第319話「白ねこ島の黄金バッティング…その2・浮島キャンプの醍醐味を味わう為に」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第319話「白ねこ島の黄金バッティング…その2・浮島キャンプの醍醐味を味わう為に」
越えねばならぬ難関…それこそが「超大型転移扉」だ。
だがしかし、予想だにせぬ事態により、この超大型転移扉の安全性が実証された。
なんとまあ、シーちゃんを主犯格とした3匹の猫ちゃん達によって(汗)。
要約すると『じゃあ、あたい達は帰るわね。まだ寒いんだから、キャンプも程々にしときなさいよっ。』って捨て台詞?を残し、3本の尻尾をフリフリして帰って行きましたとさ…。
いや、俺の説教、なんの効果もないんじゃねっ!?くっそ。
『兄さん、早く行くわよ。カレールーもそこのコンビニで買ってきたし〜。』
ああ、それそれ。昼は焼き鳥バーベキューで、夜はカレーライスという定番メニューである。
しかし、最近のコンビニは何でも売っててスゴいねぇ(え)。
実の所、2L (トゥエル)に命じて、事前に3Gマートに仕入れさせておいたんだけどねっ!?ふふふ。
しかしながら、基本的に俺はあんまりカレーは好きじゃないんです(汗)。
口が子供なので、甘口っぽい中辛ぐらい(?)がお好みなんだよねぇ。
『お兄ちゃ〜ん。僕は甘口だよぉ〜。』
おおぅ。子供を地で行く橘花くんが、甘口カレールーを俺に見せてくれた。ウッキウキだねぇ〜。
懐かしい「星の王◯様」だ(笑)。子供の頃、俺もよく食べてた〜。
「良いねぇ。でも橘花くん、よくお金持ってたねぇ?」
2月から橘花くんのお小遣いも増額して5千円になっている筈だが、この子はお金の計算が出来ないっぽい(え)。
月初めに使い切るタイプ…それが橘花くんなのだ(断言)。
『あ、それは勿論、麻黄から借りたんだよぉ?』
屈託の無い笑顔でそんな事を言うんだけど、まあ可愛いからチャラとして置きましょう(?)。
で、麻黄ちゃんの方は、申し訳なさ気にしている。麻黄ちゃんを叱るのも違う気がするし、兄は困っちゃう(え)。
麻黄ちゃんは兄思いと言うか、橘花くんの面倒を見るのが生き甲斐というか、そんな傾向があるんだよねぇ…。
「でも、麻黄ちゃん…ん?どうしたの?」
麻黄ちゃんの様子が?頭の上のユキヲも『?』だ。
『…あの、お兄ちゃんっ。僕…どうしてもこれが食べたくてっ…。』
えぇ?
なんか麻黄ちゃんが珍しくモジモジしながら、そっと俺に差し出して来たのは…まさかの赤いパッケージの「赤の衝撃!!」。
激辛カレーのルーではありませんかぁぁ(驚)。
いやさ、麻黄ちゃんが辛いもの好きだとは知っていたが、さすがにこれは無いでしょ!?しかも超激辛っ(汗)。口から火を吹きますよっ!?
『だ、だめですかっ…。』
「いや、ダメじゃないけど…。」
麻黄ちゃん、しょぼくれるの図。
いやはや、困ったなぁ(汗)。麻黄ちゃんが俺にお願いする事なんて、滅多に無いのだ。そのお願いを無為にはしたくない…いや、マジで。
『兄さん、別に良いんじゃないの?カレーって長持ちするんだし、私が買ってきた中辛のと、たまには辛口も、鍋2つ作れば良いんじゃない?』
お、そうねぇ?鍋なら浮島牧場の母屋に幾つかあるな。
どうせ、母屋の近くでキャンプするつもりだったし(笑)。
「さすがは乙女ちゃん!!お姉さんっぽくなってきたよねっ!!」
『ちょっ…カレーぐらい…私だって作れるわよっ(照)。』
乙女ちゃんが照れてる。そして麻黄ちゃんがホッとしている。
なもんで、結果良ければ全て良し、か?
『なんでよぉぉ。僕の星の◯子様わぁぁぁ!?』
いかん。仲間外れになった橘花くんがキレそうだ(え)。
ユキヲもドン引きである。
『うっさいわね(怒)。そんな甘口、誰も食べないわよっ!!』
いや、むしろ俺は食べますが?どっちかと言うと、激辛とか無理なので…。
でもそれどころじゃない、一触即発の気配。
これはいつもの事だが、これからキャンプに行こうって段階で、これはマズい(汗)。一家崩壊の危機であるからにっ!えらいこっちゃぁぁ。
副音声〔僕、甘口食べてみたいかな…?〕
おおっと。神降臨!?
大人の俺が「星の王◯様」を食べたいなんて言った日にゃあ、お前は子供か?となじられ(?)、羞恥心に心が捩じ切れてしまうだろう(涙)。
だけどもなんの躊躇もなく、あやっちがそう言うもんだから、これがイケメンというものなのだろう…大人ゆえのエゴ、そんな汚い心に俺はなってしまったんだと涙がチョチョ切れるよねっ(涙)!?
『ちょ、兄さん!?何いきなり泣き始めるのよっ。…まったく、亜弥が言うなら仕方ないわねぇ…。』
あやっちマジ神。乙女ちゃんでさえ、あやっちが言うと納得するという仕様。
それもこれも普段の行いである…決して見た目はイケメンじゃないあやっちだけど、真面目で大人しくて、仕事をきっちりこなす少年であるから。
「ごめん(涙)…俺もぉ、甘口食べたいよぉぉ(涙)。」
ぶっちゃけた(?)。
『もうっ。食べたいなら食べたいって、正直に言えば良いじゃないのっ!』
乙女ちゃん、俺をなじらず、困った人ねぇ?みたいな顔。
その顔に、俺はズキュン!と心を射られた…ような気がする(?)。きっと気の迷いだろう(え)。
でも、そうかぁ。正直に言っておけば良かったんだぁ(え)。でも俺はもう真っ黒になっちまったんだぁ(涙)。
俺はあやっちみたいなイケメンにはなれそうにない。
『お兄ちゃぁぁぁ〜〜ん(涙)。』
「ごめんよぉ〜。橘花く〜〜ん(涙)。」
ダメな大人である俺、そして甘えん坊の橘花くん、そして心優しいあやっちと麻黄ちゃん、結局は許す乙女ちゃん。
みんな、良い子やぁ。俺は心からそう思うんだよねぇ〜。
『兄上たち、何をやっているんですか?』
あ、菅原くんとクロちゃん弟、そしてクロちゃん弟に背負われたO1 (オーヴァン)が合流した。
って言うか、O1 (オーヴァン)起きろぉ!むしろ、俺がクロちゃん弟に背負われたい気分である(え)。
◇ ◇ ◇
超大型転移扉を抜けたその先は…おおっ、ここって浮島第1階層の草原じゃない?
『うわっ。浮島に、こんな草原があるんですね!?』
菅原くんも驚くさ。
何しろ、ここは草原を見渡せるように作った、ある意味人工の丘だからねぇ…(え)。
そして丘の周りは半円形に泉が配置してある。夏になったら泳げるよぉ〜?
『兄上殿、あちら側に建物がありますが?』
さすがクロちゃん弟、目が良いねぇ。そう、あの赤い屋根は「浮島牧場」の母屋である。
「こら、O1 (オーヴァン)!お前、来たことあるんだから、ちゃんとみんなを案内しなさいよっ(怒)!!」
音声〔ええ?父さん、僕がですかぁ?〕
何、すっとぼけた顔で言ってるんだろう、この子は?何のために連れて来たと思っているのやら?
え?家族団欒の為だって?うん。
それは置いておいて、O1 (オーヴァン)の頭の上の雑巾くんも興味深げに、フワフワと行ったり来たり。
俺の頭の上のユキヲだって、ウズウズしてるの丸分かりだし(笑)。草原を走りたいのだろう。
「みんなぁ〜。迷子になるんじゃないぞぉ〜??」
丘の上まで、ちゃんと舗装された道を敷いてあるから、そうそう迷子になったりしないと思うけどさぁ…。
『うわぁぁぁい!草原だあぁ〜〜!!』
『あっ!?ちょ、橘花お兄ちゃんっ!?』
言ってるそばから、何人か暴走している(汗)。
その前にみんな、ちゃんと荷物を牧場に運んで欲しいのだが…。
結局、菅原くんやクロちゃん弟、あやっちが持つハメになってんだよねぇ。
副音声〔この位なら、僕がまとめて持つよ?〕
いや、あやっちの場合、持つと言うより、念動力で浮かせて移動させてる的な?ホント、出来る男は違うよねぇ(え)。
『いや、田崎家の男として、このくらいは持たせて欲しいな。』
『勿論、僕もです!』
クロちゃん弟ぉ…そして菅原くぅん(感動)。
でもって、田崎家の大黒柱である俺は手ぶらですが、何か?
まあ、迷子になったところで、草原の外周には分厚い防壁が配置してあるので、浮島から転落することはあるまい。ここからでも防壁は確認できるし…防壁、なんか増えてね(え)?
よく見ると、浮島全体が防壁に囲まれているっちゅうか?俺の目の錯覚かぁ?
「…ただの岩の塊だった筈なのに…。」
浮島を放置して、まだ一週間ぐらいしか経過してないのだが?徐々にホンマもんのラピ◯タに近付いているやないのっ(驚)!?
…まあ、いいか(え)。
一応、渋々、O1 (オーヴァン)がみんなを牧場に案内し始めたから、俺も最後尾でついて行こうと思う。置いて行かれそうなんだよねっ!
で、振り返って思ったんだけど、丘の上に輪っか状のモニュメントだけが浮いているのは不思議だなぁ。これ、超大型転移扉のパーツそのものだ。
設定した移動先には、この部分だけが出現すると思しい。理屈はよく分からないけども(汗)。
で、草原を抜けたら「浮島牧場」が姿を現した。
風車やサイロもある本格的な牧場だ。でも動物はいないけど…柵が出来てるね。白いペンキで塗られた柵で、とても風景に似合ってるよ。
『おいおいおい〜っ。おめぇら、遅かったじゃねぇかぁ(怒)!!』
おや?待っていたとばかりに、母屋の前に立ちはだかるのは…我が家の修繕担当、ロッキーではあるまいか?
そう言えば、ロッキーも浮島同様に放置していたんだよねぇ…。
「あ、ロッキー。柵ありがとね?」
『あ?柵…ふんっ。おめぇ、あんなもん、俺様に掛かれば屁の河童よぉ!!』
ロッキーは口が悪い。そもそも邪神だし(え)。
でも見た目がちっこい金髪な3頭身坊主なので、正直、可愛い以外の何物でもないのだが(?)。
『兄上殿、荷物は奥にしまえば良いですか?』
「あ、そうね。O1 (オーヴァン)、奥の居住空間まで案内したげてっ!」
ほらほら、また僕が?みたいな顔をしないっ。
続く弟たちはみんな、ワイワイガヤガヤと楽しんでいるようだ(笑)。
母屋の中は、半分が馬房になっているから、見るだけでも楽しいと思うよ?
もしかしたら、大根ちゃん(仮)もいるかもね?
でもよく考えたら、これだけの人数、牧場の母屋でも泊まれないよねぇ?部屋数が少ないし、今更だけどっ!!
「…アパートでも建てよっかな?」
『おいおいおい〜っ。おめぇ、キャンプ場作っといたぜぇ?』
何ですとぉ〜(驚)!?
まさかのロッキー、至れり尽くせりじゃないですかぁ!!
聞けば、牧場の裏側にキャンブ場を作ったんだとか。建物の影になってて見えない筈ですよ!?そして念願のキャンプファイヤ〜ですね?
だが、そうと決まれば話は早い(?)。
「おいみんなぁ〜!!荷物置いたら、ちょっと集合だよぉ〜!!」
『集まるモギュ〜。』
ユキヲにも協力してもらい、あっちこっち行く前に招集をかける。
子供は稀に意味不明な行動を取るものだ(?)。しかして、そこがまた愛おしいのだけれども?
でもだって、キャンプと言えば…ってのがあるでしょ?初心者には結構、手間取るものですよ、テントの設営ってば(え)。
「…かく言う俺はテントなんて張ったことありませんが何か?」
『自信満々に言ってんじゃねぇよ?一応、2L (トゥエル)の旦那に言われて、1個だけ張ってあるぜぇ?』
ああ、やっぱりこれ、2L (トゥエル)の差金かぁ。
O1 (オーヴァン)と2L (トゥエル)と来た、初回のキャンプ(?)は味気なかったからなぁ(汗)。
結局、カップ麺で終わったし…美味しかったけどねっ!?しかも深夜のラーメンとか極上かぁ??
「…カップ麺の隠し棚は?」
『ラウンジの右側の本棚だな。黒表紙の本を押すと開くぜぇ?』
お前は天才かぁ!?そんなギミックまで付けちゃって!ちょっとした、こういう心配りが嬉しいなぁ(笑)。
「ありがとな、ロッキー。ロッキーがいてくれて良かったよ!」
『ば、ばかやろぉ。面と向かって言うんじゃねぇよ!照れるじゃねぇか(怒)!!』
うんうん。照れるロッキーなんざ、滅多に見れるものじゃないよね?役得だなぁ(え)。
にしても、ユキヲに行ってもらったにも関わらず、まだみんな集まらないとはどう言うことか?なんかトラブったのかぁ?
「遅いなぁ…あ、ユキヲ〜?」
『ただいまモギュ〜!!』
戻ってきたユキヲを頭の定位置に置き、母屋から出てきた弟たちに説明を開始する。主にロッキーが(え)。
『よっしゃぁ、じゃあおめぇら、俺様の後について来い。キャンプ場に移動すっぞ!』
ワイワイガヤガヤと、母屋からキャンプ場に移動を開始。
母屋の裏側とか言ってたけど、畦道を通って約五分の場所、草原を切り開いた広場に到着した。
広場はちゃんと大きめの柵で囲んであるし、入り口には小ちゃい丸太小屋が立っている。管理人小屋みたいな感じだな?
『小屋の中に、テントと寝袋があるぜぇ。足りない分は、あんたが出せばいいと思うぜ。もう登録されてるだろぉ?』
あ、そうねぇ。白ねこ島に持ち込んだ備品は、箱庭システムに登録される仕様である。
でもここのところ、食材で登録できたのネギ類だけだった筈?何か不具合が生じているんじゃあるまいか?
とは言え、確認してみよう?
__________________________________
箱庭システムVr02にようこそ。
猊下《田崎 蓮人》様と認証しました。
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>地形改造LV2
>海洋改造LV2
>植生改造LV2
>気候改造LV2
>建設項目LV2
>食料項目LV2
>霊園項目LV2
>人造兵項目LV2〈友好値80%で解除〉
竜脈結晶の融合>LV3まで、あと0/500個
>魔王種〈麻黄〉の白ねこ島友好値〈75%〉
>神格〈天部下位・従五位下〉(NEW)
__________________________________
……これ、信仰昇華の影響だろう?神格が追加されてる(汗)。
白ねこ島は現在、管理システム「八鍵改八葉」が管理運営しているが、その魂であったO1 (オーヴァン)との繋がりは残っていて、神格を上げるとO1 (オーヴァン)も進化する模様だ。
まあ、いいや。とりあえず、備品の項目を確認してみよう。
備品は建設項目LV2の中にあった筈だけど…ああ、これこれ。
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>備品>>
>雑巾〈ナイロン製〉〈必要霊子2〉
>段ボール箱(大)〈必要霊子3〉
>トランプ一箱〈必要霊子3〉
>ゴムホース5m〈必要霊子5〉
>バケツ〈プラスチック製〉〈必要霊子5〉
>園芸用プランター〈プラスチック製〉〈必要霊子5〉
>ツチノコ菌〈ガラス瓶封入・使用注意・松の木が最適です〉〈必要霊子10〉
>月兎商店謹製☆文房具一式〈ショー・ストーク男爵限定デザイン〉〈必要霊子15〉
>万能砥石セット〈プロ仕様 隕石鋼製〉〈必要霊子15〉
>キャンプ用寝袋〈必要霊子15〉(NEW)
>照明器具〈必要霊子20〉
>キャンプ用テント〈必要霊子20〉(NEW)
>超能力少女「絢彌」フィギュア〈某アニメ化記念作品〉〈必要霊子25〉
>怪力無双「アドミターナル」フィギュア〈精密技巧シリーズ〉〈必要霊子25〉
>オリンポスの少女「宇水」フィギュア〈ラストワン賞〉〈必要霊子25〉
>加速少女 「逆転一発 蜂美ちゃん」美麗フィギュアNO1〈高価買取保証〉〈必要霊子25〉
>大型水槽〈必要霊子25〉
>送風機〈必要霊子25〉
>中型コタツ一式〈必要霊子25〉
>発電機〈必要霊子25〉
>野外用BQグリル〈必要霊子25〉(NEW)
>温風機〈必要霊子30〉
>木材・丸太1本〈必要霊子30〉(NEW)
>大型ビニールハウス四季対応タイプVS3-41〈必要霊子40〉
>砂鉄50kg〈必要霊子50〉
>ダンブライト〈白色の原石〉〈必要霊子50〉
>城塞型防壁1直型 「簡易型 障壁」〈必要霊子60〉
>城塞型防壁2局面「簡易型 障壁」〈必要霊子60〉
>城塞型防壁3見張台「簡易型 障壁」〈必要霊子60〉
>竜宮城割引チケット〈必要霊子120〉
>硬化石50Kg〈必要霊子140〉
>水銀鉱50kg〈必要霊子150〉
>銀鉱石50kg〈必要霊子150〉
>金鉱石50kg〈必要霊子190〉
>鉄鉱石100kg〈必要霊子200〉
>雷鉱石20kg〈必要霊子200〉
>隕石鋼50kg〈必要霊子200〉
>魔鉱石50kg〈必要霊子200〉
>真銀鉱30kg〈必要霊子220〉
>妖銀鉱100kg〈必要霊子230〉
>猫の小判〈必要霊子250〉
>超伝導鋼50kg〈必要霊子250〉
>165mm 妖銀鉱製万能包丁〈必要霊子250〉
>海深紅玉50kg〈必要霊子250〉
>魔道回路〈必要霊子250〉
>内部骨格『石棺』〈必要霊子250〉
>星砂50kg〈必要霊子250〉
>紅鉄50kg〈必要霊子300〉
>浮遊石50Kg〈必要霊子300〉
>希少貴光石5g〈必要霊子300〉
>賢者の核石〈必要霊子300〉
>神砂100kg〈必要霊子300〉
>第五元素循環回路〈必要霊子300〉
>霊子核〈必要霊子500〉
>輸出用特注品発泡スチロール〈神界製〉〈必要霊子500〉
>神鉄1kg〈必要霊子500〉
>金剛石1kg〈必要霊子600〉
>竜脈結晶〈必要霊子1500〉
※登録保留「天元突破∞〈超高級神界仕様肥料〉」〈友好値90%で解除〉
__________________________________
うんうん…登録されてんね。ちゃんとエネルギー供給した効果が出ている…と思いたい(?)。
キャンプ用寝袋が必要霊子〈15〉で、キャンプ用テントが〈20〉だ。お手頃な感じである(え)。
で、テントだけど、キャンプ場の真ん中に1つだけ完成されたものが建てられている。ピンと布を張った、その道のプロ(?)が作ったような出来で。
まさか、ロッキーが張ったとか?いや、そんなちっさいナリでぇ(驚)?
『おめぇら、見本を見て、説明書を読みながら作るようになぁ!基本、2人1組でだぞっ!ちなみに、俺は1人で作ったけどなぁ(ドヤ顔)!!』
尊敬します!ロッキーの親方ぁ!!
「こらこら、どうしてお前は普通に完成しているテントに入っていこうとしてるの、O1 (オーヴァン)?」
ダメな息子の襟首を掴み、キャンプ放棄をしようとしているO1 (オーヴァン)を嗜める。
クロちゃん弟たちは、小屋からキャンプ用具を運び出している最中と言うに、あの橘花くんでさえも嬉々として寝袋をムニュムニュしながら運んでいると言うのに?ムニュムニュしただけだろうけど…。
音声〔やだな、父さん?僕に肉体労働なんて無理ですよぉ?〕
「うん、分かってた。俺も無理だし!!」
『大丈夫モギュ?』
ダメな父子である。ユキヲが心配してくれたけど、これはもう取り返しのつかないところまで来てしまったのだ(汗)。
だがしかし、この完成品のテントは、俺とあやっちで使用すると確定済みなのである(え)。
『兄上殿、テントが1個、そして寝袋が少し足りませんね。』
おっと、頼りになるクロちゃん弟が報告に来てくれた。そして体良く、O1 (オーヴァン)をなすり付けようと思う(え)。
「了解!今すぐ出すから待っててねぇ?それとO1 (オーヴァン)をよろしくねぇ!」
『え?』とかクロちゃん弟が言うけど、俺は生産で忙しい風を装いつつ、霊子消費でテントと寝袋をドサドサと出した。
あと、予備で幾つか小屋の方に置いておいて良いだろうと思うんだよね?小屋の中も確認したいし、はぁ、忙しい俺である(え)。
「俺、忙しいからっ。BQグリルの準備もあるし、丸太でキャンプファイヤーを組まなきゃいけないしっ!!」
『キャンプファイヤーなら、みんなで手伝いますけど?』
いや、そらそうか。キャンプファイヤーを作るのもキャンプの醍醐味だもんなぁ(汗)。クロちゃん弟には通じなかった。
『ちょっと兄さん!私、女子だから!2人1組とか無理だからっ!』
えぇぇ?面倒くさいのが来た…いや、むしろ良いタイミングで来てくれたぞっ、乙女ちゃん!?話題を変えるチャ〜ンス!
「え、あ…そらそうかぁ。うん、確かにそうだよねぇ…うちの紅一点だもんねぇ?」
『ちょ、紅一点って、な、何言ってんのよぉ(照)。』
いや、確かに現在のメンバーで言えば、紅一点に間違いないんだ。後のメンバーは弟とは言え、男ばっかだしね!
でも、大丈夫かなぁ?キャンプと言えば?ってアレもあるし(?)。
「でも、乙女ちゃん、大丈夫ぅ?肝試しとかもあるんだけど?」
『何言ってんの、兄さん?私たちって精霊なのよ?お化けなんか似たようなものでしょ?』
そらそうかぁ…だよねぇ。
そもそもお化けって言ったら、うちの妖怪グループは全員、お化けだった件。笑い話だよねぇ、はっはっは(笑)。
だけども、何やらドサリと落ちた音がしたんで、そっちを見たら…菅原くんと橘花くんが凍りついていた(汗)。
テントの部品や、寝袋が地面に転がっている…。
「…いかん。O1 (オーヴァン)に幽霊を召喚してもらう予定だったけど、2人が死んじゃう(汗)。」
O1 (オーヴァン)は進化することで、死操系術式で
「夜鷹」のみならず、「幽霊」も召喚できるようになったのだ!
だが、幽霊と聞いて、橘花くんは泡を吹いてパタ〜ン!と倒れてしまった。
『橘花お兄ちゃんっ、しっかりして下さいっ!?』
麻黄ちゃん、大慌て。ほぼ1人で麻黄ちゃんがテントを建てていたみたいで、その拍子でグシャッ!とテント崩壊である(汗)。
で、乙女ちゃんがテント1人要求をしたもんで、余った(?)と思しい菅原くんだけども…あれ、立ったまま気絶してね?これデジャヴである(え)。
さてさて、その後が大変でねぇ(汗)。
橘花くんは麻黄ちゃんが慰めてくれたから良いんだけど、問題は菅原くんである…。
『ひ、1人で、1人で寝るなんてぇ…む、無理ですぅ〜(涙)。』
兄、困惑。でもこれもまたキャンプの醍醐味。THE想定外である(?)。
そして漁夫の利である(え)。
「分かったってぇ〜。ごめんね、あやっち。今日は菅原くんと一緒に寝るからさぁ。」
副音声〔大丈夫だよ。僕にはクロスラがいるからね。〕
副音声『…御意…』
あやっちの頭の上で、黒スライムモードのクロスラがピョン!と跳ねた。
俺にだってユキヲがいるもんねぇ。羨ましくないもんね!
『兄上ぇ。ホントに、ホントにぃ、一緒に寝てくれますかぁ(涙)!?』
「勿論だよ!むしろ、こちらからお願いしたいぐらいだぞ!!」
俺の言葉に菅原くんは、泣き笑いでニッコリと微笑んだ。
何これ?可愛いかよっ!?ここは天国ですかぁ??
こんな菅原くんはレア中のレアである。俺の眼膜に刻み込んでおこうと思う(え)。
ちなみに、自力でテントを完成させたのはクロちゃん弟だけだった(汗)。
無論、クロちゃん弟と組んだO1 (オーヴァン)は役立たずである。言わずもがな、だ。
それ以外のテントは、あやっちの念動力で次々に建設されていった。あやっち、マジ神である(?)。
と言うか、これってあやっちの接待キャンプだった筈なんだけどぉ…(汗)。
俺はと言えば、野外用BQグリルを〈25〉で霊子購入し、木炭に火をつけ、お昼の準備に取り掛かった。
乙女ちゃんには、母屋まで鍋を取りに行ってもらっている。ちょっとしたスープも作りたい。キャンプ場で食べるご飯は格別だからなぁ(笑)。
『おい、串はこんな感じで良いのかぁ?』
「そうそう、いいねぇ!!この串に鶏肉とネギを挟んでぇ…焼き鳥完成!」
でもって、串はじゃんじゃんロッキーに削り出してもらう。
誰が持ち込んだのか知らないが、「木材・丸太1本」ってのも登録されていた。
聞けば、その丸太でロッキーが丸太小屋を組み立てたらしい。まあ、組み立てにはゴーレムを使ったらしいけど、すごいなロッキー。天才だなぁ。
で、ネギもそうだけど、野菜類も霊子購入して、串で刺して焼いて食べる。
野菜はほぼ、ネギ類しかないけどねっ!
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>食料項目LV2>>
>シーフードミックス1袋〈必要霊子1〉
>砂糖1袋〈必要霊子1〉
>ミルク1袋〈必要霊子1〉
>コーヒー牛乳1パック〈必要霊子1〉
>パックご飯1パック〈必要霊子1〉
>白砂糖1袋〈必要霊子1〉
>伯方の塩1袋〈必要霊子1〉
>黒胡椒1瓶〈必要霊子1〉
>味の素〈必要霊子1〉
>ケチャプ1本〈必要霊子1〉
>ソース1本〈必要霊子1〉
>ポン酢1本〈必要霊子1〉
>ダージリンティー1箱〈必要霊子2〉
>アップルティー1箱〈必要霊子2〉
>チェリーティー1箱〈必要霊子2〉
>烏龍茶1箱〈必要霊子2〉
>ミルクココア1箱〈必要霊子2〉
>インスタントコーヒー1袋〈必要霊子2〉
>食パン1斤〈必要霊子2〉
>冷凍食品 餃子〈必要霊子2〉
>冷凍食品 海老シュウマイ〈必要霊子2〉
>冷凍食品 お弁当ハンバーグ〈必要霊子2〉
>冷凍食品 和惣菜セット〈必要霊子2〉
>冷凍食品 本格炒飯〈必要霊子2〉
>ミネラルウォーター1本〈必要霊子2〉
>コーヒー牛乳1パック〈必要霊子2〉
>牛乳1パック〈必要霊子2〉
>醤油1瓶〈必要霊子2〉
>ブイヤベース1パック〈必要霊子2〉
>鶏がらスープの素〈必要霊子2〉
>万能ネギ1本〈必要霊子2〉
>九条ネギ1本〈必要霊子2〉
>玉ねぎ1個〈必要霊子2〉
>甘口カレールー「星の王◯様」〈必要霊子2〉(NEW)
>中辛カレールー「リンゴと蜂蜜のアレ」〈必要霊子2〉(NEW)
>超激辛カレールー「衝撃の赤!!」〈必要霊子2〉(NEW)
>レモンティー1箱〈必要霊子3〉
>ジンジャーティー1箱〈必要霊子3〉
>ベーコン1パック〈必要霊子3〉
>国産純粋蜂蜜1瓶〈必要霊子3〉
>粗挽き肉1パック〈必要霊子3〉
>カップ麺「Ra王」1個〈必要霊子3〉
>赤いキ◯ネ1個〈必要霊子3〉
>緑のタ◯キ1個〈必要霊子3〉
>赤味噌1パック〈必要霊子3〉
>白味噌1パック〈必要霊子3〉
>野菜ジュース「緑」1本〈必要霊子3〉(NEW)
>コーラ1本〈必要霊子3〉(NEW)
>サイダー1本〈必要霊子3〉(NEW)
>生卵1パック〈必要霊子4〉
>鶏胸肉1パック〈必要霊子4〉(NEW)
>クリスマスケーキ苺・レアチーズケーキ〈必要霊子10〉
>A5牛ロース肉5Kgブロック〈必要霊子12〉
>レタス 田崎家固有種1個〈必要霊子13〉
>大根 田崎家固有種1本〈必要霊子25〉
>ニンジン 田崎家固有種1本〈必要霊子25〉
>聖域タケノコ 西竹林産1本〈必要霊子50〉
>王桃〈必要霊子500〉LV3
※登録保留「神桃」〈友好値120%で解除〉
__________________________________
あ、でも、調味料には事欠かないなぁ(え)。
玉ねぎ、聖域タケノコとかは焼いても美味しそうなので購入しておこう。これを1口大に切り分け、串に刺して準備しておく。
『ニンジンも食べたいモギュ!』
「そうね!焼いたら美味しいもんね?」
ユキヲの要望に応えようと思う。でも、霊子購入した食材って、1から育てた野菜に比べると一段下がるんだよね。特に田崎家固有種はね。
だから、ビニールハウス菜園でちまちま育ててるわけで(汗)。
でもまあ、キャンプで食べるなら格別だ。ニンジンも1口大にして串に刺す。
ちなみに包丁類は母屋から持ってきた。
スープは鶏ガラスープの素を使い、溶き卵とレタスで簡単に作ろうと思う。
弟たちは食べ盛りだし、いっぱい食べてもらいたいのである!!
大したものは用意できないけど、弟たちの記憶に残るような、そんな1日になてくれると嬉しい兄なのであった…。
ところで話は変わるが、ロッキーが母屋に作った隠し棚だが…ギミックである黒表紙の題名が「ロキ様の暗黒秘伝1」という厨二病的な題名であった為、即座にカラクリが判明されており、弟たちはO1 (オーヴァン)に言われるがまま、お湯を沸かし、お湯を入れて「緑のタ◯キ」を食べていたなどと、この時の俺は知る筈もなかったのである…(え)。
その3に続く!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈103.2+〉※変化無し
戦闘力 1921+20
防御力 1839+20
生命力 1865+20
回避値 1718+20
知能値 735+10
器用値 25
魔力値 2918+30
無属性1791+20
地属性1823+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV2
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼
天眼
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
信仰昇華
超大型転移制御(NEW)
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
O1 (オーヴァン)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
キャロ
カロテン
ナスニン
號竜
アドム
トリントン
ハッチ
白熊
百葉
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
自我+
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
野外キャンプ推奨シャツ〈服〉
属性:麻LV20〈通常級〉
付与効果:一人はみんなの為+
みんなは1人の為+
耐久値:40
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
◆ ◆ ◆