第306話「勝手に精霊の聖域化その2・犯人は誰だ?ダイヤモンドの行方を追え」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第306話「勝手に精霊の聖域化その2・犯人は誰だ?ダイヤモンドの行方を追え」
扉を潜ってすぐ、とりあえずは回廊と名付けた通路を進む事にした。
案内役は元ハムスターのチョメ君である。
それにして、我が家の2階はどうしてこんな事になってしまったのやら?
チョメ君曰く、聖域化してとの事だが…にしても、このキラキラ光る存在、全てが精霊の光だと判明した。
精霊の光は回廊を埋め尽くすかのように、漂い点滅を繰り返しているのだ。
どんだけ精霊いるんやねん!?と叫びたい程に!
「チョメ君。この精霊の光さん達はどこから来たのかな?」
『それは分からないチュ。どんどん増えてる気がするチュね?』
精霊ねぇ…そう言えば、このチョメ君も精霊?と言うか妖精?に進化してんだよねぇ。
チョメ君は元はハムスターである。そんなチョメ君、最初は妖怪寄りか?と思いきや、土霊族に進化し、現在は高位土霊族となっているのだが…。
そもそも、2階は母の居住スペースである。
母さんが観葉植物が大好きでね…2階の居間には6種類の鉢植えの観葉植物があったわけだけど、そいつらも今では立派な樹霊になっていまして、精霊の一種ではある。
しかも、最高位樹霊って何でしょう?どこまで進化する気だ?
つまり、何が言いたいかといえば、こんなに精霊が増えられちゃたまったもんじゃない!?という事だな(え)。
『兄ちゃん、出口モギュ?』
うん?入り口から入って出口とは何ぞや?俺はユキヲの言葉にハッと頭を上げる。ちょっと考え過ぎだったな。
「回廊の先には…こらまた、厄介な。抽象画の中に迷い込んだみたいな?」
『ずっとこんな感じの林が続くでチュ。』
ギョッ!?ってしたんだけど、チョメ君は慣れているようで、木立の道をズンズンと先に進んでいく。
だけどあれだね?チョメ君のお尻はプニプニでかわいいねぇ?おっと、違った(え)。
チョメ君がズンズン進むって事は、危険は無いって事だよね。
で、回廊の先は野外空間となっており、でも頭上に天井もあるから回廊がいきなり拡大しているフロアと見るべきか?
でも地面もあって木立が続いているから、開放感がある。でも違和感がねぇ…まるで油絵のような木立と風景なんだよ、ここ。
『キラキラは少なくなってるモギュ?』
「あ、確かにぃ?」
先程までの回廊内での精霊の光は、この空間では若干、減少している気がする。ほぼ、緑色の木属性が大半だ。
これって、林の中だからかな?
「…ん?あれって、乙女ちゃん??」
思わぬ子と遭遇しました!?
まあ、俺はチョメくんの案内に従っていただけで、初めからこの場所に案内する気だったのかも知れないけれど?
『あら、兄さん。遅かったわね?』
「えっと…どう言う状況?」
言うまでもないが、乙女ちゃんは俺の妹である。
妹にして、花聖霊姫である。つまりは樹霊の一種である(?)。
そんな乙女ちゃんを中心にして、観葉植物6姉妹が勢揃いしているのだ。
そう言えば、シャクヤク・ホスピタルの方に芍薬も詰めていなかったもんなぁ?
『そうねぇ。今は私達、樹霊の力を馴染ませながら、この聖域を安定化させてるってところかな?』
あ。兄である俺には分かる。これ、乙女ちゃんの真面目モードだわ(?)。
そして、観葉植物6姉妹の長女である葛葉を筆頭に、鳳来、千歳、八手、榊も真剣顔であるからに、これは非常に珍しい(え)。
芍薬…こいつだけはマッドなので、信用できないけども(汗)。
『いやはや、非常に興味深いのだヨ。全く、原理が意味不明なのだネ?』
『…芍薬、余計なことはしないように。乙女お姉様に叱られますよ?』
芍薬、葛葉に怒られるの図。ザマァ(え)。
『って言うか。あんた達、失敗したら連帯責任なんだからねっ(怒)!』
『そりゃ無いっすよ、乙女姉様ぁ!?あたしは頑張ってまっす!!』
乙女ちゃんの連帯責任発言に、鳳来が異議を唱える。
まあ、鳳来って酒好きで大雑把が売り?なところがあるから、彼女にしては頑張っていると認めざるを得ない…俺的に?でも乙女ちゃんの『ム?』って顔が物語っている(汗)…
対して、千歳と八手は無駄口を叩く余裕は無さそうだなぁ?顔色も青いし、大丈夫かぁ?乙女ちゃんってスパルタの感があるからなぁ…。
『うふふふ。みんな、親愛なる大権現様の御前で受けるこの試練…これこそ至宝!まさに慈愛ですわぁ(喜)。これに気付かないなんて、駄目な姉妹達ですわっ(喜)。』
榊よ、さすがの俺もドン引きです。
お前の信仰心が重い…(汗)。
『ちょっと、榊。…まあ、アンタはそれで良いわ。芍薬は手を抜かないで(怒)!』
いや、乙女さん?それで良いのぉ?
まあ、ある意味、榊の集中力は凄いけど。一番、安定してんじゃね?
で、事あるごとに芍薬は休もうとしてる臭い(え)。
ここはフロアの中心地と思しい。乙女ちゃんを中央にして、彼女達6人がそれを囲んでいる。目には見えないけども、彼女達の力が空間を満たしているのは感じるのだ。
「…ん?ところで乙女ちゃん。樹霊なら、橘花くんはぁ?」
そう。俺はふと気付いたけども、弟の一人、橘花くんも樹霊である。
その名も稀少聖霊君というレアな樹霊に進化しているのだ!?
『あ〜。あの子はダメよ。来ないわね。だって、お世話係の麻黄が今の2階に入って来れないから。魔王属性でも、この聖域はキツいと思うし。』
「…ん?」
いや、麻黄ちゃんはお世話係じゃないやい(え)!麻黄ちゃんは橘花くんと言う兄思いな心優しい子なんだい(断言)!!
『そもそも、兄さんが甘やかし過ぎると思うのよね?橘花ってば、麻黄が居ないと生きていけないんじゃないの?』
ガァァァ〜〜〜ン!!!
俺、良かれと思って、お兄ちゃんぶる橘花くんを、そんな必要はないんだよ?と諭してみたアレが走馬灯のように…(汗)。
そして麻黄ちゃんに依存する橘花くんは、2階に近づけぬ弟の麻黄ちゃんを手厚く介抱すると言うアレですね…?
「…いや、良いじゃん!?逆に、最高のシュチュエーションじゃん(え)?」
『は?』
意見の相違ですが何か?
『はぁぁぁぁ???そんな事より、クロと亜弥のお小遣いを1万円にしたそうだけどぉ…(怒)!?』
「…えっ(汗)?いや、それは話が別なのでは??」
乙女ちゃん、逆ギレぇぇ!?
と言うか、そんなことを言っている場合かぁ!?誰だ、乙女ちゃんにバラしたのはぁ??
『お、乙女姉様、落ち着いてくださいっ(汗)!?そんな場合じゃありませんよ!?』
葛葉、一人慌てるの絵。他、マイペース。一部、手抜き中。
この後、すったもんだありまして…乙女ちゃんのお小遣いは月8000円にUPしました(汗)。
さすがに長男のクロちゃん弟を上回る金額は無理と説得。なんとか合意を得まして、その気迫にビビるユキヲと共に、俺はその場を退散するのだった…。
って言うか、チョメ君。ここが目的地じゃないなら、違うって早く言ってくれだよ(え)。
◇ ◇ ◇
抽象画のような木立を抜けた先には、それは見事な神殿が待ち構えておりました。
『ここが目的地チュよ。』
ギリシア神話の白亜の神殿みたいな…これあれだ。何となく神聖な雰囲気がする。
中は白とか虹色のピカピカが瞬いている。
その中へと、勝手知ったる場所のようにチョメ君は我が物顔。危険は無さそうだなぁ(?)。
「あ、ちょっと待ってよ、チョメ君!?」
ここで俺は気付いたんだよねぇ。うちのお風呂、どこ行っちゃったんだろう?と言う最大の懸念事項をね!!
俺にとって、お風呂は最大限かつ最高級の癒しであり、何物にも変え難い存在である。
大きなお風呂も良いけれど、俺は一人でじっくり入る小さい湯船が大好きなのだ。ちょっとお高いドイツ製のバスソルトで過ごす優雅なひと時…どこ行ったぁぁ(怒)!?
『お風呂でチュか?大丈夫チュよ。』
そう言えば、お風呂に繋がる脱衣室がチョメ君の住処でもある。
チョメ君が大きくなるから、定期的に檻を大きくしているのだが(え)。
チョメ君に続いて進むのだが、やっぱり内部は外観以上に広い。
ホテル仕様のような通路、廊下なのかな?豪華な印象。色もクリーム色で統一されているし、落ち着く雰囲気だけど。
その右側の壁に見慣れた引き戸があって、違和感がバリバリだった(汗)。
『お風呂だモギュ!』
「あ〜。何となく分かったぁ…。」
と言うことは、反対側の扉は母親の寝室くさい(え)。
「あっちはトイレで…居間もありそうだな?」
と言うことは、ここが2階の中心か?こんな状況でも、おそらく2階猫のミチはグ〜グ〜寝てるんだろうなぁ?あいつは大物だからね…。
『お風呂は樹霊立ち入り禁止のままでチュ。』
ふむふむ。それは一安心である。
何よりも俺の心の平穏を保つ大事な要素。
ちょっと覗いてみたんだけど、引き戸を引いたら脱衣室で、見慣れた風景があった。
ちゃんと俺のバスソルトコレクションもそのままだ。
洗濯機と照明も点灯するし、ちゃんと電気も通っている不思議さ。
色々あったが、生活環境はここに集約されていると言うわけである。はぁ、一安心だな。お風呂も入れるし、紅茶も飲めるときたもんだ(え)。
安心したら、お風呂に入りたい気分になってきたぞ…。
「お湯がちゃんと出るかも心配だし…入ってみようなかな?」
副音声『お待ち下さい…申し訳ありませんが、可及的速やかにお越し頂きたいのですが?』
『アイッ(怒)!!』
おわっ!?いきなり背後から話し掛けられるとか、口から心臓が飛び出しそうになったよ(え)。
「キュラさん?」
まあ、ここは一応2階だからね。
2階担当メイドのキュラさんが居てもおかしくはないかぁ(汗)。
しかし、千寿姫は遅いっ!て顔でキュラさんの肩の上に乗っている。
遅いとか言われても、それはチョメ君に言ってくれ。
そもそも、チョメ君の歩行速度で急げと言うのが間違っている(え)。
「ちょ、チョメ君は悪くないっ!!むしろ悪いのは千寿姫っぽい(断言)。」
『ア、アイっ!?』
だってまあ、ダイヤモンドで俺の気を引いたのは良いものの、その後は行方不明だからね!?
その意図が分からないまま放置とか意味不明過ぎる。そしてダイヤモンドを何処やったぁ(怒)!?
副音声『…千寿姫は後でスクワット100回追加です。』
『アイっ(涙)!?』
絶望に彩られる千寿姫の顔。まさに自業自得か?
副音声『それは置いておいて、旦那様はE5 (エコ)様の元へ向かって下さい。緊急事態ですので。』
キュラさん、真面目だなぁ(汗)。
軍隊式な性格なだけに、融通が効かないタイプ。そんなクールな雰囲気もまた良いんだけどねぇ(え)。
「…やっぱ、これはE5 (エコ)さん関係?この聖域ってば、E5 (エコ)さんの影響で精霊が集まってきてんの?」
副音声『この精霊光は集まっているわけではなく、この聖域で生まれ始めているものです。』
…はぁ?精霊って生まれるものなのぉ?しかもこの2階でぇ?
「精霊が増えすぎでヤバくない?」
副音声『E5 (エコ)様のお話では…この光が全て、精霊として育つわけでは無いそうです。あくまで、精霊となりうる存在…卵らしいですね。』
俺にはよく分からない話だ。
そらまあね?しかし、このキラキラ…精霊になれるのと、消えちゃうのがあるとか、ちょっと悲しい気がするぅ(え)。
このキラキラが全部、精霊になると思うとアレだけど、精霊になれずに消えちゃうのも物悲しいと思う俺がいるのだ。
「にしても、E5 (エコ)さんは何をやらかしてくれたんだぁ??」
こうしちゃいられない!?諸悪の根源…もとい、犯人のE5 (エコ)さんを問い詰めに行こう!
と思ったら、廊下の突き当たりにE5 (エコ)さんいました(え)。
思ったよりも近くにいたようで…。
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(*´꒳`*){私は何もやらかしていませんけども?御主人様は、私をどういう目で見ているんでしょうかぁ?}
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しかも、電子情報枠表示モードだから存在感がゼロの件。気付かない筈だよ(?)。
「って言っても、2階がこんなんなってる原因は何さぁ?E5 (エコ)さん以外、あり得ないでしょが??」
聖域化の原因…それは、ハッピーの時と同様でしょ?
聖獣になったハッピーが無意識に生み出した空間…それが「聖竹林」であるし。
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(*´꒳`*){と、普通は思うでしょうけども?この聖域に聖主は存在しないんですよねぇ…。}
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…は?
いや、それってどう言うこと?疑惑のホチョさんとか、どっかに隠れてるんちゃうのぉ?
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(*´꒳`*){御主人様。犯人は、こちらのメールですねぇ。}
《完全型メーラー「雷金鳥vr1.5」》未読1件
オベロン 2021/02/08
メーラ登録>送信
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いきなりメール!?それも今日届いたったぽいメールだ。
「で、オベロン…?誰だったっけ?」
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(*´꒳`*){こんなんでも、西側の妖精族の王様なんですけどねぇ…。}
2021/02/08
差出人:オベロン
宛先:田崎 蓮人殿
やあ。おいら、オベロンだぞ。
西洋妖精議会での採決で確定したから報告だな。
本日、2月7日付で田崎家2階を「精霊の聖域」として西洋妖精議会が認定するよ。
おめでと〜う(パチパチ)。
返信する:YES・NO
メーラに登録する:YES・NO
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これは…何です?
副音声『正直な感想を言うと、おめでとうでは無いです。』
『余計なことをしてくれたチュね…。』
『アイっ(怒)。』
皆さん、お怒りですねぇ…千寿姫は逆ギレっぽいけど。
しかし、これはどう言うことか?妖精の王様が我が家の2階を聖域と認めたから、聖域化したとぉ?そんな事ってあり得るの?
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(`・ω・){つまり、私は無関与…それどころか、乙女さんも含めて、みんな頑張っているんですけどぉ?そこのところ、御主人様はどう思っているんでしょうかぁぁ?}
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「うぐぅ…。」
ぐうの音も出ないとはこの事かぁ?
しかし、こんな結果、誰も予想しないでしょ!?
何だよ、オベロンとかいう奴ぅ(怒)…。
『頑張るモギュ。兄ちゃん!』
うぅ。ありがと、ユキヲぉ(涙)。応援してくれるのはユキヲだけだぁ。
チョメ君は女性陣に弱いんだよねぇ(汗)。嫁に尻に敷かれてるし…。
「…ま、原因は分かったけど、俺にどうしろと?」
俺を呼んだ理由がある筈だ。そしてE5 (エコ)さんは廊下の突き当たりで何をしているのか?
突き当たりの壁には…あっ!?千寿姫が持っていた筈のダイヤモンドが埋め込まれているではあるまいか?
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(*´ω`*){色々と試した結果、やはりこの希少貴光石が1番しっくりくるので、聖域核として使用させて頂きますね。G3 (ジザ)さんに頼んで、発掘された希少貴光石を精製し、原石として結合させてもらったんですよ。}
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サラッと言うけど、その拳大のダイヤモンド、何カラットあるの?という代物だ(汗)。
G3 (ジザ)さんも一口噛んでいたってワケで、今日は工房をスルーしたからなぁ…。
神炎炉は精製に時間が掛かるけど、自前でヤバいほどデカいダイヤモンドを作れるとか、これって売り物になるのだろうか?売れるほど作れるのか?という疑問もあるけどね!?
副音声『聖域核が順応すれば、この聖域は安定する筈です。』
なるほど。で?
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(*´ω`*){この希少貴光石を聖域核として使用する為には、私の〈生命属性供給回廊〉と繋ぐと共に、御主人様の次元結晶化を同時使用して頂く必要がありますね。}
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難しいことはわからないけど、俺の次元結晶化って、確か次元を切り取る力だよね。
現状、物質再構成用の「次元結晶四角形」を作成するのにしか使ってないアレだ。
「う〜ん。まあ、いつもの要領でやれば良いかな?」
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(*´ω`*){フォローはこちらでやります。御主人様にはそんなに期待してませんので?}
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おい、言い方ぁ(怒)。
しかしまあ、タイミングとか俺には分からんし。俺にはユキヲがいるから十分だ(?)。
「じゃ、やっちゃうか?」
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(*^ω^*){《生命樹の系譜》解放を開始します。}
対象:希少貴光石原石
生命経路:第4のセフィラ《ケセド》を選択
数字:4
色:青色
金属:錫
惑星:木星
生命属性の流出開始…10%…20%…30%…40%…50%
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E5(エコ)さんが輝き始め、その光がダイヤモンドを包み込む。
順調か、これ?
あ、なんか、観葉植物6姉妹と契約した時のデジャヴっぽいぞ。あの時よりも、むしろヤバかも?
『眩しいモギュぅ〜!?』
『何も見えないチュね。』
ユキヲ、見ちゃいかんぞ!?直視禁止のアレである。
しかし遅かったぁぁぁ(汗)。
「お〜い、どんな感じ?」
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(*^ω^*){はい。現在…90%…100%…今ですよぉ。}
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はいはい。
俺は小型「電子情報枠表示」をポケットから取り出し、MENU画面を開く。
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所有者《田崎 蓮人 》
召喚系術式専用・小型「電子情報枠表示」
MENU〈竜脈使いVr〉
○契約
○契約破棄
○召喚
○送還
○契約鑑定
○眷属召喚
○眷属送還
○眷属探知
○眷属鑑定
○竜脈の盾
○竜脈結晶化
○次元結晶化
○万能鑑定
○化石解放
○信仰昇華
魔力値 2798/2798
◎緊急通信〈眷属選択〉
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そして「次元結晶化」の項目を選択だ。
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〈次元結晶化〉
使用者:田崎 蓮人 〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉〈大権現〉
◯指定座標を入力後、次元干渉を即座に起動します。
次元属性適合:0%〈120%〉
指定座標:緯度×経度〈希少貴光石原石内部〉
◯適合指数…星神因子補正〈¥:)ks&-93ぜ〉の結果、次元属性適合を120%に引き上げます。
◯次元干渉…災害竜脈に遮られています。範囲内の全ての聖域は〈田崎蓮人〉の所有空間です。また田崎家竜脈の影響により一部次元干渉が出来ません。
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眩しくて見えないけど、これはイメージだ。うん、俺の直感に間違いはない(断言)!
ポチッとな!!
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(*^ω^*){あ、オッケ〜ですね。}
〈希少貴光石原石〉は生命樹「ケセド」の〈生命属性供給回廊〉を受け、種族〈次元結晶・超聖石級〉
階級〈物質再構成〉に進化しました。
〈田崎家固有種・聖域核正四面体結晶〉は固有能力〈物質再構成効果〉〈聖域維持・調整機能〈精霊の揺籠〉〉を獲得しました。
生命樹の電脳樹霊〈E5(エコ)〉の配下に組み込まれました。
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どうやら、俺は無事に成功したようだ。可もなく不可もなくって感じだなぁ?
輝きが収まると、壁に組み込まれた聖域核の美しさが露わになった。
虹色に光り輝く正四面体。元がダイヤモンドだけあって、高級そうな雰囲気。
その周辺はオシャレな祭壇みたいになってるし(え)。
心なしか、空気が清々しくなったような?いや、気のせいかなぁ。
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〈万能鑑定〉
田崎家固有種・聖域核正四面体結晶
種族〈次元結晶・超聖石級〉
階級〈物質再構成〉
カテゴリー〈2.5+〉
聖属性
木属性
空間属性
次元属性
固有能力
生命樹の「慈悲」〈生命属性供給回廊〉
物質再構成効果
聖域維持・調整機能〈精霊の揺籠〉
大権現の加護(NEW)
能力
物質再構成 次元結晶 聖域 亜空間 維持 自我(NEW)
称号
田崎家2階「精霊の聖域」管理の聖域核
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聖域核を万能鑑定してみたら、こんな感じになっていた。
はてさて、我が家の2階はどうなるものやら?だ。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈90.2+〉※変化無し
戦闘力 1841+20
防御力 1759+20
生命力 1785+20
回避値 1638+20
知能値 685+10
器用値 25
魔力値 2798+30
無属性1711+20
地属性1743+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV2
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼
天眼(NEW)
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
信仰昇華
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
O1 (オーヴァン)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
キャロ
カロテン
ナスニン
號竜
アドム
トリントン
ハッチ
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
摩訶不思議小冒険シャツ〈服〉
属性:化学繊維LV25〈通常級〉
付与効果:探索行+
保温効果
物理抵抗
耐久値:40
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
◆ ◆ ◆