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第351話「バビロン神の介入とご飯が食べたい?その2・ユキヲを求めて反時計回りに」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第351話「バビロン神の介入とご飯が食べたい?その2・ユキヲを求めて反時計回りに」


消えた扉。 


そして、行方不明の妖怪仙人、BRベロ


さてさて、俺たちは今、白ねこ島からとんぼ返りして、3階の亜空間「空中庭園」にやって来た。

とは言っても、どこから手を付けたら良いものか?


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(*´꒳`*){御主人様。宝物庫〈Ω〉の扉は、G3 (ジザ)さんの工房の隣にあったんですよね?}

 

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「ああ、そうね?ここって元々、物置だったし?」


ならば、拡張されたとは言っても、痕跡は残されていないものか?


音声《そうじゃのう。常識的に考えて、空間が広がったとは言え、この亜空間の壁天井には記憶石タブラ・スマラグティーナを敷き詰めてあるだけじゃし、壁際にあることは間違いない筈じゃが…。》


ってことは、G3 (ジザ)さんが言うべきことが正しいのであるならば(え)、壁際に沿って一周すれば見つかるって寸法か?


「いや、マジでっ(?)。ここの外周だけって何キロあると思ってんだぁ!?」


ま、白ねこ島に比べたら何分の1ぐらいか分からんけども、非力で体力ゼロなこの俺に、死ねと言っても過言ではない(?)。

いや、そもそもBRベロの為に、何でこの俺が苦労せにゃならんのか?


「…う〜ん?ってか、扉の場所が分からないのに、どうしてG3 (ジザ)さんはBRベロが居なくなったって気付いたんだ?」


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(*´꒳`*){あ。それ、私も思いました!?}

 

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E5 (エコ)さんでさえも気付くとは、俺はE5 (エコ)さんと同レベルってことかぁ(え)。


音声《宝物庫〈Ω〉という亜空間を作成したのは儂じゃからのう。設置した場所は忘れても、亜空間構造内で異変が起これば、大体は分かるのじゃよ?》


なんか適当な解説だし、役に立つのか立たないのか?よく分からない能力だな、それ?このポンコツ老害めがっ(え)。


「なるほど〜。しかし、実際どうするかなぁ(汗)。俺だけで探すとなると、日が暮れるぞ?もうユキヲをもふもふしながら現実逃避したいなぁ〜(?)。」


だがしかし、まだユキヲとは合流していなかった(涙)。


_________________________________


(*´꒳`*){あの、御主人様?そう言う時こそ、ご主人様には頼りになる人達がいるじゃ無いですかぁ?}

 

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うん?…ま、確かにそうだった!!


俺には頼りになる、自慢の弟たちがいるのだよ!!


「んじゃ、E5 (エコ)さん。クロちゃん弟たちを招集よろしく。あと、暇そうな奴らも呼び集めてくれるか?」


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Σ(゜д゜lll){ええぇぇ!?丸投げですかぁぁ!?}

 

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丸投げ上等!!俺は命令するだけで、あとはマッタリ優雅な老後生活を目指しているからに(?)。働け、若人よ(え)。


音声《BMベム達、他の妖怪仙人も動員するのじゃ。人員の配置は儂に任せるが良い!!》


BMベムBRベロの兄だし、心配してんだろうなぁ。

なんて考えながら、俺はユキヲ不足なので(え)、行くべき場所があるのを思い出したよ。


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ε-(´∀`; ){ちょ、御主人様。どこに行くつもりですかぁ?}

 

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「…いや?この場はお前たち2人に任せて、俺はちょっと用事を思い出したから?」


音声《呆れてものが言えんのじゃ……。》


いや、E5 (エコ)さんはまだしも、根本的な元凶である老害には言われたかないわっ(怒)。


とは言え、中間管理職の悲しいさがであるに(?)…人員が集まってきたらきたで仕方ないし、予想以上に集まってきたからこれヤバいと、急遽、移動を開始した。

現場はいつものように、中央区画の輪っかなモニュメントと化している超大型転移扉ウィンドゥミル前である。


そして、俺は一同を前に、失われた扉を探すべく、握り拳を振るって演説していた!?


「…であるからに、みんな、全力を以って扉を探してもらいたいっ!!」


『『『どよどよ……どよどよ…』』』


現場はどよめいている(?)。


で、群衆?から手が上がった。俺に意見しようとは、どこのどいつだぁ?


『ちょろっと、兄さん?可憐な私を呼び出しておいて、林の中に入って扉を見つけろとか、重労働過ぎるわよっ(怒)。』


うわぁぁ(汗)。早速の異議申し立てを主張するのは、言わずもがなの、我が妹である乙女ちゃんだった。

ま、だよねぇ。俺に文句言えるのこの子ぐらいだよねぇ(え)。


そして、そんな乙女ちゃんのぷんぷん顔もまた可愛いけど、それは口が裂けても言えない、絶対に。色んな意味で!!


はっ!?でもこのスタンスってば、G3 (ジザ)さんのBRベロに対するスタンスと同じじゃないかって?

おい、冗談じゃないぞ。あんなマッドなのと一緒にされちゃあ困るよね!!

俺は真実の愛に生きる男だし(?)。


「…って言うか、何で乙女ちゃんを呼んだ?」


今回の捜索には、完全に乙女ちゃんとか不釣り合いだし、俺は弟たちを呼んでと言った筈なのだが…?


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(*´꒳`*){………。}

 

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威圧だか無視なんだか知らんが、目も合わせないE5 (エコ)さんである(え)。


「…そもそも、乙女ちゃんもそうだが、紅葉もみじとかもちょっと無理だろ?」


『家主しゃまっ!!わたしも頑張りましゅ!!』


いやぁ。意気込みは買うけど、おかっぱ髪の博多人形のような出立ちの紅葉もみじには、やっぱちょっと無理でしょ?


でも、地下室の妖怪グループのリーダーである紅葉もみじであるからに、配下の付喪神つくもがみたちを引き連れて来たから、そこは期待大だし心強いぞ!!

でも付喪神つくもがみ化したばっかりのメンバーは地下室から離れられないので、結局はいつものメンバーしか居ないけど(汗)。


そして、そんな付喪神つくもがみ達は、特に武闘派の連中は、ハッピーの聖域…西竹林から出てきた雪玉王の麾下、雪玉族たちをライバル視しているようで?何やら空気がピリピリしてんな?


「…しかし、確かに乙女ちゃんの言うことにも一理あるし、じゃあ、宝物庫〈Ω〉の扉を見つけた者には金一封を提供するぞっ!!」


思いつきで言ってみたら、みんなの目の輝きが違うこと(笑)。

いや、でも俺って金一封好きだよねぇ〜。


『兄上殿ぉ。またそんな無茶振りを…。』


クロちゃん弟よぉ。

そこは察してくれ。これ以上、乙女ちゃんの白い目に耐えられなかったのさぁ…男は辛いよ(え)。


『兄上!!僕に任せて下さいっ!!』


今日はやる気十分だねぇ、菅原すがわらくんは。とても微笑ましい。


ま、なんたって、前回、金一封を勝ち取ったのって、あやっちなんだよね。

あやっち、なに気に我が家で1番仕事が出来る男なのであり、俺の自慢の孫認定なのだ!!うん。


『僕も負けないもん!僕には麻黄まおうがいるもん!!』


初っ端から弟の麻黄まおちゃんありきの橘花たちばなくんの場合、やる気があると言えるのか疑問ではあるが…麻黄まおちゃんも困った顔だし(?)。


いや、しかし弟たちは置いておいても、現金な連中である(汗)。

金一封が出ると知って、一同、ヤル気満々とか、こいつらホントあれだよね。


そして今回、あやっちを初めとする白ねこ島の侍従たちは不参加ってのもあるようで(?)。

あやっち達は、自分達の領分は白ねこ島だってことで、本当は人手として欲しいところだったけどねぇ〜。

あの子たちは採掘だなんだと、各々忙しいし…。


あ、でもO1 (オーヴァン)はダメだ(断言)。

あいつが1位を獲って特権なんざ取った日にゃぁ、何を起こすか知れたもんじゃないし、眠いからと、呼んでも来なかったし(怒)。


それと、日常業務で忙しいDSディスさん及び、配下のメイド5人衆も不参加の申し出があった。

って言うか、メイド5人衆の末席、柴犬のタロさんは絶対にヒマでしょ?と思わなくもないが…。


さて、2階の聖域からはE5 (エコ)さん配下の観葉植物6姉妹シスターズも参列しているが、あれはどっちかって言うと乙女ちゃんがリーダーぽいっ。

なになに?『女の底力を見せつけてやるぞっ!!』って円陣を組んでやがるな(汗)。


あと、海産物軍団からもチラホラ参加者がいるようだ?あれは元秋刀魚の…蒼原あおばらかな?

育ての親の橘花たちばなくんに構ってもらいたいのか?チラチラと様子を窺っているクサい(笑)。


こうして見ても、三者三様で、我が家の仲間というか、家族も増えたものだと実感して、心がジ〜ンとするよね…。


ま、ある意味、お祭り騒ぎではあるが、扉が見つかったらこれで解散…というわけには行くまいし。


「おい、G3 (ジザ)さん。手が空いてる奴に、ビールとか準備するように手配しといてくれる?」


音声《相変わらずじゃのう、主は。ならばBMベムたちに準備させるのじゃ。》


えぇ。良いのか?このお祭り騒ぎの中、BMベムたちを始めとする妖怪仙人だけは冷静に待機している。

行方不明のBRベロは彼らにとって弟も同然の存在であるし、彼等こそ探しに行きたいんじゃね?と思えるのだが…。


『ボフッ。ボフッ!』


え?BMベム曰く『弟は無事です。信じているし、感覚で分かるんです!』とまあ、俺もいつか言ってみたい言葉を言うもんだから、いや惚れるよねぇ(え)。


「まあ、BMベムがそう言うなら…ありがとな。」


表があれば裏があり、裏方がいなければ主役は光り輝けないんだぞ。

いつかBMベムBLベラBPベプさんの苦労に報いたいと思うよ。いや、マジで。


『僕は林の中を歩くの疲れるから嫌なだけなんだなぁ〜。』


「おい、BPベプさん、台無しだぞっ!?」


ホント、この黄色いクマさんはさぁ(呆れ)。


◇ ◇ ◇


扉を探せ!!大捜索が始まった。


で、俺はと言えば、なぜか西竹林の雪道を真っ直ぐに突き進んでいた。

ちょっぴり寒くて鼻くしゃみが止まらんよ。


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(*´꒳`*){御主人様ぁ。みんな頑張って探してますし、戻りませんか?}

 

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「…へっぶしぃ!!いや、俺も頑張ってユキヲを探しているのだが?」


あと、思い出したけど、最近、ハッピーにも会ってないなぁ(え)。


聖獣なんてもんになっちゃったけど、ハッピーは血統書付きのチンチラシルバーなのにアホな猫だし、食い意地は張ってるし、とにかく隙を見て暴れたがる子で、でも甘えたがりで手間暇の掛かる子なのだ(?)。


ハッピーと金さん、BRベロは「田崎家の三悪人」と呼ばれたほどの嫌われ者で、各方面から厳しい洗礼を受けていたものだが、今となっては大人しくなったものである(笑)。


さてさて、だが俺はそもそもユキヲがどこに住んでいるかも知らないし(え)、それどころかハッピーのやつがどこを住処にしているのかも知らないのだが!?


「……ねぇねぇ、クロちゃん弟?」


『どうかしましたか、兄上殿?』


クロちゃん弟、ハッピーとは同じ「猫八部衆」であるからに、そして俺のお目付役であるし、もはや全幅の信頼を置いている俺である(?)。


そう。E5 (エコ)さんだけでは心許ない俺は、クロちゃん弟について来てもらった訳でね。

G3 (ジザ)さんは捜索の陣頭指揮に残ってもらわにゃならんし、霊園墓地に放置してきた2L (トゥエル)は言わずもがな、だ。


「ハッピーって、どこに住んでるか知ってる?」


『…えっ!?兄上殿、ご存知ないのですかっ!?』


そ、そんな、まさか知らないんですかぁ!?みたいな顔をしないで欲しい(汗)。

だって、正直、ハッピーに関しては俺は放任主義だし、実質、BMベムBLベラが養父母的な存在になっているのだから!!


「そういえば、妖怪仙人たちの居住空間とかも、この聖域に取り込まれているんだっけ?まさに好都合だなぁ(笑)。」


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(*´꒳`*){御主人様。それは放任主義とは言わないと思います。丸投げと言うのだと思います。}

 

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心を読むんじゃない(怒)。


だが、今回の目的はこの聖域の主であるハッピーにあらず。

行方の知れぬ宝物庫〈Ω〉の扉でもなく、行方不明のBRベロでもない(え)。


「あれ?…よく考えると、BRベロって、この西竹林に住んでいるってことか?」


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Σ(゜д゜lll){今更ですかっ!?BRベロさんって実質、最近はここと工房の行き来しかしていないと思いますよ?}

 

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なぁぬう!?


想定外の事態である(え)。

扉=BRベロであるからに、BRベロの足跡こそが扉への唯一の手掛かりなのではあるまいか!?


「それ、今更ぁぁぁ!?」


今更…我が家ではよく聞かれる言葉ではあるが…。


『兄上殿っ!!そう考えると、この聖域こそが本命かも知れませんよっ!!』


おおぅ。クロちゃん弟が真面目な顔でそんなことを言うもんだから、正直、それはそれで困るのだが…。


雪道に足を取られながら、俺たちはようやく竹林を抜けた、と思いきや、なんか山が出てきた(え)。


「え…何、この雪山?」


聳え立つ白い山…こんなん見た覚えがありませんが?


っていうか、雪玉族の集落はどこ行った?そもそも、俺ってこんなシャツ1枚なのに、雪山登れとか遭難待った無しじゃないか?


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(*´꒳`*){御主人様…引き返しましょうよぉ?}

 

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「馬鹿野郎ぉ。目的のユキヲと合流してないだろがっ!」


『兄上殿。普通に召喚した方が早くないですか?』


いや、そりゃそうなんだけど、俺としては、それは最後の手段であるのだよ。

命の危機的なアレであれば考えるけども、普段は使いたくない手法でね?うん、特に弟たちやユキヲに対しては、プライベートの問題もあるし(?)。


「…ところで、この雪山なんだろう?クロちゃん弟は知ってる?」


『いえ。僕も初めて見ましたね。』


なんとも、クロちゃん弟も知らぬ雪山とか、怖すぎて近づけないよね(え)。

なんか、よく見たら刺々しい山並みだし?


結論、急がば回れ、だ。


この雪山を迂回しようと思ったのだが、そもそも俺はどこに向かっているのだろうか?迂回するのが正しいのか?という疑問。


『兄上殿。ハッピー君は普段、聖域内を自由に歩き回っているのですが、住処は黄金の竹に囲まれた場所ですよ。』


え〜?黄金の竹ってば、そらまた派手だねぇ。でも分かりやすい目安だねぇ?


だけど、ざっと見渡しても、そんな場所は見当たらないぞ(え)?


「はっ!?まさか、あの雪山の反対側?陰になって見えない的なっ!?」


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Σ(゜д゜lll){えぇぇ!?まさか、あの雪山の裏側まで回る気ですかぁ!?}

 

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…そうね。別に、ハッピーには用はないし(え)、それで裏側まで行こうと言う気分にはならない。


「ハッピーはいいや。それよりユキヲだよぉ。」


『はぁ。ユキヲ君たち小雪豹は氷のタワーマンションに住んでいますが…これも見当たりませんね。』


…氷のタワーマンションって何でしょうか?


いや、ともあれ、それも見当たらないとか、それもあの雪山の向こう側にあるのだろか!?


「よしっ!雪山の裏側に行くぞ!!」


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Σ(゜д゜lll){えっ!?}

 

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「えっ!?」じゃない。ユキヲの為じゃろがいっ!!


『本気ですか、兄上殿ぉ!?』


心配するな、クロちゃん弟よ。そんなときの為のクロちゃん弟だぞ(え)。



さて、そして30分後…これ、完璧に迷ったよね(?)。


俺たちは今、竹林を右往左往しながら、でも左手に雪山が見えるわけで、反時計回りに進んでいる筈なんだよね?


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(*´꒳`*){御主人様。私、もう帰っていいですかぁ?っていうか、ユキヲさんって本当に西竹林にいるんですか?}

 

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いや、やめろぉ。俺の心を折るような言葉を浴びせるE5 (エコ)さん。


確かにそういえば、ユキヲとは午後に合流としか約束していなかったが、この西竹林にいるという保証は無いわけで(汗)。


「よし、帰ろうっ!!」


『でも兄上殿。帰り道が分かりません。』


うえっ。


いやいや、そんな馬鹿なぁぁ。

勿論、俺も分からないけど(え)、クロちゃん弟がそんな弱音?を吐くなんて…。


「う〜〜ん。こんな時、なんか役に立つものはないのかな〜?」


と思って、いつものように収納空間ストレージ…「宝物庫〈Ω〉」を開いみたんだけど?


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《宝物庫〈Ω〉展開》


在庫:33種類


◯ 46万6315神貨

◯聖域真珠〈南聖湖産〉(×5)

◯虹色ワカメ〈南聖湖産〉(×1)

◯虹色ワカメ〈破損〉(×1)


◯竜脈結晶専用神級宝貝「保管庫」〈竜脈結晶(×55)〉

◯田崎家秘匿種・竜脈…結晶(×10)

◯ 天元突破∞〈超高級神界仕様肥料〉(×9)

◯ 天元突破∞〈破損〉(×1)


簡易インスタント瑠璃門ゲート(×2)

◯ 酔い止め薬〈シャクヤク・ホスピタル製薬〉(×5)

◯ポトスの葉っぱ〈葛葉の葉〉

治癒型魔法薬ヒーリグ・ポーション(×4)

◯ニンジン田崎家固有種(×7)

◯抗 次元属性ウロボロス剤〈注射器タイプ〉(×10)

◯スイフ◯スポーツ〈赫號〉

◯仙桃詰め合わせセット〈神桃1個・王桃28個〉

◯王桃〈破損〉(×1)


◯猫の千両箱〈500円玉等価交換 SRスーパーレア〉(猫の小判×115)

◯猫のへそのゴマ〈五百円玉等価交換 UCアンコモン

◯猫のダイヤモンド〈五百円玉等価交換 URウルトラレア

◯グチャグチャ折り鶴〈業務中…お茶出し係〉

◯ポイントカード「万華月」〈異世界産業クレセント40ポイント〉

◯損害賠償目録〈八幡宮総括本部対応残りポイント140〉

◯竜宮城割引チケット×4〈お得な割引チケット〉

第六周期複合セシウス鋼製の針(×7)

第六周期複合セシウス鋼製の針〈破損〉(×1)


第六周期複合セシウス鋼の扇子〈菊華模様〉

◯水風船〈神の遊具〉

◯練丹〈下級仙薬〉×25


◯大黒天の福札〈福を呼ぶ御札〉

◯毘沙門天の武札〈武勇を助ける御札〉

◯弁天の楽札〈楽の才を導く御札〉


◯福禄寿の寿札〈寿を司る御札〉

◯寿老人の命札〈命を延命する御札〉


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「あれ?なんか、散乱しているような…?」


う〜ん?それとなんか、破損したのもアレだけど(え)、無くなったものがあるような…ないような?


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(*´꒳`*){あらまあ、BRベロさん、暴れてますねぇ〜?}

 

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「へ…あ、そうだった!?俺の収納空間ストレージBRベロが潜り込んだんだっけ!?」


今更である(え)。


そして、あのBRベロのやる事だ…脱出しようと無茶をしなければ良いのだが?そして俺には超大型転移ウィンドゥミル制御があるので、いざとなったら転移で脱出可能なのである(え)。


『…兄上殿…クンクン…何者かが…近付いてきます。』


おやおや?でもクロちゃん弟、犬じゃないのに、黒猫さんなのに、鼻をピクピクさせている仕草に、俺をキュン死させるつもりかぁぁ(?)。


「うぉぉ!!任せろ、クロちゃん弟よぉ!!どんな敵が出て来ても、俺のバールが火を吹くぜぇぇ!!」


クロちゃん弟は俺が守る。

俺は奇妙なバールをギュっと握り締め、撲殺準備は完了である(え)。


『兄上殿ぉ!!守るのは僕の仕事です!!兄上殿は後ろに下がって下さい!!』


「いやいやいや!俺がクロちゃん弟を守るからぁぁ(ドヤ顔)!!」


なんか、お互いに守る守ると、くんずほぐれつ、ああ俺って幸せだなぁ(え)と、クロちゃん弟の黒い毛並みを久し振りに堪能。

うん、いつの間にかモフモフしていましたが、何か?


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(*´꒳`*){こらぁ。男同士でイチャイチャすんな〜。}

 

_________________________________


『あ、兄上殿ぉ…ちょっと恥ずかしいです…。』


そんな照れ顔のクロちゃん弟もイカすと思うんです。

出来ましたら、このまま刻よ止まれ…と願わくも、突然の乱入者によって離れざれるをえず、無念である(?)。


「チッ!誰だぁ!俺たち兄弟のイチャイチャタイム(え)を邪魔するヤツぁぁ(怒)!!」


いや、マジで怒る案件ですよ、これは!!叩っ斬ってやるから前に出ろぉ、だよ。


でもでも、竹藪からワラワラと(?)出てきた一同、すかさず土下座をかましやがったから、怒るに怒れないと言いますか…


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(*´꒳`*){あら?御主人様…この人たち、雪玉族さん…ですかぁ?}

 

_________________________________


いや、こっちが聞きたいがなぁ(え)。


だが、確かに土下座をする雪玉のような丸い身体に、竹で出来た手足を見ると、これは明らかに雪玉族であろう。

だがしかし、彼らは色が青いのだが…?


『青い雪玉族ですか、兄上殿?』


「ふ〜〜む。まあ、攻撃してこないから、敵ってわけではなさそうだが…?」


そんな青い雪玉族が計6体、土下座をしているわけである(え)。

で、その先頭の青い雪玉族なんだけど、なんか見覚えがあるような、ないような?


「…あれ?お前、雪玉長老??」


雪玉族の顔が分かる俺もどうかと思うが、その特徴的な長老っぽい造形とか(?)、見間違う筈もない!!


『聖域主の主様…左様でございますですじゃヨボロン。故に儂等は敵ではございませんですのじゃヨボロン。』


ふむ。どうやら正解だったようで、青色になっているけど雪玉長老だ。


コイツも進化して喋れるようになっている?

いや、俺の異世界言語LV2の影響か?ともあれ、言葉が通じるってのは、話が早くて助かるよね。


『兄上殿、よく区別がつきましたね…。』


「え〜?見れば分かるじゃない?長老だけ、よぼよぼチック(?)だし、髭モジャだし?」


クロちゃん弟がそんなことを言うもんだから、雪玉長老を万能鑑定してみた。


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〈万能鑑定〉


雪玉長老〈亜種〉

種族〈雪玉族長老〉

階級〈高位雪精霊→氷霊族ニケラス


カテゴリー〈2.0+〉→2.5+


氷属性プルイーナ

聖属性ボヌム

水属性アクア


固有能力パーソナルスキル

精霊体〈雪→氷〉

氷武器精製

聖域〈西竹林〉の加護

長老の資格〈精霊系スピリトイド術式強化〉

年の功〈知覚〉(NEW)


能力スキル

精霊 雪 氷 聖 水 再生 指導 調略 長老 杖 博識(NEW)知覚(NEW)


精霊系スピリトイド術式


魔力系マグス術式(NEW)


称号

聖域〈西竹林〉の精霊

長老〈亜種〉(NEW)


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雪玉長老は高位雪精霊から氷霊族ニケラスに進化した結果、亜種になって体色が青くなったらしい(え)。

で、その結果、色々と問題が起きたらしいよ?


「つまり…雪玉族亜種ってことで、雪玉族から離れて生活していると?」


『そうですじゃヨボロン。儂等は雪玉族の村から追い出され、この雪山…バビロン山脈の洞窟に住み着きましたのじゃヨボロン…。』


おいおい、追い出されたとか、ちょっと不穏当な発言である。一体、何が起こっているのだ?

だけど普通に、雪玉王が率いる雪玉族は現在、大捜索隊に参加してる筈だけども(?)。


ちなみに、ついでに雪玉族亜種たちも鑑定してみた。


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〈万能鑑定〉


雪玉族・亜種〈青〉

種族〈雪玉族→雪玉族・亜種〉

階級〈雪精霊→氷精霊〉


カテゴリー〈0.8+〉→1.0+


氷属性プルイーナ

聖属性ボヌム


固有能力パーソナルスキル

精霊体〈雪〉

聖域〈西竹林〉の加護

変質せし先魁〈意志強化〉(NEW)


能力スキル

精霊 雪 氷 再生 集団 団結 亜種(NEW)先導(NEW)


精霊系スピリトイド術式(NEW)


称号

聖域〈西竹林〉の精霊

亜種〈青〉(NEW)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


青い亜種は、通常の雪玉族よりも若干、強いみたいだ。こっちも雪精霊から氷精霊になっている。


なんか面倒臭い事になっているっぽいが、そこまで対立しているわけでも無いらしい?


「んで、ところであの雪山…なんでバビロン山脈って言うの?」


そう。1番の疑問点である。


いきなり出現した雪山とか、それはホチョさんの南聖湖でも同じような現象だからあり得るけど、ハッピーのボキャブラリィ(?)からそんな名称が出ることは100%ないと思われる(え)。

出ても食べ物の名前しか付けんだろ、アイツは(え)。


『…それは、BRベロ殿があの場所で扉を開いた結果、バビロンの神が降臨されまして、出現した雪山であるからですじゃヨボロン。』


「……はぁぁぁ!?」


驚愕の事実発覚である(え)。そして、扉だ。


まさか、こんなところに真実が隠されていたとはっ!?そして通常の雪玉族の知らない事実を知るのが、亜種の雪玉族だけとかっ(汗)。


『やはり兄上殿は凄いですねっ!!これを見据えていたとは!!』


「え?…えぇ、そ、そうねぇ…。」


何やらクロちゃん弟が勘違いしているが、本当の偶然なのである(え)。


とは言え、何度も言うが、こんな薄着のシャツしか着ていない俺であるからに、あのバビロン山脈を登れとか、もう死ねと言っているんじゃるまいか?と逃げ出したい気持ちのまま、その3へ続くっ!!


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉

階級〈大権現〉

所属国〈田崎家竜脈の地〉


カテゴリー〈118.2+〉※変化無し


戦闘力 2201+20

防御力 2119+20

生命力 2145+20

回避値 1968+20

知能値 875+10

器用値 25

魔力値 3338+30


無属性ウーデニア2071+20

地属性(テラ2103+20


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「最高位+」 幸運の加護 雷霆の守護 世界卵の選別

蓬莱の恩恵 王桃の系譜 全能神の祝福 異世界言語LV2 宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物ギフト 麒麟の安寧


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子 統治 隠密

命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼 天眼 転移 人類愛 


召喚系インウォーカティオ術式

契約 契約破棄 契約鑑定 召喚 送還 眷属召喚 眷属送還

眷属探知 眷属鑑定 竜脈の盾 竜脈結晶化 次元結晶化

万能鑑定 化石解放 信仰昇華 超大型転移ウィンドゥミル制御

次元具現化


眷属ファミリア

E5(エコ)さん DS (ディス)さん 4R (シリュウ)

G3(ジザ)さん 2L (トゥエル) O1 (オーヴァン)


契約

ルル君 金さん チョメ君 ミミちゃん シーちゃん ミチ 花子さん タロさん ロンちゃん クロちゃん ハナちゃん ハッピー シマ カア君(若彦) 乙女ちゃん ユズリハ(野良ネズミさん) 紅葉 菅原すがわらくん 橘花たちばなくん リコピン JOLジョリュ 葉蘭はらん 水引みずひき 葛葉かずらは さかき 千歳ちとせ 鳳来ほうらい 八手やつで 蒼原あおばら 不知火しらぬい 漁火いさりび 八重波やえなみ 白波しらなみ 鳴海なるみ 夕潮ゆうしお 芍薬しゃくやく 水楢みずなら かしわ なぎ あかね 白妙しろたえ 牡丹ぼたん 鬼蕗おにぶき BMベム BLベラ ユナイゼス キュライアー ビビアンナーシェ イシヒメ 麻黄まおう ココちゃん リリ君 亜弥あや 葦原あしはら ロッキー ユッキーナ BRベロ ユキヲ BPベプ キャロ カロテン ナスニン 號竜 アドム トリントン ハッチ 白熊はぐま 百葉ももは 五郎ちゃん 雪玉王 しゅうくん ポイさん トト君 ニャイ 瑠璃るり子さん 霊輝れいき


称号

竜脈使い

蓮乃人社の祭神


装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性:中炭素鋼カーボンスティール改LV220〈秘蹟武具サクラメント級〉

付与効果:神の遊具〈風属性エア

月光核〈新月〉増幅25%

耐久値強化〈合金マテリアル

自我+++

嫉妬

耐久値:400+α


小型「電子情報枠ウィンドゥ

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹セフィロト分体〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値:500


奇妙なバール〈工業用品〉

属性:次元属性ウロボロスLV300 〈秘蹟武具サクラメント級〉

付与効果:次元具現化〈田崎蓮人所有・暗黒物質ダークマター無限構成180%〉

次元結晶化〈自己超修復・自己超再生〉

暗黒物質ダークマター波動ブラスター〈侵食破壊〉

耐久値:500


秘密の花園?シャツ〈服〉

属性:化学繊維レーヨン LV30〈通常ノーマル級〉

付与効果:扉を探して〈微〉

防寒保温〈微〉

耐久値:60


ジーンズ〈服〉

属性:厚地織布デニムLV18〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久強化

耐久値:60+α


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