第304話「あやっちへの金一封その2・親子のスキンシップを止めるな!」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第304話「あやっちへの金一封その2・親子のスキンシップを止めるな!」
お社を建てたら色々あった。…以上。
なんでこんな事になっちゃったのかなぁ?と思わなくもないし、正直、こんな事をやってる場合でもない。
でも、お社を住処にすると言い張るO1 (オーヴァン)の為に、俺は色々と電化製品を配置していた。
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箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU+ +
>建設項目LV2>>
>電化製品>>
>扇風機〈必要霊子1〉
>電気ストーブ〈必要霊子1〉
>災害用ラジオ〈必要霊子1〉
>小型冷蔵庫〈必要霊子2〉
>掃除機〈必要霊子2〉
>温水器〈必要霊子5〉
>加湿器〈必要霊子5〉
>炊飯器〈必要霊子10〉
>コーヒーメーカー〈必要霊子10〉
>オーブントースター〈必要霊子10〉
>食洗機〈必要霊子20〉
>洗濯機〈必要霊子20〉
>乾燥機〈必要霊子20〉
>液晶テレビ〈必要霊子30〉
>大型冷蔵庫〈必要霊子30〉
>業務用冷蔵庫〈必要霊子40〉
>PC〈必要霊子40〉
>照明灯〈必要霊子40〉
>クーラー〈必要霊子40〉
>自動掃除機〈必要霊子50〉
>自家発電装置〈必要霊子80〉
>野外大型照明設備〈必要霊子100〉
>大型電光掲示板〈必要霊子300〉
>外部大型発電装置〈必要霊子1000〉
>医療システム〈必要霊子1000〉LV3
>介護ロボット〈必要霊子1000〉LV3
>自動迎撃システム〈必要霊子1000〉LV3
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一部、これ電化製品か?と疑いたくなる物品もあるのだが、もはや今更の感だ。
そもそも、お社が狭いので、配置できるものも限られている。
チョイスしたのは…小型冷蔵庫と掃除機、これから夏に向けてのクーラーだな。
でも基本、布団があれば十分らしい(え)。
この歳で一人暮らしとか父としては認め難いが、我が家から通える範囲だし、ちゃんと3食を田崎家で摂ることを約束させた次第。過保護がなんだい(怒)。
そして鳥居にO1 (オーヴァン)を登録しておいたので、北海岸の鳥居と行き来自由となった筈だ。
O1 (オーヴァン)だけ特別扱いとか言われかねないが、そこはそれ。あやっちの職場を知っておくべきだろうと思うんで。だって親子関係だし(え)。
おっと危ないっ!?ユキヲも登録しておかなきゃな(汗)。
「さあ、今度こそは大丈夫だな?」
『行くモギュ!』
音声〔どうしても行かなければダメですか?〕
音声【そう言う閣下こそ大丈夫ですかぁ??】
お前ら、やる気があるのはユキヲだけと言う現状だ。ユキヲを見習え!!ユキヲの爪を飲ますぞぉ!!
O1 (オーヴァン)のやる気の無さは今更だが、2L (トゥエル)は何を言ってんだ?
「なんか、俺はやる気がUPしてんなぁ?」
音声【信仰の影響が出ているのでは?一度、精密検査を受けるべきかと。】
えぇぇえ。我が家で精密検査とか、シャクヤク・ホスピタルぐらいしか無いじゃ無いのぉ(汗)。お断りである。そして気にし過ぎである(?)。
「あと、O1 (オーヴァン)!ちゃんとついて来るように。お父さん、怒っちゃうよ?」
音声〔分かりましたよ、父さん…。〕
渋々って顔をするんじゃない(怒)。俺は楽しみで仕方ないっていうのにさぁ?
こうして俺たちは鳥居を潜った。
潜った先はもう、目と鼻の先に海岸線が広がっている。こっちの方が潮風が強いんだよねぇ…。
「あやっち〜〜〜??」
秋刀魚増産工場…工場とは名ばかりの、プレハブ小屋が並ぶ区画に駆け寄り、俺はその主人の姿を探すけども…?
おかしいな?この時間なら、あやっちはココにいる筈なんだけどぉ?
『いないモギュか?』
ユキヲがクンカクンカと匂いを嗅いで探してくれている…のか?
音声【いないようですね、閣下?】
「いや、逆にこれはチャンスじゃね?」
あやっちの居ぬ間に、帰ってきたらあら不思議?秋刀魚増産工場が本当の工場に!?という計画に変更だ。
しかし、問題点が1つある。それは労働力である!
そもそも、あやっちがいる前提で、彼の念動力ありきで引っ越し作業を想定すること自体が間違いだったよねぇ…(汗)。
「こうなれば…2L (トゥエル)、O1 (オーヴァン)。お前たち2人にも働いてもらうぞ!!」
こんなことなら、鉄腕なアドムも連れて来れば良かったよね!
でもアドムには帰ってもらったし…呼び出すのも気が引ける(え)。
音声【いやぁ…僕ってば天使ですからぁ。肉体労働はちょっとぉ。】
音声〔無理です、父さん。箸より重たいものは持ちたく無いので…。〕
いや、お前らバカかぁぁぁ(怒)。
「お前ら、ブッ飛ばすぞぉ!」
『ブッ飛ばすモギュ!』
俺もユキヲも御立腹だ。いや、俺だって率先して労働する気ですよ?
「とにかく、プレハブ小屋から荷物を外に運び出すんだ。」
まずはそこからだな。
にしても、ダルそうな顔をした2人。まあ、俺の眷属で肉体労働?に特化したのってDSさんだけと言う事実…(汗)。
次があるなら?バリバリ働いてくれる眷属が欲しいねぇ。それに言うこと素直に聞いてくれる子がいい!!
「ほらほら!昼までに終わらせるぞっ!!」
俺はダメ天使と息子の尻を追い立てる。勿論、俺も参加だ。
で、プレハブ小屋の内部だが、あやっちの性格だろうね?とても綺麗だよ。整理整頓できている。
音声〔と、父さん…何ですか、これ!?〕
「んあぁ?秋刀魚の水槽だねぇ?」
大きな水槽が並んでおり、その中に秋刀魚が泳いでいる。それも一杯だ(え)。
あれ?O1 (オーヴァン)に我が家の秋刀魚を見せるのは初めてかな?
音声〔無理です…気持ち悪いです(汗)。〕
はぁぁ?我が家の主力商品ですよぉ!?その名も「白ねこ島産 秋刀魚新種〈シルバーサマナー〉」 である。
「気持ち悪いとか言うんじゃない(怒)!秋刀魚さんに感謝しなさいっ!」
と言うか、食べ物に感謝しなさい(怒)。
元々、うちは魚屋だったから、そういうのに抵抗は無いんだけど、最近の子はよくあるケースらしいね?
「2L (トゥエル)、お前も。みんなで水槽を移動させるぞ!!」
しかし水槽って中身入り…水も入ってるし、重いのなんのって(汗)。せえのっ!で掛け声を出すけど、せめてもう1人欲しいところだ。
音声【あの…閣下?流石に3人では無理だと思うんですよねぇ…。】
うっ。だが、3人じゃねぇ!ユキヲもいますからぁ!?
『応援モギュ〜。』
ユキヲの応援が俺の心を癒してくれているのだ!
だが、それとこれとは話が別か?我が家で一番、力不足なメンバーが集まってしまった結果である(え)。
O1 (オーヴァン)なんざ、小学生男児な体格だしな。頑張ってる風だけど、ホントに力入れてるのか、それ?
音声〔父さん、僕を疑ってます?ショックですね…。〕
音声【いや、後輩。僕の目を欺けると思ったら100年早いですよ?80%の力を抜いているのは、僕の演算装置の前では筒抜けですよ!!】
音声〔やだな、先輩?親子のスキンシップに口を挟まないで下さい。〕
「お前ら、何やってんのぉ!?真剣に持ちなさいよ(怒)。」
そもそも、O1 (オーヴァン)は20%しか力出してないとか何事ぉ?
「クッ。我が身の力の無さが骨身に染みる…(涙)。」
音声【閣下、あれを出しても良いですかね?】
あれ?アレって何だ?いや、まさかのアレかぁ?いや、あれはサプライズだし(汗)。
音声【アレですよ。サプライズの本命の方は残しておきますからぁ…。】
そして、2L (トゥエル)が自前の収納空間から出したのは…。
副音声『『『…御拝命、ありがとうございます…。』』』
田崎家業務専従L型の3体。この3体は秋刀魚増産工場に配備する予定で、あやっちの補佐として動員が本決まり。
それぞれ〈L弐拾肆〉〈L弐拾伍〉〈L弐拾陸〉である。外見上の差異は無い。
「…まあ、本当はあやっちの前で初紹介したかったが、仕方あるまい。」
背に腹は変えられんというやつか(汗)。
で、この3体は工場従業員TYPEということで、作業員の服装をちゃんとしている(え)。
いや、そうじゃない。普通のL型よりも力があるようにG3 (ジザ)さんに調整して貰ったのだ。
副音声『工場長はどちらに…?』
「あ、それはまた後で説明する。今は、外に水槽を移動させるのを手伝ってくれ。」
副音声『了解しました。』『お任せを。』『お安い御用ですね。』
おい、頼もしいなぁぁぁ(え)。打てば響くとはこの事だ。
約二名とはえらい違いだよっ。
音声【何です、出したの僕ですけども?】
音声〔父さん、疲れたので休んでいいですか?〕
むしろ、俺も疲れたので休みたい(え)。
しかし、L型3体に指示も出さにゃならないでしょ。
「休むのは、移動が終わってからだろがぁ(怒)。」
水槽は無理でも、机とか椅子とか、運ぶものは一杯あるでしょが!?
ほら、水を補充するこのホースとかさぁ…なんかこのホース、ヌメヌメしてるからO1 (オーヴァン)に渡しておこう。
音声〔うわっ(嫌)。〕
「どんどんやらないと、日が暮れるぞぉ!!」
ホント、O1 (オーヴァン)はお尻を叩かないと動かない子だ(汗)。
これ以上文句を言うなら、物理的にお尻を叩いて良いですか?むしろ、叩く機会が頂きたいですね(え)!?
しかし驚いたことに、L型の3体は本当に力自慢のようで、2体で軽々と水槽を運んで行くではないか!?さすがにアドム程じゃないけど、神兵とやらの性能も侮れん(?)。
一応、万能鑑定で見てみるか…。
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〈万能鑑定〉
田崎家業務専従L型〈L弐拾肆〉
種族〈神兵〉
階級〈秋刀魚増産工場部門〉
カテゴリー〈1.4-〉
仙属性
地属性
固有能力
神兵仙骨
外殻装甲「妖銀鉱石」〈霊圧同調〉
魔道回路〈人工知能L型・作業員TYPE〉
能力
神兵 力自慢 作業員 運搬 自衛 人工知能 スマイル
神仙術式
称号
秋刀魚増産工場従業員No1
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正直、L型はどれも似たような性能である(え)。
一部、化石クリーニング区画のL型は変な感じになってる気がするが?ちょっと個性が出てきているようだ。
最初期の〈L壱〉は受付嬢が板についてるし…。
しかしまあ、水槽の移動は彼等に任せておけば問題ないようだな。テキパキと動いてくれているし、あやっちと相性が良いかもしれない。
音声【あ、閣下。〈A02〉が無事に浮島に到着していますね。確認しますか?】
「…ん?唐突だなぁ?」
だが、ある意味で「浮遊石」を用いた飛行実験の試金石である。これが成功したとなれば、飛行型ゴーレムの完成は目前と言えるだろう?
仕方ない、これは確認せざるをえまい(え)。
「ん。じゃあ、ちょっと見せてくれ。」
音声【ではDS先輩のシステムと繋げまして…はい、出ました。】
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竜脈解析vr6.5「霆」リンク
〈人造兵バイタル表示…正常〉
田崎家農作業特化型ゴーレム◯(マル)号機 PG・AT〈A02〉
種族〈人造兵〉
階級〈浮島農業区担当〉
カテゴリー〈1.6+〉
戦闘力 20
防御力 15
生命力 16
回避値 18
知能値 13
器用値 16
魔力値 16
土属性16
風属性10
戦技
雷鉱石製の槍「鶴突き」
鶴仙流高速機動〈100秒〉
固有能力
内部骨格『石棺』〈軽量型変形機能TURURIN1〉
魔道回路〈ENTJ型・アクパーラVr2「鶴」〉
賢者の核石〈浮遊タイプ〉
外殻装甲「浮遊石」〈空中霊圧無効・同調〉
超伝導鋼形状記憶液体金属マント〈浮遊粒子散布型〉
収納空間回路〈四方4メートルサイズ〉
能力
農家 養蜂家 老人 鶴 槍 装甲 飛行 人工知能 収納 浮遊
称号
浮島農業区の管理者
現在地…浮島「第1階層」
感情…合理的な鶴気分
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…どう判断したら良いのか分からんけども、浮島の第1階層にいることに間違いは無いようだ。
ちゃんと「洞窟内畑」に水撒きをしているのだろうか?頼んだぞ、〈A02〉よ!!
「ふぅ…ココアうまいなぁ(え)。」
とココアを堪能していたら、O1 (オーヴァン)が怒っていた(え)。
音声〔やっと終わったと思ったら、父さんと先輩だけ休んでいるじゃないですか!?ズルいです!!〕
…いや、これは不可抗力なんだよ?
だって、2L (トゥエル)が余計な話題を振ってきたせいで…。
そして、秋刀魚増産工場で飲むココアはやっぱり格別だよねっ(?)。野外でだけど(え)。
音声【まあまあ、後輩。後輩は働いていれば良いんですよ。先輩を楽させるのが後輩の役目と決まっているのですよっ!!】
「それもそれでどうかと思うが…ここからが俺の仕事だからなぁ…。」
そう。俺の本番はここからだ!!
水槽や備品を搬出したプレハブ小屋にもはや用は無い。残念だが、プレハブ小屋には消えてもらう運命だ(涙)。
箱庭システムVr02の「建設項目LV2」から、俺は「工場の項目」を選択する。
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箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>工場>>
>工場掘立小屋〈必要霊子25〉
>工場トタン屋根〈必要霊子50〉
>小店舗〈必要霊子100〉
>小型工場〈必要霊子100〜500〉>詳細設定可
>大型工場〈必要霊子500〜1000〉>詳細設定可
>食品工場〈必要霊子1000〜2000〉>詳細設定可
>廃棄物処理工場〈必要霊子1000〜2000〉
>電気機器工場〈必要霊子1500〜3000〉
>自動車工場〈必要霊子2000〜4000〉
>医療品工場〈必要霊子2500〜5000〉
>半導体工場〈必要霊子3000〜6000〉
>石油化学プラント〈必要霊子4000〜7000〉
>生体工場〈必要霊子5000〜8000〉LV3
>霊体工場〈必要霊子6000〜9000〉LV3
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おぅぅ。これも凄い項目が増えてやがる(汗)。
近代化し過ぎじゃないのぉ?
選択できないけど、LV3の項目は目を逸らしておいた(?)。字ズラがヤバすぎる。
あと、なぜか「小店舗」なんてのがある?
これにもっと早く気付いていれば、浮島の第3階層「自由都市」にも建てていたのに(汗)。
まあ、次の機会があると思うけどね?
ともあれ、ここに必要なのは「工場」だ!!
小型工場?いやさ、問答無用で大型工場を建てますとも。全ては、あやっちの為にぃ!!
でも食品工場の方が良いのかなぁ?一応、秋刀魚って食品だけども?
…で、詳細設定だけども。
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>>大型工場
>詳細設定…現在〈必要霊子500〉
1〜5F 〈必要霊子40〉
〈2F以降〉…各10霊子の追加〈OFF〉
〈屋上設備〉
屋上談話設備の追加…100霊子の追加〈OFF〉
屋上会議室の追加…100霊子の追加〈OFF〉
屋上居住空間の追加…100霊子の追加〈OFF〉
〈屋内設備〉
従業員居住空間の追加…100霊子の追加〈OFF〉
屋内ラウンジの追加…100霊子の追加〈OFF〉
健康管理施設の追加…100霊子の追加〈OFF〉
〈工場施設〉
品質管理部門の追加…100霊子の追加〈OFF〉
農産物加工設備の追加…200霊子の追加〈OFF〉
海産物加工設備の追加…200霊子の追加〈OFF〉
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細かいなぁ(汗)。しかし、だからこそ面白い?
工場だけど、屋上部分に居住空間も作れるようだ。でも工場に住み着くってのも味気ない。
あやっちには、ちゃんとした家を建てて上げたいと言う、祖父目線の俺がいますよ(?)。
なので、俺の選択はこうだ!!
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>>大型工場
>詳細設定…現在〈必要霊子1000〉
1F 〈必要霊子0〉
〈2F以降〉…各10霊子の追加〈ON〉
〈屋上設備〉
屋上談話設備の追加…100霊子の追加〈ON〉
屋上会議室の追加…100霊子の追加〈OFF〉
屋上居住空間の追加…100霊子の追加〈OFF〉
〈屋内設備〉
従業員居住空間の追加…100霊子の追加〈ON〉
屋内ラウンジの追加…100霊子の追加〈ON〉
健康管理施設の追加…100霊子の追加〈OF〉
〈工場施設〉
品質管理部門の追加…100霊子の追加〈OFF〉
農産物加工設備の追加…200霊子の追加〈OFF〉
海産物加工設備の追加…200霊子の追加〈ON〉
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制限が「1000」と言うのが地味にキツいな。
しかし、当面はこれで良いだろうか?
1階建での大型工場で、屋上に談話室を設置。L型用の居住空間を増設し、工場の設備は「海産物加工設備」をチョイスだ。
出来上がってみれば、確かに大きい(え)。
今までのプレハブ小屋が嘘のようで…。
早速、L型達には水槽を内部に運び入れてもらっている。
工場の中は1階建てとは言っても広々としているし、加工用のベルトコンベアとか、妙な機械が並んでいる(?)。
副音声『これは缶詰加工用の機械ですね。』
「おぅぅ。秋刀魚の缶詰かぁ…。」
でも秋刀魚は獲れたてピチピチが良いんだよねぇ。脂の乗った秋刀魚は炭火焼きで、大根おろしと醤油で食べるのが1番美味しいのだ。
『缶詰美味しいモギュ?』
「缶詰は缶詰で美味しいけどねぇ?」
どうしたもんでしょ?そこら辺は、あやっちに丸投げで良いかな(え)?
頭の上のユキヲが興味ありそうなので、試しに作ってもらうのも良いだろうけど。
しかし、良い工場が出来たねぇ。ついでに「大型水槽」を複数増やしておいた。必要霊子は「25」なので、お手軽だ(?)。
その他、こっちも電気代が心配なので「電化製品の項目」から「自家発電装置」を設置してみた。
あと必要か分からないけど、「電柱の項目」から「電波塔」も建てておいた。
音声【閣下、もう十分なのでは?】
「馬鹿仰っしゃい!?あやっちの住居スペースがまだでしょ!?」
ちゃんと労働基準法は守りますからぁぁ!俺が満足するまで止めんじゃ無いよぉぉ!!
「え〜と、石畳の道をどんどん敷いてぇ…この場所で良いかな?」
工場からちょと離れた場所、鳥居の反対側の区画を「整地」。
その場所に建てるのは…。
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箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>住宅>>
>ボロ小屋〈必要霊子1〉
>掘建て小屋〈必要霊子2〉
>プレハブ小屋〈必要霊子3〉
>災害避難住宅〈必要霊子3〉
>長屋〈必要霊子100〉
>一戸建住宅〈必要霊子500〉
>アパート〈必要霊子1000〉
>庭付き一戸建住宅〈必要霊子1000〉
>西洋屋敷〈必要霊子1〉>詳細設定可
>大型マンション〈必要霊子1〉>詳細設定可
>武家屋敷〈必要霊子1〉>詳細設定可
>超高級一戸建住宅〈必要霊子1500〉
>億ション〈必要霊子3000〉LV3
>核シェルター〈必要霊子5000〉LV3
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どうしようかね?
個人的には武家屋敷とか興味がある(え)。
しかし、あやっちのイメージと違う。イメージ的にはバ◯ルの塔だよね?
だが、男としては夢の一戸建て住宅だろう。勿論、庭付きなら言うまでもない!
ちょっとした家庭菜園とかも楽しめるだろう。
という事で、あやっち用の住処として「庭付き一戸建て住宅」をチョイスしてみた。地味に大型工場と同じ1000霊子消費とかさ(汗)。
でも、予想以上に良い感じ。これぞマイホームと言った外観である。
音声〔亜弥にはもったいないです、父さん。〕
「黙らっしゃい(怒)。」
音声【厳しい閣下も最高ですねっ!】
ともあれ、あやっちのマイホームに表札を付けたいなぁ。
勿論、「田崎 亜弥」が正解でしょ?あやっちはどこに出しても恥ずかしくない子であるからに(え)。
これで秋刀魚増産工場の改築は、とりあえず終了だ。
L型の3体も工場を気に入ったようだし、あやっちの負担もこれでだいぶ減るはずだ。既に内部の掃除を分担してしているようで。
実質、工場はL型だけで運営も可能な筈だしねぇ…もっと増やしてもいいし。
『クンカクンカ…あやっちの匂いだモギュ。』
「え?」
ユキヲ、凄いなぁ。ウサギやら猫やら分からない外見なのに、鼻まで良いとか最高かよっ(?)。
音声【おや、あそこですね。】
2L (トゥエル)のやつ、目が良いなぁ?俺、元々近眼だし、そろそろヤバいよねぇ(え)。
で、北の海の向こうから、こちらに向かって飛んで来る人影を発見。
あやっちは自前の念動力で、騎士盾槍をほうき代わりに飛ぶことが出来るのだ!
海上を巡回しながら、白ねこ島の海に放流した秋刀魚たちの生態を管理しているんだよねぇ。だって、育てたのはあやっちだし、責任感の強い子である。
なぜか、秋刀魚は「秋刀魚亜種・イルカ亜目 」やら「秋刀魚亜種・クジラ亜目 」とやらに変化しているらしいけどぉ?
「おぉぉ〜〜〜い。あやっちぃ〜〜〜。」
副音声〔…え。どうしちゃったんですか、これ?〕
さすがのあやっちも驚いてくれて、いやぁ、本当に良かった(え)。
頑張った甲斐があったと言うもんだよね。
工場もそうだけど、庭付き一戸建て住宅も、これはあやっちへのサプライズだとちゃんと説明した。
副音声『工場長、よろしくお願いします。』『右に同じく、雑務はお任せください。』『一生懸命頑張ります。』
それぞれ〈L弐拾肆〉〈L弐拾伍〉〈L弐拾陸〉も、工場長であるあやっちに並んで挨拶している。
あやっちは困った顔をしているけどね?でもあやっちの性格上、うまくやってくれる筈だ。
「いやぁぁ。今日は満足だなぁ(笑)。」
『頑張ったモギュ。』
うんうん。ユキヲも頑張った。ユキヲは俺の頭の上にいるだけで、俺を癒し続けているのだ!
音声〔父さん、僕も頑張ったんですけど。〕
「そうね。普段よりは頑張ったよね?」
まあ、あやっちの為というのもあっただろうけど、普段のO1 (オーヴァン)にしては頑張ったのは事実か?そこは褒めて伸ばすべきだろうなぁ(?)。
「よし!O1 (オーヴァン)も頑張ったぁ!だから、父さんと思いっきりハグしようかぁ?」
音声〔え…それはちょっと。〕
にじり寄る俺と、及び腰なO1 (オーヴァン)。
しかし俺は逃さない。2L (トゥエル)が羨ましそうに見ているけど、知った事では無い(え)。
そもそも、これは親子のスキンシップである。誰にも止める権限はないのだ!止める気もないけどね!
「逃さん!!」
音声〔ぎゃぁぁぁ(汗)。〕
非力な俺だけども、もっと非力なO1 (オーヴァン)を逃すわけが無い(?)。
ギュッと掴んで、ガバって羽交締めを決行だ。
暴れる息子め、そんなO1 (オーヴァン)を堪能すること小一時間…(え)。
副音声〔…へぇ、お父さんも手伝ってくれたんだ?〕
むぅ?
ちょっと小耳に聞こえてきましたが…あやっちってば、O1 (オーヴァン)の事を「お父さん」とか呼ぶんだね!
いいねぇ。なんか、俺は感無量になったよ(え)。
「あやっちぃ?あやっちもスキンシップに参加しない?」
副音声〔…僕は遠慮しておきます。〕
あやっち、相変わらずドライだなぁ。こちとら、草っ原でO1 (オーヴァン)、ユキヲとくんずほぐれつ(?)でスキンシップしているというのに。
その間、工場内をざっと確認したみたい。
音声〔…助けて、亜弥…。〕
『まだ、イチャイチャするモギュ。』
あ、でもそろそろお昼の時間だなぁ…。
音声【閣下…例のサプライズはどうするんですか?】
…ん?そうだったぁ。忘れてたぁ!?
スキンシップに集中し過ぎていたよね(汗)。
「そうそう、あやっち!あやっちに金一封として、月のお小遣いUPだよ!」
あやっちも、クロちゃん弟同様、月のお小遣いを1万円にUPさせます。
副音声〔え?工場も大きくしてもらったし、家も建ててもらったのに?〕
驚くあやっちの顔を見れる事、これぞ至福である(え)。
ああ、ずっとこの時間が続いて欲しいなぁ。もはや抵抗を諦めたO1 (オーヴァン)の体臭を堪能しながら(?)、俺はあやっちと交渉を続ける。
と言うか、本当のサプライズはこれからだぞ。
「おい、2L (トゥエル)!例の物を!!」
音声【はい。了解しました、閣下。】
待っていたとばかり、2L (トゥエル)は収納空間から例の物を取り出した。
それは…なにかの黒い塊のようで?大きさも縦横1メートル弱だ。
副音声〔何ですか、これ?〕
「ふふふ…これぞ、我が田崎家の科学技術の結晶。超伝導鋼形状記憶液体合金を用いたスライム型ゴーレムだよっ!!」
黒いプルプルした形状。そう、これはスライムである(え)。
なぜにスライム?と思われるかも知れないが、これはどうしても外せない要素なのだ!!
音声【この人造兵の正式名称は「田崎家ENTJ型ゴーレムPG・V2T(ヴァベルⅡタイプ)〈E0V〉」です。亜弥の補佐をさせる為に作成した、専用ENTJ型となります。軽量型にして、十分な戦闘力も持ち合わせていますよ。】
あやっちの補佐をさせると共に、暴力が嫌いそうな(?)あやっちの為にも、その護衛役として作ったのだ。で、モチーフは勿論、例の3つの僕からなんだよねぇ…。
「普段はスライム…しかし、いざというときは…〈E0V〉変形!!」
副音声『…承知…』
〈E0V〉用の特殊内部骨格『石棺』には変形機構が備わっているのだ。そして、その変形した姿とは…?
『仲間モギュ??』
驚いたのはユキヲだよね!それはそうさ、だってユキヲをモチーフにしてるから(笑)。
それは…黒い猫?黒雪豹と言うべきか?
「どうどう?可愛さと愛おしさとカッコイイが同居した黒耳豹モードだよ?」
自分で言うのもアレだが、最高である(え)。
副音声『…我が忠誠を…』
副音声〔うん。よろしくね…。〕
お互いの第一印象は上々か?まあ、見た目も最高だしね(?)。
だけど、〈E0V〉って武士みたいな言動だなぁ?ユキヲも不思議そうに見ているし。
まあ、そんな〈E0V〉も、草っ原でくんずほぐれつしながら、会話している俺を疑問?の眼差しで見ているけど、そこはそこ。徐々に慣れてくれれば良いだろう(え)。
副音声〔じゃあ、君の名前はクロスラだね。〕
クロスラ…黒いスライムだからでしょうかぁ?ちょっと安易では?と思わなくも無い。いや、命名に関してはお任せだから俺が口を挟むわけにもいかないでしょ!?
ちなみに、あやっちは〈L弐拾肆〉をヨンさん。〈L弐拾伍〉をゴオさん。〈L弐拾陸〉をロクさんと呼ぶことしたらしい…。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿菩薩(蓮乃人)〉
階級〈大権現〉
所属国〈田崎家竜脈の地〉
カテゴリー〈80.2+〉※変化無し
戦闘力 1821+20
防御力 1739+20
生命力 1765+20
回避値 1618+20
知能値 675+10
器用値 25
魔力値 2768+30
無属性1691+20
地属性1723+20
固有能力
竜脈適正「最高位+」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV2
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
信仰昇華
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
O1 (オーヴァン)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
キャロ
カロテン
ナスニン
號竜
アドム
トリントン
ハッチ
称号
竜脈使い
蓮乃人社の祭神
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
建設ラッシュ!シャツ〈服〉
属性:化学繊維LV25〈通常級〉
付与効果:文明開花〈微〉
保温効果
物理抵抗
耐久値:45
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
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