表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

336/487

第336話「第3回…課金ガチャ卵の孵化報告その2・フェアリーアイドル化計画の真実と驚愕の事実と」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第336話「第3回…課金ガチャ卵の孵化報告その2・フェアリーアイドル化計画の真実と驚愕の事実と」


結論、聖浴槽のよく分からん白い大理石の大浴槽は使うことは無いけど、ここのメンバーは良い子が揃っていることが確認できました(?)。


問題はね、後からやって来たフェアリー…その名も浴槽フェアリーである。


フェアリーに成りたて(?)なので、ちょっと言葉が分からないのだが、一生懸命に訴えてくるわけである。

 

『ワタ…デビ…ル為…頑張…ス!』


う〜む。何とも、蚊の鳴く声みたいなぁ(え)。

サイズ的には、もうちょっと大きいけど、小っちゃい羽根の生えた女の子だ。似たような千寿姫より更に小さいよ。

ちなみに小洒落た水色のワンピースを着てるね(?)。


「えっと、私はデビルマンになりたい的な?精霊なのに悪魔になっちゃうの?ある意味、それは凄いね(え)。」


副音声{MASTER。翻訳しますと、彼女たちは現在、デビューに向けてボイストレーニングやダンスの練習に励んでいる…と言うことです。}


はぁ?いや、何を言っちゃってるの?何処にデビューする気やねぇ〜ん(驚)。


だが本人は至って真剣なのである。顔もクリッと童顔な感じだけど、整ってて美少女っぽい。

で、この子はやっぱりここで生まれた精霊っぽいので、一同、応援している雰囲気でさぁ…。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈万能鑑定〉


浴槽の妖精フェアリー

種族〈小精霊シーリーコート

階級〈お風呂精霊〉


カテゴリー〈0.9−〉


水属性アクア

火属性イグニス


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

妖精体〈湯霊の羽根〉

精霊核〈田崎家の血脈〉

蓮乃人社の祝福


能力スキル

お風呂 浴槽 湯 妖精 飛行 歌手 踊り 天然 陽気 


精霊系スピリトイド術式


称号

田崎家の精霊

聖浴槽の妖精


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これが彼女の身体情報ステータスである。


お風呂蛙に続いてのお風呂精霊の爆誕である(え)。

そしてどうもアイドルを目指しているくさい。


『そう言えば、居間のタンスの妖精巨人スプリガンがこの子たちを特訓してるみたいでチュよ?プロヂューサー?とか言ってたチュ。』


おいおい、プロデューサーさんよぉ(え)。

まさかのここから芸能界デビューしてトップアイドル目指します!的な、どこのアニメだよっ!?


「あ、でもそれ、白熊はぐまからも報告あったよね?何ちゃら案件で?」


副音声{MASTER、提案案件です。要望その1…楽曲を作成できる人物の引き抜き、もしくは契約。要望その2…バンドを組める精霊の誕生推奨。要望その3…}


「いや、ちょっと待てぇぇ〜〜い(慌)。」


ストップ、ストップぅ!!そのプロデューサーさん、マジで大丈夫ですかぁ?

とんだ見切り発車だぞ、それはっ。


そして、そのプロデューサーさんはチョメ君と顔見知りのようで?

いやさ、2階のタンスって言ったら母のタンスしか思いつかないけどねぇ?そりゃ、古参と言えば古参だが(汗)。


『言ってたのは…今の所、メンバーは4人でチュが、ゆくゆくは48人集めて、フェアリー…』


「いやいや、ちょと待てぇぇぇ〜〜い(慌)!!」


ホント、マジやめて(え)。

そのままパクリ過ぎじゃね?俺は断固として異議を口に出しますよっ!!


「そいつはどこに居るんだぁぁ!?」


猛烈な勢いで浴槽フェアリーに迫ったら、ギョッとしてアワアワと狼狽える。

何か、ちょっと可哀想になったけど、俺を悪者にするんじゃない(?)。


副音声{MASTER。現在、彼らは樹霊の木立で個別レッスン中です。転移なさいますか?}


ホント、白熊はぐまってば有能だね!でも2階の聖域限定だけど(汗)。

そして、白熊はぐまの分霊泉を使えば転移は非常に楽だ。


そんなこんなで俺はたちは、グッスリ眠りこけた耳鼠じそをチョメ君にお返しし、そそくさと聖浴槽をおいとまする事にした。

寝た子を起こすな、だよ(?)。


『可愛い子モギュ。俺も子供欲しくなったモギュ。』


えっ!?


正直、ドキリとする発言で、とても心臓に悪い(え)。

ユキヲが子供欲しいとか、いや別に有りっちゃ有りだけども?どうも心が受け入れ難いような気がするぅ。


「ん…?君も行くの?」


『…行ク…!』


どうやら、浴槽フェアリーも付いてくる気らしい。ま、案内役としては適役ではあるな。


◇ ◇ ◇


で、転移した先は樹霊の木立。乙女ちゃんが管理するエリアである。


でも相変わらずここは、まるで抽象画のような景色で、ちょっと眩暈がしそうな雰囲気だ(汗)。

なんでこんな油絵みたいな状態なんだろうね?


それはさて置き、ここは案外に広い空間なので、やっぱ案内いて良かったぁと思った(え)。

俺とユキヲだけじゃ、確実に迷子になってたくさい。

ま、いざとなったら白熊はぐまを呼べばどうとでもなるけど?


「どっちに居るかわかるかな?」


『…ッチ…。』


え?これ舌打ち?いや、あっちって意味か(笑)。

浴槽のフェアリーがフワリと飛んでいく。何かトンボみたいに。


『兄ちゃん、追いかけるモギュ!』


「おうっ。だが隠密全開で行くぞっ。」


大抵、何かやるからお金だけ出して系ってのは、ほぼ100%詐欺である。

デビューさせてあげるから、みたいな話を俺は信じない。

俺の推し地下アイドルは、それはもう苦労に苦労を重ねて、様々なグループを渡り歩き…云々。


つまり、何が言いたいかと言えば、お遊び程度のチャラチャラした気持ちでプロデュースなんちゃらとかやってた日にゃぁ、もう田崎家追放確定である(断言)。

それを見極める為の隠密活動であるからに。


そして差し足忍足で、はぐれない程度の速度で俺は浴槽フェアリーを追跡する。

なんか探偵っぽくてドキドキするな(え)。


追跡開始から数分後、俺は咄嗟に頭を茂みに隠す。

移動したコースを考えるに、ここは中央から幾分外れた外周部分の東側と思われる。

まあ、中央は乙女ちゃんが幅を利かせているんで、騒音を立てようものなら殴り込んでくる景色が容易に思い浮かぶしさぁ(汗)。


それは、林を切り開いた広場…いやさ、原っぱと言った方が正しいか?


『踊ってるモギュ?』


「シッ…ユキヲ、声出しちゃだめ。」


原っぱに並ぶフェアリーが3体…そこに浴槽フェアリーが合流し、アイドルレッスンを再開していた(?)。

恐らく、残る3体が…泉フェアリー、林フェアリー、安眠フェアリーだろう?


一糸乱れぬ、統率の取れたダンス…とは言えないけど、今、ちょっとみんなバラバラだったけど、見ているだけで分かる熱意というか情熱さ?

4人のフェアリーの、各々の魅力というかドジっ子はドジっ子なりに、陽キャは陽キャなりに、目指す目的に向かって頑張っていた。


ああ、俺は思わず拳を握りしめていたよねっ(え)。

隠れて覗きながら、思わず応援しそうになっちゃった自分を抑えつつ(?)。


『みんな、アイドルの道は険しいんだよぉ〜。でも努力は裏切らないんだよぉ〜。』


なんでしょ、燃えるような応援?力説?をしている小っさいオッサンがいた。

コロボックルかよ?でもスーツ姿が妙に鼻につくオッサンだ。


そして、『『『ウワァァン(涙)』』』とフェアリー達が、小っさいオッサンにワサワサとしがみ付き、これが信頼感ってやつか?共に涙を流しつつ、『デビューに向かって頑張るんだよぉ〜。』と。

なんか羽虫にたかられているようにも見えっぞ(汗)。


「クッ。だが、これは…。」


俺は知ってしまったのだ…彼等、彼女たちの本気をっ。そして青い青春の輝きを見てしまったのだ(?)。


だがしかし、俺はここでOKサインを出すほど、社会が甘くない事を知っている。僅か数日の努力で、この先を決定付けてしまう事は、彼女たちの人生?いや、妖精生を狂わせてしまうのではないか?と。


「コソコソ…白熊はぐま、聞こえるか?今、ここに来れるか?」


副音声{YES、MASTER。}


おわっ。もういたよっ!?キラキラした正四面体結晶がっ!


『ビックリしたモギュ。』


「ねっ。いや、もうちょっと静かにっ…コソコソ。」


見つかっちゃうでしょが!?


浴槽のフェアリーには口止めしてあるけど(え)、特に白熊はぐまが光ってんし、俺は慌てて草むらに引き下げる!!

で、振り返ったら…またレッスンを再開していた(ホッ)。


副音声{(消音)何事でしょうか、MASTER?}


「コソコソ…あの小っさいオッサンの身体情報ステータスを出せるか?」


小っさいオッサン…即ち、プロデューサーさん、か?


副音声{YES。2階の聖域内に存在する精霊は、私の権限で身体情報ステータスの開示が可能です。E5 (エコ)様と乙女様のみ、越権行為の為、無効となっております。}


「へぇぇ…。」


なんの権限やねん?と思わなくもない。ま、契約してれば鑑定出来んだけども?

でも鑑定は一定以上、近付かないと出来ないというリスクがあるのだ。ましてや、現在は隠密中だしねぇ。


_________________________________


聖域SISUTEMU 〈Chesed〉


uuu精霊//身体情報ステータス表示


タンスの妖精巨人スプリガン

種族〈妖精巨人スプリガン

階級〈妖精プロデューサー・田崎家専属種〉


カテゴリー〈1.5-〉

戦闘力 14

防御力 20

生命力 20

回避値 10

知能値 15

器用値 10

魔力値 10


聖属性ボヌム15


戦技バトルアーツ

強壁

強撃


固有能力パーソナルスキル

守護者なる者《巨体化》

精霊核〈田崎家の血脈〉

蓮乃人社の祝福


能力スキル

タンス 守護 精霊 霊体 巨大化 プロデュース 熱意 指導


精霊系スピリトイド術式

聖精ホーリー神手ハンズ(圧縮・滅却)


称号

田崎家の精霊

プロデューサーさん2号(NEW)


_________________________________



「ほほぉぅ。やっぱアイツがプロデューサーさんかぁ…。」


だがしかし、プロデューサーさん2号って何だ?

ちょっと嫌な予感がする(?)が、ともあれ粗探しだ(え)。俺は自分の目しか信じないのだ!!


『兄ちゃん、プロデューサーって何だモギュ??』


「う〜む。それは難しい問題だねぇ、ユキヲ。プロデュースとは、夢を追いかける人間を導き、そして一歩踏み出す力を与えてくれる存在…かな?」


うん。俺は良いこと言った(え)。


そして、彼にその資格があるのかどうか?それが1番の問題だっ!!

俺の目が黒いうちは、そんな無謀な行為を認めるわけにはいかんのですよぉ。


『みんな踊るの頑張ってるモギュ。』


副音声{YES。妖精カテゴリーを全面的に推していけば、マイナーアイドルとして需要はあるかと思われます。}


便利なもので、今はTwitteyとか、UooTubeなんてのもある。


投稿するだけなら自由だし、マイナーでもアイドルはアイドル(笑)。

そこからメジャーデビューできるグループなど…希望を持つなとは言わない。だがそれでも、目指せ紅白歌合戦じゃろがいっ(?)。


…結論、しばらく要観察のこと(え)。


「だって、よく考えたら精霊というか妖精だよ?どこにデビューすんだよぉ?デビューしても誰が信じるんだよっ?」


副音声{正論ですね。}


正論ですともっ。じゃ、とりあえず退散しようと思ったんだけど…


副音声{おや?MASTER、お客様のようです。}


へ?このタイミングでお客様って何だよ?と思ったら、あれ?

あれってミミちゃんじゃないの?


ついさっきまで、俺に添い寝してくれていたミミちゃんが、まんまる笑顔でやって来たのだが。


「…ミミちゃん、俺を追い掛けて来たのか?」


三毛猫のミミちゃんは我が家の招き猫であるし、満遍なく属性を有している為、勿論、この2階も出入り自由のようで。


しかし、ミミちゃんの行先は…俺じゃなくて、レッスン中のフェアリー達って??


「なっ!?」


しかも、ミミちゃんはどこからともなく、ゴソゴソと胸元から??例の課金ガチャ卵の箱を取り出し、頭上に掲げたではないかっ!?

そして箱はキラキラピカピカと光のエフェクトを撒き散らし…。


「えええぇぇぇ!?ここで確定エフェクトだとぉぉぉ!?」


何故だ!?どうしてぇぇ!?


俺は困惑した。無論、卵が孵り、聖獣が誕生するその瞬間は、必ず目撃したい俺である。

これを見逃すなんざ、かつて課金勢であった俺のプライドが許さないと言うのに、こんな場所で?

フェアリー達とプロデューサーさんに囲まれた中心で、俺を除け者にしてぇ??


「こうしちゃいられん(断言)!!」


『兄ちゃん、バレちゃうモギュ!?』


バレようがどうしようが、もはや関係ないっ(?)。

こうなったら、誕生の瞬間を目撃せねばなるまいぃぃ!!


「お〜〜い、ミミちゃ〜〜ん!!」


『ニャニャ!?』


いたの?ってな顔でミミちゃんがビックリしている(え)。


同様に、フェアリー達とプロデューサーさんも草むらから飛び出した俺を驚い

て見ているけど、正味、お前達はどうでも良い!!


「ミミちゃん、どうしてガチャ卵が孵化するのに俺に教えないのぉ!?」


課金ガチャ卵の箱は、今にも確定してしまうほどの高速ルーレットが展開している。

ぐるぐるとルーレットの模様は変わり、数字が重なっていく。


弾ける光。輝く7の数字。ミニ招き猫がぴょんぴょんと跳ね回る(?)。

そして超新星爆発ビックバン…彗星が飛び散り、500円玉が舞い踊る。


これ、今まで見たことないエフェクトだな…?


『ニャ〜ニャ…。』


え?『だって、これ違うにゃんの…。』って、え??


ミミちゃんが箱をパカリと開けると…そこに収まっているのは卵じゃなぁ〜い(?)、これって…竜脈結晶??

でも普通の竜脈結晶じゃなくて、ちょっと丸みがあってドクンドクンと震えている(汗)。


「…あ、もしかして、1階の冷蔵庫に置いてあった竜精卵!?」


俺の収納空間ストレージ…「宝物庫〈Ω〉」に長らく入れっぱなしにしていた影響を受けて、竜脈結晶が卵になってしまった代物だ。

で、卵といえば4R (シリュウ)なので(?)、アイツに任せておいた筈の。


「どうしてミミちゃんがコレをっ!?じゃあ、温めていた課金ガチャ卵の方はどこ行ったのさぁぁ??」


『ニャニャニャ〜。』


え?なになに?『プロデューサー1号に頼まれて、楽器ガチャが出来る子を産むにゃんの〜。』って、正直、話が全く見えないんですが(汗)。


「おい、白熊はぐま。どうなってんだ??」


遅れて合流した白熊はぐまを俺は問い詰めてみた(え)。


副音声{YES。既に課金ガチャ卵の孵化は終了しております。MASTERは御存知ありませんでしたか?}


ヲォいぃぃぃ!?御存知ありませんよぉぉ(叫)。


全く以って理解不能。驚愕の事実をこんなところで聞かされるとかっ!?


『え?その卵どこ行ったモギュ??』


「そ、それだよ!!って言うか、影も形も噂すら聞いてないよっ!?」


ここまで情報ゼロとか意味が分からんし、いつもならルル君が教えに来てくれる筈なのに!?

何より、ちゃんと聖獣として確定しているのか?の確認も必要じゃろがいっ(怒)。


『ニャ。ニャ〜。』


え?『アイドルデビュ〜まで緘口令にゃんの。ルルにも口止めさせたにゃんの。』って、何の為にぃ??

なんか、ミミちゃんに強要されて困り果ててるルル君の姿が思い浮かぶよねぇ(汗)。ルル君は優しい子だからさぁ。


とは言え、まさかのミミちゃんまでフェアリーアイドル化計画に一枚噛んでいるとか、どう言う展開なのさぁ??


「とにかく、産まれた奴、どこに居るのさぁ??」


多分、奴はこの2階の聖域にいると睨む。俺の勘は外れない。


『ニャ?』


『…あのぉ、恐れながら大権現様ぁ。ポイさんであれば、聖寝室を寝床にされているんだよぉ〜。』


おずおずと、小っさいプロデューサーさんがミミちゃんの視線を受けて返答をした。


で、プロデューサーさんだけじゃなく、浴槽フェアリー以外の3人のフェアリーも突然の俺の乱入でビクビクしているっぽい(汗)。

別に取って食おうってわけじゃないし、そこまで怯える必要なくない?

ま、こんなシュチュエーションとは言え、初対面であるし?


でも近付いてみたら、このフェアリー達、やっぱ美少女揃いだね(え)。

それに個性もありそうだ。


リーダー格は…チャチャッと鑑定したら、真ん中の「泉の精霊」っぽい。

儚くも夢に向かってがむしゃらに走る少女…みたいな印象である。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈万能鑑定〉


泉の妖精フェアリー

種族〈小精霊シーリーコート

階級〈泉精霊〉


カテゴリー〈0.8+〉


水属性アクア


固有能力パーソナルスキル

妖精体〈水霊の羽根〉

精霊核〈田崎家の血脈〉

蓮乃人社の祝福


能力スキル

泉 水 妖精 飛行 歌手 踊り 努力 根性 


精霊系スピリトイド術式


称号

田崎家の精霊

聖泉の妖精

フェアリー4リーダ(NEW)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これ、もしかしたらもしかしてあるんじゃね?と思わず考えてしまった俺は、もはや回避不能だった(?)。


動画であれば、この小ささもカモフラージできる構成に出来るだろうし、抽象的なこの景色にもえるファンタジーさ。

ファンタジーと言えば、その羽根も良い(?)。なんかマネージャーになった気分??


「ま、それは置いておいて(え)…ポイさんって何だよ?」


ポイさんって、どんなネーミングセンスだよ?そもそも、俺が知らないうちに名前が決まってるって??


副音声{MASTER。仮名ですが、皆様でPHOENIXから頭文字を取ってポイ様とお呼びしています。俗称、プロデューサー1号とも。}


…ここで登場のプロデューサー1号である!?

確かに、小っさいオッサンの方は2号なのである。


で、そのポイさんとやらが寝床にしているのが聖寝室と。

聖寝室は牛猫?のミチが棲家にしているだけだし、他の出入りは無いから、確かにバレないっちゃバレないか…?


だけどもそもそも、課金ガチャ卵で産まれた元邪神は、ニャイの階段室警備部アドレセンス入りが確定しているのだ。

この分だと、ニャイの奴も知らないくさいぞ?


階段室警備部アドレセンスに居ながらプロデュース作業とか…あ、でも大工なロッキーと似たようなもんか(え)?


そんなこんな物議をかましていたら、ミミちゃんの持つ箱が一層、輝きを増して…


『ニャニャ〜〜〜ン!!!』


ミミちゃんが吠える。

まん丸顔のミミちゃんがニッコニコの笑顔のまま、背後でBGMが鳴り響く。これ、課金ガチャ卵じゃなくても仕様は同じなのね(汗)。


そして光のエフェクトが回転を始め、内部に納められていた竜精卵がフワリと浮かび上がった。


『眩しいモギュ!?』


光の魔法陣 が竜精卵を中心に発生し、キラキラと溶けて卵の中に吸収されていった。

卵はドクン!ドクン!と光のエフェクトでの表現がされている。凝った作りだな。


それにミミちゃんも黄金色に輝いている。ユキヲも目を覆う眩しさだ(汗)。


そんなミミちゃんの手の中に竜精卵が降りてきて…ミミちゃんは、前回同様、カプリと卵を口に咥え、そしてパキン!と噛み砕き…


そしてファンファーレが響き渡ると同時に、「大当たり」の光の文字が浮かび上がる。パーン!パーン!!と花火のエフェクトが打ち上がった。


「お、お前は一体…??」


『やあやあ、唄を歌うよ〜♬生まれさせてくれて、ありがとね〜♬』


唄を歌う鯉。


それは錦鯉?


いや、錦鯉ってあんた!?


とりあえず、万能鑑定してみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈万能鑑定〉


未確定♂

種族〈竜種・第1位階〉

階級〈竜生九子・課金属性〉


カテゴリー〈1.0+〉


竜属性デュラコーン


固有能力パーソナルスキル

因果律限界値ルミナリエス到達

課金ガチャ属性〈楽器精製〉+(NEW)

蓮乃人社の祝福


能力スキル

竜種 牛種 雅楽 鯉 遊泳 暢気 作詞 作曲 指導 課金(NEW) 

プロデュース(NEW) 


竜言バドクォル術式


称号

竜生九子

プロデューサーさん3号(NEW)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


何じゃこれ?


身体情報ステータスを見る限り、どうも竜っぽい(?)けど、見た目は錦鯉でしかない(?)。なんか昔の金さんを彷彿とさせる金魚感だよ。


そして既にプロデューサー3号に認定されてるとか、こいつもフェアリーアイドル化計画の一環に組み込まれてるっ(汗)。


どこまで行く気だ!?フェアリーアイドル化計画よ…。

不審に思いつつ、話はその3へ続くっ!!


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉

階級〈大権現〉

所属国〈田崎家竜脈の地〉


カテゴリー〈111.2+〉※変化無し


戦闘力 2061+20

防御力 1979+20

生命力 2005+20

回避値 1858+20

知能値 805+10

器用値 25

魔力値 3128+30


無属性ウーデニア1931+20

地属性(テラ1963+20


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「最高位+」

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別

蓬莱の恩恵

王桃の系譜

全能神の祝福

異世界言語LV2

宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物ギフト

麒麟の安寧


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子

統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼

天眼 転移 人類愛


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚

送還

眷属召喚

眷属送還

眷属探知

眷属鑑定

竜脈の盾

竜脈結晶化

次元結晶化

万能鑑定

化石解放

信仰昇華

超大型転移ウィンドゥミル制御


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん

4R (シリュウ)

G3(ジザ)さん

2L (トゥエル)

O1 (オーヴァン)


契約

ルル君

金さん

チョメ君

ミミちゃん

シーちゃん

ミチ

花子さん

タロさん

ロンちゃん

クロちゃん

ハナちゃん

ハッピー

シマ

カア君(若彦)

乙女ちゃん

ユズリハ(野良ネズミさん)

紅葉

菅原すがわらくん

橘花たちばなくん

リコピン

JOLジョリュ

葉蘭はらん

水引みずひき

葛葉かずらは

さかき

千歳ちとせ

鳳来ほうらい

八手やつで

蒼原あおばら

不知火しらぬい

漁火いさりび

八重波やえなみ

白波しらなみ

鳴海なるみ

夕潮ゆうしお

芍薬しゃくやく

水楢みずなら

かしわ

なぎ

あかね

白妙しろたえ

牡丹ぼたん

鬼蕗おにぶき

BMベム

BLベラ

ユナイゼス

キュライアー

ビビアンナーシェ

イシヒメ

麻黄まおう

ココちゃん

リリ君

亜弥あや

葦原あしはら

ロッキー

ユッキーナ

BRベロ

ユキヲ

BPベプ

キャロ

カロテン

ナスニン

號竜

アドム

トリントン

ハッチ

白熊はぐま

百葉ももは

五郎ちゃん

雪玉王


称号

竜脈使い

蓮乃人社の祭神


装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性:中炭素鋼カーボンスティール改LV220〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:神の遊具〈風属性エア

月光核〈新月〉増幅20%

耐久値強化〈合金マテリアル

自我++

耐久値:400+α


小型「電子情報枠ウィンドゥ

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹セフィロト分体〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値:500


推しメン応援シャツ〈服〉

属性:化学繊維レーヨン LV25〈通常ノーマル級〉

付与効果:マネージャー魂+

ヲタ芸+

耐久値:45


ジーンズ〈服〉

属性:厚地織布デニムLV18〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久強化

耐久値:60+α


◆ ◆ ◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ