら、ちょっと湯冷めをしてしまった俺がいる。長湯し過ぎたようだ。
「そろそろ出ようか、チョメ君？」
『チュ〜ウ？』
ああ、最後のか？
「これはアレだな。もはや使いふるされたダンジョン創造ネタだね。ちょっとやり尽くされた感があるから、イマイチかなぁ。」
とは言え、スタンダードなネタでもあるから、興味があるっちゃあるけれど、どこに設置するんだよ？と言う疑問もある。
さて、以上が全商品の目録であった。
すぐに直ぐ決める気はないので、まあ、気長に考えようと思うお風呂上がりなのであった。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種（真人）〉
階級〈地祇〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈19.0+〉
戦闘力 440+12
防御力 368+12
生命力 363+12
回避値 362+10
知能値 44+2
器用値 25
魔力値 537+15
無属性436+10
地属性468+10
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異種言語LV1
宝物庫〈Ω〉
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 還元 猫愛
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
眷属
E5（エコ）さん
DS （ディス）さん
4R （シリュウ）
G3（ジザ）さん
2L （トゥエル）
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君（若彦）
乙女ちゃん
ユズリハ（野良ネズミさん）
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性：中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果：神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値：400+α
E5（エコ）;)6}<da¥
種族〈電子のsZ|>?€〉
階級〈£#]の蝶妖精$／Ⅷw)-〉
属性：€\%|?}\+
カテゴリー〈-s72&〉
耐久値：-7hxi-?,
温泉印シャツ〈服〉（NEW）
属性：化学繊維LV20〈通常級〉
付与効果：湯冷め防止
物理抵抗
耐久値：35
ポケット付きジーンズ〈服〉
属性：厚地織布LV30〈通常級〉
付与効果：保存機能（微）
物理抵抗
耐久強化
耐久値：60+α
◆ ◆ ◆
