第96話「第一回 我が家会議・田崎家の方針を決める」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属 …育成計画中なのですw
第96話「第一回 我が家会議・田崎家の方針を決める」
竜脈生活64日目。
今日は朝から我が家会議である。議題は、喜見城の広告塔として契約をするかどうかの提起だ。会議場所は拡張物置部屋である。
G3(ジザ)さんに可能な限り巨大な円卓を出してもらい、座席を用意してもらった。
座席の数は9脚。勿論、足りないが、その周辺にも座椅子を設置。
「出来れば、大会議場みたいなものも作りたいなぁ」
音声《そうじゃのう。まあ、作れなくもないが、家具は持ち込みになるし、何かあった場合はまとめてパアとなるのがのぅ。》
そんな事を言っても仕方あるまい。何なら、家具だけは所持している神貨で揃えられなくもないのだ。
「別の場所に亜空間を設置したりとか?」
音声《主の霊子を転用すれば可能じゃな。まあ、儂の亜空間はそもそも主の亜空間でもあるし、今の主ならば幾らでも増やせるじゃろう?どこに設置するかの?》
あっ、出来るんだ?と言うか、今の俺を何だと思っているのだろうか?俺は真なる人間ですから。それと、設置場所ですか?それはやっぱり、3階の廊下かなぁ?
「う〜む。3階のトイレを潰して、その先に大会議室。トイレは会議室の中に移動するとかどう?」
音声『旦那様、今は霊子を消費する場面ではありません。E5(エコ)殿の為にも、竜脈の吸収を維持してください。』
怒られた。そりゃ怒られるよね。DSさんの言う通りだった。
「…面目無い。」
『俺も霊子の貯蓄量を増やす為にも、いっぱい食べてるニョロよ!!』
いつも一杯食べてるイメージしかないんですけど!でも4R (シリュウ)の身体の大きさは全然変わらないよね〜。
音声【まあまあ、DS先輩、閣下も本気で言ってませんから。冗談ですよね。】
「はい!勿論です!」
すかさずフォローの2L (トゥエル)には、いつも頭が下がるばかりだ。ホント、出来の良い子ですよ。ボーイッシュ系美少女だしね!!
音声『…ええ、それは言われるまでも無く存じております。旦那様は深慮遠謀な御方ですからね。当然です。』
音声【その通りです。しかし、閣下が言われる以上、きっとその大会議場は必要不可欠なものなのでしょう。】
ちょっと!?あまりにも2人の俺に対する信仰が重い。重過ぎますよ!?そんな思惑ありませんから。
チラッとG3(ジザ)を見たら、顔を背けやがった。助けてくれ!!
こうして会議が始まった。俺の両隣にはクロちゃん弟と乙女ちゃんが座る。
乙女ちゃんは緊張で顔が青い。いつもはリンゴみたいに真っ赤なのに。リンゴの樹霊だけにっ!?(笑)
『ちょっと兄さん…表に出てもらおうかしら?』
「えっ!?いや、違うよ?俺の心を読まないで??」
『兄上殿、心と言うよりも、顔に出ていますから…。』
そうなの?だが、俺のおかげで乙女ちゃんはいつもの様子に戻ったようだ。良かった良かった。そんな乙女ちゃんは樹霊代表である。その背後には観葉植物6姉妹から葛葉と千歳の2名が出席して着席している。
『兄さん、話しは終わってません。あとで話しがあります。』
うわぁ。怖いです。
そしてクロちゃん弟は猫八部衆の代表だ。
我が家の猫たちは気ままなメンバーが多いのだが、拝み倒して出席してもらったシーちゃん、ハッピーを出さない条件に出席を許可したロンちゃん、そして俺の言う事なら何でも聞いてくれるルル君の3名が背後に控える。椅子にチョコンと座り、もう可愛さ爆発である。モフりたい気持ちMAXである。
『兄上殿、その手はやめて下さい。引っ込めて下さい。でなければ帰ります。』
ヒドいっ!?クロちゃんの弟の反抗期だろうか?
『ミャ!!』
要約すると、『モフったら引っ掻くわよ!!』とのシーちゃんの拒絶。
仕方ない。ここは心を鬼にして耐えるしかないか。俺はそっと手をしまった。ルル君が安堵の息をついたのを俺は見逃さない。
絶賛反抗中のクロちゃん弟の横には、泰然とした態度のDSさんが着席。
なぜか大人vrだし、執事長の威厳がスゴい。
DSさんの背後にはメイド5人衆を代表して3階担当メイドのユナさん、そして何故か?階段室警備担当兼侍従見習いのニャイが着席している。
音声『ニャイは邪神代表枠と御理解ください。』
「ああ、なるほど。でも邪神だったら、リリ君も出席してるぞ?」
乙女ちゃんの隣の席?いや、テーブルの上に4R (シリュウ)が待機している。その座席でピヨピヨ鳴いているヒヨコ3兄弟。白、黒、金の可愛い綿毛。その中の金色のヒヨコの中身も邪神?の筈だ。
『ガガガ…蓮人様、あのようなヒヨコと一緒にしてはいけません。私はこうして喋れますし、もはや田崎家の守護者、いいぇ、蓮人様の守護者として…』
音声『ニャイ。今すぐ座りなさい。座らなければ…。』
怖い。DSさんの眉間の皺が怖い。
『ガガガ…はっ、ハイッ!!…ガガガ』
すぐ座った!?邪神も慄くDSさんの眼光。そして4R (シリュウ)はマイペースだ。
『お、遅くなりましたでしゅ…す。』
おっと。遅れて入って来たのは我が家の妖怪グループ代表の紅葉である。可愛い白い着物姿の少女であるが、一応は座敷童子。付喪神の中では頭1つ飛び抜けた存在である。
「まだ始まっていないから、大丈夫だぞ?4R (シリュウ)の隣に座ってくれ。」
『は、はいでしゅ!!』
もう言葉を噛むのも直さないぐらい動揺していると見た。DSさんの隣に座らせるよりも安パイだろう。
『こっちニョロよ!』
『ああ、4R (シリュウ)様、良かったでしゅ…。』
何が良かったのか?DSさんの視線が怖いからやめなさい。
そんな事より、紅葉が引き連れて来たメンバーが面白いな。おそらく、護衛役として忍者犬のシマを連れて来たのだろうが、他の2名は天狗のお面と五重の塔の付喪神である。付喪神の中でも2勢力を纏める紅葉の構図か。
その隣に2L (トゥエル)が着席した事で、更に紅葉はホクホク顔だ。癒し系だなぁと思う。はぁ、癒される。
対して、DSさんの隣の席に着席したのは、海産物軍団代表の九官鳥のホチョさんだった。九官鳥なのに海産物軍団のリーダーとか意味がわからないが(笑)。
だが、DSさんの隣に居座れるのは、もはやホチョさんか、カア君ぐらいのものだろう。
ホチョさんは厳格な視線を俺に向ける。その背後の金さんも熱視線を俺に向けている。色んな意味で俺は顔を背けた。
最後にG3(ジザ)さんが席に着き、席は全席が埋まったようだ。G3(ジザ)さんはBMとBLを率いている。やはり彼らは大きいので、威圧感はスゴい。
となると、2L (トゥエル)に配下がいないのはバランスが悪いなぁとは思う。何とかしたいところだ。
音声《ふむ。これで全員揃ったようじゃな?》
彼等以外にも、周辺の席には菅原くんや、麒麟の號竜、土霊族のチョメ君、大鴉のカア君など、各グループに含まれないメンバーも参加していた。
これだけの主要メンバーが集まったのは、多分、初めてではないだろうか?
音声『ではこれより、我らが主人…田崎 蓮人様より議題の提案がある。心して聞くように。』
うわぁ。そんな大仰な感じにしないでもらいたいのだが、誰もDSさんを止められない。ならば、ここは度胸で乗り切るしかないか。
「…そんなに畏まらないでくれ。だが、今日集まってもらったのは、この問題が俺だけの判断で手を負えないから、みんなの意見を聞きたく思っている。」
掴みはOKだろうか?皆、俺の言葉を一言一句、聞き逃さぬよう沈黙している。
ヤバい。緊張して来た。トイレに行きたい。
「ゴホンっ…実はだな、帝釈天様の経営している会社?から広告塔にならないか?と打診されたわけだ。勿論、この契約を結べば、帝釈天様はE5(エコ)さんの復活に全面協力してくれるだろう。」
『『『おおおぉぉぉ』』』という騒めきが広がる。しかし、我が眷属達は揃って渋い顔をしている。
『E5(エコ)様が復活なさるのでしゅ…すね!!』
紅葉が歓喜の声をあげる。それは純粋に、彼女の優しさからの言葉だろう。その言葉を否定する気は無い。
そして、それに同意する声も多い。號竜やチョメ君も喜んでいるし。
『待って、みんなっ!!兄さんは有名になんてなりたくないのよ。兄さんはみんなと、家族と一緒に暮らして行きたいだけなのよ。』
乙女ちゃんの問題提起に、拡張物置部屋はシーンと静まり返った。
『しかし、乙女殿。兄上殿はE5(エコ)殿を復活させることに精力を傾けておられるし、神々の協力が得られるのであれば、それが確実であるならば、それも選択肢の1つでは?勿論、兄上殿のお気持ちを尊重しますが。』
クロちゃん弟の反抗期はどこへ行った!?俺のことをこんなにも思ってくれるなんて、俺は…俺は嬉しいぞ(涙)。
音声《なぜ泣くのじゃ…。》
ルル君もつられて泣いている。
だが、ホチョさんの目はシビアだ。カア君は同情の眼差し。
『ちょっと兄さん、これで拭いて。』
乙女ちゃんがハンカチをくれた。ありがたく使わせてもらう。
「…みんな、ありがとう。広告塔になる事で、帝釈天様から便宜を受ける事に関しては、それはそれでありだとは思うんだ。だからこそ、皆の意見が多ければ、その選択肢もある。だが、先ほど乙女ちゃんが言ったように、俺は平穏に生きて行きたいとも思っている。」
それは常々、言ってきた事だ。
音声【みなさん、今現在、私たち眷属はE5(エコ)先輩を復活させる為にも、様々な手段、計画を模索している最中です。出来うる事ならば、私たちの手でE5(エコ)先輩を復活させ、今の私たちの生活を維持していきたい…そう思っているのです。】
天使である2L (トゥエル)の言葉が、皆の心に染み渡る。
『そうだニョロよ!!必ず、E5(エコ)さんは俺たちの手で復活させるニョロよ!!』
力強い4R (シリュウ)の言葉が後押しする。天秤は傾いたか?
音声『わたくしとG3(ジザ)殿は、神炎炉を使用して精製可能な竜脈サーキットの作製を設計しております。精度の問題もあり時間を要しますが、必ず完成させます。』
断言するDSさんに、ウンウンと頷くG3(ジザ)さんの姿。
全く、頼もしい奴らだ…。
「…で、もはやアレだが、契約金は前金で300000神貨だって。月額で30000神貨が支給されるらしいけども…」
『『《【えっ!!??】》』』
眷属たち、顔面蒼白でブツブツ呟いている。え!?お前達、金額聞いたら急に何なの、その態度??
音声【300000神貨…それは最高級の反応炉が即決で買えてしまう額ですね…え、アリですね。擬似天使の作製も…。】
音声『確かに…それだけではありませんね。金剛石や天鋼石も購入出来ますね…ああ、そうですね。イイですね。最高峰の武器をこの手で…。』
音声《神鉄を補充するのじゃ…アレさえあれば、何んでも出来るのじゃ…最強の妖怪仙人を精製したいのじゃ…。》
『卵…卵もいっぱい買えるニョロか…?』
最後のはよく分からないが、己の欲望が丸出しとなっている。ヤバい事も口走っているぞ。
「おい、お前ら、ちょっと後で説教な?」
驚愕の表情で固まる眷属4名。
だが、これで俺の覚悟は決まったようなものだ。
『お金で買えるものなんて、僕は要らないです!!E5(エコ)さんもそんな事を望んでいない筈です!!』
良いこと言ったのは菅原くんだ。さすが我が弟である。
『ガガガ…蓮人様こそ正義。蓮人様の言うことこそ真理…ガガガ』
そこは黙れ、厨二病め。余計な波風を立たせるなぁ。
『ボフッ!』『ボフッ!』
クマぬいぐるみ姿のBMとBLの主張は、さすがの俺もちょっと分からんな。
そんなこんなで、会議は紛糾した。ああ、きっと世界神界会議ってのもこんな感じなのかな?そして突撃かましてきた黄竜のお爺さんを止められる者もいなくて、大惨事と化したのだろう。恐ろしいことだ。
まあ、まだうちは俺が眷属たちを抑えられるので良い方だろう。
そんな俺の努力を、珍しくホチョさんが優しい目で見ている。ウィンクしたら、ジロリと睨まれた。
「…ヒドイよ、ホチョさん。イケズ過ぎる…。」
『……。』
金さんのウィンクはあえて無視して、俺は会議の終わりを宣言した。
「契約は保留。現在は田崎家一丸となってE5(エコ)さん復活に力を注ぐ。契約については、この件が片付き次第、再考する。以上。」
こうして、我が家の方針は決定した。ほとんど、俺の独断のようなものだが。
音声『だ、旦那様、申し訳ございませんっ!!!』
DSさんの飛び込み土下座だ。珍しいものを見れたので、俺的には満足である。
周囲はどよめいていたが。あのDSさんが??って。
「ああ、いいさ。それに、金策は別の方法で見つけるさ。何とかなるよ。」
何の策もないけれど、それはいつものことである。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真人)〉
階級〈地祇〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈18.0+〉
戦闘力 416+12
防御力 344+12
生命力 339+12
回避値 342+10
知能値 40+2
器用値 25
魔力値 507+15
無属性416+10
地属性448+10
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異種言語LV1
宝物庫〈Ω〉
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 還元 猫愛
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
E5(エコ);)6}<da¥
種族〈電子のsZ|>?€〉
階級〈£#]の蝶妖精$/Ⅷw)-〉
属性:€\%|?}\+
カテゴリー〈-s72&〉
耐久値:-7hxi-?,
青袖シャツ〈服〉(NEW)
属性:化学繊維LV15〈通常級〉
付与効果:クールボーイ+
物理抵抗
耐久値:30
ポケット付きジーンズ〈服〉(NEW)
属性:厚地織布LV30〈通常級〉
付与効果:保存機能(微)
物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
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