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第419話「ハッピーの成長日記その3・王は玉座こそが相応しく、でもフィット感は譲れない願い？」　　　　

我が家転生…「我は無限の竜脈使い？」…が眷属育成計画中なのですw

兄の黒歴史である釣竿と竹刀が俺の装備品に加わった。

この2つは「魔銃・オレイカルコス」と同様、俺の好きなときに手に取り出せるようになった。

そう考えると、この腰のベルトに挟んだ「奇妙なバール」だけが収納できないってのも不思議だが、それは俺が考えてもどうしようもない（汗）。

だが思うに、この釣竿と竹刀が俺の役に立つ日が来るのだろうか？という素朴な疑問はある。　　　　

だって、釣竿ってば、釣りに全く興味がない俺ですからぁ！？

竹刀って、所詮は竹ですからぁ！！

そんな感傷に浸りながら、俺たちは現在、小雪豹たちが暮らす「氷のタワーマンション」の前に立っていた（？）。ある意味、立っているな？

「う〜む。壮観だなぁ…じゃねぇ！？無駄に目立ち過ぎだろがっ！？」

前回は歩きでヒ〜コラしてたけど（え）、今回は麻黄（まお）ちゃんが作った道はそのまま残っていたから、そこまで苦労はしなかっただろうけどもな…俺を模した雪の彫像っていうか雪玉族の国、歩きやがったあぁぁぁ（怒）！！

『送りましょうかぁ？って言ったら、主様が喜んだのでぇ…みんな一致団結してですねぇ。』

そりゃまあ、確かに言いましたよ、六花（むっか）よ？

俺はてっきり、雪玉バスで送ってくれるのかな？と喜んだわけで、こんな地響き上げてドスンドスン！と歩く巨大な俺が動き出すとか、もはや天変地異じゃねぇか（怒）。

そして案外、動きはスローモーで上下運動がさぁ…吐きそう…。

『兄ちゃん、落ち着けモギュ〜。』

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(*´Д｀*)｛一気に信仰心が集まりますねぇ？｝

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『ニャ〜ビャ〜（高くて怖いぞ〜（震））！！』

全員、言いたいことを言ってやがる。

まっ、俺たちは雪の彫像の頭の上なもんで、吹きさらしだし高度も高いし、俺も実は震えてるけどなぁ！！

何度も言うが高所恐怖症だし。

ってなわけで、六花（むっか）に命じて雪玉バスを出してもらい乗り換え、俺たちは足元に向かって急発進！！ぎょえぇぇ（悲鳴）。

『ニャビャァァ（今流行りの時短ってやつだなぁぁ）！？』

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(*´꒳`*)｛ところで御主人様？再生した乾燥クラゲとホタテの貝柱は海産物軍団で良いとは思うのですが…｝

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んあぁ？　

あ、そうそう。今朝方に確認したら、1階のキッチンで再生実験していた例の素材が見事に再生していたのだ（え）。

秋刀魚の蒼原（あおばら）の前例通り、こいつらは海産物軍団の予備人員として送り出す事にした。

海産物軍団はそういう流れのメンバーが多いのだ（笑）。

でだ、問題は赤いオクラだよな…（汗）。

「赤いオクラというより、赤いなんかの粘液体みたいだったからなぁ…。」

いやまぁ、オクラと言えばネバネバの代名詞ではあるが、納豆も好きな俺にとってはドンと来い系なのである（？）。

むしろ、もうちょっとスライムっぽければ良かったな！！

一応、鑑定はしたんだよね。

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〈万能鑑定〉

赤いオクラさん（？）

種族〈光合成生命体〉

階級〈粘液系？〉

カテゴリー〈0.2+〉

木属性（アルボル）

水属性（アクア）

固有能力（パーソナルスキル）

おやさい再誕？〈お野菜の系譜〉

液体葉緑素「赤」〈物理攻撃無効60%〉

能力（スキル）

赤オクラ　ネバネバ　光合成　妖怪

称号

生き残った者（NEW）

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「スライムとは違うんだよなぁ？あれ、何だろなぁ？」

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(*^ω^*)｛それ以前に野菜ですからねぇ…。｝

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とはいえ、朝の時点じゃスーパーボール大の大きさだったし、付喪神でもないし、暇そうだった（？）タコ兄こと不知火（しらぬい）に押し付けておいたわけで…

乾燥クラゲとホタテに関しては、そのまま水槽にジャポ〜ンっと沈めておいた。

もはや手慣れたものである（え）。

水槽の中でぷかぷか浮いてるだけの半透明なクラゲ…親指大でまだ小っこい。

元になった乾燥クラゲ、随分縮んだなぁ！？

あと、ホタテの貝柱から貝の殻まで再生したホタテ。

未だに我が家の物質再構成（マテリアライズ）は意味不明である。

「ま、どうとでもなるでしょ？」

サザエの鳴海（なるみ）やハマグリの夕潮（ゆうしお）で実績はある我が家だ（？）。

そこは頑張ってもらいたい（え）。

そんな感傷に浸っていたら、雪玉バスは目的地に到着した。

雪玉バスはそのまま待機でよろしく！

さっさと俺の彫像は帰るように申しつけておいたのに、名残惜しそうにこっちを見るな（怒）。うっすら、まだこっちを見張ってやがる？

『ただいまモギュ〜。』

ユキヲが張り切っている。帰って来た我が家だもんな。

いや、俺だって興奮してるけどな（え）。

何事かと言えば？到着した「氷のタワーマンション」は大幅にリニューアル改築中なのだ！？

「タワーの数が増えてるし、ってか城壁？城塞化してるぞっ！？」

氷の城壁はこらまた分厚くて硬そうで…と門には、なんか見慣れた姿が刻まれてんだけど、あれってまたしても俺か？？

やめろぉ。恥ずかしいじゃないかぁ（照）。

『ニャ〜ビャ〜（俺もいるぞ〜）。』

「…ハッピーだけじゃなくて、猫八部衆の全員じゃね？」

俺の左横にハッピーが描かれているのはイマイチ納得しないが（え）、本当ならそこはクロちゃん弟の立ち位置だがなっ（？）。

まぁ、ここはハッピーの聖域なので大目に見よう。

で、俺の右横がロンちゃん。妥当な流れか？

左からルル君、クロちゃん弟、ハッピー、俺、ロンちゃん、ハナちゃん、ミチ、シーちゃん、ミミちゃんの図。

う〜ん。ちょっとバランスが悪い（？）。

この構図ならユキヲが入っても良いと思うのだが？だが入ってすぐ気付いたよね！！

ユキヲは別の形で存在していたからね（笑）。

「うおぉぉ。立派だねぇぇ〜！！」

『は、恥ずかしいモギュ〜（照）。』

門を抜けてすぐ、そのまま通路を進むとあったのが、ユキヲの形を模した氷の玉座…俗に言うシャレオツぅぅ。

コラっ、ハッピーは勝手にそこ座ろうとすんなぁ！！駄猫めぇ（え）！！

尻をペチペチと手に入れたばかりの竹刀で叩いておいた。

「案外これ、使いやすいな（え）。」

奇妙なバールの方は最近、威力が強くなってるからなぁ（笑）。

しつけ用に丁度良いことが判明した「忘却の竹刀」様さまである。

『ニャ〜ビャ〜（酷いよぉぉ）（涙）。』

そんな事より（？）、新たに増築中の、門からタワーマンションに繋がるこの回廊の途中に、謁見の間のような空間（スペース）があるんだけど、この玉座はその中央に当たるようだ？

何というか、氷の宮殿のような内装…まだまだ建設途中で空が見えるけどさぁ（笑）。

『あ。兄上殿、視察ですか？』

「おお、クロちゃん弟、お疲れ様ぁ。面倒かけてすまないなぁ（汗）。」

そっか。小雪豹たちの住処改修の現場監督してたの、クロちゃん弟ですか…。

『儂も肉体労働だ…ゴロン。』

ああ、雪玉王ね。

無駄に体格がデカいから居たことは知ってたけど、氷の端材を山ほど運んでたから、仕事の邪魔しちゃ悪いと思ってね？

「うっせぇ。さっさと完成させろ（怒）。」

隙間風がピューピューと寒いだろがっ。

『ご、ご無体なのだ…ゴロン（汗）。』

そもそも雪玉族の王なのに、強制労働の刑にさせられている意味を理解していないのか、こいつは？

あとで六花（むっか）に告げ口をしておこう（え）。

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(*´꒳`*)｛建物自体は、もうほぼ完成ですねぇ？｝

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「いや、雪玉族と違って小雪豹たちは少数精鋭だから（？）、戦力的にちょっと心配だなぁ。城塞化は良いアイデアだけど、守備力に不安要素があるな…。」

う〜む、どうしたものか？

白ねこ島のコテージのように、防御主体の「竜脈の盾」を召喚するにしても、あれは1日に1体しか召喚できないし、まだコテージが配備中だし（え）。

『あ、それなら兄上殿。DS （ディス）さんが何か考えがあるようで、BM（ベム）さんとB L（ベラ）さんを連れて西の永久氷土に行っていますよ。』

「え？なんでBM（ベム）とBL（ベラ）を？」

昨日の流れ的には、そこは黄色いクマさんのBP（ベプ）さんなのでは？

『え？兄上殿…このタワーマンションって、妖怪仙人たちの居住室を守る為に発生した場所ですよ？』

……は〜ん？

ってことはアレか？そう言えば「宝物庫〈Ω〉」が起点になって金剛山が発生しているし、物置部屋も雪玉族の村だ。同じ原理かよ？？

そしてクロちゃん弟によれば、永久氷土の最下層にある希少な「氷石（コキュートス）」ならば金剛石（オリハルコン）に匹敵する強度と、聖域内限定の祝福効果が重複し、西竹林で活動するゴーレムの装甲に最適なのだという。

最近は後付け設定が多いなぁ（汗）。

「ゴーレムで守りを固める方針かぁ…。」

まぁ、確かに氷の装甲のゴーレムに守られた氷の城塞ってなれば、雰囲気も出てるし（？）、格好良いこと間違いないんだけどさ。

だがデザイン案はどうするつもりかな？DS （ディス）さんが関わっているなら、あんまり関与は出来ないけどさ（汗）。

それはそれ、何とかなるだろう。

それにこの場所は名実ともにユキヲが治めるタワーマンションだからこそ、今後は重点的に力を入れていこうと思う…雪玉王をこき使ってなっ（ギロリっ）！！

『をぉ！？悪寒が走った…ゴロン（震）。』

「怠けるなぁぁ。働けぇぇぇ。」

駄目な雪玉若頭共もどこかで怠けているに相違ない（断言）！！

で、俺はユキヲを玉座に座らせてっと…うん。ユキヲの威厳をもっと上げよう（え）。

俺の「宝物庫〈Ω〉」から取り出したるは…青地に金色の刺繍が美しいスカーフである！！

ユキヲにピッタリ似合う上品さだ。

まさにこの時こその、グットタイミングだよね！

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〈万能鑑定〉

青地のスカーフ「金色刺繍」

種族〈神糸種〉

階級〈光蜘蛛（アヌパダカ）製の装飾品〉

カテゴリー〈1.0+〉

無属性（ウーデニア）

光属性（ルーメン）

氷属性（プルイーナ）

固有能力（パーソナルスキル）

物理無効〈光属性（ルーメン）〉40%守護膜（シェル）+

白蠟蜘蛛の加護

氷属性増幅+

能力（スキル）

蜘蛛糸　光糸　精霊糸　守護　氷属性　金色

称号

白妙（しろたえ）の手芸作品

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謎のカリスマデザイナー（？）「天雲（てんくも）」こと白妙の手芸品である。

それをシュシュっと首に巻きつける。

外れないように、接続用の金具は金剛石（オリハルコン）製だ（笑）。

『は、恥ずかしいモギュ〜（照）。兄ちゃんが座って欲しいモギュ〜（照）。』

おいおい、ここはユキヲの玉座ですよぉ？

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(*^ω^*)｛お似合いですよ、ユキヲさん。｝

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「うむ。まさに王者の風格！！カッコイイぞ、ユキヲぉ！！」

以下、みんな大絶賛である。

ハッピーだけジト目で見てるが（え）。

そして玉座を俺に譲ろうとするユキヲを押し止まらせていたら、何やらユキヲが輝き始めて…？？

「うわっ。ユキヲ、どうしたっ！？」

『あ…身体が熱いモギュ〜（汗）。』

ユキヲがぁ。ユキヲが眩しいぃ！？

ピカ〜って光ってるぅ！？

『兄上殿！落ち着いて下さいっ！？』

そんなこと言ったって、クロちゃん弟が咄嗟に俺を引き離してくれたけど（汗）、こらぁユキヲの一大事ですよ、あなたっ（え）。

氷の精霊であるユキヲが、こんなに発光しているなんて只事じゃないでしょ！？

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(*´꒳`*)｛あら？御主人様がユキヲさんを玉座に座らせちゃったから、これは強制進化ですねぇ。｝

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「強制進化あぁぁ！？」

何たることか！？俺がユキヲを小雪豹の王にしたから、の結果だとぉ（汗）。

『兄上殿、大丈夫ですよ。ユキヲくんなら大丈夫です！！』

「え〜〜？ほんとに〜〜？」

こんなに熱がってるユキヲが、この瞬間にも干からびちゃったらどうすんの！？

クロちゃん弟を疑うわけじゃないけど、疑心暗鬼の俺である（え）。

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ポピコーーーン♪

(*´꒳`*)｛ユキヲさんの進化が終了しましたぁ。｝

ユキヲは〈中雪豹〉から〈英雄豹（ジャガーノート）〉に進化しました。

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おおぅ！？

光は収まった。玉座に座したままのユキヲは…？

だが進化したユキヲは…俺の一番の懸念である、俺の頭の上のフィット感の喪失になりかねない（？）疑惑を払拭する実にモコモコ感であり。

「おおぉ、ユキヲ！？ボリュームUPしたなぁ（笑）。」

『大きさは変わらないモギュ〜。』

そう。銀色モコモコ冬毛になったけども、ユキヲはユキヲだった件な（？）。

そんなユキヲの身体情報（ステータス）はこちら。

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〈契約鑑定〉

ユキヲ♂

種族〈中雪豹→英雄豹（ジャガーノート）〉

階級〈氷霊族（ニケラス）・希少種→王種〉

カテゴリー〈2.0+〉→ 3.0+

戦闘力 30

防御力 29

生命力 29

回避値 32

知能値 18

器用値 15

魔力値 35

氷属性（プルイーナ） 30

聖属性（ボヌム）25

光属性（ルーメン）20（NEW）

戦技（バトルアーツ）

爪〈氷〉

忍耐〈雪〉

銀光→超銀光

固有戦技(パーソナルアーツ)

野生の雄叫び→英雄の雄叫び〈光〉

固有能力（パーソナルスキル）

跳躍→超躍

精霊体〈氷→永久氷〉　

聖域〈西竹林〉の加護

固有種結界〈銀雪→英雄銀氷〉

王者の雄叫び〈氷属性倍化〉〈雪豹族統治〉

竜脈補正効果（友情契約）

能力（スキル）

夜目忍耐友情爪精霊雪再生銀結界湯耐性　嗅覚

氷霊　人化　王種（NEW）英雄（NEW）もふ毛（NEW）

精霊系（スピリトイド）術式

氷精（フリィジング）の石柱（ストーン）（石柱・打撃）

氷精（フリィジング）の凝結（ダスト）（停止・氷結）

氷精（フリィジング）の王牙（ファング）（氷牙・貫通）（NEW）

光精（ライト）の天槍（ランサー）（射出・光槍）（NEW）

配下（NEW）

小雪豹族

小雪豹亜種

称号

聖域〈西竹林〉の精霊

希少種→王種

ユッキーナの夫

雪豹族の王（NEW）

装備

青地のスカーフ「金色刺繍」〈装飾品〉（NEW）

属性：天蜘蛛(ウットゥ)の神糸LV300〈秘跡武具（サクラメント）級〉

付属効果：物理無効〈光属性（ルーメン）〉70%守護膜（シェル）+

自己再生（大）自己修復（大）自己展開（大）

氷属性（プルイーナ）増幅50% ・魔力ダメージ反射50%

耐久値：500

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英雄豹（ジャガーノート）なんて言う勇ましい名称ではあるが、ユキヲのゆるふわ感はますますUP。

更には氷霊族（ニケラス）の希少種から王種に進化することで、圧倒的な潜在力（ポテンシャル）を秘めている…のか？

で、気になる能力（スキル）は幾つかあるが…

ともあれ、これで名実ともに小雪豹たちの王となったユキヲを抱き抱え、俺は頭上に掲げた。

すると、またしても周囲がピカピカ輝き出したぞっ！！こりゃ何だ！？

『な、何事だ…ゴロン！？』

『ニャビャ〜（死んじゃうぞぉ）！？』

さすがの雪玉王もおったまげ（？）。

ハッピーに至ってはいつもの通り（え）。

だが、雪玉王の仕事が遅いせいで改築作業が遅れていた、この未完成の回廊がなんと！？光と共に再構築されていくではないか！？

この光はユキヲを中心に、玉座の周辺をも根本から作り直していく…そらもう、あっという間でね！！

『父ちゃんできゅ〜〜。』

「ん？J（ジェイ）か？」

おやおや？

小っさい小雪豹かと思いきや、あれはユキヲとユッキーナの養子…その後継者のJ（ジェイ）である。

可愛い手を広げてのご挨拶で、とってもプリティ（笑）。

だけど、これはどうした事か？

「王の間」が完成すると共に、玉座の前に大きな氷の円卓が出来上がっており、その円卓を囲むように数匹の小雪豹たちが席に着いている。

ユキヲの養子のJ（ジェイ）もその中の1人なんだけど、さっきの瞬間に転移させられたって事か？むしろ選ばれし者？？

けれど、それ以外は母親同伴？産着に包まれた赤ちゃん小雪豹を抱えているんだけど？？

『兄ちゃん、この子たちは今日生まれたばかりの赤ちゃんだモギュ〜。』

ユキヲの説明では、昨日の夜に突然の出産ラッシュになったのだとか（？）。

「あれ？でもこの子たち、亜種か？」

『そうだモギュ〜。』

亜種と言えば、今回の事件の発端となった、例の赤色小雪豹が思い浮かぶけど…この子たちは何とも色とりどりで（汗）。

「じゃあ、色から取って…」

緑色のは「クラブ」。

黄色のは「ダイヤ」。

ピンク色は「ハート」。

青色のは「スペード」と命名しておこうか。

命名はしたけど契約は無理っぽい。まあ、まだ赤ちゃんだからかな？

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(*´Д｀*)｛トランプですか？雑ですねぇ…。｝

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黙らっしゃい（怒）。

「J（ジェイ）がジャックと仮定すれば、キングはユキヲだし、まさにトランプで正解じゃね？」

なんか冴えてるな、俺って（え）。

『兄上殿、でも円卓の席は12個ありますね？』

現状、J（ジェイ）を含めると、まだ5席しか埋まってない。

確か、円卓の騎士って何人だったっけ？

「とりま、ユキヲを王とした円卓の騎士団の結成だな！！」

『騎士というには、まだまだ赤ちゃんですよ、兄上殿？』

だがまあ、成長して大きくなって、候補者も増えればユキヲの立場も安泰である。

いずれ、最強無敵の雪豹騎士団が誕生するに相違ないのだ！！

俺の竜眼がそう言っているのだ（断言）！！

『ニャ〜ビャ〜（俺の騎士団わぁ）？』

「ハッピーは寝てるだけだろっ！必要なし！！」

『ニャビャ〜〜（涙）。』

そして、その4に続く！！

◆ ◆ ◆

田崎蓮人

種族〈秘匿菩薩（蓮乃人）〉

階級〈大権現〉

所属国〈田崎家竜脈の地〉

カテゴリー〈136.2+〉※変化無し

戦闘力 2541+20

防御力 2459+20

生命力 2485+20

回避値 1508+20

知能値 1045+10

器用値 25

魔力値 3848+30

無属性（ウーデニア）2411+20

地属性(テラ）2443+20

固有能力（パーソナルスキル）

竜脈適正「最高位+」　幸運の加護　雷霆の守護　世界卵の選別

蓬莱の恩恵　王桃の系譜全能神の祝福　異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物（ギフト）　麒麟の安寧

能力（スキル）

打撃調理計算博識精密操作努力竜脈再生霊子統治隠密

命名返還猫愛権現免疫鑑定言語鬼竜眼（制限）転移人類愛　

召喚系（インウォーカティオ）術式

契約　契約破棄　契約鑑定　召喚　送還　眷属召喚　眷属送還

眷属探知　眷属鑑定　竜脈の盾　竜脈結晶化　次元結晶化

万能鑑定　化石解放　信仰昇華　超大型転移（ウィンドゥミル）制御

次元具現化　竜の血眼（竜眼第1位階→第2位階）※制限術式〈50%〉

眷属（ファミリア）

E5（エコ）さん　DS （ディス）さん　4R （シリュウ）

G3（ジザ）さん　2L （トゥエル）　O1 （オーヴァン）

契約

ルル君　金さん　チョメ君　ミミちゃん　シーちゃん　ミチ　花子さん　タロさん　ロンちゃん　クロちゃん　ハナちゃん　ハッピー　シマ　カア君（若彦）　乙女ちゃん　ユズリハ（野良ネズミさん）　紅葉　菅原（すがわら）くん　橘花（たちばな）くん　リコピン　JOL（ジョリュ）　葉蘭（はらん）　水引（みずひき）　葛葉（かずらは）　榊（さかき）　千歳（ちとせ）　鳳来（ほうらい）　八手（やつで）　蒼原（あおばら）　不知火（しらぬい）　漁火（いさりび）　八重波（やえなみ）　白波（しらなみ）　鳴海（なるみ）　夕潮（ゆうしお）　芍薬（しゃくやく）　水楢（みずなら）　柏（かしわ）　梛（なぎ）　茜（あかね）　白妙（しろたえ）　牡丹（ぼたん）　鬼蕗（おにぶき）　BM（ベム）　BL（ベラ）　ユナイゼス　キュライアー　ビビアンナーシェ　イシヒメ　麻黄（まおう）　ココちゃん　リリ君　亜弥（あや）　葦原（あしはら）　ロッキー　ユッキーナ　BR（ベロ）　ユキヲ　BP（ベプ）　キャロ　カロテン　ナスニン　號竜　アドム　トリントン　ハッチ　白熊（はぐま）　百葉（ももは）　五郎ちゃん　雪玉王　秋（しゅう）くん　ポイさん　トト君　ニャイ　瑠璃（るり）子さん　霊輝（れいき）　藜（あかざ）ヒトデビア大先生　雉隠（きじかくし）　愛聖（あいせ）ちゃん　六花（むっか）　J（ジェイ）

称号

竜脈使い

蓮乃人社の祭神

装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性：中炭素鋼（カーボンスティール）改LV220〈秘蹟武具（サクラメント）級〉

付与効果：神の遊具〈風属性（エア）〉

月光核〈新月〉増幅25%

耐久値強化〈合金（マテリアル）〉

自我+++

嫉妬++++

耐久値：400+α

小型「電子情報枠（ウィンドゥ）」

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹（セフィロト）分体〉

属性：電子属性（エレクトロン）20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値：500

奇妙なバール〈工業用品〉

属性：次元属性（ウロボロス）LV300 〈秘蹟武具（サクラメント）級〉

付与効果：次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質（ダークマター）無限構成180%〉

次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉

暗黒物質（ダークマター）波動（ブラスター）〈侵食破壊〉

自我-

暴食-

耐久値：500

古びた釣竿〈釣具〉（NEW）

属性：反存在LV150 〈特殊兵装（ユニーク）級〉

付与効果：釣果等価交換〈忘るることなかれ〉

自我-

反怠惰！！〈反転〉-

耐久値：300

忘却の竹刀〈稽古具〉（NEW）

種族〈怒髪天〉LV200 〈特殊兵装（ユニーク）級〉

付与効果：汝信ずる物のみを切り裂く刃〈超振動〉

自我+

憤怒+

耐久値：350

猫絵Tシャツ〈服〉

属性：亜空間複合成繊維（ドミネイティヴ）進化種 LV50〈特殊兵装（ユニーク）級〉

付与効果：物理抵抗〈化学繊維（レーヨン）〉

超猫大好き（好感度∞）

野生化〈感度調整・大〉

生命力強化〈バイオリズム補助・超〉

耐久値：100

ジーンズ〈服〉

属性：亜空間複合成繊維（ドミネイティヴ）進化種 LV80〈特殊兵装（ユニーク）級〉

付与効果：竜脈感応〈進化〉相乗効果（ブーストエフェクト）〈物理耐性特化（50%上昇）〉

耐熱耐寒耐毒特化〈厚地織布（デニム）〉

耐久値：150+α

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