第416話「第二回ハッピールームの謎その5・ジェちゃんもビックリ展開で無事解決(興奮)編!!」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第416話「第二回ハッピールームの謎その5・ジェちゃんもビックリ展開で無事解決(興奮)編!!」
炎上してしまった雪玉族亜種の集落。
彼らの為にも俺は新たな集落作りを命じた。無論、雪玉族と小雪豹には強制労働派遣を執行中であるに。
それはさて置き、俺たちは現在、駄目猫ハッピーを叩き起こしていた最中であった(?)。
「おいおいお〜い?ハッピ〜ぃよぉ?お前の管理者責任ってもんはど〜なってんの〜?ん〜??」
『あんちゃん。ハッちゃん許してやってくれよ〜。ハッちゃんは普段だらしないけど(え)、やる時はやる男なんだぞ〜Zzzz…』
いや、現に何もやってないが上のこの状況だからねぇ(?)。
既に寝落ちしているが(え)、友達としてハッピーを庇う気なら、BRも同罪と見做す所存である。マジで。
ここは黄金の竹林…この聖域主である聖獣の住処。
金色の竹に囲まれた、とても居心地の良い暖かい雰囲気。雪までふかふかの綿毛のような有り様だ。ここだけ春眠あかつきを覚えぬを地で行くとか(汗)。
で、ハッピーを叩き起こした関係で、この黄金の竹林の入り口付近で昏睡している雪玉族亜種やその長老、ユキヲの嫁とジェちゃんもそろそろ目を覚ます頃合いだろうか?
『ニャビャ〜ァァ(涙)。』
え?俺が何を怒っているか分からないって?
「それは…かくかくしかじか(?)なんだが、なんか余計腹立ってきたから許さーーーん(怒)!!!」
『ニャビャァァァ(悲)!!!』
聖獣になったとは言え、所詮はハッピー。
元より血統書付きのチンチラシルバーなのに、このくたびれた感はどうなの?
猫なのに俺に怒られて伏せ状態で、頭を抱えて震えてるって、生前の姿と大差ない(汗)。
成長したのは体格だけかぁ…。
『寝てただけニョロし、ちょっと可哀想になってきたニョロよ。』
そこが甘いっ!!甘やかした結果のコレですよ!?甘やかしたのは俺だけど(え)。
でも全くもって、姉猫のロンちゃんとはえらい違いであるに、どうしてこうなった!?
そうこうしている内に、弟たちが追いついて来たな。
みんな、昏睡状態の雪玉族亜種やユキヲの嫁を担いで運んで大変だ。
「みんな、ご苦労様っ!!」
『兄上殿。洞窟で役に立てなかったので、コレぐらいは役に立ちたいですね。』
クロちゃん弟はまだそんな事を(汗)。
菅原くんも麻黄ちゃんも、申し訳ないって顔で俺を見ない欲しい。
あと、こう見えて馬鹿力の橘花くんは、雪玉族亜種を3人も背負ってヘッチャラ顔ってのも別の意味で凄い(え)。
ともあれ、アレは俺も悪かったし、結局、案内役のクロちゃん弟が暴走した結果、全員が道に迷ってしまったという次第である。
集落に辿り着いたのは俺とBRだけで、事前に雪玉族亜種たちは長老の決断で集落を捨てて脱出していた。
その中には保護していたユキヲの嫁とジェちゃんも含まれていたという顛末!?
そして避難先に、聖域主が住むこの黄金の竹林に向かったと…。
『お兄しゃま。ジェちゃん可愛いなの〜。』
おおぅ。
愛聖ちゃんはジェちゃんとは初見だもんな。
こりゃ他の「息子7(セブンズ)」にも会わせにゃなるまいて(?)。
でも落っことしそうでちょっと不安だなぁ(汗)。
『ともあれ、みんな無事で一安心よねぇ。後始末が大変そうだけども?』
うん。それは乙女ちゃんの言う通りで。
ともかく、この西竹林は我が家でも1番初めに出来た聖域だと言うのに、全く手を付けていなかったツケが回ったという印象でね。
これも俺の落ち度と言えなくもない事なのだ…。
◇ ◇ ◇
威厳もクソもない、ぺっちゃんこ座布団状態のハッピーを引き連れ、俺たちは雪玉族の村に戻って来た。
大々的に発表するってなると、雪の城前の広場ぐらいしか無いわけだ。
そこに雪玉姫の六花に雪玉王を引っ張り出させて、キリキリ歩かんかぁ!と歩かせ、キリキリ働かんかぁ!!と攻め立て、立派な舞台を作らせた(え)。
『ご無体な…ゴロン(涙)。』
「うっせぇ。お前んところの何んちゃら騎士が迷惑掛けたからだろがぁ(怒)!?」
『あら、お父様。これ以上、私の顔に泥を塗るならぁ、雪玉騎士同様に金剛山で強制労働させますからねぇ?』
六花、顔には出さないが大激怒。
もはや雪玉王と立場は逆転!?いや、それは元よりか(笑)。
こうして粛々と舞台は整えられ、俺たちは壇上に上がった。
何気に普通に、俺の隣にDSさんが立っているのがあざとい…(汗)。
音声『旦那様、何か?』
「…いや、別にぃ。いつの間に来てたのかなぁ?なんて…。」
我が家の執事長に逆らえる人間など居る筈もない。
そして無言の威圧が会場を押し潰すような雰囲気でさぁ(え)。
『DSさん、少し圧を弱めて欲しいニョロね。』
音声『…仕方ありませんね。少しだけですよ。』
ホッとしたぁ(汗)。たまには4R (シリュウ)も役に立つんです(え)。
今回は最後の最後の方で役に立つ小蛇です(笑)。
さてさて、壇上には俺たちだけじゃなく、各種族の代表も並ばせている。
聖域主であるハッピーは何をされるものかとブルブル震えて、俺の足元から動かないけどね(笑)。ちょっと無様過ぎて観衆がドン引きしているのが分かるぐらいに。
でだ、雪玉族からは雪玉王と六花。
雪玉族亜種からは雪玉長老。
小雪豹からは、絶対安静中のユキヲに代わり嫁のユッキーナと養子のジェちゃんが参列。
妖怪仙人からはBRとBPさん。
そもそもが俺があんまり西竹林で顔見せしていなかった件も相まっての今回の騒動って感じもある(?)。
雪玉族にはそれなりに顔は売れているが(え)、観衆の小雪豹たちの中には俺の顔を知らない者も多くてね?
ちょっと見、首に小蛇巻き付けてるオッさんにしか見えないって?ブッコロすぞ。
でもって、弟たちも後ろに控えてるもんで、中でもクロちゃん弟の知名度は俺より上でね。それはある意味心強いし誇らしいけど、ちょっぴり悲しいのだ(?)。
音声『一同、静粛に!!これより、今回の騒動に対する沙汰を田崎家家長…田崎蓮人様より御言葉を賜る。伏して傾聴するように!!』
DS (ディス)さん…そんな威圧的な(汗)。
空気はもはや地獄。ハッピーなんざ尋常じゃない震え様だ(笑)。
そして同時に、緊張した視線が四方八方から俺に突き刺さる。痛いっ。
こうなれば全員、ジャガイモとして見よう…でもほぼ雪玉だな、これ。雪玉に緊張するのもアレだろ?
「う〜ん、ゴホンっ。あ〜、とりあえず…今回の騒動はだなぁ…」
『プッ。兄さんったら、緊張してるわよ(笑)。』
『お兄しゃま、可愛いですなの〜。』
イジられてる。妹たちにイジられてるぅ。
乙女ちゃんのはいつもの事だけど、愛聖ちゃんのはなんか新鮮だな!?
『コラ、乙女。愛聖。兄上殿はそういうギャップを含めて最高なんですよ(コソコソ)。』
『そうです!!兄上は格好良いんです(興奮)!!』
…待ってくれ。菅原くんはちょっと声が大きいよ(汗)。
というか、クロちゃん弟はそんな風に俺を見ていたの?
なんか嬉しいような、恥ずかしいなぁ(照)。
『麻黄、僕お腹空いたぁ〜。なんかお菓子持ってないのぉ?』
『(ヒソヒソ)橘花お兄ちゃんっ、後であげますから今だけ静かにして下さいっ。』
こっちはこっちで空気を読まない自由な橘花くんと、空気をバリバリ読む出来る弟とのやりとりでホンワカしてくるよ(笑)。
『…本当は適当な男ニョロよ、親方様わ。』
「うっさい、黙ってろ(怒)。」
適当なのは自分が一番分かっているからな(え)。
だがおかげで緊張はほぐれたよ?
「ゴホンっ。まず今回の騒動だが…雪玉族と小雪豹との対抗意識が悪いとは言わんが、俺の目が黒いうちは絶対に許さん!!」
まずはビシッと言っておく。
「故に…雪合戦は即日凍結。雪玉騎士は無期限金剛山で強制労働の刑。雪玉若頭2名は小雪豹のタワーマンション復興従事の刑。雪玉王は半年間の謹慎とし、代行は雪玉姫こと六花とする!!」
俺の採決にザワザワ〜って空気が震えた。
『え〜。でも私、芍薬先生ぇの手伝いで忙しいので〜。』
「うっさい!!二足のわらじで頑張れ!!」
我が家は常に人手不足なのだ(え)。
で、目が点の雪玉王は放置して、次はだな…。
「金剛山は雪玉族亜種の独立領地として不可侵地帯とする。今後の鉱貨管理者は雪玉族亜種の雪玉長老とし、後見人はG3 (ジザ)さん。監査役は配下の妖怪仙人に一任する。」
実はこれ、DS (ディス)さんからの入れ知恵だ。
弱小な雪玉族亜種を独立させる為の手段としては上々だろう。
『ど、ど、独立などと…よろしいのでヨボロン??』
『オイラたちに任せとけ!ジジイに言って専属の人工仙人を造らせてやるぞ!!』
「おいおい。それ、白ねこ富士山の機密事項だろが。」
G3 (ジザ)さんの情報管理どうなってんだ?
『祠の増産は僕らも手伝ったんだな〜も。』
あ、そらそうか(笑)。急ピッチで設置な流れになったからな、あれ。
続いては、1番深刻な案件であるが…
「小雪豹であるが、正式に族長としてユキヲを擁立し、その後継者に混成・耳鼠のジェちゃんを改め…Jを認定する!!後見人は聖域主であるハッピーな。」
ババ〜〜〜ン♪脳内効果音である(え)。
と同時に、ユキヲの嫁であるユッキーナの頭の上に鎮座していた白い毛並みのジェちゃん改め、Jが光り輝き出したではあるまいかっ!?
これってまさかの…!?
音声『旦那様、契約を!』
「やっぱ、それかぁ!?」
しかし、誕生してから生後約一ヶ月の息子7(セブンズ)。
これって契約しちゃっても良いものか?
だがみんなも期待している事だし、命名しちゃった結果の(?)、こうなる可能性も考えなかったわけでもない。
むしろ、ここで皆の前で契約することで、Jの立場を揺るぎない存在にする好機でもあるのだ。
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所有者《田崎 蓮人 》
召喚系術式専用・小型「電子情報枠表示」
MENU〈竜脈使いVr〉
○契約
〈契約可能〉
千寿姫
J(NEW)
魔力値 3818/3818
◎緊急通信〈眷属選択〉
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うむうむ。確かに名前があるな!!
ならばと俺はJをポチった。
『ジェちゃん、大きくなったモキュ〜(驚)!?』
母もビックリ。
ふむ。Jちゃん…愛称的にはジェちゃんでも間違いない。
さすが俺だね(え)。
それと、ハッピーは後見人って何?美味しいの?って、アホ。
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〈契約鑑定〉
J♂
種族〈雪豹種変生・耳鼠新種〉 (NEW)
階級〈混成・雪精霊〉(NEW)
カテゴリー〈0.5+〉→ 1.0+
戦闘力 10
防御力 5
生命力 8
回避値 15
知能値 10
器用値 8
魔力値 15
氷属性 10
聖属性10
戦技
爪〈氷〉
固有能力
純正精怪〈混成・雪精霊〉↑
蓮乃人社の祝福
跳躍(NEW)
聖域〈西竹林〉の加護(NEW)
竜脈補正効果(NEW)
能力
妖怪 精霊 新種(NEW)健気 氷 ハイブリット 雪豹(NEW)
精霊系術式(NEW)
氷精の弓矢(凍結・狙撃)
称号
息子7(セブンズ)
田崎家百鬼夜行→田崎家諸百霊(NEW)
聖域〈西竹林〉の精霊(NEW)
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おっと?種族は「田崎家新種・精怪ネズミ 」から 「雪豹種変生・耳鼠新種」に。
階級は「混成・耳鼠」から混成・雪精霊」に激変進化した模様だ(え)。
何でしょうか?より小雪豹っぽい進化を自分から選んだように、俺の竜眼には見えたような気がした?
そしてシャン!とウサギっぽい耳を大きく立てて、成長著しい真っ白な体毛はキラキラと輝き、お目々は青くて宝石のよう(笑)。
『ヨロチクできゅ〜。』
母のユッキーナも更にビックリ。喋ったぁぁぁ!?
そんなこんなで想定外の事態になってしまったものの、元より精霊と妖怪のハーフであるJである。
こうなると、残りの息子7(セブンズ)たちはどう成長していくのか?楽しみでもあるな。
…で、一件落着と思ったら大間違いだ。
「4R (シリュウ)。主犯の赤色小雪豹を!!」
『はいはい…出すニョロよ。』
それは4R (シリュウ)の「水精の奔流」によって囚われた火属性の小雪豹亜種。
ぷかぷか浮かんだ水色のシャボン玉にも見えるが、中身は水で圧縮された牢獄。
つまりは赤色小雪豹は仮死状態であるのだが、その水玉が景気良く割れたもんだから、もう壇上はビチャビチャ(汗)。
「おい、4R (シリュウ)ぅぅ。」
『演出ニョロよ。大袈裟にした方が良いと思うニョロ。』
ま、確かにそういうのも大事だとは思うけどね?
DS (ディス)さんもウンウンって頷いているけどさぁ…乙女ちゃんが睨んでる(汗)。ちょっと服に水が跳ねた?
そして壇上に投げ出され、ピクピクと身体を震わせる赤色小雪豹。
お…目を開けたな?
自身の置かれている現状を、ワナワナと震え出すまで待ってみる(え)。
『ニャビャ〜(このやろ、お前のせいだぞぉ〜)(怒)!!』
って、ハッピーの馬鹿にはゴツン!と拳骨を喰らわせて黙らせる。
『ニャビャァ(涙)。』
「余計なことすんな。どっちにせよ、やることは決まってんだ。」
そう。既にこいつの処遇は決まっているのだ。
情状酌量の余地もなく、己の欲望にのみ従った結果の顛末…それは当然、罪は償ってもらう。
そして、それを言うのは厳しいし、辛いものがあるが、だがこれだけは譲れない。俺の信念は曲げない。
「…改めて、田崎家家長として宣言する!この度の騒動を起こした張本人…この赤色小雪豹亜種は問答無用に処分とする!!異議がある者は名乗り出よ!!」
言ってやった。
そして俺は黒いバールを腰から引き抜いた。妙にこの奇妙なバールの調子が良いな?
そんなに暴れるんじゃない!?まるで俺が厨二病みたいじゃないかぁ(?)。
で、処分すると言った手前、他人の手を汚すまでも無い。
俺のこの手で処断する。俺の覚悟は決まった。
『親方様、俺がやるニョロよ?』
4R (シリュウ)の気持ちは嬉しいが、あと隙あらばとDS (ディス)さんがチラチラ狙っているのも分かっているけどね(汗)。
「恨むなら恨むがいい。だが、こんな災いを2度も3度も起こさせるわけにはいかない!!」
赤色小雪豹は諦めたかのように脱力している。
可哀想だが、これも運命だ。
バールを振り上げたその時、銀色の光が2つ飛び込んできて、俺ははたと手を止めた。
危なかったぁぁ(汗)。
「ってか、お前は誰だっ??」
銀色サラサラ髪の童顔少年。
眉毛が太くて意思が強そうな眼差し、青い目…あ、見覚えあるな??
「おま、まさかユキヲぉ!?でもその姿どしたぁ??」
『兄ちゃん、コイツは俺に任せて欲しいモギュ!!』
おおぅ。人間の姿でも口調はそのままかぁ(え)。
「…いや、しかしだなぁ。被害にあったのはユキヲの嫁とJだぞ?」
そんなユッキーナは突然の展開に動揺を隠せていないな?なんたって、旦那が雪豹の姿じゃなくなってんだ。
まあ、俺だって驚かないわけじゃないけど、BRや白妙で経験済みだし、いつかこんな日が来るとは思っていたというか、アレが完成したってことだろ?
そして、そんなユキヲと共に登場したのは…ロンちゃん!?
最近、大活躍のロンちゃんは猫八部衆である。
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〈契約鑑定〉
ユキヲ♂ 〈人化形態中〉維持時間残り40分
種族〈中雪豹〉
階級〈氷霊族・希少種〉
カテゴリー〈2.0+〉→ 2.5+
戦闘力 20→25
防御力 19→24
生命力 19→24
回避値 22→27
知能値 15→20
器用値 15→20
魔力値 20→25
氷属性 20→25
聖属性15→20
戦技
爪〈氷〉
忍耐〈雪〉
銀光
固有戦技
野生の雄叫び
固有能力
跳躍
精霊体〈氷〉
聖域〈西竹林〉の加護
固有種結界〈銀雪〉
王者の雄叫び〈氷属性倍化〉〈雪豹族統治〉
竜脈補正効果(友情契約)
能力
夜目 忍耐 友情 爪 精霊 雪 再生 銀 結界 湯耐性 嗅覚
氷霊 人化(NEW)
精霊系術式
氷精の石柱(石柱・打撃)
氷精の凝結(停止・氷結)
称号
聖域〈西竹林〉の精霊
希少種
ユッキーナの夫
装備
イリャ石の人化護符〈G3工房製品〉(NEW)
属性:結界種 LV100〈特殊兵装級〉
付与効果:人化〈1H〉
使い捨て消費型
耐久値:200
野外キャンプ推奨シャツ〈服〉
属性:麻
LV20〈通常級〉
付与効果:一人はみんなの為+
みんなは1人の為+
耐久値:40
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う〜む。どうやら完全なる人化ではなく、ユキヲの場合は「イリャ石の人化護符」を使用した一時的なもの?
しかも時間制限付きで使い捨て型のようで(え)。
だからクロちゃん弟よ、そんな「追い抜かされたあぁぁ(悲)」と絶望的な顔をしなくてもいい。
クロちゃん弟は完璧主義者だから、現状でもそれなりに人化が出来ていることを俺は知っているのだ(?)。
それにユキヲの人化はアイテム頼りのせいか、ウサギ耳と尻尾がそのまま残ってる(笑)。
言わばバニーボーイ!?これはこれで非常に良い(興奮)。
ってか、俺のでかいTシャツ1枚だから、ある意味そそる(??)。
『親方様、顔がキモいニョロよ。』
「うっさい(怒)。E5 (エコ)さんみたいな事を言うな!」
せっかくE5 (エコ)さんがいないと言うのに、はあぁぁぁ(溜め息)。
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(*´꒳`*){…居ないと思ったら大間違いですよ?}
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「ひやあぁぁ。出たあぁぁぁ!?」
ビックリ仰天の、シリアスに決めようと思っていた現場がもはや、グッタグタに間延びしてしまった(汗)。
奇妙なバールを持つ俺の手持ち無沙汰…すまん。今回は諦めてくれ(え)。
「しかしユキヲ、どうするつもりだ?」
この場でユキヲのみならず、ロンちゃんとE5 (エコ)さんまで現れた理由は?
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(*゜∀゜*){私が補佐して、この聖域をロンちゃんの〈輪廻転生System〉の管理下に置きます。}
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『ニャビャァァ(驚)!?』
姉ちゃんに乗っ取られる!?と驚愕の悲鳴を上げたハッピーだが…元々、お前はほとんど管理してないやんけ(怒)!!
『キャニャ〜(別に乗っ取らないわよ。魂の管理をするだけよ)♪』
ロンちゃんの主張。
むしろ、あまりこの聖域に関わりたくないものの、ユキヲとE5(エコ)さんに懇願されて、渋々やって来たレベルとのこと(汗)。
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(*^ω^*){ゆくゆくは、田崎家に所属する亜空間は全てロンちゃんの田崎家輪廻転生Systemに統合してもらう計画ですが、今回はテストケースも兼ねて、この聖域で実験を行いま〜す!!}
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そんな大発表みたいな言い方してるけど、寝耳に水だ(汗)。
不安要素しかなくない??
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(*^ω^*){そして輪廻転生Systemに不可欠な「地母神」的な立ち位置として、愛聖ちゃんにも参加してもらいたいで〜す。}
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ふぁ!?
今日誕生したばかりの愛聖ちゃんまで巻き込む魂胆!?
「それ、危ねぇんじゃねぇの!?」
『は〜い。愛ちゃん、頑張るの〜。』
うーむ。愛聖ちゃんは怖いもの知らずだなぁ。
そもそも、なんでこんな急展開??
『コイツは悪い事をしたモギュ。だから処分するのは決定だけども、魂は次、俺と嫁の子供として育てたいモギュ!!』
え…?
お、おい?ユキヲは正気かぁ?
ユッキーナとJもドン引きしてるし、それ、転生させて育て直すって事ですか?
こんな騒動を起こした相手を、しかも自分の子として??
ってことは、Jの弟になるわけだぞ??
「そ、それはどうなん?ユッキーナの気持とかもあるんじゃ…」
『分かったモキュ!ジェちゃんの弟として、立派に育てるモキュ!!』
『おとうと可愛いきゅ〜。』
おいおい、マジかよ(汗)。
そんなこんなありまして、それでも見せしめって事で消えることは確定したわけで、そういう意味では俺の立場も確保され、更には生まれ変わらせて小雪豹の族長の息子として育てる事を許したという大きな器を知らしめることに成功したわけで(え)。
なんというか、至れり尽くせりか(?)、な結果で。
_________________________________
(*≧∀≦*){では接続準備…補助成功。
ロンちゃんの〈田崎家輪廻転生System〉の起動を確認。
空間設定…聖域〈西竹林〉聖域主〈ハッピー〉
接続開始…因子分析・回収率30%…50%…70%…90%
規定値を確認しました。
〈因果律〉介入中…終了}
_________________________________
赤色小雪豹を取り囲んで、ロンちゃんと愛聖ちゃんのみならず、人化したユキヲも輪に加わっている。何故かハッピーは蚊帳の外。
俺も参加したかったけど、力が強過ぎるとE5 (エコ)さんに言われて引き下がった。
ちくしょう(え)。ユキヲを後ろからハグしたい欲が半端ねぇ(?)。
『親方様…しっかりするニョロよ。鼻息が荒すぎるニョロよ?』
「おま、バカ!?ユキヲと愛聖ちゃんとロンちゃんの晴れ舞台だぞっ!?興奮しかねぇ!!」
むしろ鼻血ブ〜(?)。
_________________________________
(*^ω^*){ではロンちゃん、愛聖ちゃん。よろしくお願いします。
〈田崎家輪廻転生System〉を開始しますか?
YES・NO
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『キャニャ〜(もちろん、YESね)♪』
『愛ちゃんもOKなの〜。』
会場の周辺には、そのまま雪玉族や小雪豹たちが留まっていたが、むしろ当初より人数が増えてんじゃね?
そんな一同の頭上に、突如としてオーロラのカーテンが広がったからこれには驚き!?
幻想的かつ、美しい光が壇上を包み込み…まるで夢のような光景。
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(*^ω^*){愛聖ちゃんの「聖霊核〈コンクパール〉」が〈聖天結界〉を生成。
〈聖天結界〉発動中…〈田崎家輪廻転生System〉に統合中。
〈西竹林〉侵食率…50%
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ああ、このオーロラって八幡様のところでも見たなぁ?
ってことは、これは天使に近い聖霊族の愛聖ちゃんの影響だろうか?
光の中で、愛聖ちゃんの影が(?)大地に伸びていく。
そしてロンちゃんが輝き粒子になって聖域の全てを覆っていく?
俺の目は何を見ているのだろうか?
俺の目…?いや、これは俺の竜眼か。俺の竜眼が遠くない未来を見ている。
全ては黄金色の竹に覆われて、金色に輝く大地と、空高く伸びる巨大な桜色の世界樹と…天を埋め尽くす虹色のオーロラ。
そこに君臨する入道雲のように大きく雄々しい白虎の王と、その配下の氷界の聖獣たち。
俺の意識はそこで途切れた。
◇ ◇ ◇
竜眼の位階が上がりました〈ポピコーーーン♪〉
『お兄しゃま、目を覚ましましたなの〜。』
おや?ここは俺の寝室?
俺は自分のベットに横たわり…あれ、夢か?
いや、でも横で俺を覗き込んでるのは愛聖ちゃんだし、そしてモゾモゾと、俺の懐の中から…こんにちわのロンちゃん??
『キャニャ〜(おはよう)♪』
う〜む…このサラフワの手触りは夢じゃねぇな?
って事はぁ、俺はバサリと起き上がって周囲を見渡す。
「ユキヲっ!?」
『モギュ?』
あ。枕元にユキヲがいた。
でもその姿はいつものユキヲで…
「うぉぉ。ちきしょぉぉぉ。やっぱり夢かぁぁ!?」
少年の姿のユキヲじゃない(え)。
ガックリ(悲)。
『護符が壊れたから元に戻ったモギュ。G3 (ジザ)さん、失敗作って言ってたモギュ〜。』
え?
んじゃま、あれは現実か!?
ならまたウサ耳少年姿のユキヲをハグするチャンスはあるわけで(え)。
とにもかくにも、「イリャ石の人化護符」の完全版をG3 (ジザ)さんに作らせる事を最優先にと心に誓う俺なのであった!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈134.2+〉※変化無し
戦闘力 2521+20
防御力 2439+20
生命力 2465+20
回避値 1488+20
知能値 1035+10
器用値 25
魔力値 3818+30
無属性2391+20
地属性2423+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」 幸運の加護 雷霆の守護 世界卵の選別
蓬莱の恩恵 王桃の系譜 全能神の祝福 異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物 麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子 統治 隠密
命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼 竜眼(制限) 転移 人類愛
召喚系術式
契約 契約破棄 契約鑑定 召喚 送還 眷属召喚 眷属送還
眷属探知 眷属鑑定 竜脈の盾 竜脈結晶化 次元結晶化
万能鑑定 化石解放 信仰昇華 超大型転移制御
次元具現化 竜の血眼 (竜眼第1位階→第2位階)※制限術式〈50%〉
眷属
E5(エコ)さん DS (ディス)さん 4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん 2L (トゥエル) O1 (オーヴァン)
契約
ルル君 金さん チョメ君 ミミちゃん シーちゃん ミチ 花子さん タロさん ロンちゃん クロちゃん ハナちゃん ハッピー シマ カア君(若彦) 乙女ちゃん ユズリハ(野良ネズミさん) 紅葉 菅原くん 橘花くん リコピン JOL 葉蘭 水引 葛葉 榊 千歳 鳳来 八手 蒼原 不知火 漁火 八重波 白波 鳴海 夕潮 芍薬 水楢 柏 梛 茜 白妙 牡丹 鬼蕗 BM BL ユナイゼス キュライアー ビビアンナーシェ イシヒメ 麻黄 ココちゃん リリ君 亜弥 葦原 ロッキー ユッキーナ BR ユキヲ BP キャロ カロテン ナスニン 號竜 アドム トリントン ハッチ 白熊 百葉 五郎ちゃん 雪玉王 秋くん ポイさん トト君 ニャイ 瑠璃子さん 霊輝 藜 ヒトデビア大先生 雉隠 愛聖ちゃん 六花 JNEW
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘蹟武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅25%
耐久値強化〈合金〉
自我+++
嫉妬++++
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
奇妙なバール〈工業用品〉
属性:次元属性LV300 〈秘蹟武具級〉
付与効果:次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質無限構成180%〉
次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉
暗黒物質波動〈侵食破壊〉
自我-(NEW)
暴食-(NEW)
耐久値:500
白シャツ〈服〉
属性:亜空間複合成繊維進化種 LV40〈特殊兵装級〉
付与効果:物理抵抗〈化学繊維〉
清涼増幅感〈永久クリーニング効果〉
清潔増幅感〈永久リフレッシュ効果〉
純白増幅感〈永久ホワイトニッシュ効果〉
耐久値:80
ジーンズ〈服〉
属性:亜空間複合成繊維進化種 LV80〈特殊兵装級〉
付与効果:竜脈感応〈進化〉相乗効果〈物理耐性特化(50%上昇)〉
耐熱耐寒耐毒特化〈厚地織布〉
耐久値:150+α
◆ ◆ ◆