第373話「第二回海底神殿攻略作戦その2・ドキドキの、まさしくダンジョン攻略っぽい感じ」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第373話「第二回海底神殿攻略作戦その2・ドキドキの、まさしくダンジョン攻略っぽい感じ」
副音声【お待たせしました、閣下ぁ。観戦用のモニター設置が完了しましたよ〜。】
今回、第二回…海底神殿攻略作戦のホストは擬似天使のアンちゃんである。
でも実質、空中に展開された巨大モニターをシステム管理するのはE5 (エコ)さんのようだ。
全くの偶然だったけど、E 5 (エコ)さんいて良かったねぇ(え)。
さて、この司令室っぽいフロアに取り残されたのは俺を含めての7人、随分と減っちゃったなぁ。
俺の頭の上のユキヲを初め、ポイさんにヒトデ先生、ホチョさんことカズも観戦しがてら指示出しする模様。良い御身分だな?
んで、すっかり人気のなくなったフロアのど真ん中に、俺は箱庭システムの建設項目LV2から、家具の詳細設定で霊子購入した大きめのソファと机をバ〜〜ン!!と出して寛いでいたわけだが…
何にしても殺風景すぎていかんでしょっ!?
ま、水族館よろしく海を間近に感じるってナイスポイントだが、住環境としては赤点も良いところだよね?って思ったらもう止まらんよね(?)。
『おい、兄貴っ!いい加減にしろよっ(怒)。』
「いや、あとキッチン設置するだけだからぁ。お茶ぐらい飲みたいだろが?」
鳥頭なカズには分かるまい(え)。
勿論、次世代型水道管や地下配電も網羅させてっと…
副音声【閣下。お茶なら僕が入れますよ〜?】
「お、アンちゃんサンキュ〜。」
『兄ちゃん、俺、レモンティが飲みたいモギュ〜。』
たまにはシンプルにレモンティーってのも良いかもね?
じゃあ、お言葉に甘えてそれはアンちゃんに任せ、俺はキッチン周りの家電を取り揃えていく。
勿論、茶葉や砂糖、ミルクなどを各種霊子購入して配置。
すっかり魔力お化けになってしまった俺にとって、この程度の霊子消費なんざ屁のかっぱであるに(?)。
『マイペースだのぅ♫いつもこんな感じなのかのぅ♬』
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(*´꒳`*){そうですねぇ。まあ、そのうち慣れると思いますよ〜?うふふふ。}
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誰かが俺をディスってる(え)。
俺はみんなの為に頑張っているというに?
こうして、ひと段落ついた頃…予想以上に時間を食ってしまったが(?)、パテーションでキッチンを区切ってあるので、良い仕事をしたとは思う。
あと娯楽室も作ったよ。
さて始まりました…【では皆さん、モニターを御確認ください。カウントダウンを始めますね。】って言うアンちゃんの控えめな発言と共に開幕である!!
「おっと、間に合ったかなぁ?」
『間に合ってねぇよ!!兄貴を待ってたんだろがっ(怒)!!』
「カズぅ。お前は相変わらず器が小っちゃいぞ(え)。」
そんな器が小っちゃいカズことホチョさん率いる海産物軍団が、大量投入のM型ゴーレム軍団にどこまで迫れるのか?
ある意味、見ものではあるな!!
副音声【じゃあ、第二回海底神殿攻略作戦…5…4…3、2、1…スタートで〜す。】
モニターにスタートの文字がデカデカと表示され、アンちゃんの号令の元、海中に面した開口部が開くと共に、M型ゴーレムが全機、凄い勢いで射出されて行く!!
この司令部の上側と下側に開口部があるもんで、振動もそうだけど、なかなかに壮観な図ズラである。
『こ、これだけの数の高性能なゴーレムを大量に保持されていますとは、田崎様は世界征服をするおつもりでございまするな〜!!』
『いや、お主もそうだが大概だのぅ♬』
いや、まさか俺もM型ゴーレムを50機近くまで生産しているとは思わなかったけど、これだけで世界征服なんざ出来るわきゃないじゃんか(?)。
正味の話、浮島とかどうすんの?って感じだけども(汗)。
でだ、あとは紅茶を飲みながら(?)モニターで追尾観察するしかないんだけど、M型ゴーレムは海中を超高速で走破していく。
そう、射出後、海底に着地して普通に走って進む。
一部、猫型モードに変形して先行していくのだが!!海中を走る猫型ゴーレムというシュールな風景だけども、その走破速度は冗談では済まない(汗)。
恐らくは、足並みを揃えての陣形の構成、包囲戦を展開する為であろうか?
何というか、ドキドキワクワクしながら見てる俺がいる。
『頑張れ、猫ゴーレムモギュ〜〜。』
自分もネコ科なユキヲが応援。微笑ましい(笑)。
『何故に海中で猫型とかのぅ♫』
今思うと、俺も疑問に思うよ(え)。
でももはや後の祭りである。
いや、そんな事よりもだ、海産物軍団の姿が見当たらないのだが、どういうこっちゃ?だよ。
「おい、カズ。金さんたちは?」
『…そりゃまあ、ハンデだな。2〜30分は待機でいいんじゃね?』
はぁ?ハンデぇ?
どの口でコイツ…トリントンが聞いたら、ピキッ!!ってキレそうな事をサラッと言いやがったぞ。
しかも2〜30分て。
20分もあれば、トリントンたちは海底神殿に突入してんじゃね??
「おまっ、そんな余裕ぶってるけど、ほんとに大丈夫かぁ?前回、トリントンってば10機のゴーレムでクリア寸前まで行ったんだぞ?」
『ふん。兄貴はゴーレムに自信があるようだが、アイツらだって海の中じゃあ敵無しなんだぜ?』
なんかカッコいい事を言ってる…。
カズの癖に。俺もそのセリフを言ってみたい(え)。
副音声【トリントンくんわっ!!絶対、負けないですっ!!】
おおっと。ここでアンちゃん、友情の肩入れだ(笑)。
ま、あくまで本人は友情限定の肩入れなのが痛いんだけども(?)、アンちゃんの意見をガン無視のカズの態度が悪いっていうか、こいつはコミュ障なだけなんだよねぇ。困った奴だよ(汗)。
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(*´Д`*){御主人様。ゴーレムの第一陣が海底神殿に到達。映像を見て下さ〜い。}
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おっと、こうしちゃおられん。
俺はドッシリとソファに腰を下ろす。
にしても、この速度での到達とか、マジであっという間だなぁ(呆れ)。
まだ数分しか経過してなくね?
「だが十分に気をつけろ!前回、この地点で馬鹿でかいシーラカンスが出て来たからなっ!!出来れば1匹、捕獲希望!!」
『俺が冷凍するモギュ〜。』
そう。シーラカンスの身はふっくら白身で、フライにしたら美味しそうな気がしたのだ。
だがゴーレムの戦力過多により、前回は全てが粉微塵にされてしまったのである…秋刀魚亜種・イルカ亜目たちの良き食糧になったと思われ…。
『シーラカンスと言うかのぅ♫あれは魔魚の始祖種だのう…♬』
魔魚?
魔魚の始祖だか何だか知らんが、しかし自動的にポップするから海底神殿ダンジョンと言うべき仕様なのだろう?
ほらほら、続々と湧き出ている。ポンポン!と…ええぇぇ!?
前回よりも数が圧倒的に多くねぇ??
総数、数百匹のシーラカンス。
もはや、群れというより山のようである(汗)。
『ゴーレムの数と比例してんじゃねぇのか?あれ、大丈夫か、兄貴?』
そりゃそうだけど、何を他人事みたいな言い方してんだ?
トリントンも心配だが、金さんたちだって心配だぞ、俺わっ!?
「数に比例…いやまあ、その可能性もあるが…出来んのか、トリントン!?いや、お前なら出来る!!俺は信じてっぞ!!」
ほら、アンちゃんも拳を密かに握り締めて、頑張れって小声で応援してっぞ。
聞こえるか?男の友情だなぁ(え)。
で、先陣をゆくMくんに跨がるトリントンの勇姿…どうにも様にならない気がしないでもないけど(笑)、スラリと彼が腰から引き抜いた短剣…あれこそは「海の王子」が証、金剛石の短剣である!!
燦然と、海中にあっても虹色に輝く短剣を振り下ろしたと同時に、群れの最前列のシーラカンス共が切り刻まれた!!
一筋の閃光!?がキラリ!と光ったように見えて、十数匹が一瞬で細切れだしっ。
だが、ああ、白身ぃぃぃ〜(?)。
白身がグシャグシャ〜ぁ(涙)。
同時に、既に海底神殿包囲網は40機のM型ゴーレムによって完成されており、臨戦体制を維持していた。
威風堂々、海中採掘兵モードのまま。
副音声〔包囲殲滅戦、開始!距離を維持したまま前進!!包囲網を突破させるな!!〕
副音声『中距離兵装Mミサイル、射撃準備ニャンよ!!』
いやはや、トリントンめ、勇ましいなぁ。
カッコ良いじゃないの(え)。
ってか、トリントンの攻撃だけで楽勝な気がしないでもないけど(汗)、あの短剣でこのダメージってどうなの?
で、猫人魚なウミーの統制を受けて、遂にゴーレムたちも動く。
それはまさに一斉砲火!!目も眩む轟音と光が交差して、モニターが焼き切れそうなのだがぁ(?)。
猫型モードの場合、敏捷さと速度はあるものの、接近戦オンリーとなってしまう。
今回、海中採掘兵モードで布陣した理由は、この中距離からの反撃を許さぬ殲滅戦を行う為。
その為の中距離兵装まで用意したと思しい。
左腕のライオンアームが展開し、若干、短めの砲塔が出現…。
いやぁ、だがトリントンも成長したものである(え)。
前回はあくまでも力押しの戦法だけだったからねぇ。
『おおぅ、圧倒的でござりまする〜!!これならば、ものの数分で制圧が可能でござりまするよ〜!!』
ヒトデ先生も大興奮か。
『魔魚始祖種が雑魚扱いとはのぅ…♫魔界でも絶滅危惧種に指定されておるというのにのぅ…♬』
地球でもシーラカンスは絶滅危惧種なんじゃね?
そして、ドッカンドッカン!!と海底を抉る砲撃。
弾け飛ぶシーラカンス。
ところで、このMミサイル。正式名は「マリ〜ンミサイル」であるが、これは田崎家ENTJ型ゴーレムPG・FT〈E0F〉こと「黄鬼」に搭載されている「Yミサイル無限製造機関」を技術転用した「Mミサイル簡易製造機関」である。
我が家のゴーレム開発技術は着々と進化しているようだ…(え)。
そんなこんなで、ジワジワと包囲網は狭まっていく。
もはやシーラカンスは残り僅かとなっている。
だが今回も白身は入手困難なのか(涙)。
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(*´ω`*){これなら今回も無事に突入出来そうですねぇ…あっ!?こ、これはっ!?}
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「ど、どうした、E5 (エコ)さん!?」
E5 (エコ)さんが何かを感知した?
モニターに突如に映り込む、濁った煙を(シーラカンスの死骸)を撒き散らしながら、徐々に姿を露わにしたソレ…
『凄いデカいモギュ〜!?』
ユキヲもびっくり。
まさしく超巨大な怪魚が出現。
「な、なんだ、あれはっ!?10メートル近くあるんじゃねっ!?」
シーラカンスもデカかった。
今思えば、コイツに比べれば稚魚だったのか?
だって、コイツの大きさは3倍近くあるんだよ。
「…3倍の大きさのシーラカンスとか、前回は出なかったよね!?まさかのボスキャラ登場とか、海底神殿のやつ、本気かぁ!?」
こりゃ、ホンマもんのダンジョンみたいな展開じゃないの(汗)。
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Σ(゜д゜lll){個体名を確認…魔魚〈ラティメリア・ティターカンス〉です。}
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ラティメリア・ティターカンスぅ?
更に超馬鹿デカい銀色の鱗の輝きが眩しいシーラカンスである(え)。
しかし、妙にピカピカである。
そして牙というか、口が怖い。あとギョッとした目もヤバい。
こんなん、海中で襲われたら心停止する自信しか無いぜぇ(?)。
副音声〔…進軍停止!!距離を取るんだ!!〕
副音声『中距離兵装維持のまま、一旦、後退ニャンよ!!』
ボスキャラの登場に際して、トリントンとウミーは的確な判断をしたと思う。
相手はデカい。だからと言って、動きが鈍いとも限らない。
ここは常道に乗っ取り、相手の動きを見るのが正しい。
…だが、引くのが遅すぎた。
超巨大シーラカンス…ラティメリア・ティターカンスが巨体を翻したと思った瞬間、その刃のような尾鰭が海流を引き裂き、ゴーレムたちをまとめて弾き飛ばしたのだ!!
その衝撃音たるや、ゴキィィィーーン!!と、金属同士が激突する音で…
「ああぁ!?トリント〜〜ン!!??」
副音声【トリントンくんっ!?】
俺もアンちゃんも、かなり慌てる事態で。
あの超巨大シーラカンスめ、尾鰭を還す刀で、そのままトリントンを襲撃しやがったからだ!!
だってな、一撃受けたM型ゴーレムは装甲が一部、ヘシャげて凹んでやがるんだ(汗)。
アイツ、どんだけ硬い鱗なんだよぉ??とハラハラドキドキな展開を迎え、手に汗握るまま…その3へ続くっ!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈125.2+〉※変化無し
戦闘力 2341+20
防御力 2259+20
生命力 2285+20
回避値 1308+20
知能値 945+10
器用値 25
魔力値 3548+30
無属性2211+20
地属性2243+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」 幸運の加護 雷霆の守護 世界卵の選別
蓬莱の恩恵 王桃の系譜 全能神の祝福 異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物 麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子 統治 隠密
命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼 天眼 転移 人類愛
召喚系術式
契約 契約破棄 契約鑑定 召喚 送還 眷属召喚 眷属送還
眷属探知 眷属鑑定 竜脈の盾 竜脈結晶化 次元結晶化
万能鑑定 化石解放 信仰昇華 超大型転移制御
次元具現化
眷属
E5(エコ)さん DS (ディス)さん 4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん 2L (トゥエル) O1 (オーヴァン)
契約
ルル君 金さん チョメ君 ミミちゃん シーちゃん ミチ 花子さん タロさん ロンちゃん クロちゃん ハナちゃん ハッピー シマ カア君(若彦) 乙女ちゃん ユズリハ(野良ネズミさん) 紅葉 菅原くん 橘花くん リコピン JOL 葉蘭 水引 葛葉 榊 千歳 鳳来 八手 蒼原 不知火 漁火 八重波 白波 鳴海 夕潮 芍薬 水楢 柏 梛 茜 白妙 牡丹 鬼蕗 BM BL ユナイゼス キュライアー ビビアンナーシェ イシヒメ 麻黄 ココちゃん リリ君 亜弥 葦原 ロッキー ユッキーナ BR ユキヲ BP キャロ カロテン ナスニン 號竜 アドム トリントン ハッチ 白熊 百葉 五郎ちゃん 雪玉王 秋くん ポイさん トト君 ニャイ 瑠璃子さん 霊輝 藜ヒトデビア大先生
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘蹟武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅25%
耐久値強化〈合金〉
自我+++
嫉妬
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
奇妙なバール〈工業用品〉
属性:次元属性LV300 〈秘蹟武具級〉
付与効果:次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質無限構成180%〉
次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉
暗黒物質波動〈侵食破壊〉
耐久値:500
Tシャツ〈服〉
属性:亜空間複合成繊維進化種 LV50〈特殊兵装級〉
付与効果:物理抵抗〈化学繊維〉
爽快感〈体表循環・清潔〉
耐久値:80
ジーンズ〈服〉
属性:亜空間複合成繊維進化種 LV80〈特殊兵装級〉
付与効果:竜脈感応〈進化〉相乗効果〈物理耐性特化(50%上昇)〉
耐熱耐寒耐毒特化〈厚地織布〉
耐久値:150+α
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