第353話「浮島の驚愕的発展状況その1・ひとりぼっちのミロシナーゼの哀愁を感じた」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第353話「浮島の驚愕的発展状況その1・ひとりぼっちのミロシナーゼの哀愁を感じた」
竜脈生活191日目。
「ああ、ユキヲ〜♪」
『兄ちゃ〜〜ん。』
やっぱユキヲが俺の頭の上に居ないとしっくり来ないと言いますか、碌な事が起きないと言いますか?
昨日は無駄な体力を使った結果、朝起きたら筋肉痛だし、宴会を催して無駄な出費にもなってしまった訳で(え)。
まあ、俺は早めに切り上げたので二日酔いの被害は免れたし、主役はクロちゃん弟とBRの両名という事にしたので、その後の顛末には関与していない訳である…(?)。
そういうこともあって、今日はと言うか当面、3階の空中庭園の方には顔を出す気は無いわけで。
ちなみに、発見された「宝物庫〈Ω〉」の扉は、G3 (ジザ)さんに責任を持って管理、改修を命じてあることはここに明記しておこう!!
と同時に、バビロン山脈改め、「金剛山」と名称を改定させてことも公表しよう。
金剛石とまでは言わないけど、なんか希少な鉱石が採掘できれば良いな?とか思った(え)。
なもんで、本日はユキヲと合流するまで自室で待ってからの出発となったわけだ。そして冒頭に戻る…(?)。
「今日は朝からユキヲと一緒だから、良い事が起きそうな気がするぅ〜。」
まあ、あくまで気がするだけだが、ここはそう思わにゃやってられんと言いますか?
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(*´꒳`*){でも今日はゴ〜ルディさんから呼び出されているんですよねぇ?}
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「違が〜う。ゴ〜ルディではなく、五郎ちゃんであるっ!!」
まあ、正味の話、ゴ〜ルディも五郎ちゃんも同一人物だけどね?
でも正直、気が重い。それは何故かと言われたら、とある騒動があって白ねこ島の浮島では問題が勃発している為だ。
いや、別に実害がある訳でなく、むしろ俺の手を離れているのでどうと言う訳でもない(?)。
そして、その浮島の管理者である五郎ちゃんから呼び出されたと言うことは、遂に浮島が完成した?という事であるからに…。
「う〜む。E5 (エコ)さんだけじゃ、ちょっと不安だなぁ…。」
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(*´꒳`*){あらま。じゃあ、4R (シリュウ)さんでも連れて行きます?}
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そりゃ、昨日の今日で暇なのはアイツだけだろ(え)。
O1 (オーヴァン)も暇っちゃ暇だけど、あいつも浮島にはトラウマがあるから嫌がるだろうし…?
だが、そうと決まれば話は早いなっ!!
俺たちは1階に向かい、ドタバタとキッチン廊下に雪崩れ込んだ。
ドタバタし過ぎて、ココちゃんたちヒヨコ3兄弟を驚かせてしまってすみません(汗)。ゴメンねぇ。
ちなみに、既に1階には弟たちの姿は無い。
余談ではあるが、大瑞鳥の霊輝がお礼で持ち込んだ「虹色ワカメ」であるが、昨夜、お味噌汁の具材にしたら、これが美味いことこの上なく、まさに甘露の如き味わいであった(?)。
和食が大好きな菅原くんの為、第一発見者になれなくて落ち込んでいた彼を励ます意味でもお味噌汁にしたのだが、何度もお代わりしてね、底無しの4R (シリュウ)と揉めてたから(笑)。
だが、あのワカメ…食材として色々と流用が可能であることは言うまでもなく、俺の料理人魂に火を灯した訳である(え)。
なもんで、午後からはビビさんと調理研究に勤しむ予定なのである!!俺は忙しいのである(?)。
「お〜い、4R (シリュウ)。ちょっと付き合ってくれる?」
『う〜。なんだニョロよぉ〜?』
冷蔵庫をガチャリと開ければ、不満気な顔の青い小蛇が顔を上げた。
だが、赤いヒヨコの卵は放置気味だし、竜脈結晶はまだ竜精卵になっていないから俺の収納空間の中だし、暇過ぎるお前のことは知っているのだ(え)。
「寒い場所だと役に立たないから呼ばなかったけど、今回ぐらいは役に立ってくれ。いや、マジで。」
『なんか、その言い方ムカつくニョロよ(怒)。』
俺の眷属、反抗期か?
『喧嘩は駄目モギュ〜。』
「喧嘩じゃないよぉ。ほら、4R (シリュウ)早くっ!!」
ユキヲには勝てない俺である(え)。
むしろユキヲの為なら我慢できる男であるに(?)。
◇ ◇ ◇
それでもちょくちょく、俺だって白ねこじまの浮島の様子は見に行っていたわけでね。
「じゃ、アドム。あとはよろしく。」
副音声〔博士。行ってらっしゃいませ。〕
浮島へは「超大型転移制御」の転移先を登録してあるし、直接転移しても良かったんだけども、そこはローカルルールと言いますか、入り口であるユニットバスの付喪神の手前もあり、神のコテージからの入場が正しいルートなのである。
なんといっても、1階の付喪神たちは穏やかな子が多いから、労いの意味も含めて(?)。
202号室から1階のラウンジに降り、ちょい時間があれば管理人であるアドムの淹れてくれた紅茶を嗜む…そんな心の余裕はあって然るべきだと思うのだよね?田崎家の家長であればねっ!!
しかしながら、今回はそんな心の余裕はないし、出来れば速やかに、なんの問題も無かったことにして戻ってきたい所存である(?)。
と言うことで、後ろ髪を引かれながら、アンドロイド風なアドムに後を託し、コテージから出て目の前の白浜駐車場へ…。
「よ〜し。一気に飛ぶから、みんな集まれぇ〜。」
っても、ユキヲは頭の上だし、4R (シリュウ)は俺の左腕に巻き付いてるし、E5 (エコ)さんは付属品の電子情報枠表示モードだし、既に集まってるがな(笑)。
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時空転移指定〈座標〉
▶︎現在 固定座標〈4〉
:空中庭園中央区
:白ねこ島浮島第1階層
:白ねこ島白浜駐車場前
:田崎家屋上広間
座標追加▶︎必要竜脈結晶×1
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小型「電子情報枠表示」を取り出して起動し、指定は「白ねこ島浮島第1階層」を選択し…ポチッとな。
ヘリコプター型ゴーレムのBK117型ならば、浮島へは片道20分の距離を、まさに一瞬でとか、ホントにこれは便利な機能だなぁと思うよ。
転移というか、いきなり周囲の景色が変わったようにも見えるし?
『う〜。見た感じ、だいぶ様変わりしたみたいニョロねぇ…。』
そうねぇ。4R (シリュウ)って実質、この浮島に来たのはここで五郎ちゃんを誕生させた際に立ち会ったのと、その翌日のO1 (オーヴァン)騒動以来じゃあるまいか?
つまり、あれから約2週間程度しか経過してない訳でね?
とは言え、転移先は草原の広がる浮島牧場の中心部、風が心地良い小高い丘の中腹だ。
このちょっと小高い丘であるが、その丘も洒落たレンガ道が敷かれ、傍にはパラソルテーブルが並んだ、ちょっとなんですか?どこのリゾート地ですか?みたいな雰囲気。
丘の周囲はグルッと取り囲むように、以前よりも整備された流れるプールに改修されているんですけど…。
正味の話、弟たちは喜びそうなシチェーションではある。
そしてプールの横には、大人も喜ぶ小規模な野外カウンターバーまで設置されている始末。至れり尽くせりかよ(え)。
「っうか、これ俺も初見なのだが…?」
副音声【やあ、いらっしゃい、陛下。何か飲むかい?】
いや、待て。ディカさんはこんなところで何してんだ?
お前、いや確かに浮島の資材搬入担当の擬似天使は
司法役だった筈だけど、なんでバーテンダーしてんの?
「だが、せめてこの草原だけは元ののどかな景色を残しておきたかったのに…。」
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(*´꒳`*){御主人様…それはもう手遅れなのでは?}
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知ってた。知ってたけど、この浮島はもうヤバい事になってんから、この思いを共有する相手が、環境が欲しかっただけなんだよぉ(涙)。
『兄ちゃん、可哀想モギュ〜。』
「ユキヲだけだよぉ。俺の気持ちを分かってくれるのはさぁ〜(涙)。」
情緒不安定?…上等だ。
副音声【僕のおススメはスクリュードライバーだねぇ。飲んで心を落ち着かせたらどうだい?】
「っうか、ディカさん似合ってんな?」
宝塚の男役のようなシュッとした風貌のディカさんがカクテルセットをカウンターで振るっている姿の、なんの違和感も無いことよ(え)。
むしろカッケェ〜のだが!?
『スクリュードライバーって旨いニョロか?』
「おい、馬鹿。やめろ4R (シリュウ)。悪酔いすっぞ!!」
4R (シリュウ)がここで脱落しては、浮島ショックの生贄が居なくなってしまうではないか(え)。
そもそも、ビールが苦手な俺にこそカクテルは必要不可欠であり、青くて甘い楊貴妃なんざ、もう何年も飲んでないような気がする〜(?)。
「いやいや、そうじゃない。そうじゃないけど、酒を飲んでる場合じゃないだろが!!それに見ろ、アレを!!」
『わっ、何だあれニョロよ(驚)!?』
何って、ここは正式名称…浮島牧場ですよ!?牧場ってことは、そら居るでしょ、牛っぽい何かが?
『『『モモぉぉ〜〜〜ん。』』』
うん。鳴き声は一応、牛っぽいよね、アレ(え)。
『前より増えてるモギュ〜?』
そうね。ユキヲの言う通り、微妙に増えてるっぽい。遠目にも、居るわ居るわ、数十頭も放牧されてるし。
というか、浮島って大根天馬のミロシナーゼを繁殖させようと思って作ったんだけど、今や牛もどきの「クンガ牛」の、その仔クンガ牛が放牧されまくっているのさぁ(汗)。
バシャ〜〜ン
あっ。仔クンガ牛が1匹、流れるプールに落ちたね。
大丈夫か、アレ?いや、溺れてね?
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Σ(゜д゜lll){ちょ、アレ助けなくて良いんですか!?}
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そうは言われても、仔クンガ牛ってホントに牛もどきで、体型は牛なんだけど、全身に緑色の鱗が生えてるんだよね?
正直、何なのアレ?って思わざるを得ないし、あんまり触りたくないし(え)。そしてブサイク。
『モモぉ〜〜ん…ブクブク(溺)。』
『死んじゃうニョロよっ(驚)!?』
慌てる4R (シリュウ)だが、でも大丈夫。すかさずビューーーン!!と飛んで来て、バシャーーン!!ってプールから仔クンガ牛を引き上げたのは…アレもなんて説明したら良いのかなぁ?
アレも説明するのが面倒な存在なんだよねぇ…。
副音声【むっ。出たな、エポニム1号くん!!】
『やはは。ディカさん、こんにちわわ。そして田崎様、ご機嫌よよ。』
擬似天使なディカさんにとって、このピンク色の鶴のような頭を持ち、羽根を持ち空を飛ぶ「エポニム種」なる存在は、いわば空中庭園の神兵「田崎家業務専従L型」と同様、この浮島限定の労働種なのである。つまりライバル関係のような?
「あ〜。お前、1号か?」
と言っても、俺に区別がつくはずも無いが(え)。
でも色的には鶴というか、フラミンゴっぽいけどね?
『やは。エポニム種1号ですす。このクンガ牛、ステーキにして食べるる?』
言うと思ったぁ(汗)。引き上げ、逆さ吊りのままの仔クンガ牛をさ、俺に差し出そうとする1号。ちょっと生々しいなぁ。
まあ、普通の牛だってそうやって人間は食べてるし、仔牛だから可哀想とか思っちゃうけど、仔羊のソテーなんざその最たる物だろう(え)。
まさに牧場としては正しい有様なんだろうけど?
『モモぉぉ〜ん(涙)。』
「あ、いや。食欲無いんで…やめたげてぇ。」
今は肉より、ワカメ派の舌なので(え)。
『その牛、食べたら旨いニョロか?』
ウヲォィィ!?お前って奴は、必ず食い物に喰いつくよな!?
いや、俺も脂身なしの赤身だけのステーキが好きだけどぉ(?)。
でも、逆さ吊りの仔クンガ牛が悲しげに泣いて居るんですよぉ。俺の目の前でさぁ(汗)。
で、現実逃避じゃ無いけど、仔クンガ牛は置いておいて、このエポヌム種について、ちょっとだけ解説しておこうと思う。
このエポニム種1号の見た目だが、モデルは浮島第2階層の農場区画を管理する田崎家農作業特化型ゴーレム◯(マル)号機 PG・AT〈A02〉を模写している。だから鶴型なのである(え)。
だが〈A02〉は人造兵であるし、こっちはディカさんがライバル視するように、擬似天使同様に魔道兵を基本として作られた「医療生産管理TYPE・魔道兵」なのである!!
つまり、ちゃんとした生モノ(?)なのである。
なんかさぁ、俺の中のホムンクルスという概念といか、定義がますます崩れていくわけで(汗)。
「1号。それより、五郎ちゃんは?」
『や〜。五郎殿下わわ、第7階層の天守、アラルにいますす。』
ちなみに、彼等にとっては五郎ちゃんこそが仕えるべき主人であるわけで、俺には絶対服従では無いのである(え)。
だからある意味、気が楽なのである。
そして遂に完成してしまったわけか、最上階層の第7階層が…。
ま、ここからじゃ見上げてもイマイチ良く見えないけども、もはや岩塊だった頃の面影もなく、全て重厚な防壁に囲まれているし、どう考えてもラピ◯タにしか見えんがなっ!?
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:(;゛゜'ω゜'):{またしても、著作権対策で私の胃に穴を増やそうという御主人様めがっ、ホントにブッ飛ばしますからねっ(怒)。}
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「勝手に俺の心を読んでおいて、いきなり逆ギレぇぇぇ!?」
もう、ほんと帰りたい(汗)。
でも唯一の救いは、俺が作った赤い屋根の母屋がちゃんと残っていた事だよなぁ(?)。
あと、兄弟で楽しんだ裏手のキャンプ場も残ってるけど、そっちは更に改造されて豪華になってやがる。
もはや素朴さゼロの、超近代的風で人工芝生が敷かれた個別キャンプ場になっちゃってまあ、これ何が楽しいんだよ(汗)。
水飲み場とかトイレも個別に設置されてるし…。
その周辺も整備され、洒落た街灯が立ち並び、道を挟んだ反対側には仔クンガ牛用と思われるハイテクSF風の牛舎が増設されている。
うちの母屋の倍ぐらいデカいんじゃね?
ちょっと中は怖いから素通りしてみた(え)。
副音声【資材はかなり使用しているのさ。しかし実際、建設は彼等エポニム種たちがしているから、僕は構造まで把握していないのさぁ。】
カッコ良く言ってるけど、それはそれで問題発言ではあるまいか、ディカさんよ?
で、その辺りから警備が厳重になっているようで、警備用のゴーレム…飛行型採掘兵の田崎家仮設ゴーレムPG・FT。即ち、F型が複数配備されててね、なんか落ちつかねぇ。
『クンガ牛の親牛って中にいるニョロか?』
『やはは。クンガ牛は絶滅した神獣ムシュフシュと牛のハイブリットで、第5階層で培養して生産してますす。浮島の食糧事情は、これで一気に解決したるる。』
う〜。俺があえてスルーしたというのに、4R (シリュウ)め、要らぬことを聞きおってからに(汗)。
だが、確かに浮島は現在、1つの世界として完結しており、自給自足として成り立っている。
この仔クンガ牛も、その為には必要不可欠な要素なのだろうが、でもクンガ牛が神獣と牛のハイブリットとか、俺も初耳なんですがっ!?
っていうか、神獣って絶滅すんの??
そのハイブリット牛を食べても良いの??怖くて聞けねぇ〜!!
ちなみに、ちょっと不安になったので、そこら辺をウロチョロしている仔クンガ牛を万能鑑定してみた…。
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〈万能鑑定〉
仔クンガ牛
種族〈ハイブリット牛種〉
階級〈食用クンガ牛〉
カテゴリー〈0.6+〉
土属性
水属性
聖属性
固有能力
神獣ムシュフシュ因子
神獣エキス成分
バビロン神殿の加護
能力
半神獣 牛種 温和 神アミノ酸 神タンパク質 神旨味成分 食用 成長
称号
浮島特殊培養産クンガ牛
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正直、食材としてはかなり優秀のようだ(え)。
そして、まだ食べたことないからハッキリとは言えないが、これも販売したらヤバいことになりそうな気がする?
でもバビロンの神様が関わってくるから面倒だなぁ…。
で、赤い屋根の母屋の方は、ちょっと入り口から覗いてみたら、中は相変わらずで良いですねぇ。
はぁ、なんか落ち着く暖かさというかさ?
『ラフィ〜ン♪』
『大根ちゃんモギュ〜(嬉)!!』
いや、この子には「ミロシナーゼ」という名前がちゃんとあるのです。
これは五郎ちゃんが付けた名前なので、俺からは何も言うことは無いのである(え)。
そしてどうやら、ミロシナーゼ自身も変わらぬこの母屋の馬房が気に入っているようで、藁敷きの床に腰を下ろしてリラックスしている。
顔だけ出して俺たちを歓迎しているようで、良い子だねぇ〜。
「ってことは、五郎ちゃんもこの母屋で生活してくれてるって事だよね?なんか嬉しいなぁ。」
この浮島牧場の赤い屋根の母屋は、俺にとっても思い入れがあるからね。
O1 (オーヴァン)と茜には、ちょっとトラウマになってるかも?だけど(笑)。
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(*´꒳`*){ニンジンも浮島で生産しているんですよね?}
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あれは生産していると言っても良いのだろうか?と思わなくもないのだが…。
「そうねぇ。まあ、ミナシローゼのご飯はニンジンだし、五郎ちゃんが届けてくれてんじゃないかなぁ?」
あくまで俺の憶測ではあるが、そうであると思いたい俺である(?)。
副音声『ざ〜んねんっ。届けてるの、おれだぜっ!!』
おや?声は聞こえてるけど、姿はなし?まさかの隠密か?
副音声『いや、こっちこっち!!おれだよ、キーくんだぞっ。』
おわっ!?
しかし、思わぬ伏兵だ。小っさ過ぎて気付かなかったよね(え)。
っうか、これ昨日に続いてのデジャヴじゃね?背丈も同じだし(え)。
『確か、ゴ〜ルディの補佐型ゴーレムだったニョロか?』
『五郎殿下のの側近中の側近、飛行型採掘兵を統率する田崎家ENTJ型ゴーレムPG・FT〈E0F-1〉様でするる。』
側近ねぇ。なるほど、こんなちっこい見た目のキーくんだが、浮島ではそういう立場になっているらしい(え)。
まあ、彼等の本領発揮は、三身合体後の「黄鬼」にあるわけだし、3分の1だから、当然、小さい男児の見た目の小鬼型ゴーレムなのだ!!
で、確かにキーくんはバケツ一杯の田崎家固有種のニンジンを運んで来たようで?
『俺もニンジン食べたいモギュ。』
ああ、ユキヲもニンジン大好きだからなぁ(笑)。
でもこれは、ミロシナーゼのニンジンだから、「宝物庫〈Ω〉」からニンジンを1本取り出し、頭の上のユキヲに手渡しておく。
「はいはい、ユキヲ。」
『ありがとうモギュ、兄ちゃん。カリカリっ。』
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(*´꒳`*){でも、五郎さんがいないとなると、ニンジンは補充されても、ちょっとミロシナーゼさんは寂しそうですね?}
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そう言われたら、確かにミロシナーゼは寂しそうに見える?そんな姿に哀愁を感じてしまう。
「五郎ちゃんの奴は何やってんだいっ!?自分の相棒を放置して良いことなんて何もないんだぞっ。」
そんな憤りを感じつつ、まだまだ序盤だと理解しつつも(?)その2へ続くっ!!
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田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈119.2+〉
戦闘力 2221+20
防御力 2139+20
生命力 2165+20
回避値 1988+20
知能値 885+10
器用値 25
魔力値 3368+30
無属性2091+20
地属性2123+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」 幸運の加護 雷霆の守護 世界卵の選別
蓬莱の恩恵 王桃の系譜 全能神の祝福 異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物 麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子 統治 隠密
命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼 天眼 転移 人類愛
召喚系術式
契約 契約破棄 契約鑑定 召喚 送還 眷属召喚 眷属送還
眷属探知 眷属鑑定 竜脈の盾 竜脈結晶化 次元結晶化
万能鑑定 化石解放 信仰昇華 超大型転移制御
次元具現化
眷属
E5(エコ)さん DS (ディス)さん 4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん 2L (トゥエル) O1 (オーヴァン)
契約
ルル君 金さん チョメ君 ミミちゃん シーちゃん ミチ 花子さん タロさん ロンちゃん クロちゃん ハナちゃん ハッピー シマ カア君(若彦) 乙女ちゃん ユズリハ(野良ネズミさん) 紅葉 菅原くん 橘花くん リコピン JOL 葉蘭 水引 葛葉 榊 千歳 鳳来 八手 蒼原 不知火 漁火 八重波 白波 鳴海 夕潮 芍薬 水楢 柏 梛 茜 白妙 牡丹 鬼蕗 BM BL ユナイゼス キュライアー ビビアンナーシェ イシヒメ 麻黄 ココちゃん リリ君 亜弥 葦原 ロッキー ユッキーナ BR ユキヲ BP キャロ カロテン ナスニン 號竜 アドム トリントン ハッチ 白熊 百葉 五郎ちゃん 雪玉王 秋くん ポイさん トト君 ニャイ 瑠璃子さん 霊輝
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘蹟武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅25%
耐久値強化〈合金〉
自我+++
嫉妬
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
奇妙なバール〈工業用品〉
属性:次元属性LV300 〈秘蹟武具級〉
付与効果:次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質無限構成180%〉
次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉
暗黒物質波動〈侵食破壊〉
耐久値:500
朝日シャツ〈服〉(NEW)
属性:化学繊維 LV30〈通常級〉
付与効果:闇耐性+
光明〈微〉
防寒保温〈微〉
耐久値:60
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
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