第459話「仔ドラゴン育成ファーム設立その3・切り開け、いつもの肉体労働で!!」
( ^ω^ )新作「我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〜無双のサムライ猫はやり直す〜」もヨロシクです。
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第459話「仔ドラゴン育成ファーム設立その3・切り開け、いつもの肉体労働で!!」
ここで新事実が発覚!?
電霊のガルバであるが、高位霊のままでも大きさを変化させて、手足を引っ込めればビュ〜ン!と空をUFO形態で飛べることが判明。
電気音『内部に居住空間を設定すれば、我が王もお運びいたしますのでピカ。』
あんだって!?
じゃあ、ガルバがいれば、ゴーレムヘリコプターの出番が激減じゃないか(笑)。
アムちゃんの悔しがる顔が目に浮かぶね(え)。
「それを先に言ってくれよぉ〜?」
早速、俺はガルバUFOに乗り込んだ。大きさはヘリコプターと同じ程度?
内部は…何もないな(汗)。
まぁ、そりゃそうか。でもムニュっと椅子みたいなものが出現した…これに座れってことか?
ユキヲと仔ドラゴンを膝の上に置き、俺はゆっくりと寛ぐ。
むしろ椅子もソファ的にムニュっとして、なんていう安定感?これリラックス効果抜群かぁ!?
「あっと、その前に…え〜通信?通信?聞こえてるか2L (トゥエル)??」
通信【はいはい、あなたの天使の2L (トゥエル)ですよ?】
ハイは一回でいいっ(怒)。
「そんなことより、ドラゴン育成牧場計画を実行するぞ!!お前はロッキーを捕まえて来い。発注しておいた資材諸々も含めてな。」
通信【あ〜。なるほどぉ!!そうだと思って、例のアレも完成したので持って行きますよ。】
何だと!?アレだと!!
アレって何だ…?いやいや、分かっているけども(汗)。
そうか、遂にあれが…本当は花子さんの聖域「霊北峰」に行く際に設計案を出したのだが、色々と資材関係で手間取り、急遽、流通用・簡易型ゴーレムに憑依用の「複合術式回路」を取り付けたわけだ(?)。
「先に行ってるから現場で合流しろ。」
通信【了解です!!閣下の為に頑張りますよぉぉぉお…ブチッ(遮断)!!】
うるさいから切っておいた(え)。
電気音『では出発いたしますピカ。飛行中は座席から立ち上がらないよう注意して下さいピカ。』
ちゃんとアナウンスもあった(笑)。
◇ ◇ ◇
ピュ〜ン!とひとっ飛び。
電気音『指定の位置に到着いたしましたピカ。着地いたしますので振動にご注意下さいピカ。』
え?もう?振動どころか、飛んでる感じもしなかったぞ(汗)。
これって、ヘリコプターどころか赫號の出番さえも減ってしまう緊急事態じゃねっ??
で、カメロゴンは寝てしまった(笑)。
可愛いプニプニ系のドラゴンの寝顔である。
「…カメロゴンって呼び名も微妙だなぁ。ここは一つ、良い名前を考案するかぁ…。」
仔ドラゴンの頃は丸々して可愛くても、きっとこの子も大人になったら立派で凶悪な顔のドラゴンになることだろう?
ドラゴンと言えば最強だからな(え)。
やっぱり、それに相応しいカッコいい名前を付けてやりたいところだが…俺の竜眼が違う違う、そうじゃな〜い(?)と言っている。
「よし、決めた!!お前の名前は…森吉だ!!」
『…キュ、キュン(驚)!?』
「どんなに大きくなっても、最強無敵の超弩級ドラゴンになっても、お前は森吉!!」
森吉の眠気覚ましにもう一丁!!
「どんなに美しい超絶美麗な琥珀色の森の守護竜になっても、お前は森吉!!ずっ〜と、田崎家の森吉だからなっ!!忘れんなっ!!」
うん。これはもう確定事項です。
変更はありません(断言)!!
あと、森蔵は危険だからやめた(?)。
『兄ちゃん、大人げないモギュ〜。』
『キュ〜ン(汗)。』
こうして俺は森吉を小脇に抱え、樹海の地に降り立った。ユキヲは頭の上。
鬱蒼とした一面の緑と背の高い森林に囲まれ、森吉は嬉しそうだな?
でも陽の光が入らないから湿気も多いし、ほぼ杉の木で花粉症の俺に喧嘩を売っているのか?と。
「よ〜し!!木を伐採しまくって牧草地帯を作るぞぉ!!」
『キュキュ〜ン(悲鳴)!!』
あ、半分樹霊みたいな森吉にとっては衝撃が強過ぎたかぁ?すまん。
「すまんがガルバ、森吉を中の椅子ソファで寝かせておいてくれるか?」
電気音『それは構いませんが、私も手伝わなくてよろしいのですかピカ?』
そうね。でもそこは得手不得手ってものがあるでしょ?
「ああ、大丈夫さ!!そこは俺とユキヲに任せとけ!!」
『俺もモギュ!?』
なぁ〜に。ユキヲも進化したんだし、屁のかっぱでしょ?
そして俺には…この「大罪のバール」と「忘却の竹刀」の二刀流があるので(笑)。
さあ、開墾だ!!
方法は簡単。ユキヲが広範囲魔法で木をキンキンに凍らせて、俺がそれを粉砕していくだけの作業だ(?)。
『氷精の凝結!!…兄ちゃん、どこまでやるモギュ?』
「とりあえず、目に見える範囲は全部だな。だって、ドラゴンって大きくなるでしょ?」
ドラゴンはもっともっと増やす見込みだし、種類によっては空を飛ぶドラゴンもいるだろう?水棲型のドラゴンの為に湖だって欲しい(え)。
そう考えたら、あらゆる生息環境が必要だと思うのだ!!
「まあ、森吉用に樹海の一部を残すことは確定しているが…なんだかアイディアがグングンと湧いてきましたよっ(興奮)!!」
俺はときたら、無言で集中して伐採を続ける。
大罪のバールの「暗黒物質波動」効果発動で粉砕作業は苦も無く、むしろドンドン来いと言いたいぐらい。
忘却の竹刀の「超振動」効果なんざ、毎朝の暗黒道場での修行成果も相まって、伐採効果倍増である。
粉砕片は溶けてちょうど良い肥料になる見込み(笑)。
どうだ!!見よ、俺の無双状態…うん、これ黒歴史だなぁ(?)。
途中で腕の筋肉が持ってかれた件な?明日は筋肉痛待ったなしで、やむなく作業中断…
「俺の腕の筋がぁぁ(悲鳴)。」
『兄ちゃん、何やってるモギュ〜(汗)。』
結果、明日以降、頑張ります!!
伐採のあとは、せっせと箱庭システムで中央位置に牧草ならぬ草地を敷いていく。
草地なんて消費霊子も少ないし、速攻で魔力値も回復するから実質プラスマイナスゼロだな(笑)。
「ふぅ。どんなもんだ?」
『疲れたモギュ〜(汗)。』
かれこれ、2時間は励んでいたなぁ。いやいや、ご苦労さん(笑)。
俺も二の腕に湿布を貼りつつ、だが本番はここからだぞ?
そりゃまぁ、さすがの俺だって一昼夜で完成させようとは思っていないさ(え)。
でも俺にしか出来ない事があるのなら、やれるうちにやってしまおう主義なのだ!!
「さて、ドラゴンの谷って、どうやって作ろうかなぁ?」
『モギュ(驚)!?』
いや、だってさ。
ファンタジー世界でドラゴンの住処って言えば、大概はドラゴンの谷じゃない?
あれって亀裂にドラゴンが巣を作ってるパターンだよね。
ものによってはまちまちだけど、地面の裂け目バージョンだとか、崖にあるバージョンとか?
「だけども、普通に作ったらつまらないでしょ…?」
そこで俺は閃いたよねっ(え)。
ユキヲを頭の上に戻して、テクテクと場所を移動し、開けた牧草地帯の北側に建築を開始した。
勿論、箱庭システム建築であるが…。
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箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>施設>>
>仮設トイレ〈必要霊子2〉
>仮設水飲み場〈必要霊子3〉
>工事現場〈必要霊子4〉
>プレハブ診療所〈必要霊子4〉
>公衆電話〈必要霊子4〉
>広場〈必要霊子5〉
>公共トイレ〈必要霊子100〉
>公園〈必要霊子100〜500〉>詳細設定可
>牧場〈必要霊子100〜500〉>詳細設定可
>ハローワーク〈必要霊子800〉
>お社〈必要霊子800〉
>区役所〈必要霊子1000〉
>大使館〈必要霊子1000〉
>図書館〈必要霊子1000〉
>ガソリンスタンド〈必要霊子1500〉
>旅館〈必要霊子1〉>詳細設定可
>消防署〈必要霊子2000〉
>警察署〈必要霊子2000〉
>博物館〈必要霊子3000〉>詳細設定可
>水族館〈必要霊子3000〉>詳細設定可
>神社〈必要霊子3000〉>詳細設定可
>防衛基地〈必要霊子4000〉LV3
>秘密基地〈必要霊子4500〉LV3
>神宮〈必要霊子5000〉LV3
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ふ〜む。とりあえず、それなりの箱物を中央に寄せて、コンパクト志向にライフラインを構築していく予定。
ざっと地面の上に設計地図を書いてみる…さあ、腕が鳴りますね(?)。
コンセプトは「古代超文明」だ!!
「どうよ、ユキヲ?」
『へぁ?疲れたから寝てたモギュ〜zZZZzzz』
そうですか。それで俺の頭の上で微動たりしていなかったわけだね(汗)。
それはさて置き、俺は動き出した…。
あ、寝ちゃったユキヲは森吉ともども、ガルバに預けておいた(笑)。
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箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>道路>>
>あぜ道〈必要霊子1〉
>舗装道路 土〈必要霊子1〉
>舗装道路 石〈必要霊子2〉
>石畳〈必要霊子3〉
>車道〈必要霊子10〉
>階段〈必要霊子30〉>詳細設定可
>舗装道路 アスファルト〈必要霊子40〉
>舗装道路 コンクリート〈必要霊子50〉
>洞窟舗装通路〈必要霊子80〉
>トンネル〈必要霊子100〉
>エスカレーター〈必要霊子500〉>詳細設定可
>エレベーター〈必要霊子800〉>詳細設定可
>転移装置〈必要霊子1000〉LV3
※設置距離は10m
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施設は勿論だが、道路とかもなるべくハイテクノロジー?風なものを選んで設置する。
古代超文明ってそういうものでしょ?
こうして約1時間後…大まかな外容が完成した(え)。
中央には大破してもドラゴンが巣として使えそうな頑丈な「消防署」を設置。
むしろ内部は詳細設定をゼロにして、ぶち抜きのワンフロアに改造してある(?)。
周辺部には今まで手付かずに置いた「廃棄物処理工場」やら「ガソリンスタンド」などなども配置。
ファンタジー世界の人間が見たら、これは何だ?案件を狙ってみた(え)。
外周部には住宅施設として「大型マンション」を幾何学模様に並べてみた。
ちょっと見、魔法陣っぽく見えるような、そんな効果は1ミリも無いけどなぁ!!
でも雰囲気は大事だと言いたい(断言)。
しっかし、これって上出来じゃね?ライフラインも地下配電済みだから、発電機を繋げれば即生活維持が可能なレベルで、小規模な都市の運用としても動かせるだろう。
ってなところで、ヘリコプターが飛んで来た。
そして作ったばかりの「人工池」の横に着地した。
音声【ちょ、閣下?都市を作る予定はなかったのでは?牧場に移住を?】
2L (トゥエル)の奴め、予想よりも遅かったじゃないか(怒)。
なに?予想外のことが起きたから遅れただと??
「お前、何を言ってんだ?」
音声【いや、本当ですってぇ!!詳しくはロッキーから聞いて下さいよ。】
はぁ〜ん?
おま、下らない事で俺の「ドラゴンの谷」作成計画を妨害しようってんなら、タダじゃおかんぞ(?)。
『よっこらせっと……おぅ、邪魔するぜぇ!!』
小さいコロボックル風なロッキーがヘリコプターから降りてきた。
ちっこいから大変そうだなぁ?って思って助けようとしたら…サイズ的には同じコロボックルサイズの?ええぇ!?2体出てきて、お互いにどっこいしょと助け合いを始めたんだけども…その姿が健気でさぁ…(え)。
「こ、この子たちは???」
『おう、ある意味、俺様の子だぜぇ!!名前はナルヴィとヴァーリだ。』
どういう事ぉ??いつの間に奥さんを…(汗)。
ってか、そんなお相手どこにいました??そんな噂もとんと聞いてませんが?
音声【閣下、それがですねぇ…LFOの人工知能用にロッキーの脳細胞を培養してコピーしたものが白ねこ富士山の火口発着基地に保管してありまして…】
それが細胞分裂…増殖した結果、2体に分かれて誕生したのがこの子たちってこと??
そんな事がありえんの??
「っていうか、どうしてこの子たち…?」
『『………(沈黙)。』』
どう見ても、白ねこと黒いぬの頭ですね??
いや、白ねこ君も黒いぬ君も、見た目は二足歩行で服もコロボックル風でチャーミングだよ(?)。
子供サイズというか、頭も仔猫と仔犬の感じだしね(笑)。
特に白ねこ君?は、まさにこの白ねこ島に相応しいと思うんだけども…ナルヴィくんですか?
なんかその…懐かしいというか何というか…?
「……ミーくん?」
思わず口に出ちゃった名前に、ナルヴィくんはニッコリと微笑んでくれた気がした(え)。
ミーくんって…白猫でさ、青い目の美男子くんの面影が、ロッキーの息子のナルヴィくんに重なっちゃったわけだけども?
音声【閣下?】
「…ああ、多分、並行世界線でうちにいた最初の猫のミーくんにそっくりなんだよ、この子って。」
ロッキーの遺伝子から増殖、分裂したという白ねこ頭のナルヴィくんと黒いぬ頭のヴァーリくん。
息子と言うより、この場合、分身の方が近い気がするが?
『ギャハハハ!!多分、俺様の生き別れた息子たちの魂だぜぇ!!こんな形で再会できるとは思わなかったぜぇ(笑)。』
まあ、ロッキーがそう言うならそうなんだろう(え)。
そして遺伝的にロッキーの建築能力も受け継いでいるらしく、かなり優秀との太鼓判で(2Lの?)、このドラゴン育成牧場の担当は彼らに任せるのだという?
「えっ!?大丈夫なのか?」
『おいおいおい〜っ。俺様の息子たちだぜぇ!?俺様がビシバシ鍛えてやるし、こき使ってくれて構わねぇぜ(笑)!!』
ロッキーよ、相変わらずお前って豪快だなぁ(呆れ)。
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〈万能鑑定〉
ナルヴィ♂
種族〈擬似生命体〉
階級〈コロボックル風〉
カテゴリー〈1.5+〉
戦闘力 12
防御力 10
生命力 13
回避値 15
知能値 10
器用値 15
魔力値 20
聖属性25
光属性20
氷属性15
戦技
霊鎖
固有能力
巨人の統合核〈10%〉
猫の霊眼
猫霊力「丹田〈極み〉」
旧世界の猫八部衆〈弱点看破の最強猫〉
能力
擬似生命体 再生 白猫 魂 霧巨人 霊眼 霊鎖 大工
称号
ロッキーの双子?
装備
コロボックルの霊衣〈服〉
属性:氷属性LV100〈特殊兵装級〉
付属効果:物理無効〈水属性〉50%守護膜
自己再生・自己修復
耐久値:200
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ヴァーリ(黒犬頭)♂
種族〈擬似生命体〉
階級〈コロボックル風〉
カテゴリー〈1.5+〉
戦闘力 15
防御力 14
生命力 15
回避値 10
知能値 10
器用値 10
魔力値 10
聖属性25
闇属性20
氷属性15
戦技
霊鋏
固有能力
巨人の統合核〈10%〉
魔犬の超因子
兄弟殺し〈封印〉
能力
擬似生命体 再生 黒犬 魂 霧巨人 霊鋏 大工
称号
ロッキーの双子?
装備
コロボックルの霊衣〈服〉
属性:氷属性LV100〈特殊兵装級〉
付属効果:物理無効〈水属性〉50%守護膜
自己再生・自己修復
耐久値:200
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これがナルヴィくんとヴァーリくんの身体情報だ。
ナルヴィことミーくん、霊鎖なるものを使って自由自在に幕壁を組み立て始めたぞ!?
なんですか、その鎖っ??このデジャヴは五郎ちゃんのゴルディモードのアンカーワイヤーに近いかな?
いや、それより精密操作感が半端ないよっ(驚き)。十トンまでなら屁のカッパ?
「いや、凄いなミーくん!?」
『……ニッコリ。』
ミーくん、喋れないのかな?誕生したばかりで感情が薄いのだろうか?
「擬似生命体」なんていう聞き慣れない種族カテゴリーだし、ちょっと心配な俺だ(?)。
でもちゃんと仕事には取り組んでくれているし、見てるとなんだかホッコリするんだよねぇ…クロちゃん弟よりも一回り小さいし(笑)。
で、この幕壁はドラゴン育成牧場をグルリと取り囲むように設置する防壁の為、規模はかなりの広範囲に渡る。
それこそ一昼夜では完成する筈もない…。
大事な大事な我が家のドラゴンを(?)外敵から守らなくっちゃね!!
てなわけで、錬金術で製造してパーツ分割されたまま次々に運び込まれて来る予定だから、無理しない程度に頑張って欲しいな。
それに、この防壁組み立てって、浮島の初期の楽しかった頃を思い出すよね?
あれもロッキーにゴーレムを指示させて建設させていたし…パーツは俺が箱庭システムで増産もしたなぁ(思い出?)。
「ところで…ゴーレムといえば、アレはどうなってんだ!?」
音声【いや、閣下が白ねこ君に構いっぱなしだから、僕もそうですけど(?)、黒いぬ君が不貞腐れてますよ?】
あんですとぉ?
黒いぬ君ことヴァーリくんの方は、霊鋏なる巨大なハサミの能力で(?)、そらまぁバッサバッサ!と伐採途中エリアの杉の木を切り倒している。
うん、俺が諦めたアレだ。腕の筋を持って行かれんなよぉ!!
霊力で出来ているであろう巨大なハサミを両手で持って、無言で伐採作業に精を出しているだけで、別に不貞腐れているわけじゃないだろ?
ヴァーリくんも感情が抜け落ちた印象だけど、かわい子ちゃんな犬顔でイケてるぞ(え)。
「お前なぁ。天使のくせに嫉妬するんじゃないよぉ?それと霊園ダンジョンの方も上手く行ってるのか?」
音声【ええ、まあ、もう少し霊子値が貯まれば地下神殿の増設も出来そうですね。頑張ってますよぉ(ドヤ顔)。】
ドヤ顔はウザいが、俺の霊子供給で増設しても良いのだが、それじゃ意味が無いしな?
あと気になるのは、俺の憑依用の骨格標本「憑依くん1号」だが、負傷した手首は治ったのかな?
音声【閣下の骸骨兵はですね、常時は担当の塚人を憑依させて、レベルアップさせています。もうすぐ骸骨戦士になるんじゃないですかぁ?】
「え?そんなことしてんの?」
ってか、俺の憑依くん1号は、俺が憑依した影響で自我が発生しなくなったらしい(汗)。
ちょっと後味悪いなぁ…だが俺がいつ憑依しても良いように、ダンジョンでレベル上げをさせるに際して、この塚人という幽霊は憑依特化の能力があるらしいのだ。
「しかし、それはそれで面白い手だなぁ…。」
色々と応用が出来そうな気がする(?)。
音声【では閣下、お待ちかねの…コンテナオープン!!!これが田崎家竜骨型ゴーレムPG・DT〈D05R〉試作3号機D管理者型〈田崎蓮人憑依専用タイプ〉です!!!】
正式名称、長げぇえな(汗)。
しかしながら、まさにドラゴン育成牧場に相応しい威風堂々とした外見のゴーレムが出現した。
なんか試作型の〈D01〉や、Dドラグーン正式生産型の〈D03〉とも違う、約5メートル大のダウンサイジングで、SFチックな純白装甲のドラゴンに様変わりしている件!?
関節部位は金色コーティングだし、翼の仕様はハイエンドな形状で…何故か巨大な実剣を背に背負い…胸には田崎家の紋章入り!!
実は2L (トゥエル)の後、ゴーレムヘリコプターは2機でこの〈D05R〉を格納したコンテナを吊り下げて運んで来たわけで、やっぱりゴーレムヘリコプターの必要性は欠かせないときたもんだ(?)。
パイロットはやっぱりアムちゃんで、現在も〈D05R〉の微調整で張り付いてんね?
副音声【陛下ぁ。調整は終わりましたですぅ〜。でも〈D05R〉はダウンサイジング化に成功していますが、他のD型と比較してかなりのハイスペック機体ですしぃ、新機能搭載てんこ盛りなのでお気を付けて下さいね〜。】
「え?ちょ、なんて??」
そんな特別仕様感を求めてないよ。
むしろ俺は設計中の正式生産型の一機を回せって2L (トゥエル)に言ったよね??
俺はギロリと睨んだ。
音声【…いや、だからぁ。そうしたいのは山々ですけどもぉ、それじゃ済まないでしょがっ!?あっちやそっちや上から下から横槍が入って、安全面が足りないって、僕にどうしろって言うんですかぁぁあ(怒)!!!】
逆ギレぇぇぇ!?多分、Dなんとか執事長かな?
そして、それが原因で霊北峰に間に合わなかったとか、本末転倒のまま、その4に続くのであった…(怒)。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈153.7+〉※変化無し
戦闘力 2741+20
防御力 2659+20
生命力 2685+20
回避値 1708+20
知能値 1145+10
器用値 25
魔力値 4148+30
無属性2611+20
地属性2643+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」 幸運の加護 雷霆の守護 世界卵の選別
蓬莱の恩恵 王桃の系譜 全能神の祝福 異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物 麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子 統治 隠密
命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼 竜眼(制限) 転移 人類愛
召喚系術式
契約 契約破棄 契約鑑定 召喚 送還 眷属召喚 眷属送還
眷属探知 眷属鑑定 竜脈の盾 竜脈結晶化 次元結晶化
万能鑑定 化石解放 信仰昇華 超大型転移制御
次元具現化 竜の血眼 (竜眼第2位階)※制限術式〈50%〉 魂魄憑依
眷属
E5(エコ)さん DS (ディス)さん 4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん 2L (トゥエル) O1 (オーヴァン)
契約
ルル君 金さん チョメ君 ミミちゃん シーちゃん ミチ 花子さん タロさん ロンちゃん クロちゃん ハナちゃん ハッピー シマ カア君(若彦) 乙女ちゃん ユズリハ(野良ネズミさん) 紅葉 菅原くん 橘花くん リコピン JOL 葉蘭 水引 葛葉 榊 千歳 鳳来 八手 蒼原 不知火 漁火 八重波 白波 鳴海 夕潮 芍薬 水楢 柏 梛 茜 白妙 牡丹 鬼蕗 BM BL ユナイゼス キュライアー ビビアンナーシェ イシヒメ 麻黄 ココちゃん リリ君 亜弥 葦原 ロッキー ユッキーナ BR ユキヲ BP キャロ カロテン ナスニン 號竜 アドム トリントン ハッチ 白熊 百葉 五郎ちゃん 雪玉王 秋くん ポイさん トト君 ニャイ 瑠璃子さん 霊輝 藜 ヒトデビア大先生 雉隠 愛聖ちゃん 六花 Jステア ティオ カイト コクラン ロア ケアード ミロシナーゼ お酒丸 百天丸 鉄っちゃん ガルバ
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘蹟武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅25%
耐久値強化〈合金〉
自我++++
嫉妬++++
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
付与効果:自我+++
Go!!満んざらでもない気分「受容」?
耐久値:500
大罪のバール〈工業用品〉
属性:次元属性LV300 〈秘蹟武具級〉
付与効果:次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質無限構成180%〉
次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉
暗黒物質波動〈侵食破壊〉
自我++
暴食+
耐久値:500
古びた釣竿〈釣具〉
属性:反存在LV150 〈特殊兵装級〉
付与効果:釣果等価交換〈忘るることなかれ〉
自我++
反怠惰!!〈反転〉-
耐久値:300
忘却の竹刀〈稽古具〉
種族:怒髪天LV200 〈特殊兵装級〉
付与効果:汝信ずる物のみを切り裂く刃〈超振動〉
自我++
憤怒++
耐久値:350
ワニ皮の財布〈赤〉
種族:セベクの顎門LV180〈特殊兵装級〉
付与効果:貪欲なるガマ口〈神貨返還〉
貯蓄率「0.2%」
凹
自我++
耐久値:300
Yシャツ〈服〉
亜空間複合成繊維進化種 LV80〈特殊兵装級〉
付与効果:物理耐性〈麻〉
清涼感「爽効果倍増↑」
有能感「業務効率↑」
冒涜感「営業効率↑」
耐久値:150
ジーンズ〈服〉
属性:亜空間複合成繊維進化種 LV80〈特殊兵装級〉
付与効果:竜脈感応〈進化〉相乗効果〈物理耐性特化(50%上昇)〉
耐熱耐寒耐毒特化〈厚地織布〉
耐久値:150+α
◆ ◆ ◆