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第33話「生き返った俺。人間をやめてみた」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第33話「生き返った俺。人間をやめてみた」


「卵」にしか見えない物体…それは「世界の卵」。その名をオピオーン。


対しての俺は死亡宣告10分前の危機的状況であるとのこと。つまり大ピンチだ。



「召喚を使ったからか?」


『うむ。まあ、慣れてしまえば次回からは竜脈の影響も最少限度に抑え込めるじゃろう。心配するでない。』



そうか。まあ、生きてればってオチじゃないことを祈るだけだがな。



『そなたは死なんよ。儂が竜脈を使って因子を改造しておる最中じゃからのう。』


もしかして、卵さんって凄い人(?)


『儂はもはや世界そのものじゃからのう。滅多に出てこないのじゃが、昔は西世界で竜脈を司っておったのじゃよ。この程度、お手の物じゃ。』


「しかし、俺って人間離れし始めてない?」


今更な気もするが。


『今更じゃな。じゃが、この景色を見てみよ。この世界はそなたの〈心の景色〉じゃ。この景色が変わらぬ限り、そなたは永遠に変わらぬよ。』



風が心地よい草原。空は蒼穹。これが俺の心。



「ここは俺の心の中ってことですか。だからE5(エコ)さんもついて来れなかったわけだ。」


『うむ。そなたの心の中に注ぎ込む竜脈に乗じて、儂が侵入した形じゃな。故に、今回のことは九頭龍大権現も把握する事は出来まい。まあ、この事態そのものを予測出来なかったのも経験不足で仕方あるまいがのう。』


やっぱりヴァースキちゃん、超天然幼女神のようだ。


『まあ、アレはアレで生まれたばかりのヒヨッコ。頑張ってる方ではないかのう。あまりいじめるでないぞ。』


卵さんの忠告、痛み入ります。一応、考慮します。



『さて、そろそろ良かろう。儂はお暇するのでの。』


「あっ。もうですか?俺、もう大丈夫なんですか?」



俺の質問に答えることなく、卵さんは溶けるように消えた。

そして俺の心の景色も消えていく。


浮かび上がる感覚。これはいつもの感じだな。


誰かが俺を呼ぶ声がして、俺はそれに向かって歩き始めた。



◇ ◇ ◇


誰かが俺を呼んでいる。



『ちゅちゅちゅ〜〜(涙)』


_________________________________


。゜(゜´ω`゜)゜。御主人様ぁあああ。死なないでぇええええ。ビィエーーン。


_________________________________



耳元でうるさいな(怒)。



「…勝手に殺すんじゃない。」



俺は上半身をムクリと起こした。チョメ君が心配そうにすり寄っている。お餅感が良い。



『ちゅちゅ(驚)??』


どうしたチョメ君。急に俺に甘えはじめたぞ。これが噂のサドデレか?(違)

でも、まあ、ヒマワリの種はもう勘弁な。



さて、身体に異常がない事を確認し、俺は安堵のため息をつく。


「ふ〜む。卵さん、良い仕事をしてくれたな。」


_________________________________


(((o(*゜▽゜*)o)))御主人様が生き返ったぁ!?って卵さん??


_________________________________



やはりアレは夢ではないようだ。

そしてE5(エコ)さんも把握していない事象が確定。


「そんな事よりE5(エコ)さん、俺の身体情報ステータスを出してくれ。急げ!」



_________________________________


∑(゜Д゜)は、はい。了解しました。


御主人様の身体情報ステータスを表示します。


田崎 蓮人

種族〈竜脈種(亜人)〉(NEW)

階級〈主格〉(NEW)

所属国〈日本??〉


カテゴリー〈2.9-〉

戦闘力 26

防御力 34

生命力 50

回避値 46

知能値 26

器用値 25

魔力値 46


無属性ウーデニア46

地属性(テラ20


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「高位」(NEW)

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別(NEW)


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈(NEW)


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん


契約

ルル君

金さん

チョメ君


称号

召喚士(NEW)


_________________________________



電子情報枠ウィンドゥを凝視する。


これは酷い。もう人間じゃなくなってる。

竜脈種…亜人?亜人って何だ?



そして卵さん由来と思われる「世界卵の選別」?


ましてや、いつの間にか大幅UPしているカテゴリー数値。俺の虚弱体質どこ行った。


竜脈適正も高位になって、吸収力が増えたと思しい。これで召喚も使いたい放題か。何というか、竜脈の流れを肌で感じ取れているような気がする。


だが、称号の召喚士とやらは良い。これは良いものだ。今日から俺を召喚士と呼んでほしい。


_________________________________


Σ(゜д゜lll)御主人様の情報データがいつの間にか改竄されてますっ!?


_________________________________



だろうね。



結局、俺が卵さんと会っていた現実時間は僅かに5秒と判明。

倒れてすぐ起き上がった感じらしい。


『ちゅちゅ〜(心配)?』


「あ〜。別にチョメ君のせいじゃないから、気にしなくていいぞ。」


俺はお餅、もといチョメ君を抱いて癒やされる。

チョメ君はヒマワリの種が当たって俺が倒れたと思ったらしい。さすがにそこまで貧弱じゃないぞ、俺は。



心配気で離れないチョメ君を抱いたまま、1階へ移動。

作業に問題が生じる為、チョメ君を肩の上に移動。だが、肩の上は気に入らなかったらしく、俺の頭の上を定位置としたようだ。どこかのピカ◯ュウのようにはいかないな。ちょっと重いし。



白猫シーちゃんは、そんなチョメ君を見ても軽くスルー。こちらは仏壇の上から動かない。



DSディスさんが戦線離脱したため、猫トイレ掃除という肉体労働を開始。

そして、モン◯チの配置だ。


身体の調子はすこぶる良い。


「シーちゃん、俺、人間やめちゃったみたいよ。」


ふ〜ん。よかったじゃない?これでアンタもアタシ達の仲間ね。そんな声が聞こえた気がした。気のせいだ。



さあ、コーヒー牛乳をあおろう!

まだやる事はあるが、キッチンを通るついでだ。


引き戸を開けたらアラ大変。


「あっ…忘れてた。」


キッチンの流し場に新参者の気配。

双子のタコさん。大きさ的には大と小。大きい方が小さいを守るような様子。そして震えてる。


「あ〜。やっぱり2匹に分かれちゃったかぁ。」



想定はしていたが、ややこしい展開である。


仮に、大きい方を「タコ兄」。小さい方を「タコ君」と呼称しよう。

しかし、エビちゃんイカちゃんの時と同様、蛸っぽい感じじゃなくて、デフォルメされたタコさんって感じなんだよな。


「タコ兄。タコ君。何もしないぞ。食べないから安心しろ。本当だぞ。」


『ちゅっ〜!』


俺の頭の上のチョメ君がタコ兄弟にご挨拶。

それを見て、少しは落ち着いた模様。チョメ君が精神的指導をしたものと見受けられる。よく分からんが。


順調に海産物軍団が増えている事は想定内である。


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈竜脈種(亜人)〉(NEW)

階級〈主格〉(NEW)

所属国〈日本??〉


カテゴリー〈2.9-〉

戦闘力 26+3

防御力 34+3

生命力 50+3

回避値 46+3

知能値 26

器用値 25

魔力値 46+4


無属性ウーデニア46+2

地属性(テラ20+4


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「高位」(NEW)

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別(NEW)


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈(NEW)


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん


契約

ルル君

金さん

チョメ君


称号

召喚士(NEW)


装備

中炭素鋼バール(中)〈打撃武器〉

属性:中炭素鋼カーボンスティールLV60〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:物理強靭化・打撃強化

耐久値:100


E5(エコ)

種族〈電子の妖精〉

階級〈緑の蝶妖精フェアリ?〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈1.5+〉

耐久値:500


Tシャツ〈服〉

属性:化学繊維レーヨンLV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

防塵

耐久値:30


ジーンズ〈服〉

属性:厚地織布デニムLV18〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久強化

耐久値:60+α


◆ ◆ ◆


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