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第331話「地下室家具妖怪化の傾向その1・穏健派妖怪達の生態観察日記」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第331話「地下室家具妖怪化の傾向その1・穏健派妖怪達の生態観察日記」


竜脈生活181日目。 


さて、本日は紅葉もみじとイシヒメからの要望であった、地下室の巡視に向かうとする。


最近は色々ありまして、田崎家の各ルームから足が遠のいているのは否めない。確かに、地下室に行く機会は少ないんだよねぇ。

以前は次元結晶四角形キューブを作る為、毎日通ってたこともあったんだけど(笑)。


それに、ユキヲが行きたがらないんだよ(汗)。

ユキヲは雪の精霊だから、闇属性が強い地下室は辛いらしいよ?よく分からないけども(え)。


「という訳で、ユキヲにはお留守番してもらって…雑巾くん、よろしく頼むよ?」


『ふわっ…。』


『兄ちゃん、寂しいモギュ…。』


ああ〜(涙)。俺だって、俺だって寂しいよぉ〜。

代わりに雑巾くんに頭の上に乗ってもらったけど、どうもフワフワしてこれじゃない感が強い(?)。

でも、何もないよりマシなので、これで我慢しよう。


あと、そういうわけで今日の付き添い役はO1 (オーヴァン)にした。

地下室と言ったらクロちゃん弟なんだけど、そらまあ彼がいてくれたら非常に心強いし安心できるわけだが、俺が(え)。

しかしながら、今日の彼は何やら忙しいらしく、断られてしまったので…(涙)。


「ま、まさか、昨日の醜態で見限られてしまった…なんて事は…??」


音声〔父さん…安心して下さい。僕が付いていますよ?〕


いや、何も安心できねぇ(?)。そもそも、全ての発端であるO1 (オーヴァン)に言われても説得力がねぇ!

そして俺のロリコン疑惑はまだ残り火?というか燻ったままなのである…。


はぁぁ。気が滅入るぅぅ。


やむなく、キッチン廊下から繋がる、地下室へと続く廊下を降りていく。


で、O1 (オーヴァン)の方はクロちゃん弟と共に地下室にも顔を出しているので、これが初めてというわけでは無いそうだ。

クロちゃん弟の代わりにはならないが、いないよりマシか(?)。いや、むしろトラブルに巻き込まれそうな気がするぅ(汗)。


地下室のフロアに出た。


うん、なんか更にフロアが広がっているような気がする?気のせいだな。


「いや、その前に、この星空なにっ??」


地下室の頭上、天井を覆った夜空…?星がキラキラと輝いている。

あれ〜?どうなってんのこれ?


と思ったら、チュンチュンと…可愛い鳴き声でソレが降りてきた。


「えっ?スズメ?」


でもちょっと黒い。黒くて小っちゃいスズメが俺の肩に着地して、おどおど遠慮しながらもスリスリしてくるわけである。目がクリクリである。


何?この可愛い生き物はぁ??ココちゃん達とはまた違う愛おしさを感じるよ〜(愛)。


音声〔あ、父さん。その子は夜雀よるすずめですね。夜を司る妖怪らしいですよ?〕


おっと、まさかのO1 (オーヴァン)解説である(え)。


そして夜雀よるすずめぇぇ?この子、新顔である。

で、この子の影響でか?夜空が消えていた。むしろ、この子が夜空だった可能性が高い。そんなんあり得るの?


今は、ちゃんと天井が見えるし、照明も付いてるね…。


「君、もしかして…夜空になっちゃうとか?」


『チュンチュン!』


夜雀よるすずめちゃんは賢い。そうですよ、と答えた、気がした。


いや、しかし、我が家にスズメは紛れ込んでいなかった筈…この子はどこから来たのだろう?

我が家に紛れ込んだのはカアくん兄貴だけだし(え)、ちょっと不思議。

まあ、今更ではあるが、我が家は何でもありだからなぁ(汗)。


音声〔あっ。かしわくん、なぎくん、おはようございます!〕


『……フムッ!?』


『……ダッペェ(怒)。』


おや?夜空が消えた事もあり、俺たちが来たことを察したのか?


地下室のリーダーでもある小っさい紅葉もみじがやって来た。

そしてお供としてお面3兄弟のかしわなぎを引き連れて。


いやぁ。小っさいのが小っさいのを引き連れてくるとか、もう可愛い以外の何ものでもないよねっ(え)。ああ、見てるだけで心が癒されるよねぇ〜。


しかしO1 (オーヴァン)のやつ、懲りない奴だ(?)。真っ先に男児2人に声をかけ、そして警戒されて近付けずにいる。紅葉もみじの目もあるし。

これはでも自業自得である。


「おっ、紅葉もみじ、お邪魔してるよ!」


『家主しゃま!!お待ちしていました!!』


この紅葉もみじ座敷童ざしきわらし特有のおかっぱ頭の…そういえば、この子も幼女じゃね?

今まで全然意識してなかったけど、なんか良いのだろうか?

妙な気分である。俺は許されるのか(?)。


『フムフム〜(嬉)。』


『ダッペ!ダッペ!!』


あっ。ちょ、なぎが飛びついてきて、抱っこというか、これ、肩車して欲しい的な?


しょうがないなぁ…夜雀よるすずめちゃんには頭の上に移動してもらって、雑巾くんにはクラゲさながら、フワフワ飛んでいて貰おう。あ、いや、O1 (オーヴァン)の頭の上に移動して落ち着いたようだ。


「ほ〜ら、肩車だぞ〜。高いか〜?」


『ダッペ〜〜(嬉)。』


スキンシップ最高である。


しかし、ここまでなぎが俺に懐いてくれるとは思いもよらなかったよなぁ。

この子はイタズラ坊主でありながら、フェミニストっぽい面もあるので、なかなか気難しい雰囲気だったんだけど(え)。

そして男の子は高いところが好きだから、もう本気で喜んでるな、これ?


で、一方のかしわは羨ましそうに見上げながら、俺のズボンをギュっと掴んでいるあたり、何ともいえぬ保護欲を醸し出すよねっ!!

純粋さがメタちゃんと違い(?)、これが本物であろう。


かしわも肩車しようか?」


『フムフム〜(否)。』


あ、でも、肩車はいいようで、弟のなぎに気を遣っているのかなぁ?

そういえば、かしわって鴉天狗カラステングだから自力で空を飛べるんだったね…。


そんな長男体質で物静かなかしわが、恥ずかしそうに俺の手を握ってきたから、ああこれは、手を繋いで欲しい的なあれだろう?

うんうん。俺は勿論、かしわの小ちゃい手を握って、もうルンルン気分ですとも、特に俺が(え)。


音声〔父さん…妬ましいです。羨ましいです…。〕


いや、お前。そんなことを言われてもなぁ(汗)。


幸せな俺の心に水を差すように、O1 (オーヴァン)のマジな嫉妬が突き刺さる。

まあ、別にどうでも良いけど(え)。気にしないし。


『家主しゃま。最近、生まれたばかりの付喪神つくもがみを紹介するのでしゅ…です。地下冷蔵庫の方へいらして欲しいのでしゅ…です。』


えっと、紅葉もみじの舌足らずな喋り方は相変わらずで、何とも和むよねぇ。それだけでも来てよかったよ(?)。


で、地下冷蔵庫っていえば、確か雪童ゆきわらしが生まれたばっかりだった筈。

あの子は千寿姫に唆されただけで、悪い子じゃないことは判明済みである。

むしろ、オドオドした子だったからなぁ(え)。


ホールを抜けて俺たちは、紅葉もみじの案内に導かれ、肩車したまま地下冷蔵庫入り口までやって来た。

いや別に、案内されなくても場所はわかってるけどね?何なら、ついでに次元結晶四角形キューブを確保しても良いし?

でも分かりやすく仄かな明かりがプラプラと揺れており…


「……あれ?お化け提灯って、麻黄まおちゃん!?」


提灯である。地下冷蔵庫の入り口を照らすように、提灯が浮いている。

そして提灯といえば、今や我が田崎家の末っ子と言える麻黄まおちゃんであるからに!?どうしてここに!?


『この子は麻黄まおうの後輩に当たるお化け提灯でしゅ。』


あ、そっかぁ。


確かに、麻黄まおちゃんは最初はお化け提灯だったけど、今では魔王だからねっ(え)。

この提灯は別物のお化け提灯ってことか。予備の提灯、あったもんねぇ…。


音声〔父さん、この子はお化け提灯から既に不落々々(ぶらぶら)なる妖怪に進化していますね。〕


「ん?ぶらぶら?何ちゅうネーミングだ。」


確かにぶらぶらと揺れてるけど。

で、照明役としてとても役に立っているので、そこは素直に褒めたいところだ。


「よく分からんが、不落々々(ぶらぶら)くん、頑張ってね。」


『ぶらぶら〜〜(喜)。』


これ、喜んでる?喜んでいると思いたいな?肩車したなぎも手を叩いて喜んでいるし、頭の上の夜雀よるすずめもチュンチュン!と鳴いているし(?)。手を繋いだかしわも嬉しそうだぞ。


『ささ、家主しゃま。中へ。』


「あ、お邪魔するね〜。」


俺たちは地下冷蔵庫に足を踏み入れた。


『ワフッ!!』


元より、ここは忍者犬のシマのテリトリーである(え)。

今は使われなくなった大型冷蔵庫室は、生前のシマの住処だったわけでもある。

で、お出迎え一番、シマが顔を出したけど、その背中に雪で出来たミニチュア人形を乗せていた。


『…おろおろ(汗)。』


「お、雪童ゆきわらしと仲良さげだな?」


相変わらず雪童ゆきわらしはオロオロしてるなぁ(笑)。


だが、シマとの相性は良いようだ?比較的、落ち着いているというか、互いに信頼している雰囲気。

これは元々の関係性なのかな?シマのやつも尻尾が千切れるほどに振って上機嫌だし(?)。


『家主しゃま。雪童ゆきわらしはご存じだと思うのでしゅが…。』


ふむふむ。確かに、ちょっと見知らぬ(?)者達が数名?そこには控えていた。多分、緊張しているっぽい。

そんなに緊張しなくても良いのに…って思うんだけど。だって俺、幼児を肩車とかしてんのよ?頭にスズメ乗せてるし?

あ、O1 (オーヴァン)?これは気にしなくって良いよ?出来が悪い息子なのでっ(え)。


「この子たち、昨日の公開日イベントにも参加してなかったよね?」


『この子たちは生まれたばかりなので、まだ地下室から離れることができないのでしゅ。』


なるほど。じゃ、イベントでの俺の醜態は見られてないわけだっ。一安心である(え)。


で、何というか、夜雀よるすずめちゃんを含めても、面白いメンツが揃ったものだ(え)。

紅葉もみじの解説で何とか分かるけども、もうどうなんでしょ?


白いもやみたいな霧みたいな、そんなフワフワな雲に乗っかった丸い鏡のような物体?妖怪とか言われても、何じゃこれ?って風体で。


『この子は付喪神つくもがみ雲外鏡うんがいきょうでしゅ。お婆さまの三面鏡から生まれました。』


あ〜。そう言えば、あったね。地下室に放置してあった、お婆ちゃんの。


もうお婆ちゃんとか、だいぶ前に亡くなってるけどもっ!!

形見というか、かなり古くてゴツい、今時ない古風なアレである。いい加減、捨てれば良いのに?とか思っていた俺ですよ…(え)。


「い、いや、生まれてくれてありがとう(汗)。」


『……キュ。』


う。表情がないので、分からん。俺は許されたのだろうか?いや、これ許されてないなぁ(え)。

キュッキュって、鏡を磨いてるような声?で、あ、なんかO1 (オーヴァン)も叱られてるっぽいぞ?


音声〔え〜。お婆さま、僕はもう反省しているので…(困)。〕


『キュ!キュキュ!!』


何だこれ?よく分からんが、雲外鏡はもはや俺に興味を無くしたようで。

んじゃま、お次に行ってみようか。


次は、屋台のお面だな(え)。いや、お面って!?それ、お面3兄弟と被るやんけ!?


でも屋台のお面だから、とてもチープなプラッスチック製のお面だ。

お面3兄弟は父の京都土産の、それなりに高価な木製のお面だからね…。


でも違うのはそれだけじゃない(?)。

何しろ、プラスチックのお面がいっぱいだぞ!?ヒーロー物のお面や、少女物のお面、あと動物とかキャラクター物も…とにかくいっぱいある。


それがまるで群体のようにまとまって浮いているんで、ちょっと見た目ヤバいというかホラーちっくなんですけどぉ(汗)。


「…何です、これ?」


『この子は面霊気めんれいきでしゅ。お面の付喪神つくもがみでしゅね…。』


「いや、こんなのうちに置いてなかったよね…?」


どこからやって来たの、これ?

そもそも、俺も最近は仕事が忙しくてお祭りとかにも行ってなかったしぃぃ??


『あ、これはシマさんが持ち込んで来たものでしゅ…。』


「え?シマ?」


『ワフ!ワフッ!!』


ん〜?なになに?


お母さんのタロさんから貰った、俺の宝物だよ?だってぇ?


「いや、待てっ…確か、タロさんってば…。」


タロさん、犬ながらにメイド5人衆にして、送り犬の能力で一時的に我が家の竜脈の外に出られるらしいよ(?)。

で、我が家の竜脈の外ってば、半ば観光地みたいになっていて、屋台が並んでいるらしい……はっ!?ま、まさかぁ!?


「…餌付けされて、お土産にお面を持って帰って来たとかぁ!?」


にしても、どんだけ貰って来てんだよ!?しかも、それは息子のシマへと丸投げとかっ!?


「…タロさんめ。説教だな(怒)。」


O1 (オーヴァン)も雲外鏡うんがいきょうに説教されているし、俺も見習わなきゃな(え)。


しかし、この面霊気めんれいきとやらも意思の疎通が難しそうだな。

どうしたもんか?


『ダッペ!ダッペ〜!』


え?肩車していたなぎが、『よろしくお願いしますって言ってるダッペ〜』と、まさかの通訳。

お面の付喪神つくもがみ同士、言葉が通じるようで?


「なるほど。じゃ、お面同士、仲良くしてやってくれな?」


『メメメ〜〜ン。』


おっ。面霊気めんれいきのお面が一つに重なり、いや、ドラ○もんのお面が先頭ってどうなのだろう?

ともあれ、お面が重なった蛇というか竜というか?そんな見た目になった。これあれだね、金太郎飴じゃね?と思ってしまった。

それでもホラーちっくだし、さっきよりはマシだけど(汗)。


さて、で最後の1体?


「…タヌキじゃねぇか?」


ドラ○もんもある意味、タヌキだし、我が家の先住民にはBRベロという紫色のタヌキもおりますが?何というシンクロ?もしろ狐がいないね?


『ポンンポコ(笑)。』


見た目、ほぼタヌキである。いや、タヌキ以外に見えないデフォルメさ。

可愛いよ?可愛いけどさぁ。


「…信楽焼、うちにあったっけ?」


いや、ない。無かったはずなのに…?


『この子は絹狸きぬだぬきでしゅ。古着から生まれた付喪神つくもがみでしゅね。』


あ、そう。そう来ましたかぁ…。


古着まで付喪神つくもがみ化するとか、もう何でも有り過ぎる(え)。

ある意味、スゲぇ。


『ポンンポコポン(笑)。』


踊ってる。陽気なタヌキだ。間違いなく、悪いタヌキではない(え)。

ちょっと観察日記をつけたい気分である。


絹狸きぬだぬきくん。面白い子だな。観察しがいがあるな?」


『ポンンポコ〜(笑)。』


笑顔がまた良いねぇ!かしわなぎも釣られて笑ってるし。


で、初お目見えは雲外鏡うんがいきょう面霊気めんれいき絹狸きぬだぬき、そして提灯である不落々々(ぶらぶら)と夜雀よるすずめちゃんだな。雪童ゆきわらしも含めたら、一気に増えたものである。


ちなみに、夜雀よるすずめちゃんだけ万能鑑定してみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈万能鑑定〉


夜の付喪神つくもがみ

種族〈夜雀よるすずめ

階級〈付喪神つくもがみ


カテゴリー〈0.8+〉


無属性ウーデニア

闇属性テネブライ

風属性エア


固有能力パーソナルスキル 

あやかし再誕〈夜の闇〉

蓮乃人社の祝福


能力スキル

夜空 妖怪 雀 飛行 闇 温和 


称号

田崎家百鬼夜行


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


恐らく、この子達は穏健派と呼ばれる、紅葉もみじ派閥の付喪神つくもがみなのだろう。

真面目で優しい子たちばかりである。目じゃなくて心で感じるのである(え)。いや、マジで。


「うん。みんな、しっかり紅葉もみじをフォローしてやってくれ!妖怪グループの平穏と平和はお前達に掛かっているぞ(断言)!!」


『家主しゃまっ!!ありがとうございましゅっっ(涙)!!』


感無量って感じの紅葉もみじ。なんか泣かせてごめん(汗)。


『ダッペ〜!!』


なぎ、ちょっと興奮し過ぎ(汗)。『おいらが守るダッペ〜!』と意気込んでいるなぁ。ま、微笑ましいけど。


「…それにしても、地下室担当メイドのイシヒメはどうしたんだ?」


珍しいことに、紅葉もみじの補佐官とも言うべきイシヒメの姿がない。

あと、保父さん役の水楢みずならとかも、アイツは必ずしゃしゃり出てくるのに(?)。


『あ、そ、それはでしゅね…。』


でも口ごもる紅葉もみじ。泣きながら(え)。


まさか、何か想定外のことが起きているのかぁ??

んなら、ここで新人紹介なんかやってる場合じゃないでしょがぁ??


と思った矢先である。


『兄上殿!!大変です!生まれますよっ!!』


「へぇあ!?な、な、何がぁ??」


お、おいぃぃ。いきなり現れたクロちゃん弟が、しかも主語がないもんで何を言っているのか、もう俺には分かりません!?

それにクロちゃん弟は忙しいって言って、俺との同行を断ったのに、どうして地下室にいるのよっ??


『生まれるでしゅかっ!?』


ああ、紅葉もみじまで慌て始めたぞ。

そして何もない場所でズッコケた。どんなトラブル体質だよ(?)。


『フム、フムッ!!』


長男体質のかしわ偉い、紅葉もみじを助け起こす。


『い、痛いでしゅ(涙)。』


そして紅葉もみじの額は真っ赤だ(笑)。笑い事じゃないけど。


『兄上殿。チョメ殿とユズリハ殿との間に子が生まれますよ!!』


「……ん?えっ!?」


ユズリハ(譲葉)…それは地下室に住み着いていた野良ネズミさんである。


ユズリハは今では妖怪化し、獐鼠しょうそという存在になっている。

で、そんなユズリハに一目惚れした元ハムスターのチョメ君は通い婚の末?遂に妊娠したユズリハだったのだが…。


「そ、そうかぁ!?遂にかぁぁ!!??」


ネズミの妖怪とハムスターな土の精霊との間の子であるからに、妊娠期間がよく分からなくて長引いていたのだ。

かれこれ3〜4ヶ月は妊娠してたんじゃないかなぁ?


かくして、俺たちは新たな命の誕生を目撃するべく、お土産置き場フロアへ向かうのだった…その2へ続く!!


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉

階級〈大権現〉

所属国〈田崎家竜脈の地〉


カテゴリー〈109.2+〉


戦闘力 2021+20

防御力 1939+20

生命力 1965+20

回避値 1818+20

知能値 785+10

器用値 25

魔力値 3068+30


無属性ウーデニア1891+20

地属性(テラ1923+20


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「最高位+」

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別

蓬莱の恩恵

王桃の系譜

全能神の祝福

異世界言語LV2

宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物ギフト

麒麟の安寧


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子

統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼

天眼 転移 人類愛


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚

送還

眷属召喚

眷属送還

眷属探知

眷属鑑定

竜脈の盾

竜脈結晶化

次元結晶化

万能鑑定

化石解放

信仰昇華

超大型転移ウィンドゥミル制御


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん

4R (シリュウ)

G3(ジザ)さん

2L (トゥエル)

O1 (オーヴァン)


契約

ルル君

金さん

チョメ君

ミミちゃん

シーちゃん

ミチ

花子さん

タロさん

ロンちゃん

クロちゃん

ハナちゃん

ハッピー

シマ

カア君(若彦)

乙女ちゃん

ユズリハ(野良ネズミさん)

紅葉

菅原すがわらくん

橘花たちばなくん

リコピン

JOLジョリュ

葉蘭はらん

水引みずひき

葛葉かずらは

さかき

千歳ちとせ

鳳来ほうらい

八手やつで

蒼原あおばら

不知火しらぬい

漁火いさりび

八重波やえなみ

白波しらなみ

鳴海なるみ

夕潮ゆうしお

芍薬しゃくやく

水楢みずなら

かしわ

なぎ

あかね

白妙しろたえ

牡丹ぼたん

鬼蕗おにぶき

BMベム

BLベラ

ユナイゼス

キュライアー

ビビアンナーシェ

イシヒメ

麻黄まおう

ココちゃん

リリ君

亜弥あや

葦原あしはら

ロッキー

ユッキーナ

BRベロ

ユキヲ

BPベプ

キャロ

カロテン

ナスニン

號竜

アドム

トリントン

ハッチ

白熊はぐま

百葉ももは

五郎ちゃん

雪玉王


称号

竜脈使い

蓮乃人社の祭神


装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性:中炭素鋼カーボンスティール改LV220〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:神の遊具〈風属性エア

月光核〈新月〉増幅20%

耐久値強化〈合金マテリアル

自我++

耐久値:400+α


小型「電子情報枠ウィンドゥ

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹セフィロト分体〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値:500


安産祈願シャツ〈服〉(NEW)

属性:化学繊維レーヨン LV20〈通常ノーマル級〉

付与効果:鎮痛+

祝福+

耐久値:40


ジーンズ〈服〉

属性:厚地織布デニムLV18〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久強化

耐久値:60+α


◆ ◆ ◆

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