第476話「給料出します!!金剛天山の視察その1・JOLを救え!という都合の良い展開?」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第476話「給料出します!!金剛天山の視察その1・JOLを救え!という都合の良い展開?」
竜脈生活222日目。
…俺の朝は早い。
最近、歳のせいかな?目が覚めちゃうんだよねぇ。
あんまりこれって悩みもないせいか、夜もぐっすり寝れるのだ(笑)。
あ、いや、それはやっぱり可愛い俺の猫ちゃん達が代わりばんこで添い寝してくれているからであって、安眠できるからだな(断言)。
昨夜はロンちゃんが添い寝をしてくれてね。
毛なみから出る光の粒子が以前よりも強くなっているのは気のせいか?ポカポカと身体の芯まで暖まるわけで…
それはさて置き、ロンちゃんは愛聖ちゃんと何やら色々とやっているようで、ちょこっと不安ではある(?)。
万年コタツで眠りこけている弟たちを横目に、俺は朝イチで屋上に向かった。
コソコソと屋上のガーデニングエリアで水やりだが、超霊水を希釈した水をジョウロでね。
朝イチなので、プランターに並んだレタスたちも熟睡している(?)。
おっと、危ない!!
危うくプランターで丸まって寝ていたハナちゃんにまで水を掛けるとこだった(汗)。
まぁ、そんなことより…
「大きくなったなぁ。」
『アア、普通デハ有リ得ナイケドモナ?』
うおっ!?あ、なんだ、カア君兄貴か。
いきなり後ろからって、驚かせるなよぉ(汗)。
『毎日、愛聖チャンガ世話をシテイルゾ。』
そうそう。お世話は末っ子の愛聖ちゃんがしている「レモンの苗木」だ。
枝や幹もしっかりと太くなってきた。
蕾は…まだまだだね。でも成長はきわめて早い?
レタスの方は希釈水だが、レモンの苗には直接、ペットボトル入りの原液をドボドボと…
「でもこの超霊水は危険だからね…朝イチは俺がやるべきだし、ところでカア君兄貴?」
『ナ…ナンダ?』
カア君兄貴はカラスである。
艶っぽい灰色の羽を持った3本脚の「以津真天」という妖怪ではあるが、俺の中ではずっとカア君なのである(え)。
「そろそろ本格的に南聖湖の乗っ取り計画を…」
『知ラナイカラッ!!』
チッ、逃げおってからに。そういうところだぞっ!
でもカア君兄貴はもっと頑張れば出来る人だと思うのですよっ(?)。
その後、俺はそそくさと1階へ。
その横の階段室…階段室警備部事務所へと直行した。
「おお?JOL、珍しいな?こんな朝っぱらから。」
ジャックランタンにして、階段室警備部の唯一の良心。
その名も主任のJOL。いわゆる一つのカボチャ男だ(笑)。
『アア、チョット眠れなくてナ?』
ふと思ったが、精霊って寝るの?いや、うちの弟たちってガン寝してたっけ!?
乙女ちゃんの寝相の悪さはなんとかならないものか?
でだ、寝不足って割にはJOLの顔艶はピカピカでさ、妙に血の流れが良さそうだぞ(?)。
最近、なんか元気がなかったから心配してたんだけども…
「ま、何か悩みがあるなら気軽に相談してくれよ?お前がいなきゃ、階段室警備部はまとまらないからなぁ(汗)。ニャイはあいつ、案外に大雑把だからさぁ。」
『…ジャア、千寿姫と契約ヲ…』
それは聞こえない!!聞かなかったことにしよう(え)。
だってまだ、あの子は試用期間で頑張ってもらわにゃね?
そして片隅の段ボールハウスで腹を出して寝ているツチノコの葦原。
こいつも成長しないなぁ〜。
それで思い出したけど(?)、マグロの豊原の存在をこいつはまだ知らない(笑)。
葦原にとっては菅原くんは育ての親だから、ある意味、義兄弟なのか?
「あ、そうそう。話は聞いているとは思うけど、階段室警備部代表のギルド幹部として、JOLには今日、後でちょっとした視察に付き合ってもらいたいんだけど?」
『イヤ、俺は忙しい…のダガ?』
うん。勿論、俺も忙しいよ(え)。
忙しい中でやりくりしてるのさぁぁ(怒)。
「お願いぃぃぃ!!お前だけが頼りだからぁぁあ(必死)!!」
ってな訳で、裏口を抜けて「路地裏通り」へ。
え?拒否なんて聞く耳持ちませんよ?この俺が土下座までしたんだから(え)。
さて、路地裏だが、ここにも通い慣れたものだ。
幻獣博物館であるが、博物館とは名ばかりの、幻獣を召喚する為の施設であり、他には何もない。中央の台座に置かれた革張りの分厚い「幻獣図鑑」と、俺が持ち込んだ木製のタンスだけ。
そしてご存知、俺が召喚できるのは、現段階では(?)「竜脈の盾」のみである。
ま、その竜脈の盾だって希少な魔法生物だ(え)。
ポイさん曰く、これを召喚魔法で呼び出せるのは俺ぐらいのものとか?本当か?
しかも1日1体限定だからね…
『o(`ω´ )oタテェ〜!!』
「ああ、火属性盾くん。いつもすまないねぇ。」
火属性盾と書いて「ホルスくん」と読む。
その心は…中身が邪神で擬似太陽の本体だから(笑)。
最近は名前はこれで固定。でも契約は不可?
魔法生物だからなのかなぁ?そんな火属性盾くんはこの幻獣博物館の守り役だ。
そんな彼から手渡されたのは「擬似太陽の怒り〈カケラ1/5〉」だ。
別にこれは火属性盾くんが怒っているわけではない(え)。
「ホルスの涙」の火属性バージョンであって、赤色の水晶片のような見た目である。
で、ちょうど数が揃ったみたいなので、奥に設置してあるタンスの引き出しに投入。
そのまま「ギュギュギュ」ってカケラをまとめて握り締め、ムムム!!!と念じてみる。
1つにな〜れって、次元結晶化を起動。大事なのはイメージだ…。
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〈万能鑑定〉
擬似太陽の怒り〈完成体〉
種族〈次元結晶・邪性鉱石種〉
階級〈秘蹟武具級〉
カテゴリー〈5.0+〉
無属性50
闇属性50
火属性40
次元属性 30
固有能力
次元把握〈構成・因子・属性の強制保全〉
次元具現化〈田崎蓮人所有・次元属性無限構成200%〉
次元干渉〈所有化・任意干渉可能100%〉
次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉
物理無効〈闇属性〉障壁60%
火属性増幅60% ・魔力ダメージ反射60%
能力
炎宝石 次元結晶 火属性 永劫 業火 滅却
称号
火属性盾くん由来
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「お、完成したぞ!!」
やっぱり、俺の推測は正しかったか。
この「擬似太陽の怒り〈完成体〉」を…パラパラっとな、幻獣図鑑を開いて本日分の竜脈の盾を召喚だ。
消費魔力は相変わらずの1体分で「1500」とか、なかなかだな(汗)。
その新たに召喚した竜脈の盾くんに、この完成した赤い宝石をムニュって押し当て、次元結晶化の「次元掌握」のイメージ。
『(火属性)盾ぇぇ!!』
こうして、火属性盾くんの廉価版が誕生した(笑)。
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〈万能鑑定〉
火属性の盾
種族〈竜脈種・火属性〉
階級〈魔法生物・田崎家由来種〉
カテゴリー〈5.0+〉
戦闘力 0
防御力 62
生命力 63
回避値 10
知能値 10
器用値 50
魔力値 50
火属性50(NEW)
空間属性50
竜属性50
固有能力
術式吸収〈多段式50%フィードUP〉
戦技吸収〈多段式50%ディフィンスUP〉
絶対遮断〈後方ダメージ拡散〉
完全修復「毎秒1ミクロン複製」
永久残留術式「PHOENIX印」
擬似太陽級〈自律型太陽・成長促進〉
能力
盾 防御 頑強 修復 浮遊 竜脈 魔法生物 田崎家由来 火属性(NEW)
称号
田崎家由来種
盾23号くん(NEW)
神のコテージ守護盾〈火属性〉
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木属性、水属性に加え、火属性の増産の目処が立ったわけだ。
現在までのところ、竜脈の盾の配備状況はこちら…
総数…全23体
幻獣博物館・火属性盾くん
白ねこ島コテージ・竜脈の盾「ノーマル版」10体
霊北峰・木属性の盾 7体
・水属性の盾 5体
本日、誕生した火属性の盾の需要に関しては、とても微妙なところではあるが、砂漠地帯の夜とかめっちゃ寒いのである!?
勿論、暖を取るのに重要な存在なのだ(断言)!!
で、残るは土属性と風属性。優先的に土属性を作りたいと思う。
理由としては霊北峰の土壌開発の為だが…まず間違いなく「天元突破∞」を融合させれば土属性の盾くんが誕生すると俺の竜眼が言っている(?)。
しかし「天元突破∞」は1袋5000神貨と高額であるし、普通に肥料としても需要があって、竜脈結晶の作成に欠かせない物品。
購入量をもっと増やす予定ではあるが…
「よし、じゃあ火属性の盾くんは回収しちゃうからな。」
『(火属性)盾ぇぇ。』
魔法生物である竜脈の盾は、ゴーレム同様に俺の収納空間にほらこの通り、回収が出来てしまうのだ(え)。
今日は霊北峰から鉄ちゃんも来る予定だし、後で押し付けても良いだろう?
◇ ◇ ◇
時間が無い。
だがこの「暗黒道場」は特別だ。
おそらく、作ったニャイですら意図しない、特殊時間停滞空間となったのは、まあ、俺も色々とやらかした結果なのであるが、生憎と思い出せない(?)。
ってうのも、完全外部シャットアウトに加えて退出時の強制記憶消去の効果もあるわけで、この俺でさえも薄っすらとしか毎朝の訓練に役立つなぁ…という認識でしかないわけでね(笑)。
「うん。なるほど、思い出したぞ(汗)。」
正直言えば、やってしまった感が強い。毎朝、これだ(え)。
「おい、お前たち。出てきて良いぞ。」
道場の畳張りの床に、俺の身体から光の粒子が6つ飛び出る。
『ポニョポニョ(主様、おはようございます。)』
『パオォン(我輩、腹減った。大将、なんかないか?)』
『チョロチョロ(はしたないですね。殿下に失礼なのですよ(怒)。)』
『ボフボフッ(そうは言っても、小生も腹が減っては戦はできぬでござる。)』
『コ〜〜ン(これこれ、喧嘩はやめよ。主の前ぞ。)』
『ジュ〜〜(喧嘩をしても腹は膨れぬ…な。)』
お前らなぁ(汗)。
この6個の光の玉…これは俺の固定化された装備品から抜け出した魂?のようなものだ。
そう。俺の黒歴史である「魔銃オレイカルコス」もまた、真っ先に飛び出してきた青い光の玉であり、徐々にその姿を変えていき…透き通るような白い金魚の姿に。
「何度見ても、初期の金さんを思い出すなぁ(笑)。」
『ポニョポニョ(あんな男と一緒にしないで下さい。ぷんぷん(怒)。)』
俺が黒歴史と忌み嫌ってきたオレイカルコスだが、実は極めて常識的かつ女の子だったのだ(?)。
あだ名はストレートに金魚ちゃんだけども??
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〈契約鑑定〉
オレイカルコス♀
種族〈聖魚種〉
階級〈田崎家七罪・嫉妬〉
カテゴリー〈2.2-〉
戦闘力 22
防御力 30
生命力 30
回避値 20
知能値 20
器用値 22
魔力値 25
風属性22
水属性22
戦技
聖流弾丸〈狙撃〉
聖流弾丸〈連射〉
聖鱗の盾
固有戦技
聖流弾丸〈フルバースト!!〉
固有能力
神珠核の統合核〈50%〉〈新月増幅25%〉
神の遊具〈風属性50%UP〉
耐久値強化〈合金液状鱗〉
七罪補正効果〈嫉妬〉
能力
狙撃 慈愛 精霊体 自己再生 癒し系 魅了 硬化 浮遊 聖者
魔力系術式
下位(基本三原理)風属性付加
下位(基本三原理)風属性魔道弾
下位(基本三原理)風属性誘導波動
中位(戦略級)風属性波動
中位(戦略級)風属性障壁
精霊系術式
水精の鎧鱗(障壁)
水精の息吹(治癒・浄化)
水精の水衣(守護・障壁)
称号
金魚ちゃん(NEW)
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契約はしてないけども、この子たちの身体情報は確認することができる。
それっていうのも、この「七罪」の表記が付けれた装備品たちは、ある意味、俺の願望というか欲望?から誕生した分身であるからだ(え)。
DS (ディス)さんたち「竜脈の七霊使」は表の存在にして眷属である。
はい、あっちはまだ1人揃ってないっぽいけど(笑)。
で、対してこの「田崎家七罪」は裏の存在なのである。
この金魚ちゃんは「嫉妬」を司り「魔弾・オレイカルコス」が本体。
そんな金魚ちゃんことオレイカルコスは水属性の聖魚種である。
俺の欲望の中にこんな可愛い子がいたとか、逆に微笑ましいな(?)。
以下、ざっと解説しておこう。
①金魚さんこと「オレイカルコス♀」…魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
②象さんこと「エダークス♂」…古びた釣竿〈釣具〉
③鷹さんこと「アドメナス♂」…大罪のバール〈工業用品〉
④卵ちゃんこと「メティス♂♀」…忘却の竹刀〈稽古具〉
⑤炎くんこと「イクェイタ♂」…ワニ皮の財布〈赤〉
⑥狼さんこと「ルシフグム♂」…小型「電子情報枠」
どれも一癖も二癖もある面白い子たちだ。
だけども、暗黒道場から一歩でも出ると忘れちゃうんだなぁ、これが(笑)。
『ポニョポニョ(主様。かねてから準備しておりました〈月下の雫〉ですわ。)』
「おお、遂に完成したか!?」
金魚ちゃんから受け取った銀色の宝石。なんかデジャヴ?
思い起こせば、あれは暗黒道場が完成して、ニャイと共に次元結晶化の訓練を行った次の日の出来事だった…
〈回想〉
そもそも、暗黒道場は暗黒物質で塗り固められた亜空間であり、そこで誕生させた「奇妙なバール」はまさに暗黒物質そのもの。
俺が初めて次元結晶化で作り上げた俺の為のバールであり、まさしく俺の願望そのものだったのだ(え)。
そして常に肌身離さず持ち歩き、そして霊園の生モノ…今となっては彊戸ちゃんとなったアレだが、一撃で粉砕するほどの威力だ(汗)。
これは制御しなきゃ危険だと、さすがの俺も思ったわけだ。
そんなこんなでね、朝から修行のために暗黒道場に向かっていたら、何やらモタモタと浮遊移動している千寿姫を発見したわけで(え)。
「…お前、何やってんの?」
『ア、アイッ!?』
ま、この千寿姫も階段室警備部のお茶汲み係であるし、この路地裏通りにいてもおかしくはない?
でも待て、お前が抱えて飛んでるそれって…俺のポケットWi-Fiじゃないのぉ??
コイツはまたしてもダイヤモンドの件に続き、この同じような展開でさぁ、デジャヴかぁぁあ!?
「おい、待て!!どこに持って行くつもりだ!?」
あのポケットWi-Fiは、俺が母に貸し出していた「どう◯つの森」用の追加データ読み込み用だ。
1階の居間に置いてあった筈が、いつの間にか見当たらなかったんだよね…(汗)。
で、勿論、追いかけましたとも!!
何より、まだ使用料金払ってんだぞ、それっ(え)。
そしてまさかの、流れ的には必然だったのだろうか?
それは今となっては良く分からない。
俺たちはその勢いのまま、暗黒道場に雪崩れ込んでしまったのだ。そらもう、豪快にズダダダダ〜ってね(笑)。
「ぐはぁぁぁあ(苦)!!」
『ア〜イ〜ッ(汗)。』
そのひょんな展開で(?)、思わず次元結晶化を使ってしまったのが味噌で?
いや、だってね?ポケットWi-Fi、落ちたら壊れちゃうでしょ?
なら一時的に空間ごと削り取ってしまえ!という安全策を咄嗟に成し遂げた自分自身を誉めてあげたいよ。
でもね…あっ!?
千寿姫まで吸い込まれたぁぁぁ!!
「おいいいぃぃぃ(汗)。」
『アイ??』
黒い何か…が形を変えて、黒い折り鶴に変化していく…それが徐々に大きく?
おいおい、お前って千寿姫なのか?
正直、異常事態であるかも!?
『ア、アイ…あら?もしかして…?』
「おっ?まさか、千寿姫か?」
既に馬鹿デカい折り鶴が、これ2メートルぐらいあんぞ!!俺よりデカい(汗)。
それが白く変わり、純白の光が凝縮し始めて…えぇぇ?おま、そんなベタな展開があっても良いのだろうか?
ベタ過ぎて読者から反感が吹き出しそうなこのご都合主義!?
でもこれは確定事項であるし、まさかここで七罪確定とか作者もビックリな展開なのである(?)。
『あら、蓮人様ですね?ボクは矜羯ら…ではありませんね。千寿童子とでも名乗っておきましょうか(笑)。』
うう〜む。千寿姫かと思いきや、千寿童子?男なの?女なの?
いや、見た目はかなりのグラマラス!?花子さんの人化モード、花霊族の雉隠と同様のバインバイン(?)に動揺が隠せない俺がいますよ(汗)。
そして擬似天使のアンちゃんに続く、2人目のボクっ子の登場とかっ!!
「…ってか、お前って本当に千寿姫か?」
でも面影はある。ちっこいフィギュアサイズの黒髪で着物姿のツンデレ風味?の千寿姫が成長したらこうなるのか?でも胸に栄養がいき過ぎてんじゃね?という不満も多々あるのだがな…(?)。
着物も高級そうな白銀色で、松を食べる鶴の模様とか何だそれ?
『え〜と、ちょっと違うかも知れませんわね(笑)。困ったことに、あのポケットWi-Fiは七罪の一つ〈姦淫〉が芽生えていましたので…融合した今のボクは、本来の魂の力がより強くなってしまいましたので、こちらが本体と言えますわね。いえ、そもそもこれは予定調和なのですから…』
はい?それってどういう事だ?
『…つまりですわね。今のボクは千寿姫でもあるけれど、蓮人様が内包する心の闇…〈姦淫〉を司る七罪でもあるんです。ようやくここから始まった、とも言えますわね(笑)。』
う〜ん。良く分からないなぁ。
そもそも七罪って字ズラが悪いし、千寿姫がこんなんなっちゃったなんて、JOLや漁火になんて説明すりゃいいんだぁ(?)。
『とりあえず、手っ取り早くボクを鑑定して頂けますか、蓮人様?』
「え?あ、ああ…そうね。」
こうなっちゃったからには悩んでも仕方ないし?むしろ喋れて有能そうになった千寿童子?だ(え)。
今後、バリバリ仕事をこなしてもらった方が良い気がするし…。
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〈万能…鑑定…更新中80%〉
千寿童子♀(NEW)
種族〈和魂種〉
階級〈田崎家七罪・姦淫〉
カテゴリー〈3.5-〉
戦闘力 30
防御力 35
生命力 40
回避値 25
知能値 30
器用値 30
魔力値 40
土属性35
空間属性35
刻属性35
戦技(NEW)
千寿知覚
増幅波動
空間把握
固有能力
ポケットWIFI 「こんがらがる不滅魂」〈50%〉
記憶領域転写〈侵蝕拡大〉
偽典開示〈偽装表示〉
七罪補正効果〈姦淫〉(NEW)
∵ステータス補完program「七罪」(NEW)
能力
霊鶴 浮遊 和魂 時空 空間 童子 美女 姦淫 増幅 隠蔽 七罪(NEW)
時空系術式(NEW)
転移空間「宝物庫〈Ω〉」
時空障壁〈臨〉
空間移動〈兵〉
空間遡行〈闘〉
称号
矜羯羅童子(NEW)
装備
錦の打ち掛け(松喰鶴模様)〈和服〉
属性:木属性LV250〈秘蹟武具級〉
付属効果:物理特性〈霊反物〉50%障壁
擬似結界〈永続化〉〈反射〉
自己再生・自己修復
耐久値:500
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「あれ?契約してないのに数値が完全に出てるぞ?」
『ボクたち七罪は蓮人様の欲望。即ち、あなたの分身ですからね(笑)。』
え、そうなん??つまり自分の身体情報を見るのと同じだと?
はぁ…そして確かにこの千寿童子は俺の欲望であるようで?色々とツッコミどころが満載な身体情報であるに。
「なら、契約した方が良くね?」
『いいえ。むしろ契約はされない方が良いですわね?ボクたち七罪は…印象が悪いですし、魔族との繋がりも憶測される懸念がありますわ。出来うる限り、ボクたちの存在は隠蔽するべきですわ。』
え〜〜??つまり契約しちゃうとバレる可能性があるとっ!?
誰かが俺の身体情報を監視している的な(汗)。
「だけど、いずれはバレるだろ?」
『バレますけども、敵を騙すならまず味方から…ぼくの隠蔽スキル〈儀典開示〉と併用して蓮人様の記憶からも消去してみますが、印象が強過ぎてボンヤリ残る可能性もありますわね(笑)。』
おいおい、恐ろしい能力持ちだぞ、この千寿童子?
あくまで暗黒道場内でのみで思い出す記憶消去って、どんな効果やねん!?
それに…「ステータス補完…プログラム?七罪ってなんだ?」
『それはボクたち七罪が織りなす裏システム補助プログラムですわね。例えばこれ…ボクが今生み出した〈源罪情報結晶〉ですわ。』
彼女がそっと差し出した、それは「千寿の祈り」という名の光の集積体。
ピカピカした豆電球のようにも見えるが?
『ほら、見てください。この源罪情報結晶を触媒にして…これこの通り、ステータス補完program「七罪」の起動に成功しましたわ(笑)。』
笑い事かぁ!?ってか眩しいっ!!
キラキラの水晶で出来たカボチャ男の模型が忽然と。綺麗だなぁ?って違うわ!!
これJOLだろ??どんだけJOLのことが好きなんだよ(汗)。
「なんでJOLだよ??」
『あら、蓮人様。この子はまだ身体が地球に残ってますからね。彼の霊命線にも繋げて…生体維持状態の観察を…あらあら、徐々に弱体化していますわね。どうしましょう(汗)。』
どうしましょうって何だよ??
え?JOLってなんなん?…人間??身体は病院で昏睡状態だってぇ!?
「おいおい、どうすんだよぉ!?JOLを死なせるわけにはいかないぞっ!!コイツは階段室警備部を始め、我が家に必要不可欠な人材だからなぁ!!」
いや、マジでっ!!
…と、そんな経緯があった次第です(笑)。回想終わり。
「ということで、千寿童子。遂にこの時が来たぞ!!」
『はいはい、蓮人様。じゃあ、金魚ちゃんの〈月下の雫〉をボクに頂戴ね?』
金魚ちゃんもとい、オレイカルコスの源罪情報結晶〈月下の雫〉。
姿を唐突に現したグラマラス美女な千寿童子がそれをふんずと掴み上げ、中央に設置されたカボチャ男クリスタル像にブチ込む(?)。
ジジジィィ…ジジジ……ィィ
おおお、暗黒道場が歪む(え)。
ノイズが走り…ギシギシと視界が揺れた(汗)。
「…おん?終わったのか?」
『はい。これでステータス補完program「七罪」の追加機能が開示されましたわね。JOLくんと高音くんを結ぶ霊命線が強化されましたので(?)、一旦は安心ですわ。』
カボチャ男クリスタル像は?といえば…まるで土星の輪のような銀色の帯がくっついている?
そしてこれこそが、「佐々木高音くん再生計画」の肝なのであった!!
その2へ続く!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈163.2+〉
戦闘力 2841+20
防御力 2759+20
生命力 2765+20
回避値 1788+20
知能値 1195+10
器用値 25
魔力値 4298+30
無属性2711+20
地属性2743+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」 幸運の加護 雷霆の守護 世界卵の選別
蓬莱の恩恵 王桃の系譜 全能神の祝福 異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物 麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子 統治 隠密
命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼 竜眼(制限) 転移 人類愛
召喚系術式
契約 契約破棄 契約鑑定 召喚 送還 眷属召喚 眷属送還
眷属探知 眷属鑑定 竜脈の盾 竜脈結晶化 次元結晶化
万能鑑定 化石解放 信仰昇華 超大型転移制御
次元具現化 竜の血眼 (竜眼第2位階)※制限術式〈50%〉 魂魄憑依
眷属
E5(エコ)さん DS (ディス)さん 4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん 2L (トゥエル) O1 (オーヴァン)
契約
ルル君 金さん チョメ君 ミミちゃん シーちゃん ミチ 花子さん タロさん ロンちゃん クロちゃん ハナちゃん ハッピー シマ カア君(若彦) 乙女ちゃん ユズリハ(野良ネズミさん) 紅葉 菅原くん 橘花くん リコピン JOL 葉蘭 水引 葛葉 榊 千歳 鳳来 八手 蒼原 不知火 漁火 八重波 白波 鳴海 夕潮 芍薬 水楢 柏 梛 茜 白妙 牡丹 鬼蕗 BM BL ユナイゼス キュライアー ビビアンナーシェ イシヒメ 麻黄 ココちゃん リリ君 亜弥 葦原 ロッキー ユッキーナ BR ユキヲ BP キャロ カロテン ナスニン 號竜 アドム トリントン ハッチ 白熊 百葉 五郎ちゃん 雪玉王 秋くん ポイさん トト君 ニャイ 瑠璃子さん 霊輝 藜 ヒトデビア大先生 雉隠 愛聖ちゃん 六花 Jステア ティオ カイト コクラン ロア ケアード ミロシナーゼ お酒丸 百天丸 鉄っちゃん ガルバ 閼伽くん 七瀬 クオリア フィボナちゃん スペクト君 シュナイン・バルハラ・アークナイト 銀世界 混沌姫ラビオ ミス・エーテル
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220 〈特殊兵装級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
属性:電子属性LV280 〈特殊兵装級〉
付与効果:電脳媒体
生命樹分体
耐久値:500
大罪のバール〈工業用品〉
属性:次元属性LV200 〈特殊兵装級〉
付与効果:次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質無限構成180%〉
暗黒物質波動〈侵食破壊〉
耐久値:400
古びた釣竿〈釣具〉
属性:反存在LV150 〈特殊兵装級〉
付与効果:釣果等価交換〈忘るることなかれ〉
耐久値:300
忘却の竹刀〈稽古具〉
種族:怒髪天LV200 〈特殊兵装級〉
付与効果:汝信ずる物のみを切り裂く刃〈超振動〉
耐久値:350
ワニ皮の財布〈赤〉
種族:セベクの顎門LV180〈特殊兵装級〉
付与効果:ガマ口〈神貨返還〉
凹
耐久値:300
黒袖Tシャツ〈服〉76話
亜空間複合成繊維進化種 LV54〈特殊兵装級〉
付与効果:物理抵抗〈化学繊維〉
暗黒の真意「黒色同化・関連色の技能融合」
腹黒「知力値+50%・計略家+」
赤外線無効「異常耐性」
耐久値:100
ジーンズ〈服〉
属性:亜空間複合成繊維進化種 LV80〈特殊兵装級〉
付与効果:竜脈感応〈進化〉相乗効果〈物理耐性特化(50%上昇)〉
耐熱耐寒耐毒特化〈厚地織布〉
耐久値:150+α
◆ ◆ ◆