第370話「タンポポ畑でお会いしましょう…その2・急いでいるさなかの青空教室とか」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第370話「タンポポ畑でお会いしましょう…その2・急いでいるさなかの青空教室とか」
…何がどうなってそうなったのか?
さっぱり分からないのだが、とにかくこれはエライコッチャぁぁな事態なのである!?
そもそも菅原くん自身、詳細分からず(え)。
兄のクロちゃん弟に頼まれ、俺を探しに来たらしいんだよ?
『発見したのは橘花と麻黄らしいんですけど、クロ兄上が駆け付けたら、ビニールハウス菜園には誰も居なくなっていたらしくて…?』
「ん?いや、ちょっと待って?何か話に齟齬があるなぁ?」
まあ、菅原くんも慌ててるみたいなので、話が纏まらないというか何というか?
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(*´꒳`*){誰が何を1番初めに発見したんでしょうか?}
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『あ…すみません。え〜とですね、発見したのは橘花で、タンポポ畑を見付けたそうです。』
おん?タンポポ畑…?
なんだろ。
記憶の片隅で、なんか引っ掛かる。
ともあれ、急ぎ白ねこ島へっ!!
こういう時こそ、役に立ちまくりの転移スキル「超大型転移制御」だぜ!
「E5 (エコ)さん。白浜前に転移な!!」
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(*´꒳`*){はいは〜い。転移しま〜す。}
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白熊に「またな!!」とお別れして、びゅ〜ん!と景色が変わる。
便利な転移スキルであるが、でもそろそろエネルギー源の竜脈結晶を補充せにゃならんか。
近々、肥料である「天元突破∞」が届く頃合いなので、竜脈結晶も作成せにゃならんし、俺は非常に忙しいのである(?)。
「E5 (エコ)さん、今月は天元突破∞いくつ購入したっけ?」
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(*´꒳`*){あ、そうですね。100個なので、総額50万神貨ですよ。
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「天元突破∞」1つから竜脈結晶を1つ、精製することが出来る。
今月は100個の竜脈結晶が手に入る算段ではあるが、この白ねこ島のレベルを「3」に上げる為には圧倒的に数が足りないし、オークション用や信仰昇華にも入り用であるし、需要は尽きることを知らない(汗)。
だがしかし、今はそれどころじゃない。
イマイチ要領が掴めないが、葉蘭と水引たちに何が起きたのか?それが問題だ。
「で、菅原くん。俺たち、ビニールハウス菜園に向かえば良いのかな?」
現在位置、白浜駐車場前だ。
目的地がビニールハウス菜園なら、赫號でカッ飛ばして行くとか出来ないからなぁ。
あえて、道を整備してない畦道だし…(汗)。
『兄ちゃん、走るの苦手モギュ〜。』
「後10歳若ければ…クっ(涙)。」
そもそも、学生時代から長距離ランナータイプだった俺に急げってのはね、どだい無理な話しだが(え)。
『あ!兄上、クロ兄上たちは既に移動しているので、Oくんの家まで行くのが早いと思います。』
お?そこでO1 (オーヴァン)が出てくる?
っていうか、むしろO1 (オーヴァン)の家ですか?
アイツの家って、俺のお社だよな?
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(*´Д`*){蓮乃人社ですね。ところでヒトデさん、大丈夫なんでしょうか?}
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え?何がぁ?
ヒトデの化石から馬鹿でかいヒトデになったアレ(?)は、現在、O1 (オーヴァン)と同居中なのである。
別にそこまで心配する必要はないと思うんだよね、俺はさ。
「だが、あのお社に行くというなら、途中まで赫號でスッ飛ばせるっていう算段だな!!」
こりゃ好都合。
でも今日はユキヲがいるので、そこそこ安全運転を維持だけどね!!
◇ ◇ ◇
本日もまた、赫號の調子は絶好調。ブルンブルン♪
もはや我が愛車、赫號なくして俺はありえないなぁ。うん。
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(*´ー`*){御主人様って、気付いてませんよねぇ…}
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「あん?なんか言ったぁ?」
E5 (エコ)さんがなんか言ってるが、こちとら運転中なんだよぉ!
『兄上、早く!もっと早くです!!』
おうおぅ。そんなに俺を急かさないでくれよ、菅原くん。
運転中に焦らせるとか、事故の元ですよっ!!
でも菅原くんもそうしているから、恋煩いを忘れていられてるんと違うかなぁ?
そう思うと微笑ましい限りだよねぇ(笑)。隣の助手席で興奮してるし。
事後報告になってしまうが、雛祭りで再遭遇した美少女の行方を菅原くんは皆んなに聞きまくったらしいが、誰一人、彼女の素性を知るものはいなかったらしいよ…。
おいおい、乙女ちゃんよぉ。どんだけ緘口令を徹底してやがんだ!?逆に怖いわ!!
さてさて、潮風も心地良いけど、確かに急いでいるのも事実。
とは言えども、お社へ続く道の雑木林ってば、赫號から降りて、やっぱり歩いて行くかないのだ(汗)。ふぅ、しんどい(汗)。
「仕方ない。歩くか。」
どっこらしょと、赫號を収納空間に収納し、俺たちは脇道に踏み込んだ。
まあ、景観的に、ゆくゆくは神社の参道っぽくしたいから致し方ないんだ。
アスファルトの道路とか駄目だと思うんだ、観光地的に(え)。
「ってかさぁ、この道、昨日も歩いたんだけどぉぉ!?」
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(*´Д`*){あらあら、御主人様?じゃあ、今夜も良く寝れますね?}
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そうだけどぉ!!普段そんなに歩かないから、昨日なんて色々あったけど、布団に入ったら即寝してたよ!
思い出せんけど、なんか良い夢を見た気がするけどな〜(?)。
『兄ちゃん、頑張れモギュ〜!』
うん。頭の上に乗ってるだけのユキヲだけど、ユキヲが応援してくれるならば、もっと頑張れる気がするぅ〜。
と思った時期もありましたが…
『兄上ぇぇ〜。頑張って下さいぃぃ〜。重いですよぉぉ〜。』
しかして、俺は菅原くんに物理的に背中を押してもらって(?)、スイスイと現場に到着である。
「着いてしまったか…。」
ちきしょう、もう着いちゃったのかよ(え)。
菅原くんとのスキンシップできるこんな機会は滅多にないと言うのに、はぁ(溜め息)。
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(´∀`=){御主人様って、ホントにどうしようもない弟フェチですねぇ。}
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褒め言葉ですか?
しかしながら、お社の広場では面白い光景が広がっていたわけで。
「君たち、何やってんの〜?」
『あっ、お兄ちゃんだぁ〜(喜)。』
それは一言で言えば、まさしく青空教室であった!!
いやまあ、そのパイプ椅子やら折り畳みテーブルとか、ヒトデに言われるがままに箱庭システムで霊子購入したのは俺だけどね!
だって、ヒトデがO1 (オーヴァン)の英才教育もとい、更生指導に必要だって言うもんだから、お社の横にプレハブ小屋をおっ建てて、一通り揃えたんだよ。
無論、プレハブ小屋の中は学習塾的な有様に構成した。
予備で生産しておいた分も含めて、ヒトデのやつが外に持ち出してきたと思しいな、これ。
『お勉強してるんだよ〜。僕、偉いでしょぉ〜?』
「おおぅ。凄いじゃないの、橘花くんってば!!」
あの橘花くん…あの橘花くんが…ちゃんと鉛筆と消しゴムを持って机に向かっているとか、もう感動ですよっ!?
兄は涙がチョチョ切れちゃうよぉ(涙)。
で、どれどれ?どんなお勉強をしてんのかなぁ?って覗いてみる。
兄は机の上の問題用紙を見てみるが…むはぁ?これ、落書きぃぃ〜?
「あ、でも、これドラ◯もんじゃない?上手いじゃないの?もしかして天才かぁぁ(驚)!?」
『でしょでしょ〜?僕って天才でしょ〜??』
おおぅ…満面の笑顔のプニプニ顔で、兄も思わず笑顔になっちゃうよね…これは不可抗力だ(笑)。
『…あの、お兄ちゃんっ。橘花お兄ちゃんを甘やかさないで下さいっ。』
あうぅ。お目付役の麻黄ちゃんに怒られた。
橘花くんの隣の席に腰掛けた麻黄ちゃんだけど、彼は真面目だなぁ(汗)。
彼の答案用紙を見たら、これは足し算と引き算だね。しかも全問正解である。
「麻黄ちゃん、賢いっ!!こりゃまた天才かぁ??」
『…こ、この程度の問題で褒められても困りますっ(汗)。』
小学校低学年程度の問題とは言え、実質、君たちって生まれてから1年も経っていないし、正味の話、凄いことだと思うんだよね。いや、マジで。
そして褒められ慣れていない麻黄ちゃんは、素直に喜べない顔でだけど、橘花くんの手前、照れ顔を隠そうとするシャイなところ…兄はちゃ〜んと分かっているのである(断言)!!
「麻黄ちゃん、可愛いのぉぉ!!」
麻黄ちゃんの赤い髪をくちゃくちゃ〜って撫でまくる。
撫でて撫でて撫でまくる俺である(笑)。はぁ、幸せ…。
『はい、そこぉ!!授業の邪魔はしないで欲しいでござりまする〜(怒)。』
うわぁ。ヒトデ先生にも怒られたぁ〜。
当のヒトデ先生、青空教室の主目的であるO1 (オーヴァン)に齧りつき(?)、最前列のテーブルでハリセン片手にビシバシ指導に入っているようだ。
『こんな低学年の算数も解けないとは、嘆かわしいにも程があるのでございまするよ〜(怒)!!』
大いに嘆くヒトデ先生。そして大いに怒るヒトデ大先生!
もはや見るまでもなく、机に突っ伏したまま微動たりもしない我が息子…O1 (オーヴァン)よ。
コイツ、死んでね?目がヤバい。目の焦点が合ってなくね?
「おい、O1 (オーヴァン)。お前、大丈夫か?」
音声〔…大丈夫に見えますか、父さん?どうして僕がこんな目に…〕
俺を責めるように言うが、そもそもお前の身から出た錆である(え)。
コイツは何度言っても反省しないやつなのだ!!
「まあ、良い機会だから、ヒトデ大先生の指導を受けて真人間になるんだなぁ…(笑)。」
雑巾くんも、ぬりかべ候補くんも、若干、困った顔で横に控えている。
俺が言うのもアレだが、面倒を掛けてすまんなぁ(謝罪)。
『ヒトデさん、大先生になったモギュ〜?』
そうなのです。
どうなる事かと思ったのだが、このヒトデ大先生、きっちりみっちり下準備を始め、問題集を整理して複製するなど、学術的な指導方針をわきまえていたのだ。悪魔なのにっ??
そして、それは生活指導から始まり『帝王学をみっちり教え込むのでございまする〜!!』とやる気がヤバいほどに(汗)。
その煽りを受けての、現在のO1 (オーヴァン)の惨状である。
そらまあ、24時間四六時中、こんな感じで付き纏われた日にゃあ、さすがのO1 (オーヴァン)のメンタルもボロ雑巾と化していたのだ…。
「うん、そうだな。正式名称…ヒトデ…ヒトデビア大先生ってのはどう?」
『カッコいいモギュ〜!!』
ヒトデとデカラビアを足して2で割ったところに、大先生をチョイ足ししてみた(笑)。
どうだろう?E5 (エコ)さんは呆れた顔で見ているけど(え)、俺のネーミングセンスは今に始まったわけではあるまいに?
ポピコーーーン♪
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Σ(゜д゜lll){あ、御主人様。こんな名前で契約可能になったみたいですが、マジですかぁ?}
大権現《田崎 蓮人》と契約可能な個体が発生しました。
契約可能個体名〈ヒトデビア大先生〉
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なんとまぁ、ヒトデ先生…こんな名前で良いのかぃぃ(?)。
っうか、この大先生、一応、悪魔というか魔族なんだよね?契約しちゃって論理的に問題はなかろうか?
「ヒトデ先生、ホントに良いのか?」
『田崎様は我が王の養父となられた御方なれば、わたくしも勿論、田崎様の配下に加わわるは必定でありまする。いえ、これは必然という名の運命にございまする〜。』
あ、そう…(汗)。
まあ、悪魔以前に、我が家には元邪神もウジャウジャいるし、今更気にするまでも無かったわ(え)。
『お兄ちゃ〜ん。僕もぉ、必然という名の運命の弟なんだよぉ〜。』
うんうん。橘花くんのは、なんか触発されて言ってみたかっただけのアレだな(笑)。
だけど、そんな難しい言葉を言えるようになったのが偉いねぇ。
「うん、偉い偉い。橘花くんも賢いねぇ〜。」
『うふふふ。ホントに、お兄ちゃん?』
ああ、生きてて良かったぁ(え)。
俺の弟たちは可愛い子ばっかでバチが当たりそうだよ(笑)。
『……兄上ぇぇぇ。』
お?おっと、ちょっと放置しちゃった菅原くんが、ぷっくり頬を膨らませているではないか!?
何という好シュチュエーションでしょうか?
写メで永久保存したいよ、これマジで!!
「おっと、ごめんごめん(汗)。急いでいるんだったね…。」
とは言え、とりあえずヒトデ先生と契約を交わしておくにやぶさかでは無い。
こういうのは早いのが吉である(え)。
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〈契約鑑定〉
ヒトデビア大先生♂
種族〈Dの末裔・海星〉
階級〈下位級魔族・能力値低下〉
カテゴリー〈2.5−〉
戦闘力 20
防御力 20
生命力 30
回避値 25
知能値 30
器用値 25
魔力値 30
水属性25
魔属性25
戦技
死の残滓〈魂斬〉
悪魔の舌〈侵食〉
溶解液〈溶解〉
固有戦技
悪魔の右手〈増幅〉
固有能力
消滅魂再誕〈海星〉
悪魔体〈物理透過100%〉
悪魔の心臓核〈No.D〉
魔界ハダカモミジガイ不死遺伝子
竜脈補正効果(契約)(NEW)
能力
悪魔 五芒星 海星 魔術 礼儀作法 執事 忠義 魔人 残虐 先生(NEW)
魔力系術式
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)水属性魔道弾
下位(基本三原理)水属性誘導波動
中位(戦略級)水属性波動
中位(戦略級)水属性障壁
邪術系術式
妖蛇の手
妖手の支配
呪法〈天中折伏〉
称号
Dの末裔
大先生(NEW)
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ヒトデ先生の身体能力である。
ヒトデ先生はこの世界の本人と出会った場合、統合されてしまう可能性があるので、名前を変えることで何とかならんかなぁ?という計画でもある。
あ、ヒトデ先生って能力値低下 してるけど、万能型の能力で頼もしいじゃない?
ヒトデ先生が希望する帝王学に必要な資料をネット購入するのもやぶさかではないなぁ…って思いながら、その3へ続くのだった(え)。
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田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈124.2+〉※変化無し
戦闘力 2321+20
防御力 2239+20
生命力 2265+20
回避値 1288+20
知能値 935+10
器用値 25
魔力値 3518+30
無属性2191+20
地属性2223+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」 幸運の加護 雷霆の守護 世界卵の選別
蓬莱の恩恵 王桃の系譜 全能神の祝福 異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物 麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子 統治 隠密
命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼 天眼 転移 人類愛
召喚系術式
契約 契約破棄 契約鑑定 召喚 送還 眷属召喚 眷属送還
眷属探知 眷属鑑定 竜脈の盾 竜脈結晶化 次元結晶化
万能鑑定 化石解放 信仰昇華 超大型転移制御
次元具現化
眷属
E5(エコ)さん DS (ディス)さん 4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん 2L (トゥエル) O1 (オーヴァン)
契約
ルル君 金さん チョメ君 ミミちゃん シーちゃん ミチ 花子さん タロさん ロンちゃん クロちゃん ハナちゃん ハッピー シマ カア君(若彦) 乙女ちゃん ユズリハ(野良ネズミさん) 紅葉 菅原くん 橘花くん リコピン JOL 葉蘭 水引 葛葉 榊 千歳 鳳来 八手 蒼原 不知火 漁火 八重波 白波 鳴海 夕潮 芍薬 水楢 柏 梛 茜 白妙 牡丹 鬼蕗 BM BL ユナイゼス キュライアー ビビアンナーシェ イシヒメ 麻黄 ココちゃん リリ君 亜弥 葦原 ロッキー ユッキーナ BR ユキヲ BP キャロ カロテン ナスニン 號竜 アドム トリントン ハッチ 白熊 百葉 五郎ちゃん 雪玉王 秋くん ポイさん トト君 ニャイ 瑠璃子さん 霊輝 藜ヒトデビア大先生(NEW)
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘蹟武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅25%
耐久値強化〈合金〉
自我+++
嫉妬
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
奇妙なバール〈工業用品〉
属性:次元属性LV300 〈秘蹟武具級〉
付与効果:次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質無限構成180%〉
次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉
暗黒物質波動〈侵食破壊〉
耐久値:500
ジャージ(PUMA)〈服〉
属性:亜空間複合成繊維進化種 LV50〈特殊兵装級〉
付与効果:耐熱耐寒〈化学繊維〉
呪詛返し〈反射〉
麻痺耐性(無効)
耐久値:100
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